会社の人間関係がめんどくさいときの9つ対処法
会社の人間関係がめんどくさい・・・とあなたは感じていながら働いていないでしょうか。
人間関係がボロボロだと大切な仕事にも支障が出てきますし、メンタル面にも大きな影響を与えます。
そこで今回は会社の人間関係がめんどくさい時の対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
会社の人間関係がめんどくさい
「めんどくさい人間関係をがまんするのも給料のうち」と考える
業種や職種にかかわらず、退職理由の上位に来るのが「人間関係」です。
仕事自体に大きな不満はなくても、人間関係がうまくいかず、結果として会社を辞めてしまうという人が多いのが実情。
退職までは考えなくても、会社の人間関係に悩んでいる人は少なくないでしょう。
「人間関係がめんどくさい」と感じたとき、どんな対処をしたらいいか。1つは意識の持ち方を変えることです。
「ビジネスマンの給料は、ようするにガマン代だ」という考え方があります。そのように意識してみるのです。
「ガマンすることで給料をもらっている」と意識すれば、「めんどくさい人間関係も仕事のうち」と思えるようになるでしょう。
さらに「人間関係をガマンすることで給料がもらえるのだから、会社員はおいしい」と考えられれば、もう「めんどくさい」とは感じなくなるはずです。
「つきあいの悪い変わり者」というレッテルを貼られるようにする
会社の人間関係をめんどくさいと感じる大きな理由が「つきあい」でしょう。
社内のリクリエーションやアフターファイブの飲み会など、仕事以外のつきあいが会社員には多くあります。そして、そのつきあいに参加することを「めんどくさい」と感じている人が多いはず。
それに参加していたのでは、「めんどくさい」という不満は解消できません。
ですから、できるだけつきあいをパスして、「彼(彼女)はつきあいが悪い人だ」というレッテルを職場のメンバーに貼ってもらうようにするのです。
「つきあいが悪い」と思われれば、誘われることが激減しますし、参加しなくても「彼(彼女)は変わり者だからしょうがない」と受け取ってもらえるのです。
全方位外交はやめて、好きな人とだけ仲良くする
人間誰しも「良い人と思われたい」という意識を持つものです。
しかし、それが職場の人間関係をめんどくさくしてしまう原因にもなります。ですから、「誰とでも仲良くしよう」という全方位外交はやめましょう。そして、特定の好きな人とだけ仲良くするのです。
仲良くする人は一人いればじゅうぶん。
一人でもそういう人がいれば、職場で疎外感を抱くことなく、「人間関係のめんどくささ」が解消されるのです。
悩みを感じないぐらい仕事に集中する
あえて、きつい言い方から始めますが、職場の人間関係が面倒くさいという人は、職場に何をしに行っているのでしょう。
自分が何もしていないのに相手から何か被害をこうむっている場合はまた別で、そういうときのことは後述しますが、自分が原因になっている人も多いものです。
相手の言い方や何かのやり方が気に入らない、で、過剰反応して相手から鬱陶しがられる。
そんなことを気にする前に、自分はちゃんと仕事が出来ているのか見直してみましょう。
自分は出来ている!という人でも、相手の気に入らないところに囚われている時間の分、仕事に手についていないものです。
その分のエネルギーを仕事に注ぎましょう。
辛い時や限界がきたときは然るべきところに相談する
自分が原因では、明らかになくて、セクハラとかパワハラとか、とにかくそういう、相手がおかしい人で色々困ってしまう場合。
それは、人事や上司や、どこに適切な人がいるかは場合によるでしょうがとにかく然るべきところに相談しましょう。
自分勝手に思われないかなと心配することなかれ。
問題を客観的に見てもらうことで、全体的に改善することもあるのです。
でも、あなたの言うことを誰もわかってくれない職場であるなら、転職という選択肢もあるのではないでしょうか?
そんなところに後生務めている義理はないはずです。
鈍感なふりをする
人間関係が、といったときに、あなた対誰かほかの人、という関係だけじゃなくて、第三者として他の人同士がもめるのも見たくないですよね。
あなたが上司であるなら、きちんと部下を叱りましょう。
そうでなく特にあなたがその人たちが揉めていることに対して責任がないのであれば、あまり気にしないようにしましょう。
いずれにしても、鈍感でいていいのです。
当事者同士の気持ちがわかってしまうときは、繊細に色々当事者たちの気持ちを汲んでしまったりしがちですが、仕事なんだから「ちゃんとやってね。わかった?」でいいんですし、先述にお伝えしたことに戻りますが、叱る必要がないときはおろおろせずあなたの仕事に集中しましょう。
自分の「居場所」を複数持つようにする
人間は、1つのコミュニティに囚われると、途端にストレスを感じるようになります。
特に、会社という狭い世界しか自分の居場所がない時のストレスは、相当なものになるのではないでしょうか。
これを解決するためには、自分の「居場所」を複数作っておき、1つのコミュニティでの人間関係にどっぷり浸からないようにすると良いでしょう。
居場所が複数あれば、何かトラブルが起きた時の逃げ場にもなりますし、ストレスが溜まった時のガス抜きの場になります。
会社内の違う部署の人と仲良くしても良いですし、会社の外に積極的に友達を作りに行っても良いでしょう。
付き合いの幅を広げると、その分、精神的にも楽になります。
飲み会に行く時は、一次会のみの参加にしておく
お酒の席は、人間の本性が出やすい場所です。
そのため、会社内での飲み会はストレスになることが多いものです。
なので、会社の人間関係を面倒なものにしないためには、飲み会は一次会のみで退散するのが賢明です。
どうしても付き合いで行かなければならない飲み会でも、とりあえず一次会だけ我慢して出ていれば、周りは何も言わないでしょう。
二次会以降は、お酒が回ってしまった人たちが多く集まるので、社内の人間の嫌な面がどうしても見えてきてしまいます。
なので、見なくても良いものは、あえて自分から避けて通ることが大事です。
表面的に仲良くするという割り切り
人間関係が面倒とはいっても、会社は仕事をする場所です。
全くコミュニケーションがなければ、仕事そのものが成立しません。
でも逆に考えてみると、会社には仕事をしに来ているんだから、「仕事のためのコミュニケーション」は必要でも、「プライベートの友達」になる必要はないのです。
なので、会社の人たちと、一応、表面的にでもうまくやっていくことも仕事のうち、と割り切って考えてみると、案外楽になるものです。
その仕事でお給料をもらっているのだから、このくらいの割り切りは必要かも知れません。
でも、そのくらいしたたかになると、人間関係に振り回されることがだんだん少なくなってきます。
会社の人間関係がめんどくさい理由
誰にでも好かれようとしているから
誰にでも好かれる人間なんているわけはないのに、人はどうしても好かれようと行動してしまうものです。
好かれた方が気持ち良いでしょうし、同僚や上司に好かれれば仕事もしやすくなるので当然といえば当然ですね。
ですが、それは叶わないことなのだと理解しておかなければなりません。
どんなに良い人だろうと、誰かには嫌われてしまうのです。
全員と仲良くなれるわけがないので、誰にでも好かれようと意識をするのはやめましょう。
ただ疲れるだけですし、人に好かれない自分を責めてストレスになってしまいます。
気が合わない人もいるんだと割り切ってしまったほうがずっと楽に仕事ができるでしょう。
そもそも仕事をするために集まった人間同士なので、仲良くすることもありません。
あくまで仕事をする仲間だと考えて、友人をつくろうとしないことが大事です。
一人で行動できないから
職場に仲の良い人がいると安心できますし、仕事も楽しくなりますね。
しかし本当に仲が良い、気を許せる相手でないと一緒にいても疲れてしまいます。
女性同士だとそれほど仲良くはないのにグループで行動していることがよくありますね。
それを楽しんでいるならいいのですが、そうでないなら単独行動に出るべきでしょう。
グループ行動が苦手な人もいるのです。
そういうタイプは誰かに合わせていると時に疲れて面倒になってしまいますね。
仕事でもなんでもある程度他人に合わせることは必要ですが、自分の精神を犠牲にしてまで他人に付き合うことはありません。
人に合わせるのが辛いと感じた時は、一人で行動するようにしましょう。
一人で行動していれば派閥争いなどに巻き込まれずにすみます。
勇気を出して一人で行動してみると、案外快適に過ごせたりするものです。
趣味をつくらないから
仕事をして家に帰るだけの毎日だと、視野が狭くなってしまいます。
休日に友人と遊ぶ予定が詰まっているような人はそんなことはないのでしょうが、休日でも予定がないような人は危険ですね。
職場と家しか居場所がないので、職場で嫌なことがあると追い詰められやすいのです。
嫌なことがあっても遊んで忘れたり、誰かに悩みを聞いてもらってすっきりするということができません。
せっかくの休日も職場の人間関係で悩み続けることになってしまうのです。
視野が狭くなってしまっている人は、他に自分の居場所をつくらないと心が安らぎません。
誰でも職場で嫌なことはありますし、そういったストレスは上手に発散して毎日働いているのです。
人間関係が面倒だと思う人は、ストレスを上手に発散できていないのですね。
仕事を続けていくためにも、うちこめる趣味をつくっておくべきなのです。
仕事とプライベートを分けないから
仕事は仕事でプライベートはプライベートなのだと分けて考えない人が人間関係に悩みがちです。
反対に、きっちり分けて考えている人は人間関係に悩むことはありません。
そういう人は職場は仕事する場所で、そこにいる人間と仲が良くなろうと悪くなろうとどうでもいいと思っているのです。
職場では仕事さえできればいいと思っているのですね。
少々極端ですが、これでまったくストレスがなく働けるのならそれは正しい考え方といえるでしょう。
仕事だけの付き合いの人間相手に気を揉むことなんてありません。
人間関係なんて気にせず黙々と仕事だけをしていれば誰も文句はないでしょう。
仕事をする職場なのに、プライベートのように人と関わろうとするから面倒なことになるのです。
仲良しこよしで生活する学校ではなく仕事なのだということをしっかりと理解しておかないといけません。
他人なんてどうでもいい、仕事だけすればいいと割り切ってしまいましょう。
会社の人間関係で辞めたいときは上司に相談する
いかがでしょうか。
会社の人間関係がめんどくさいために、今の会社を辞めたいと感じる人も決して少なくないでしょう。
そんなときには感情に任せて辞めるのではなく、一度上司に相談してみましょう。
もしあなたが必要とされている人間であれば引き止められたり、環境を良くしてくれるためにあれこれしてくれるはずです。
しかしそうでない場合は、そのまま辞めてしまうのも1つの方法です。
会社の人間関係がめんどくさいか、めんどくさくないかは運に左右されることもあるので、ある程度の割り切りが必要だといえるでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。