声が小さい人にイライラした時の対処法6つ
あなたは声が小さい人にイライラした経験はないでしょうか。
相手の声が聞こえないと、会話すらできないですし、相手の話している内容に興味があればなおさら聞こえないことに対してイライラしてくるものです。
そして、いつの間にか「声が小さい人」に対して腹が立ってくるのです。
これは良くないループですし、できるだけすぐに解決しなければいけない問題だともいえるでしょう。
そこで今回は声が小さい人にイライラしたときの対処法をご紹介しますので、ぜひできそうなものはトライしてみてください。
声が小さい人にイライラした時の対処法
自覚させる
まずは、相手の声が小さいことが原因で話がしづらいことを伝えてみましょう。
こちらにとって聞きづらい声の音量でも、相手は自分の声が小さいことに気がついていない場合があります。
伝える際にはイライラしているのを悟られないように、やんわりと伝えるのが基本です。
威圧するような言い方をしてしまうと、相手が気まずい思いをしてしまい改善しないことがあります。
電話の場合は「申し訳ありません。電話が遠いようなのですが」といった言い回しをしてみましょう。
もし万が一、声帯の調子が悪いなど身体的な原因があった場合は、仕方がないと割り切ることも大切です。
萎縮させないようにする
原因の一つに、相手が萎縮してしまっていることがあります。
誰でも自分より体が大きく、強面な人の前では大人しくなってしまいますよね?
それと同じで、相手が自分に心を開いていない場合、または何らかの原因で相手が自分に怯えてしまっている場合には、自然と声が小さくなってしまいます。
ですので、なるべく穏やかな調子で話しかけ、まずは相手の緊張をほぐしましょう。
その萎縮が根深い場合すぐに改善するのは難しいかもしれませんが、相手の信頼を得ることができれば徐々に声が聞き取りやすくなるでしょう。
それを考えると相手の性格を理解し、日頃から相手に信頼されるように、こちらからも心を開いていくことが大切だと言えます。
静かな場所で話をする
気心の知れていない相手の場合、その場しのぎの方法ではすぐに改善するのは難しいかもしれません。
そういう時は、思い切って相手を静かな場所に連れ出してしまいましょう。
いくら声が小さい相手でもしんとした廊下などで話をすれば、嫌でも会話の内容が耳に入ってくるはずです。
テレビの音や音楽、多数の人の話し声で満たされた空間で相手の声が聞こえずにイライラするよりも、少し手間はかかっても静かな場所で思う存分意思疎通できるなら、そちらの方が自分にとっても相手にとっても気持ちがいいですね。
相手を威圧していないか考えて、恐がらせないように話してみる
声が小さい人は、話している相手に対して、どこか恐怖を感じてしまうということが理由で、声が小さくなってしまうことがよくあります。
なので、「声が小さい」ということだけに焦点を当ててイライラするのではなく、逆に、「自分は相手を威圧していないだろうか」と振り返ってみましょう。
ちょっと言い方や態度がきつかった時はそれを少し緩め、なるべく怖がらせないように、優しく接するようにしましょう。
又、話しかける際はゆっくり話しかけてあげると、相手は自然に安心し、「必要以上に声が小さくなる」ということは減ってくるのではないでしょうか。
聞き取れなかった大事なことは、後で個人的に聞きに行く
雑談で声が小さいくらいなら良いですが、大事な仕事の場面で、声が小さくて、指示や連絡事項が聞き取れないというのは困りますね。
この場合は、必ずメモを取り、聞き取れなかった箇所は「○○の話の近辺に言われたこと」などと、わかりやすく記録しておきます。
そして後で個人的に、「先程お話をいただいた件で、どうしても聞き取れなかった点があったのですが」と、教えてもらいに行きましょう。
この時は必ず、「後で個人的に」聞きに行きましょう。
話を途中で遮ったり、人前で相手に恥をかかせるようなことは避けた方が良いでしょう。相手が目上である場合は尚更です。
1対1だった時は、もう1度言ってもらえるように、丁寧にお願いしてみる
1対1で話していた時に相手の声が小さくて困る時は、イライラしたとしても、「聞こえない」と頭ごなしに言ってはいけません。
聞き取れなかった箇所をもう1度言ってもらえるように、丁寧にその場でお願いしてみましょう。
これは、電話対応などで、お客様の声が小さい時にも使えます。
「申し訳ありません、もう1度おっしゃっていただいてもよろしいでしょうか」と、頭を下げてお願いしてみましょう。
又、電話であれば、「申し訳ありません。少々お声が遠かったようで、もう1度おっしゃっていただいてもよろしいでしょうか」と言うのが良いでしょう。
どんなにイライラしても、相手を非難するような指摘は感心しません。お願いするいう形で乗り切りましょう。
声が小さい人を嫌いになったり、イライラする前に対処する
いかがでしょうか。
声が小さい人というのはたくさんいます。
そのような人にイライラする気持ちはすごくわかりますが、それではまともなコミュニケーションができるわけがありません。
その気持ちがエスカレートしていくと、単に声が小さいだけで相手のことを嫌いになってしまったりすることもよくある話です。
しかしこのような状態では人間関係が狭くなっていってしまいますし、あなた自身も嫌な気持ちになってしまうでしょう。
その時だけ声が小さくても人はすぐにイライラすることはありません。
その状態が続くと次第にムカついてくるのです。
なので、早い段階で、ご紹介したような方法をとれば、相手にイライラしたり、嫌いになったりすることはたいてい防げるはずなので、できそうなものはすぐに実践してみましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。