自由人と言われる人の特徴や仕事と自由人な彼氏・彼女との付き合い方とは?

自由人とは、特に制限も制約もなく、自分の思い通りに行動し、生活ができる人のことです。

多くの人は自由人に憧れを持っていますが、実際にそうなる人は限りなく少ないです。

なぜなら自由になることは、すべての責任が自分にのしかかってくるということだからです。

会社に依存する、人に依存することは責任を共有してることにもなり、それが安心感を生んでいます。

いざ自由人になろうとすると、その安心を失ってしまうことに気づき、そこで初めて自由人になるリスクを考え躊躇してしまうのです。

今回は自由人と言われる人の特徴や向いている仕事、そして彼氏・彼女が自由人だった場合の付き合い方をご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

【目次】



自由人と言われる人の特徴とは

人の話を聞かない

自由人と言われる人が自由なのは、他者の干渉を受けないからです。

他人から言われたこと頑なに守り続ける生き方に、その人自身の自由は存在しません。

自由人の性質を示す特徴的な行動として、人の話を聞かないというものがあります。

自由人は他人の話を聞きながら、なお他人の意見を取り入れないのではなく、そもそも他人の話に努めて耳を傾けることをしません。

自由人と呼ばれる人は他者の意見にとにかく従いませんが、だからといってけしてひねくれた性格を持っているわけでも、他者を邪険にして生きているわけでもないのです。

他人の意見を聞いておいて、あえてそれを無視するような意地の悪い真似をしているのではなく、そもそも他人の話の内容を認識していないから、話に合わせた行動をとれないというのが自由人の真実です。

自由な人は人の話が耳に入らないくらいに、たくさんのことを考えています。

自由人に話を聞いてもらうためには、何かのついでではなくきちんと向かい合って、今すぐ話をするよという体勢を作ってみせてから、本題に入るようにすることが大事です。

自由な思考が他のことに気を取られ始める前に、伝えたいことを伝えきれるよう、言葉は簡潔に収めましょう。


破天荒な行動が多い

自由な人は、自分ルールの上で生きています。

そのどこまでもとめどなく広がる思考は、常識や雰囲気といった、他人が作ったルールには縛られません。

他人にどう思われようと基本的に気にしない自由人は、場の空気を読むことを積極的にはしないので、集まりの中にいても常に周囲から浮いた人になりがちです。

自由な人が一般的に、破天荒な人と評価を受けてしまうのは、その場の空気に流されない性質ゆえのものです。

自由な人にとっての普段通りの行動は、いつでも場の空気を乱すものになります。

空気を乱す行いには、雰囲気をただ変える行いと良い方に変える行い、悪い方に変える行いとあります。

リーダーシップのある、信用されている人が場を仕切るために行うのが、良い方向に動かす変え方で、喧嘩や言い争いなどで周囲の人を不快な感情にさせるのが悪い方の空気の変え方です。

自由な人の破天荒な行動は、そのどちらでもなく、大抵はただ周囲の人をびっくりさせたり戸惑わせたりするだけなので害はありません。

自由人の破天荒な行いに、場の空気を乱されたように感じてしまっても、それは一時的なものなので過剰に気にせず流すのが正しい対処法です。

いつも楽しそうで明るい

人の幸せは、大なり小なり自分の思う通りに、自由に生きることにあるといっても過言ではありません。

やりたいことをやれない時、出したい自分を自由に表現できない時、人はストレスを感じていきます。

周りに迷惑がかかるからといって、怒りや悲しみを抑圧し、発散してしまわないようにと我慢するばかりでは、人の心は暗く沈んでいく一方です。

自由な人は世の中の様々なことに縛られず、自分のしたいように生きているだけあって、いつも楽しそうで明るいという特徴を持ちます。

自分にとって必要なことをするために我慢などしない、我慢などできないタイプの自由人は、抑圧されて生じるストレスとは無縁です。

周囲にどう思われようと気にせずに、ひたすら自分に従って生き続けられる、強い心が自由人の明るさを支えています。

ただ普段そうして自由に楽しく生きているからこそ、普通の人以上に抑圧されることに自由人は弱い傾向にあります。

様々な要因によって、自由な行動が禁じられてしまった時、自由人の心はあっという間にありのままで生きられないという強いストレスによって、押しつぶされてしまうことになります。

自由な人をいつでも明るい人でいさせてあげるために、その生き方をできる限り尊重しましょう。


自由人に向いている仕事とは

トラック運転手

トラック運転手は一人で仕事をすることが多い仕事なので、自由人に向いている仕事と言えます。

インターネットショッピングの拡大に伴い、仕事量が多く人手も足りていないのでブラックな仕事とも言われていますが、人と関わらずに仕事ができるのでその分だけ気軽に働くことができます。

業務は荷物を積み込み、指定場所まで運ぶだけの仕事なので、人との関わりは非常に少ないです。

また、勤務している最中に隣に上司や部下がいる訳では無く、時間内に1人で業務遂行すれば良いので、会社内にいる人と関わらずに働けるのは魅力的です。

人から指図されたり、あれやこれやと言われるのが嫌いな自由人にとっては、人間関係の苦痛よりも肉体的苦痛の方が遥かにマシと言えるでしょう。

また、早朝・日中・夜間と勤務時間帯を選ぶことができ、自分に合った時間帯で働くことができるので、自由人にとっては都合の良い勤務形態とも言えます。

もちろん事前にこの時間帯以外は働くことができませんと言えば、融通は効かせてくれます。

人手不足な分だけ雇われ側が強く言えて、勤務時間帯を自由に設定できるところも魅力のひとつと言えるでしょう。


クラウドソーシング

自分の好きな時間帯で働けて、自分の好きなジャンルの仕事を選んで働くことができるクラウドソーシングは、自由人に向いている仕事と言えます。

確定申告や収支のバランス等、金銭面は自身でしっかりと管理しなければなりませんが、組織で縛られることなく働けるので人間関係の鬱陶しさは皆無です。

また、クライアントとの連絡もメールやチャットで行うので、人との関わり合いがほぼ無いのは自由人にとってありがたい話です。

さらに、「この時間からこの時間までここにいなければならない」といった時間や場所の縛りが無く、朝・昼・晩・夜中と好きな時間帯に働けるののもポイントです。

その上、得意な分野があればそれを活かして仕事ができるので、自分の好きなジャンルで抵抗もなく、結果を出せば出した分だけ頑張れる自由人の特性としては非常に良い仕事です。

その分だけ自己責任で何でも自分でこなさなければなりませんが、指図されず自由に働ける分だけ夢中で頑張るので、自由人にとっては逆にありがたい条件と言えます。

束縛や干渉されると自由人は生産性やパフォーマンスが失いますが、そういったことが無い分だけパフォーマンスを発揮しやすいクラウドソーシングは、自由人にとって魅力的でしょう。

得意な分野での派遣社員

派遣社員は重大な仕事を任されることもなければ、責任を負わされることはありません。

もっと言ってしまえば、直接雇用でない分だけ、その会社で雇われているアルバイトよりも責任が少ないです。

また、社員と違って残業も少なく、勤務時間や勤務日数、勤務日程などライフスタイルに合わせて自由に選ぶことができます。

さらに、間接雇用だけあってか注意や説教されることも少なく、気軽に働くことができます。

さらに、飲み会やパーティー等、組織のイベント事にわざわざ参加する必要が無く、そういった煩わしいさから関わらくて良いので、自由人にとって向いている仕事と言えるでしょう。

とはいえ、派遣社員ならどんな分野でも良い訳ではなく、自身ができる仕事でないときつくなります。

人手が不足してノンキャリアで働くこともできる職種もありますが、経験無しで働くとなると、自由人といえど出来ないプレッシャーから精神的に負荷がかかりやすくなります。

また、いくらできるレベルであっても、能力が乏しいとなったら次の契約で切られる可能性も高いです。

その為、自身が得意とする分野で派遣社員をやれば、長期的に安定して働くことができます。

そうなれば、時間や人間関係に束縛されず、すぐ切られる心配もなく勤務することができるでしょう。


自由人な彼氏・彼女との付き合い方とは

束縛しようとしない

自由であることを何よりも好む自由人が最も嫌うのは、その自由を人から拘束されることです。

自由人の異性と交際した場合、こちらが相手を精神的に少しでも拘束しようとすれば、相手はそれに強く反発し、嫌悪し、「もうつきあっていられない」と感じるに違いありません。

恋愛感情が強い場合、やってしまいがちなのは、相手の行動を逐一把握しようとすることです。

たとえば、こちらが仕事で、相手が休日の日の行動について、「どこで誰と何をしていたのか」を知りたくなるのが、恋愛感情を抱いている人の自然な心理と言っていいでしょう。

LINEなどで相手にそうした質問をぶつけるということがよくあります。

しかし、恋人が自由人の場合はそれはNG。

そんなふうに自分の行動を人にチェックされると、非常な息苦しさを感じてしまうのが自由人の特徴なのです。

また、自由人の彼氏や彼女には、嫉妬心をあらわにするのも避けなければなりません。

自由人は恋愛に関しても自由でありたいという欲求を強く持っています。

ですから、ある程度の浮気は黙認するぐらいの寛容な意識を持っていないと、うまく付き合ってはいけません。

嫉妬を感じてもそれを表に出さないこと、これが自由人とうまく付き合っていく方法ということになるでしょう。


デートや旅行のプランはフレキシブルに考える

自由人は枠にハマった行動をすることが苦手です。

計画性がまったくないというわけではありませんが、すべての行動をその計画に従って遂行することを好みません。

たとえば、自由人の彼氏や彼女と旅行へ行くとしましょう。

いつどこへ行こうかということを決め、宿を決め、交通手段を決めるのがふつうです。

自由人の彼氏や彼女もそこはふつうに、二人で相談して決めると考えていいでしょう。

しかし、それ以上、こと細かなプランを決めるのは好きではありません。

あなたが細かいプランを立てたとしても、おそらくそれに従うことはあまりないと考えるべきです。

たとえば、「初日はまずこの観光名所へ行って、ここのパーキングエリアで昼食を食べて、日帰り温泉に寄ってからホテルへチェックインする」というように決めても、自由人の彼氏や彼女は、そのプランをそのまま実行することはないと考えたほうがいいでしょう。

そのプランをいちおうは納得して旅に行ったとしても、目に入ったスポットに興味を示せばそのスポットに立ち寄ろうとします。

つまり、あなたがプランニングしたことがそのまま遂行される可能性はかなり低いのです。

ですから、旅行にしろ日ごろのデートにしろ、あまり細かくプランニングしないで、フレキシブルに考えるというのが、自由人の彼氏や彼女とのうまい付き合い方ということになるでしょう。


相手のペースに合わせすぎない

自由人の彼氏や彼女とうまく付き合おうとしたときに、やってしまいがちなのが、なんでも相手のペースに合わせてしまうということでしょう。

先ほどの旅行の例でいえば、相手が「ここに行ってみようよ」とか、「ここで食事をしたい」と主張した時、すべてそれに従ってしまうというパターンです。

たしかに、自由人とつきあおうとすれば、ある程度相手の希望を取り入れ、それに従う必要はあります。

すべてこちらの希望やプランを押し通そうとすればうまく行かなくなるに違いありません。

しかし、相手のペースに合わせすぎるというのも考えもの。

それでは自分のしたいことができなくなってしまうでしょう。

ですから、原則、相手の希望に沿うようにしながらも、「ここは譲れない」というところは、しっかり自己主張することをおすすめします。

自由人というのは、別に自分勝手で自己中心的というわけではありません。

わがままで自分の思い通りにならないと気がすまないというわけではないのですから、「自分はどうしてもこうしたい」という主張をこちらが明確にすれば、それに合わせてくれることでしょう。

たとえばデートの時、「お昼ごはんはどうしてもこのお店へ行ってみたい」という主張をすることをおすすめします。


幸せな自由人になろう

いかがでしょうか。

自由人と言われるとなんだか社会に沿ってない「社会不適合者」と思われがちです。

それは周りの人と同じ境遇であることで安心感を覚える日本特有の感覚でしょう。

社会に適している人物だからと言って、その人が幸せとは限りません。

むしろ「社畜」というワードが世の中を蔓延っているように、真面目でみんなと同じじゃないといけない思っている人ほど充実感や幸福感が低い傾向があります。

自由人をみて誹謗中傷をする人は、単純に嫉妬しているか、自分がやりたいのにできないから八つ当たりをしているだけなのです。

社会に縛れず、自分のやりたいことができている人は周りの声に惑わされず、むしろその声をバネにとことんやりきりましょう。

次第に雑音は聞こえなくなり、やりたいことやアイデアがどんどん湧き上がってくるはずです。

行動力がなく批判しかできない人は置いておいて、あなたはあなたの人生を歩みましょう。

これが幸せな自由人になるたった1つの方法です。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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