こだわりが強い人の6つの特徴とは?

こだわりが強い人とは、ある物事に対して特別な思いれが強く、それに執着する人のことです。

それは何も物だけでなく、やり方や動作、考え方など多岐にわたります。

あなたは何か一つのことに対して、特別な思いれを持っているものはあるでしょうか?

もしあるとすれば、それは他の人にはあまり理解できないことなので、あなただけのこだわりと言ってもいいでしょう。

誰しもが特定の分野において、こだわりが強い部分というのは持っているものですが、本当の意味でこだわりが強い人というのも中には存在します。

それはある意味に職人といってもいいくらいに集中し、徹底的にこだわる人です。

今回はこだわりが強い人の特徴について男女別にご紹介していきますので、あなたやあなたの前の人に当てはまるものがあるかどうか確認してみてください。

また仕事や恋愛面でのこだわりが強い人についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

【目次】



こだわりが強い男の特徴

他人のこだわりを尊重しない

こだわりが強い男は、自分のこだわりを他人にも厳守させようとするのに、他人のこだわりは平気で無視しようとする特徴があります。

自分のこだわりは、正当性があって守るべきものだけど、他人のこだわりは対して根拠のない、守る価値もないものだと見下しているのです。

例えば食事の時は緑茶を飲むというこだわりがある男の場合、付き合っている彼女にもそれを強制しようとします。

女性が「私は緑茶が苦手だから、ミネラルウォーターがいいの」と言っても、「僕が緑茶派なんだから、君もそうしなよ。緑茶の方が体に良いよ」「逆に食事中にミネラルウォーターを飲むメリットってあるの?」と、緑茶を飲むことを強制しようとしてきます。

特に男性は女性よりも論理的に物事を考えやすいので、女性の「なんとなく嫌だ」「おいしくない」などの感覚的な理由のこだわりは平気で無視しようとします。

その上、朝は白湯が良い、食後は毎回フルーツを食べたいなど、こだわりに対する準備なども、彼女にしてもらおうとします。

「たまには違うことをしよう」「私の希望も聞いてほしい」という意見も無視して、絶対的な価値があると信じている自分のこだわりだけを通そうとするのです。



些細ことでキレやすい

こだわりが強い男は、何があっても自分のこだわりを絶対に通そうとします。

自分の思い通りにできないなんて、100%ありえないと信じ切っているのです。

そのため、自分が想像もしていなかった「こだわり通りにできない状況」に陥ってしまうと、とたんパニックになったりキレてしまう特徴を持っています。

例えば自分のお気に入りのマグカップを誰かが割ってしまった、こだわりのコーヒー豆を買いに行ったら売り切れてしまったなど、普通の人なら「残念なことだけど、仕方ないね」「運が悪かったね」で済ますようなことでも許すことができません。

まるでとんでもない大事件のように、大きな声をあげてクレームを言い騒ぎ立てたり、相手が泣いて謝ったとしても決して許そうとはしません。

こだわりが強すぎる男は、その物事に対する想いが強いので、妥協したり許すということができないのです。

普段は一見すると温厚そうに見える男でも、こだわりが強い人はこのように自分のこだわりが侵された時に、急激に態度を変化させることが多いのです。

女性とのデート中だったとしても、こだわりが強い男は自分を抑えることができずキレてしまうこともあります。

しかし「自分がキレてしまうのは相手がとんでもない行動をした結果だから仕方ない」と考えているので、自分が些細なことでキレているという異常性には気付かないのです。



一人で過ごすことが苦でない

こだわりが強い男は、自分のこだわり通りに過ごせることが最も重要だと考えています。

そのため、自分のこだわりの邪魔になる可能性があるぐらいなら、自分の生活に全く人を入れない方が良いと思うのです。

例えば、「今日は〇〇でおいしいステーキを食べて、帰りに本屋と電気屋に寄って、22時まで家に帰りたい」と考えていたら、誰かと一緒に行くことで食事のペースが乱されることや、待ち合わせの時間に相手がちゃんとこない可能性、食事が終わった後にすんなり相手が帰ってくれるのか等をリスクとして考えてしまいます。

その結果、自分一人で行動した方が、自分のこだわり通り過ごせて居心地が良いと結論付けるのです。

仕事や休日の過ごし方、旅行や食事などでも常にこのような考え方をして、誰かと一緒に行動することを一種のリスクとしてとらえてしまうので、こだわりが強い男は一人でいることが苦でない特徴を持っているのです。

むしろ一人でいる方が、自分のこだわり通り過ごせるので、メリットが高い、理想的とさえ考えています。

こだわりが強く、いつも一人でいる男はこのように自ら孤独な生活を選択してしまうのです。



こだわりが強い女の特徴

好きなものに対する熱意が大きすぎる

好きなものや興味のあるものに対する熱意が人並みならず、お金や時間を費やして夢中になります。

対象はブランド物であったり美味しい食べ物であったり、はたまたアイドルだったり二次元のキャラクターだったりさまざまですが、とにかく「自分はこれが好き!」と思い込んだものに対して妥協をすることを許しません。

好きな対象に関して知らないことがあることが許せませんので、情報収集を欠かせませんし、対象に関わるものグッズを買い逃がしたりイベント事に参加できないことがあってはならないと、いつもアンテナを立てて全てを把握しようとします。

時には一線を越えて歪んだ感情を持ってしまうことも少なくなく、特に恋愛に関することでストーカーじみた思いを抱きがちなのが怖いところです。

しかし、自分の中では好きだからその対象の何もかもを知りたい、自分が全てを理解していて当たり前だという気持ちを抱きやすいため、行き過ぎた思いを持っていることに気がつけないことが多々あります。

周囲からは引かれてしまいがちですが、忠告をされても何がいけないのか自分ではわかりません。



過去に感じた嫌な感情を忘れられない

こだわりが強い女性は過去の出来事、特に過去にしてしまった失敗や他人にされて嫌だったことをずっと忘れられずに鮮明に記憶しています。

その時に恥ずかしかったことや腹が立ったことを昨日のことのように覚えていることから、「あの時にこう対処しておけばよかった」という後悔が人一倍強く、それが今のこだわりに繋がっているのです。

こうしておけば間違いが起こらない、人に迷惑をかけたり嫌な思いをさせないという、自分の中で確立した正しい方法を頑なに守り続けていて、ちょっとやそっとではそれを覆しません。

今の安定を崩してしまうようなことがあれば、また昔経験したような嫌な思いをしてしまうかもしれないという恐怖が強いからです。

過去のことを過去だからと片付けられず今や未来を楽観視することもできないので、考えかたが保守的になって、自分で決めたことから逸脱したことができません。

変わったことができない代わりに、こだわりが大きくなってしまうのです。

臆病者で小心者、しかも真面目で融通が利かない性格の女性が多く、接する人は取っ付きにくさを感じてしまいます。



自分の価値観に絶対の自信がある

ナルシシスト気質で自分が大好きなので、そんな自分が信じている価値観に絶対的な自信を持っているからこそこだわりが強くなります。

たとえば、自分に合う化粧品は絶対にこれ以外にありえない、バッグとお財布はこのブランドじゃないと認めないなど、自分を飾るのに一番効果的なものをよく理解できていると確信していて、たとえそれが周囲から見て浮いてしまっているチョイスであっても一向に気にしません。

他人がどういってこようと自分は自分で、自分さえ満足していればそれでいいからです。

逆にいってしまうと共感力が極端に少ないため、自分を否定してくる人のことは嫌いですし、自分の価値観に合わないと思えば他人を否定する言動を取ることも躊躇しません。

自分を正しいと思っているので、自分が行ったせっかくの忠告を受け入れてくれない相手のこともやはり嫌いになります。

自分が一番で当たり前で、自分以外の人が褒められていることも不快な、いわゆる典型的な女王様タイプです。

こだわりに対する考えを披露してまわることも好きなので、付き合う周囲の人は少し苦労をしてしまいます。



こだわりが強い人の恋愛とは

とにかく一途

いつも恋人の顔を頭に浮かべ、二人の関係について真剣に考えている…。

誠実な恋愛を望む人にとって、そんな相手は最高だといえます。

そしてこだわりが強い人は、たとえどんなことに取り組む場合でも真剣に打ち込む傾向がありますので、まさにこの例にピッタリと当てはまるのです。

つまり、こだわりが強い人の恋愛をひと言で表すと、「とにかく一途」だということができます。

そもそもこだわりが強い人は、恋人を選ぶ段階から他の人たちとは違います。

少し気に入っている相手がいたとしても、それくらいでは付き合う動機になりません。

この人はどんな性格なのかもっとよく知りたい、そして自分と上手く付き合っていけるのかをさらに探りたい…

そういった相手を観察する時間が長くなるため、こだわりが強い人の恋愛は腰が重くなりがちなのです。

もしもあなたがこだわりが強い人と付き合いたいのなら、とにかく焦らないことが重要です。

もちろんすぐにでも付き合いたい気持ちは痛いほどわかりますが、そんな焦りが相手に伝わってしまうと、一気に恋愛関係になれる確率が下がってしまいます。

いざ恋人同士になると一途にあなたのことを想ってくれる相手ですので、逃がしてしまわないようしっかりと捕まえておきましょう。



相手と衝突が増える

自分は真剣に怒っているのに、話を聞いているかどうかもよくわからない…。

そんな恋人の態度を見ていて余計に腹が立ち、思わず別れようかと考えてしまった経験はありませんか?

こういった状況は、恋人がこだわりが強い人の場合に起こりやすいといえます。

どうしてかというと、こだわりが強い人は、基本的に「恐ろしくマイペース」だからです。

自分だけの考えをしっかりと持っていますし、また独自のルールも設定しています。

ですから、こだわりが強い人の恋愛は、明らかに「衝突が増える」傾向にあるのです。

たとえ別れる別れないといった激しいケンカになったとしても、簡単に自分の考えを変えたり、ルールを破ったりすることはありません。

良い言い方をすれば筋が通っているといえますし、悪い言い方をすれば融通が利かないわけです。

そんなこだわりが強い人との恋愛では、衝突を避けることができません。

ですが、ケンカになるたびにとりあえず謝っておけばいいと考えるような適当な人に比べれば、ずいぶんマシだと思うべきです。

衝突を避けるのは難しいですが、そこであまり感情的になりすぎないことが、こだわりが強い人との恋愛では必要でしょう。



結果が極端になりやすい

こだわりが強い人が恋愛を続けていく中で、最終的に目指しているところはどこでしょうか?

それはズバリいうと「結婚」です。

こだわりが強い人にとって、恋愛に遊びという概念はありません。

常にもっと二人が幸せになれることを願っていますし、そのためにはどうすればいいかを一生懸命に考えているからです。

ただし、こだわりが強い人のそういった恋愛観には、実は落とし穴もあります。

それは「結果が極端になりやすい」という落とし穴です。

つまり、恋愛関係がどんどん成熟していって結婚まで至るケースも増えますが、逆に悲劇的な別れにつながるケースもその分多くなります。

これは恋愛に限った話ではありませんが、こだわりが強い人は自分の道を曲げません。

たとえ恋人がそれで苦しんでいたとしても、二人できっと乗り越えられるハードルだと信じているからです。

このように、こだわりが強い人の恋愛は結果が極端になりがちですが、もしあなたの恋人がそんな人なら、大きな心で受け入れる覚悟も必要になります。

結果が極端だということは、それだけ燃え上がれる恋なのかもしれないと、ポジティブにとらえるようにしましょう。



こだわりが強い人の仕事の仕方とは

自分のやりたいように仕事を行う

クリエイターの方などは、仕事の環境を自分なりに工夫して整えるものです。

そのような工夫された環境を見ると、「本当に仕事ができるのか」と感じることがあります。

しかし、自分で拘った環境によって、よりクリエイトな作品を制作できる可能性も。

またマニュアルといったルールを嫌い、好き勝手に仕事を行うことで成功する人もいます。

やりたいように仕事を行うこだわりにより、そのようなやり方を羨む人や嫌う人も存在しますが、誰よりも成果が達成できたり、唯一無二の作品を制作できるので文句は言えません。

滅茶苦茶な行動に見えてみ実は、その人にとって最適な環境であれば良い仕事ができます。

やりたいように仕事が行えるようこだわることで、成功してきたクリエイターがたくさん存在する事実があります。

世界に通用する上場企業のオフィスを見ると、集団よりは個人の意見を尊重した個人ディスクが目につきます。

個人スペースを確保すること、自由な空間で仕事が行えるようにこだわり抜かれた環境。

こだわりの強い人が存分に活動できる環境により、すばらしい仕事が行えるのです。



道具を上手く使う

こだわりが強い人は仕事の仕方も他の人とは違います。

例えば、道具にこだわりを持つことで上手く仕事をこなす人など、優秀な成績を残す人は何事にもこだわるものです。

メモ用紙一枚とっても、自分が使うアイテムを選ぶ際には一切の妥協をせず、機能的なものを選び抜いて日々使っています。

オフィス仕事の核となるパソコンでも、キーボード一つ見てもオフィス環境が個人的趣味を感じさせる空間を演出する方もいてユニーク。

仕事のしやすい環境は道具一つで変わってくるので、遊び心をくすぐる商品を選ぶ方も多い。

そのような道具が仕事のミスを減らしてくれることを、こだわりの強い人は知っているのです。

傍から見れば「用途が分からない」という道具でも、使い方ひとつで何ものにも代えがたい仕事のパートナーとなります。

道具を楽しみながら使うことで仕事のやる気が上がる場合も多いです。

他者がなかなか使わない道具を使うことで「こだわりがあるな」と思われますし、人間関係において話のタネにもなります。

こだわりの強い人は、機能的な道具を好んで使いながら仕事をこなす人です。



クライアントに必要とされるような仕事ぶり

個人事業主の方に多いですが、クライアントの要望を聞き入れる際に、超能力のような能力を発揮する方がいます。

例えば、クライアントが直接指示しなくても改善点を浮き彫りにし、事前に最良の案件を提案する。

クライアントに指示された作業内容で問題が発生することを予知したかのように、一歩先をみて仕事ができる人。

嘘のようですが、仕事をするうえで直ぐに全体像を把握できる人が存在するのです。

そのような人のこだわりとして、クライアントの目を惹きつける能力を身につけることです。

連絡と報告はもちろん欠かさず、クライアントに必要とされる人材になろうと努力しています。

目を惹きつけるこだわりにより、仕事が連鎖の如く舞い込んでくるようになるのです。

決してクライアントファーストの精神ではなくて、自分も同じく利益を得るための心得を習得しています。

クライアントと仕事が効率良く行える工夫に強いこだわりを感じ、自分の能力をいかんなく発揮できる環境を作るのが上手いです。

仕事相手であるクライアントに必要とされ、強いこだわりにより目を惹きつけることが上手い人は仕事ができます。



こだわりが強い性格は短所にもなる

いかがでしょうか。

こだわりが強い性格の人には長所もありますが、短所ももちろんあります。

仕事や恋愛面で言えば、そのこだわりの強さから相手の意見を聞いたりせず、自分のやり方を押し通すなど強引な面が見られることもしばしばあります。

時にはこうした面は長所にもなりますが、基本的には協調性がないということで短所と捉えられることが多いでしょう、

しかし、他に短所があるかと言われればそこまで目立ったものはありません。

こだわりが強い人は徹底的に一つのことに対して執着するので、他の人ができないことをやり遂げたり、一つのことに没頭する集中力があるため長所のほうが多いのです。

多くの人は自分に自信がないため、こだわりを持つことができません。

だからこそこだわりが強い人が周りを差し置いて結果を出す世の中かもしれませんね

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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