柔軟性がある性格や特徴
あなたは自分で柔軟性があると感じているでしょうか。
また、どんなところで柔軟性が高い性格だと感じるのでしょう。
意外とそういったことに気を配っていない人が多いかもしれません。
しかし「柔軟性」ほど人間が生きていく上で大切なものはありません。
仕事でもプライベートでも人間関係でも柔軟性があれば、ノンストレスで過ごすことができます。
そこで今回は柔軟性がある性格、柔軟性がない人の特徴など、柔軟性についてご紹介していきますので、ぜひあなたに当てはまるかどう確認しながら最後までご覧ください。
柔軟性がある性格
「柔軟性」を「意見の違いや立場の違いを理解する力」と定義し、「自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重し理解する」こと
話し合いで、利害などの対立があった場合。
自分にはこれこれは譲れるが、
どれどれは譲れない、と推すべきものと
引くべきものを提示して、自分が要求するすべてを
押しつけない取引。あるいは、一般的な人が出しやすい答え、
つまり大方の人が「直感的に思うこと」以外のことを、
考えて提示すること。もしくは、一つの問いに対して、
たいていの人は一つしか答えを提示しない。
しかし、柔軟な人は、それ以外にも答えようがあるのではないか、と
そのことについてよりいろいろな考えを展開すること。
柔軟性がある人の性格は物事を受け止める
柔軟性のある人は、他人のアイディアや意見に対して直ぐには拒否反応を
示しません。「そのようなアイディアもある」、「そのような考え方もあ
る」とまずは一旦受け止めます。そしてさまざまな角度からメリット、デ
メリットを評価して自分なりの結論を出します。
出典 「柔軟性のある人!」
柔軟性がある人の行動
(1)問題に対して創造的な解決法を考えようとします。
(2)視野を広く持って、他の人のアイディア・意見を参考にしてアイデ
ィアを生み出します。(3)刻々と変化する状況にあわせて優先順位を入れ替えたり、やり方を
変えます。(4)トラブルや不確定なことに対して臨機応変に対応します。
(5)前提条件や計画に不備があっても、まずは行動を開始します。
他から学ぶ姿勢が強く、学んだよい点に自分のオリジナリティを付加して
新たなものに進化させる術を持ち合わせているのです。
出典 「柔軟性のある人!」
柔軟性がない人
柔軟性がない人は拒否反応がある
柔軟性のない人は、例えば、会議などで誰かが新しいアイディアを発表す
ると直ぐに拒否反応を示します。どんな状況にあっても自説を曲げようと
はしません。反対のためにもっともらしい理由を鮮やかに見つけ出します。そのくせ、自分の意見に対して誰かが異を唱えると顔を真っ赤にして怒り
出します。そして反対意見を述べた人に対して攻撃的な態度をとります。つまり柔軟性のない人は、状況の変化、時代の変化、取り巻く環境の変化
に効果的に対応することができない人なのです。
出典 「柔軟性のある人!」
柔軟性がない人は変化に対応できず孤立しがち
人に好意を持ってもらうことは容易なことではなく、それなりの柔軟性が必要になります。
また、対人間に限らず、気候や経済の状況、社会の仕組み、自分の年齢などの環境の変化に対しても、柔軟に自分を変えていくことが同時に必要になります。
様々な変化に対応できなかったり、自らの間違いを知りながら、自分の意見を変えないというのは、柔軟性に欠け、周囲の人から疎まれ、孤立を招いてしまいがちで、とても人の好意を得られる状態ではありません。
柔軟性がない人の長所と短所
短所は言うまでもなく、自分の考えに固執し、周囲に合わせないことで様々な弊害が出ることといってもいいでしょう。
では長所はどうなのでしょうか。
やはり以下の言葉が決定的だと言えます。
一途、初志貫徹、ひたむきなどがありますね。
職人気質で物事を極めるタイプですが、ほとんどの人はその段階までいきません。
結果として柔軟性がないと短所認定されて終わります。
柔軟性がないことを長所にしたければ自分自身で考え、決めたことを貫き通す。
どんな問題が起こっても、孤立しても、嫌われてもやり通すぐらいやらないと長所には昇華しないでしょう。
柔軟性は転職や就職の時の自己PRにつながる
柔軟性は臨機応変さのエピソードがベスト
柔軟性を説明するものは、臨機応変さになります。
逆に言えば、臨機応変さが身についている人は、柔軟性のある人だと言われます。仕事のできる人は柔軟性・順応性のある人だと言われています。その為、履歴書や面接の場では、柔軟性があると思われるように、臨機応変さを、全面にアピールしましょう。そうすれば面接官は「この人は柔軟性・順応性のある人だ」と理解してくれるはずです。
出典 柔軟性とは?臨機応変な順応力を自己PRする書き方と例文
解らないことをそのままにしない、問題に対峙したときにその場の状況に応じてどのように行動できるかといった観点から、臨機応変な対応力といった切り口からも柔軟性を自己PRすることができます。あなたはどういう切り口で柔軟性を自己PRするのが良いか考えてみましょう。
出典 柔軟性とは?臨機応変な順応力を自己PRする書き方と例文
柔軟性を高める方法
柔軟性を高めるにはどうすればいいのでしょうか。まずは自分と異なるバックボーンの人や世代の異なる人と付き合ったり、話をしたりする機会を増やすことです。大学では、同じ学力レベルや学習志向、将来の職業など、似た者同士が集まる可能性が高くなります。また、サークルや部活などに属していなければ、学内の友人は自分と気の合う人しかいないでしょう。それでは、自分と異なる意見や考え方を持った人と出会うチャンスは減ってしまいます。
そうならないためにも、大学ではサークルや部活など、何らかの団体や組織に属し、自分とは異なる立場や意見を持つ人と話をし、彼らの考えを聞くことです。
柔軟性を身につけよう
いかがでしょうか。
柔軟性は変化に対応できる能力です。
今は変化が激しい激動の時代です。
それについていくにはやはり「柔軟性」がなければ生き残ることは難しいでしょう。
また、人間関係も柔軟性は必要不可欠です。
人間関係が全て良好な人などいるわけがありません。
ではなぜ関係が良好な人とそうでない人がいるのか?
それはうまくいっている人は柔軟に付き合う人を変えているからです。
居心地がいい場所、気の許せる人と優先に付き合い、そうでない人とは付き合いがない、または浅いためストレスなく充実した関係が築けるのです。
これも変化に対応できる能力です。
このコミュニティにいないと孤立してしまう・・・そんな考えがある人は柔軟性がありません。
「ここから抜け出せば自分が自由に付き合う人を選べる」と考えられる人が毎日楽しく生きられることを覚えておきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。