ロジカルシンキング・論理的思考のメリット・話し方と鍛える方法とは?

ロジカルシンキングとは、論理的思考という意味です。

論理的思考とは、複数ある問題をそれぞれカテゴリーに分け、整理することで、素早く結論を出すという考え方です。

例えば、テレビを見る習慣をやめたいとあなたが考えているとします。

多くの人は意志の力に頼り、「テレビを見ないぞ」と決意するだけです。

これではロジカルシンキング・論理的思考とは言えません。

どうしてテレビを見てしまうのか、そしてその理由を中心に考えていくのがロジカルシンキングなのです。

そう考えると、テレビを捨てる・取りづらい位置にリモコンを配置する・生活スタイルを変えてテレビから遠ざかるなど、様々な解決方法が浮かんできますよね。

これがロジカルシンキングです。

今回はそんなロジカルシンキングのメリットや論理的な話し方その鍛え方をご紹介してきますぜひ参考にしてみてください

【目次】



ロジカルシンキングのメリットとは

 

客観性を身につけられる

 

話の筋道をしっかりと作ることができ、考えを口にした時に相手にも納得してもらいやすくなるのがロジカルシンキングのいいところです。

理論的に考えを組み立てていく際には思い込みを排除し、客観性を持って冷静に物事を分析していく必要がありますから、自然といろいろな角度から考え、感じ取り、さまざまな可能性を考慮して自分なりの答えを導き出せるようになります。

事実と私的な見解を区別することができるようになり、感情を交えることなくこれはどういうものなのかと考えられるようになり、意識をしていないと誰もがフィルター越しに見てしまいがちな物事を、そのフィルターを排除して見ることができるようになるのです。

そうすることで独りよがりな考えに陥らずに済みますし、また、他者がフィルターを通して見ていることを鵜呑みにせずに、事実と区別することも必要であるとわかるようになります。

議論が必要な場面でも、事実と私見を分けて客観的に述べることができますから、説得性を増して理解してもらいやすくなるのです。

客観性を身につけることで、印象や先入観だけで状況を判断することがなくなり、全体像を確認することの大切さを知ることができます。


優先順位を考えて行動できる

 

複数のことを実行しなければならない時、効率を重視するのであれば優先順位を考えることがポイントになります。

ロジカルシンキングによってスケジュールに落とし込む際、一つ一つの事柄を適切に処理していくために重要度や緊急性を考えられるようになり、確実にクリアしていくために優先的に行うこと、後回しにできることを取捨選択していくことができるようになるのです。

スケジュールを立てる前に最もやるべきこと、やりたいけれどもすぐには必要のないこと、無駄なことなどを振り分けて、目的達成日までの時間配分をして効果的な予定を組めるようになります。

もちろん、中途半端に終わらせずに全てを計画通りに実行するためには、自身の能力も正しく把握しておくことが必要です。

ただ、優先順位さえ正確に把握できていれば落ち着いて物事を処理していくことができますし、冷静に状況を分析できていればクリアまでにどのくらいの時間を要するのか、不測の事態に調整が必要な分も含めて余裕を持って計画を立てられますから、達成までに無理をせずに適切にこなしていけるようになります。

 

考え方がシンプルになる

 

人間は時として、必要以上に考え込みすぎてしまって動けなくなることがあります。

一つのことにこだわりすぎてしまい、他者から見ればどうでもいいようなことに悩んで思考の海に沈みこんでしまうのです。

しかし、論理的な物事の考えかたが身につけられれば、問題に対する疑問も単純になり、答えを出すためにどうすればいいのか、どう行動すればいいのかが明確になります。

何故疑問に思ったのかその理由を知り、自分がどういう答えを求めていてそれを得るためには何をすればいいのか、的確で適切、寄り道をせずに真っ直ぐに答えを導ける力を得られるので、悩むだけの無駄な時間を排除することができるのです。

頭の中ではいろいろと考えていはいますが、いい意味で思考がとてもシンプルになって、答えを得るためのさまざまな道筋の中から余計なことを考えずに最も求めるものに近いものを選び出すことができるようになります。

これをしたいからこうするのがいい、これをするためにはこれをしなければならない、そうした理由と答えが単純化されるので、自分でも何をするべきかわかりやすくなるのがいいところです。


論理的に話すコツとは

 

結論を先に述べる

 

論理的に話すためには、結論から先に述べるようにするといいでしょう。

たとえば、会社の会議で自分の前に話したAさんとは反対の意見を述べるとします。

その場合、自分の考えていることを事細かに話し、最後に「結論として、私はAさんの意見には反対です」という話し方をすると、自分がもっとも伝えたいことは最後になるまで聞いている人の耳には入りません。

聞いている人は、細かい説明を聞きながら、「どうやら、この人はAさんとは違う意見を持っているらしい」とか「もしかすると、反対の意見なのかな」と類推することになります。

人にそうした類推や想像をさせるような話し方は論理的とは言えません。

その点、話の冒頭で、「私はAさんの意見に反対です」という結論を話しておけば、聞く人は、明確にその結論を把握することができます。

こちらの主張したいことが、相手に正しく伝わるわけです。

そのあとで、どうして反対なのかの理由を説明すれば、相手を納得させることができるはずです。

最初に結論や主張したいことを明確に伝え、そのあとでその結論に至る細かい説明をすること、これが、論理的に話すためのコツということになるでしょう。


頭の中で要点を整理してから話す

 

たとえば、会社の上司に自分の仕事の進捗状況を説明するとしましょう。

論理的に話すのが苦手な人がやってしまいがちなのが、頭に思いついたことをその場で思いついた順番で話してしまうということ。

「仕事Aについてここまで進捗しています。仕事Bは、ちょっとアクシデントがありまして、予定よりも遅れています。言い忘れましたが、先ほどお話しした仕事Aでは、こんな思いがけない成果もありました」というように話したのでは、二つの仕事の報告が整理された形で上司には伝わりません。

上司は「ところで、仕事Bのアクシデントというのはどんなことかね」と聞くことでしょう。

それに答える形で、仕事Bの説明をし、そのあとでまた仕事Aの話に戻るというような話し方をすれば、上司はますます混乱するはずです。

論理的に話をするためには、事前に頭の中で話す内容を整理しておかなければなりません。

二つの仕事の進捗状況を説明する場合は、仕事Aと仕事Bについて、それぞれどんな進捗状況なのか、問題点や課題は何か、これまでに得た成果は何かをあらかじめ整理しておけば、聞く人にとって理解しやすい論理的な話し方になるわけです。

慣れないうちはメモ書きをして、話す要点を整理し、まとめておくといいでしょう。


主観的な意見と客観的事実を明確に分ける

 

論理的に話すためのコツの一つが、「主観と客観をはっきり分ける」ということです。

会議で自分で調べたことを発表し、それについての自分の意見や見解を述べるとしましょう。

その場合、「自分はこう思う。こう考える」ということと、「こういう客観的な事実がある」ということをはっきり分けて話をしないと、相手に正確な情報は伝わりません。

ある事実を提示し、「ですから、こう考えていいと思います」という話し方をすれば、相手は理解しやすいでしょう。

また、「自分はこうしたほうがいいと思います」という意見を述べる場合、「こういうデータがあるのですから、こうしたほうが会社にとってメリットがあるに違いありません」という説明をすることによって、自分の主張を相手に正確に伝えることができるわけです。

論理的な話し方ができない人は、しばしば主観的な意見と客観的な事実をあいまいにして話してしまいます。

聞いているほうが、「それはあなたの主観なのか、それとも客観的に見てそう言えるのかわからない」ということになってしまったのでは、とでも論理的な話し方とは言えないでしょう。

 

ロジカルシンキングを鍛える方法とは

 

知識を積極的にインプットする

 

ロジカルシンキングを鍛えるために、積極的に行っていきたいのが知識の習得です。

自分の考えを論理的に話して、相手にわかりやすく伝えるという行為は、物づくりと同じくアウトプットに類する行為となりますが、アウトプットはゼロからは行えません。

論理的に物事を話すためには、論理を支える知識をまず身に着けておく必要があるということです。

知識をインプットするために、効果的な行動はたくさんあります。

新聞を読んだり、人のスピーチを聴いたり、テレビやインターネットを通しても様々な情報を得ることができます。

見たり聞いたりしていて面白くない、興味を惹きつけられないことに関して、人間の記憶能力というものは大きく低下しますので、まず興味のある知識から率先して吸収していくのが良いでしょう。

情報媒体によって差し出された情報をそのまま受け取るのではなく、情報についてさらに掘り下げて調べてみたり、関連の事柄まで調べていくと、より深い知識が手に入ります。

持っている知識量が多いほど、ロジカルな思考で物事をとらえていきやすくなります。

色々なものを通じて色々な知識をインプットし、思考の糧としていきましょう。


語彙を増やして文章力をつける

 

優れた思考を持っていたとしても、それを他者に伝えられなければ意味はありません。

ロジカルシンキングには、発想するだけではなく伝えるという行動も含まれます。

他人に自分の思考を正しく伝えるためには、相手に伝わる言葉で話すということが重要になります。

相手が理解できない言葉を一方的に話すのは、会話でもスピーチでもなく、ただの独り言です。

自分が持つ、ありのままの知識を伝えるために、専門的な言葉を使いたいという気持ちはわかりますが、専門用語を使用して展開した論理は、知識を持つ一部の人にしか伝えることができません。

また聞いている者の誤解を招く、曖昧な言葉を使わずに、聞いている人の誰もが同じ結論に至れる言葉で文章を組み立てることも大事です。

どんな相手にも伝わる話ができるように、語彙を増やして文章力をつけることが、ロジカルシンキングを鍛えることに繋がります。

難しい言葉を簡単な言葉に直す能力は、子供用に作られたテキストを読み、その語彙を身に着けることで向上します。

文章力は文章を書けば書くだけ身につく力ですから、頭の中で論理を組み立てるだけではなく、それを文章に起こすということも定期的に行って、思考を伝える能力を鍛えていきましょう。


物事を結論から話す癖をつける

 

ロジカルシンキングを生活の中で生かしていくためには、いつでもロジカルに話せるよう、ロジカルな思考の癖をつけていくことが求められます。

ロジカルな思考が、様々な場面で重宝されるのは、それがわかりやすく簡潔だからです。

わかりやすい思考というのは、物事の一番大事な部分が一番に伝わる思考です。

一般的に、話の最も重要な部分は、結論にあると言われます。

ロジカルな思考を鍛えるべく、物事を結論から話す癖をつけていきましょう。

暑くて喉が渇いたからジュースを買った、という文章を例にした場合、ジュースを買ったということが結論になります。

ジュースを買ったことを伝えたい場合に、暑さや喉の渇きといった感情の部分は、あまり必要がありません。

結論に至るまでのその過程は、なぜジュースを買ったのかと、相手から問われた時に伝えればよい部分です。

きっかけや過程といった部分を、伝えたいことから省く訓練を日常的にしていけば、自ずと簡潔なわかりやすい文で言葉を話せるようになってきます。

結論を先に話し、結論以外のことは後から順繰りに説明していくといった思考のスタイルを作るために、日常の会話から常にそれを意識した行動をとっていきましょう。


ロジカルシンキングの手法を身につけよう

 

いかがでしょうか。

ロジカルシンキングはどんな場面でも役に立ちます。

論理的な思考を身につけることによって、効率化を進めることが可能です。

生産性がアップすることで、時間に余裕を持つことができますし、余裕あるということはストレスの蓄積を未然に防ぐことにもつながります。

こうしてメリットを上げていけばきりがありません。

しかしデメリットが一切ないかといえば決してそういうわけではありません。

例えば、何でもかんでも論理的に話していたり、ロジカルシンキングを貫いていると、そうでない人からの評判が悪くなりがちです。

考え方が合わない人とは付き合わなければいい、と考えている人はあまり問題がないでしょう。

しかし普通に過ごしていたらそれはなかなか難しいですよね。

重要なのは柔軟性です。

人によって対応を変えることも必要だということを学びましょう。

このような適応力を身につければ、あなたはどんどん人間としての魅力がアップしていくはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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