後輩に慕われる先輩の6つの特徴とは?
あなたは後輩に慕われる先輩でしょうか?
慕われる先輩と言われてパッと思い浮かぶのは「優しい先輩」でしょう。
しかし、優しいだけではそのうちナメられてしまうことになります。
何事もバランスが大切なのです。
そこで今回は後輩に慕われる先輩の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
後輩に慕われる先輩の特徴
仕事を丁寧に教えてくれる
後輩に慕われる先輩の特徴としては、仕事を丁寧に教えてくれることが挙げられます。
仕事は慣れてしまえば誰でも簡単にできるものですが、慣れる前は何をどうすればいいか迷ってしまうもの。
誰でも初めからできる人はいませんが、慕われる先輩は親切丁寧に教えてくれます。
自分が経験したことを踏まえて、こうすれば分かりやすく覚えてくれると思いながら教えてくれるので、とても分かりやすく覚えることができます。
仕事を覚えることによって自分に自信がつくので、より仕事にやりがいを持って集中することができるでしょう。
慕われる先輩は単に仕事の作業手順を教えるだけでなく、仕事の楽しさややりがいも教えてくれるので、後輩のやる気をアップさせてくれます。
自分の仕事をこなしながらも丁寧に仕事を教えてくれれば、先輩を目標に仕事を頑張ることができます。
丁寧に仕事を教えるには言葉だけでなく、しっかりと相手とのコミュニケーションをとる必要があります。
先輩と良好な関係を築くことができれば、後輩から慕われるのは当然です。
後輩だから適当に作業手順を教えるだけではなく、しっかりと後輩と向き合ってくれるので、後輩も先輩をしたって仕事を頑張ることができます。
困った時には手を貸してくれる
仕事をしていれば誰でもミスをしたり分からないこともありますが、後輩ならば特に自分では分からないことも多いでしょう。
スキルアップするためには自分で考えて行動することも大切ですが、何も分からない状態で頑張っても時間の無駄になります。
慕われる先輩は後輩が苦労している姿をしっかりと見ていてくれ、適切な時に手を差し伸べてくれます
先輩にとっては簡単なことでも、後輩からするとどうすればいいか分からないこともたくさんあります。
単にやり方だけを教えるのは簡単ですが、後輩のスキルアップにはなりません。
慕われる先輩は手を差し伸べるタイミングを見計って、少しだけアドバイスや助言をしてくれます。
すべてを教えるのではなく助言だけに留めることによって、後輩に考える余地を与えています。
後輩も助言を参考にすることで道しるべができるので、問題を解決する手掛かりになるでしょう。
後輩に対してすべてを教えるのではなく、適切なタイミングを見計らって少しだけ助言することで、後輩の成長にも貢献します。
あくまでも頑張ったのは後輩だというスタンスでいるので、後輩としては先輩のおかげで成長できたと慕うようになります。
誰にでも平等に接する先輩
簡単そうでいて難しいこと、それは人に平等に接することです。
好きなもの、嫌いなものがあるように人との付き合いも好きな人、嫌いな人、合う人、合わない人がいます。
プライベートの時には自分の付き合いやすい人と付き合うのは当然ですが、会社や組織、サークル活動など同じ目標や活動をしていく仲間の中ではそれはある程度のところで線引きをしなくてはなりません。
ところがなかなかその線引きができず、自分の感情を優先させてしまっている人もいます。
しかし後輩に慕われ、周りから信頼される先輩というのは誰にでも平等に接していることがたくさんあります。
そしてその人の得意なこと、苦手なことを理解したうえで仕事や活動の割り振りができるためすべてが平等に進んでいると周囲も感じ取ることができるのです。
自分が好かれている立場ならば何も感じないことかもしれませんが、嫌われている立場にある人からすれば先輩であれあまり協力的になれないという感情が生まれます。
人は相手から好かれることで相手のことも好きになっていく、それが平等に接する行動から生まれていくのです。
後輩の前でも謝ることのできる先輩
常に教える立場にあり、指導することもあるのが先輩です。
後輩よりも仕事ができること、そしてその威厳を保たねばなりませんが、人間なので誰にでも勘違いしてしまう事や間違えてしまうことがあります。
後輩の手前、ミスしたことがバレては恥ずかしい、メンツが丸つぶれだとミスを隠すような先輩もいますがそういうことはいずれバレます。
また自分が起こしたミスをうやむやにしたり、後輩に押し付けるような先輩は人間としてどうなのだとうか、という感情を皆に植え付けマイナスイメージになります。
自分のミスをきちんと認められる人は人として気持ちが良いですし、起こしてしまったミスに対する対処法もしっかりとしています。
そういう姿を見ると、ミスをしたことを認める姿勢、そしてその手際のよい処理やミスの挽回の方法をみて後輩は先輩のことを慕います。
もちろん後輩に対するミスをした時もそうです。
人間らしい姿は人はみな好きです。
完璧な人間は素晴らしいですが、少し自分とはかけ離れた存在に感じることもあります。
そこで謝ることができるという行動は等身大でいて共感できるのです。
名前をきちんと覚え、呼んでくれる先輩
後輩は先輩の名前を覚えようと努力しますが、先輩の中にはそんな面倒くさいことはしないという人もいます。
新人呼ばわりされたり、オイっと呼ばれるのはいくら同じ仕事をする先輩であっても決してよい気持ちはしません。
あとからその組織に入った後輩の方が数多くの先輩の名前を一気に覚えなくてはならないと必死なのに、数人の新人を覚えればいいだけの先輩がその努力を怠るという事、社会の中ではまだまだあります。
きちんと名前で呼ばれることでまずは組織の一員として認められていると人は感じます。
何かを頼まれたりするときも名前で呼ばれた方がやる気がわいてくるものです。
自分に対してはもちろんのこと、ほかの後輩に対しても名前を覚え、声をかけたり呼んでくれる先輩の姿を見ると思わず良い先輩だなと感じるものです。
難しいことではないのに、少しの努力や気遣いができていない人がいるからこそ何でもないことで親しみを持ちます。
今までできていなかったと感じる人はぜひ今日から名前を覚えて、名前で呼ぶことを始めて見ると周りの反応もきっと変わってくるはずです。
尊敬できる部分がある
後輩が先輩を慕う時に大切な条件として、尊敬できる人かどうかを見ています。
先輩と言っても単に会社に早く入社しただけなので、尊敬できる相手かどうかは分かりません。
仕事を教わったり一緒に仕事をする中で、人として尊敬できるか後輩は見ています。
仕事ができて後輩想いならば、憧れの先輩として目標にしたくなります。
慕われる人は尊敬されることは条件のひとつなので、人として尊敬できる相手かどうかを見極めて、素晴らしい人だと思えば自然と後輩もしたうようになります。
後輩に慕われる先輩は自然と慕われるような行動をとっているのも特徴のひとつです。
慕われたいと思って行動しても、人として尊敬されなければ慕われることはありません。
仕事への取り組み姿勢を見ているので、自分もこんな先輩のように仕事ができるようになりたいと思います。
仕事ができるようになるには日頃からの取り組み姿勢にも表れるので、普段からしっかりとしていなければなりません。
日頃からの先輩の仕事への取り組み姿勢と後輩へのコミュニケーションによって、尊敬できる人ならば慕いたいと思うのです。
後輩に慕われる先輩になりたいなら密なコミュニケーションが必要
いかがでしょうか。
あなたに後輩ができるということは、当たり前ですがすでにあなたは先輩です。
その時点であなたは今まであなたが先輩から受けた影響を後輩にやってしまう可能性がかなり高いです。
もちろん、それが良いことに転ぶこともありますが、その逆もあります。
あなたが先輩にやられて嫌だったことも、その後輩にやってしまいます。
そのやり方はあなたに合っていたかもしれませんが、その後輩はあなたとは別の人間です。
しっかりと後輩とコミュニケーションを取って、その人に合ったやり方を見出さなければいけません。
通り一遍なやり方だと慕われるどころか、嫌われる先輩になってしまいます。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。