堅実な人の6つの特徴とは?
堅実な人とは、リスクがあるようなことは一切せず、無難な選択をするような人のことです。
野球で例えるなら、ホームランを狙わずにヒットや盗塁を積み重ねて得点につながるようなやり方をする人ですね。
これは決して悪いことではなく、むしろとても良いことでしょう。
良いことというよりも、大きな失敗をしないためメンタル的にはあまり落ち込むことはなく、そして日々の幸せを実感できる側面が強いと言えます。
そこで今回は堅実な人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
堅実な人の特徴
ライフプランがきちんとできている
堅実な人には、常に将来のことを考えているという特徴があります。
「今が楽しければそれでいい」というような刹那主義、快楽主義者は、堅実な人の対極に位置すると考えていいでしょう。
若い時から、「どんな人生を送れば、幸せを感じることができるだろうか。少なくても、不幸にならないためには、どんな人生を送ればいいのだろうか」ということを考え、具体的なライフプランを立てているのです。
ポイントは、「少なくても不幸にならないこと」をテーマにしているということ。
人間はだれしも「より幸せな人生」を希求するものですが、幸せになりたいという気持ちが強すぎたために、かえって不幸を招いてしまうというケースが少なくありません。
詐欺に遭ってしまうタイプの人が、その好例です。
また、高望みするため、なかなか結婚できないという人も、その例と考えていいでしょう。
堅実な人は違います。
「より不幸にならないこと」を意識するため、結果として、「そこそこ幸せな人生」を実現することができるのです。
早い段階で、セカンドライフのプランも立てて、それを実現するための準備もしっかりしますから、「生涯、そこそこ幸せ」でありつづけるのが、堅実な人の人生と考えていいでしょう。
同じ時間帯に連絡がある
堅実な人を見分けるのは、外見ではなかなか難しいです。
連絡先を知っているなら、LINEや電話の時間帯をチェックしてみましょう。
たとえば「おはよう」の連絡が、毎日時間が決まっているようなら規則正しい生活を送っているということ。
生活習慣が乱れている人は、毎日たとえ同じ時間帯に起きていたとしても連絡してくることは少ないです。
生活の乱れは心の乱れ。
堅実な人ほど毎日の習慣として身体にしみついているので、休日などの特別な日ではない限り規則正しいリズムを乱すことはありません。
そして気分によって変わることなく、お昼や夜にもだいたい決まった時間帯に連絡があるなら堅実な人である可能性が高いです。
また逆に、連絡の時間帯がバラバラであったり、常識的に考えて連絡しない時間帯に連絡がある場合は、トラブルを抱えていたり精神的に不安定になっている可能性もあります。
仕事がきつすぎて、大変な思いをしてストレスを抱えているかもしれませんよね。
毎日の連絡の時間帯チェックだけでも、不安定とは無縁の堅実な人なのかどうか見定めることができますので、ぜひチェックしてみてください。
お金を大事にしている
堅実な人は、お金を大事に扱います。
お金を大事にする人は、お金に好かれます。
ですので、日々の生活でお金を大事に扱っているかどうかで、堅実かどうか見定めることができます。
たとえばコンビにで買い物をしたとき、買いたいものを闇雲に買っていたり、雑に食べたいものをカゴに放り込んでいる姿は、お金を大事にしているとはいえません。
必要なものを必要な分だけ買い物をすることが、堅実な人の特徴です。
そして、お財布も重要です。
お財布がボロボロだったり、レシートやカード類でパンパンになってはいないでしょうか?
お金をしまうお財布は、見た目に清潔で、整理されていて余計なものがないのが理想です。
お財布がごちゃちゃしている人は、実はお金に余裕のない方です。
逆に、お財布がペタンコですっきり整頓されている人は、実はお金に余裕のある方です。
堅実な人はもともと習慣として身についているので、余計なものを買ったり余計なものをお財布に溜め込んだりはしません。
買い物している姿やお財布を見るだけで簡単に判断できるので、ぜひチェックしてみてください。
常に冷静である
心が乱れることが少なく、焦ったり不安になったりしない人は自信がある証拠。
堅実な人は自分の状況を客観的に見れるので、変なトラブルに巻き込まれることが少ないです。
たとえば、仲がいいグループのみんなに遠出しようと誘われても、自分の仕事の状況やプライベートでの用事を冷静に見直し、断ったり他で埋め合わせする提案ができるのが堅実な人です。
逆に、その場のノリで調子よくみんなに言われるがままに参加する人は、後になって仕事で焦ったり、プライベートの時間が持てなくて余裕がなくなります。
時間を有効に使えるのも堅実な人の特徴で、常に冷静である証拠です。
また、周りの人に配慮した言い方もできるので、断りを入れても嫌な感じを残しません。
堅実ではない人は冷静さに欠け、自分の状況を冷静に判断することができないので、その場のノリで決めてしまいます。
ですので後になって焦ったり、自信の無さから周りの人に必要以上に合わせようとして失敗してしまうんですね。
その人の周りの知人や友人との会話を聞くだけで判断できるので、ぜひチェックしてみてください。
自分の能力を正確に把握している
「自分をよく知っている」というのが、堅実な人の大きな特徴です。
これは、堅実でない人と比較してみるとわかりやすいでしょう。
人生に大きな夢を描き、人から見ると無謀とも思えるような大きなチャレンジをする人がいます。
たとえば、会社勤めを続けることに飽きたらず、自ら起業する人がそれです。
言うまでもありませんが、起業しても成功するとは限りません。
失敗するリスクは小さくないと考えていいでしょう。
しかしそれでも、「自分はきっと成功する」と、自分の力を信じて起業するわけです。
そこには、「自分には成功させるだけの能力がある」という自信があると考えていいでしょう。
実際に起業してみたら、能力不足で失敗するということも少なくありません。
つまり、自分の能力を過信したために、失敗したわけです。
堅実な人は、そこが決定的に違います。
自分の能力について冷静で正確な評価をしていますから、「自分の力では、起業しても失敗するリスクはかなり高いだろう」と考え、会社勤めを続ける道を選ぶのです。
チャレンジ精神に欠けるように見えるかもしれませんが、無謀なチャレンジをしない賢明さを持っているのが、堅実な人の特徴と言うこともできるでしょう。
そして、その元にあるのが、正確な自己評価なのです。
健康管理ができる
どんなに堅実な道を選び、蓄えを増やし、具体的なライフプランを立てていても、大病をすればすべてが思った通りにはいかなくなります。
「老後のための蓄えもできたし、何も心配なことはない」と思っていても、長い闘病生活を強いられるようなことになったら、それは堅実な人生とは呼べないでしょう。
大病をすれば、ライフプランの変更を余儀なくされますし、命にかかわるような病気だったら、人生の継続そのものがむずかしくなってしまいます。
つまり、堅実な人生を送ろうと思ったら、何よりも健康でなくてはならないのです。
堅実な人は、そのことをよくわかっています。
「健康が第一」という意識を強く持っていますから、常に健康管理を怠りません。
暴飲暴食をするようなことはもちろんありませんし、規則的な生活、良質な睡眠、適度な運動を心がけ、実践しているのです。
そして、少しでも体調に変化があれば、すぐに病院へ行って、診察を受けます。
また、定期的な健康診断も欠かしませんから、たとえ大きな病気が見つかったとしても、早期治療ができ、回復できる率が高くなるのです。
そこそこ幸せな人生を送るために「健康第一」を実践するのが、堅実な人の特徴ということになるでしょう。
堅実な人の特徴は仕事や恋愛にも反映される
いかがでしょうか。
堅実な人は基本的に慎重でリスクをあまり取らない傾向があります。
そのスタンスは仕事にも恋愛にも大きく表れるものです。
仕事であれば納期をきちんと守ったり、ミスを限りなく少なくするために用意をする。他にも一発逆転を狙わずにヒットをコツコツと積み重ねていくような仕事を好みます。
そして、恋愛面では主に上記にもあるようなお金やライフプランが色濃く反映されます。
結婚相手に選ばれやすい人かもしれませんね。
こうした堅実な人はこれが安心につながるため、この性格をガラリと変えることはかなり難しいでしょう。
人生を安心にほどよく謳歌するのであれば、堅実な人が一番得をする世の中なのかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。