イライラする人の特徴や心理9つ

あなたの周りにイライラする人はいるでしょうか。

職場などでどうしてもイライラしてしまう人がいますよね。

何も悪いことはしていないのに見ているだけでイラっとしてしまう。

どんな人がそのように見えてしまうのでしょう。

そこで今回はイライラする人の特徴をご紹介しますので、あなたも人にイライラされていないかチェックしてみてください。



イライラする人

 

食べるのがとてもとても遅い

 
食事をゆっくり食べることは悪いことではありません。

しかし時によっては!?と思うくらい、恐ろしく食べるのが遅い人っているんです。

数人で昼食を一緒にしている時にとってもとっても食べるのがとても遅い人。

その人以外の全員がもう食べ終わっていて待っているのに、ゆ~っくりと食べてはのんびり話している。

あまりに食べるのが遅いのでその人の口元をずっと眺めてしまうくらいです。

貴重なお昼の時間だから早くデスクに戻ってのんびりしたいのに・・それなら「お先に戻ります」って言えばいいのですが、なかなか言えなかったりしますよね。

やっと食べ終わったかと思ったら「もう1杯お水汲んでくるね~」とまたまた待たされたりなど、とにかく空気が読めていません。

その結果自己中心的だと思われてしまうのです。

集団で行動するときはまわりにちゃんと目を配るよう気を遣う努力をしてみましょう。
 

目線がいつも宙を浮いていてちゃんと話を聞いているのかわからない

 
仕事で大切な要件を伝えている時などに自分と全然目線が合わない人、いませんか?

いつも目が泳いでいるというか浮いているというか、ちゃんと私の話聞いている?ってイラっとしてしまうものです。

このような人たちは大体は他のことを考えていたり、話を聞くのが面倒だと思っています。

人の話を聞くときの基本は相手の目を見ること。

目を見て話すとちゃんと聞いていますという姿勢が伝わるのです。

しかしいつも面倒くさそうな顔でフラフラ~と目線が定まらないようだと、この人本当に大丈夫かな?と疑念さえもたれてしまいます。

一生懸命話している相手からするとこの上なくイライラしてしまう存在です。

話すときは目を見て話す!を頭に叩き込んでおきましょう。



知ったかぶりをする

 
何かにつけて「あー、はいはい、わかります、はいはい」と言う人がいます。

なんでも知っているふりをしたがるプライドの高い人ですね。

自己中心的に物事を考え、いつも自分が一番でいたい。

そう思うためにそんなことも知らないの?なんて絶対に思われたくないわけです。

こういう人に限って大切なことを聞き逃していたり何にも知らなかったりします。

「はいはい、わかります」って言うから、細かく説明したり教えなかったのに、蓋を開けてみれば中身はカラッポ・・。これじゃいろいろな物事や仕事が滞ってしまいます。

「なによ!何も知らないんじゃない!」とわかった瞬間にとてもイライラしますよね。

わからないなら最初からそう言ってくれればあの時説明したし、説明していればもう終わっている仕事なのに!こんな風に知ったかぶりをする部下を持ったりすると、上司はとても苦労するのです。

知らないことは知らないと言える素直な気持ちを持って相手に接するよう心がけましょう。
 

さりげなく自慢する

 
自慢というのはとても難しいものです。

堂々と自慢されるのとさりげない自慢とでは、堂々と自慢されたほうが気持ちよく受け取ることができたりします。

「私はお金持ってるのよ、だから家計簿なんてつけないわ」と堂々と言われるのと「家計簿なんてつけても意味ないし、毎月お金足りてないことないし」と言われるのと、どっちがすっきりしますか?

前者の方が文句のつけようがないスッキリ感がありませんか?

後者の言い方はなんとなく意味深でイヤミっぽく聞こえますよね。

本人はサラっとさりげなく自慢したかもしれませんが、その言い方にイラっとくる人は多いもの。

自慢したいなら堂々と自慢したほうがかっこいいものです。

堂々と自慢する人はあまり自慢したいと思っていません。

単に事実を言っているだけだったりします。

さりげなく自慢する人は本当は自慢したくて仕方がないのでそういう言い方になり、自慢したい気持ちが相手に伝わってしまいます。

この自慢したい気持ちを感じてしまうと、とてもイラっとさせてしまうわけですね。

自慢するなら堂々と。

それができないなら自慢はしない、に徹するのが得策です。



自分の話ばかりする

 
会話をいつも自分のペースに切り替えてしまう人がいませんか?

今、私が話していたのに、気がつくと会話の中心はその人の話になってしまっていて、あれっ?と思うけど、もう会話のペースは変えられない。

私の話をしたかったのに・・・、こんな風に相手の話を遮って自分の話にすり替えられるととてもイライラします。

特に何か聞いて欲しい話があって会話を切り出したのに結局はその人の話になってしまった時などは、もうこの人には相談しない!と怒りさえ覚えてしまうものです。

相手が話している時に「ふーん、でもさー、そうそう、私の場合はさ~」というように自分ペースに切り替えている人は注意してください。

そのうち相談事を話してもらえなくなってしまうかもしれません。

まずは相手の話を聞いて、それに対して答えてあげる。

それから自分も同じような悩みがあったら話してみる、こんな風に話し方の段取りを変えるだけであなたの印象がガラッと変わります。
 

イライラする人の心理

 

自己顕示欲がことのほか強い

 
すぐにイライラする人、怒りっぽい人というのは自己顕示欲が強い傾向にあります。

この自己顕示欲とは自分の存在や意思をより強くアピールしたいという欲求のことですから、この欲求が通らないと怒ってしまうというわけです。

自己顕示欲が強いというのは自己主張が激しいと言い換えることも出来ますが、このタイプの人は自分の主張が通らなければ怒ることでその主張を通そうとします。

さらにこういった人はある物事に対しての自分なりのこだわりを持っていることも多いために、そのこだわりを他人に理解してもらえないといった場合にもイライラしてしまうのです。

また自己顕示欲が強ければ強いほど他人への支配欲や独占欲なども同様に強くなります。

ですから自分の思い通りにならないときには感情が高ぶってくることがよくあるのです。



ストレスがかなり溜まっている

 
すぐにイライラしてしまう人は、ストレスをかなり抱えています。

精神的負担があるため、それを払拭しようと怒りをあらわにするのです。

つまるところストレスを解消するために怒りという手段を選択しているというわけです。

こういうタイプは些細なことでもストレスが溜まってしまうため、周囲の人からすると常にイライラしているように見えるのです。

ストレスを解消するために怒鳴り散らすというのは周囲からすればかなりはた迷惑な話です。

しかしこうした人は基本的に自分のことしか考えることが出来ないため、他の人がどう思おうが大して関係ないのです。

ストレスを発散することが出来ればいいわけですから、怒る対象も誰だって良いのです。

このようにイライラしてしまう人の心理状態というのは、ストレスの有無が関係しているというわけなのです。
 

一人ぼっちでいることが寂しい

 
イライラする人というのは、一人ぼっちが寂しいという心理状態である可能性が考えられます。

一人でいることの不安が徐々にイライラとした気持ちに繋がっていくのです。

悩みや不安など抱えていることを誰とも共有できないからこそ、イライラは発散されることなくどんどん胸の内に溜まっていきます。

つまるところ怒りの感情は寂しいという気持ちの裏返しなのです。

もっと言えば誰かに構ってほしいからこそ、怒りをぶつけているのです。

逆に言えば一人ぼっちでなくなれば、イライラとすることも減るというわけです。

こうしたタイプは寂しがりやであると同時にいわゆる構ってちゃんなのです。

ですので怒りをぶつけることで他人と接点を持とうとしているのです。

簡単に言えば構ってほしいから声を上げて怒鳴り散らしているだけで、実際問題本当に怒っているわけではありません。



思い通りにならないのが気に食わない

 
イライラしてしまう人というのは、自分の思い通りにならないことが基本的に嫌いです。

自分が思っている通りに物事が進んでほしいと考えており、異なる方向に進むことが気に食わないのです。

思い通りにならないイライラは周囲の人間にぶつけられることが多く、非常に自分勝手なタイプであると言えます。

裏を返せばすべてを支配したいという思いが非常に強いというわけです。

ですから支配欲が満たされなければ、段々とイライラしてきて、その不満が爆発してしまい、周囲に怒りをこれでもかとぶつけてしまうことになるのです。

こうしたタイプはとにもかくにも自分以外の人の要求や意見などが通ることが気に食わず、何が何でも邪魔をしようとする傾向にあります。

簡単に言えば自分の思い通りにならないことは、すべて間違いだと思っているというわけなのです。
 

イライラする人への対処法

 

「そういう人なんだ」と受け入れる

 
人をイライラさせる人は、意外と自分がイライラさせていることに気づいていない場合が多いです。

自分の容量の悪さや、トロさなどに自覚がなく、相手がイライラしていることになかなか気づかないということも多々あります。

そういった場合に自分がイライラしていては、相手も気づくことはない上に、自分ばかりイライラして、自分にとって損しかありません。

こっちがイライラしていることを悟ってくれるような人であればまだいいのですが、気づいてくれない人も多いため、そういう人に遭遇した場合は「この人は、そういう人なんだよなあ。」くらいに思うようにしましょう。

不思議と悟りでもひらいたかのように、イライラしなくなります。

イライラしてきたなと思ったら、冷静に「この人は、ずっとこんな感じで生きてきたんだなあ。ある意味すごいなあ。」くらいの感覚でやり過ごすようにしましょう。



相手に期待をしないようにする

 
カップルや親友、家族など、身近な存在の人にいつもイライラするのは、あなたが相手に知らず知らずのうちに期待をしているからです。

「こうしてほしい」「わかってほしい」「私を第一優先に考えてほしい」など、相手に期待をして、それを裏切られる結果になったからイライラするわけです。

こういった場合の対処法は簡単で、相手に最初から期待をしなければいいのです。

これは、必ずしも悪い方向に向くわけではありません。

「言われる内が花だ」という言葉があるように、怒ってもらえなくなったり、指摘してもらえなくなると相手からは愛想をつかされたというケースももちろんあります。

ですが、例えカップルや家族であっても、所詮は他人です。

エスパーでもない限り、思っていることが通じるわけありません。

いい意味で、「言わないとわかってもらえるわけがない」「自分が希望を言わないと、相手が期待に応えてくれるわけがない」ということを頭に入れておくと、人間関係もスムーズになります。
 

関係を断つもしくは最低限に抑えることも視野に入れる

 
イライラする相手が友人などの場合、自分がいつもイライラしてまで付き合う理由は何でしょうか?

いやらしい言い方ですが、その友人とこれからも付き合っていくメリットはあるのかということを考えてみましょう。

それによっておのずと今後の対応方法が見えてくるはずです。

なんとなく腐れ縁でずっと一緒にいるので誘われたら断らないけど、結局いつも会って話をするとイライラするというケースもありますよね。

そういった場合、もう割り切って「ずっと長く付き合ってきたけど、相性が悪いんだな」と関係をフェードアウトさせるのも一つの手です。

そのイライラする相手が職場やほかの友人との関係などから、どうしても関係をフェードアウトさせることが出来ない場合はできるだけ必要最低限の時にしか自分からはかかわらないようにするなどといった方法も時には必要です。



とりあえず、相手の話を最後まで聞いてみる

 
イライラするシーンがいつも同じ場合、相手に話を聞いてみるのもいいでしょう。

例えば、カップルなどでも彼女がいつも遅刻してきてイライラするという場合、自分がイライラだけしていても何もことは解決しませんよね。

一旦、最後まで相手の話を聞いてみましょう。

思わいもしなかったような、イライラしなくなる理由が出てくることもあります。

例でいうと、いつも彼氏とのデートに遅れる理由は、待ち合わせの場所が彼氏の家寄りすぎだとか、可愛いと思われたくてつい身支度に時間を使ってしまって遅刻してしまうだとか、理由を知らないよりも、知っているだけで少しイライラが収まると思いませんか?

その理由を知ることが出来れば、待ち合わせ場所の変更や、待ち合わせ時間を少し遅らせる、モーニングコールをしてあげるなどといった解決策が出てきます。

これらは単なる一例ですが、いつも同じパターンでイライラさせられる場合には、相手に直接話を聞いてみると案外すんなりと解決する場合もあります。
 

イライラする人としない人の違いは相手への思いやり

 
いかがでしょうか。

イライラしてしまう人の原因がなんとなくわかりますね。

「自己中心的」であることが一番の原因です。

自分も他人のどこにイライラするのかを考えてみれば、相手からイライラされないように気をつけることができるはずです。

人とのコミュニケーションを円滑にして毎日楽しく過ごすためにも、他人をイライラさせて不快な思いをさせないように気をつけてみましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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