給料が安い職業や仕事10つ
給料が安い仕事というと、飲食店やスーパー等の時給勤務等が思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、実は大変な責任と体を酷使している割に安月給だなと思う仕事は他にもあります。
では、給料が安い仕事とは、いったいどういう仕事があるのでしょうか。
せっかく働くならできれば給料が高い仕事をしたいものですよね。
そこで今回は給料が安い仕事をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
給料が安い職業
給料が安い職業1.保育士
生まれて1年までの幼児は死亡率が高いのです。それは突然死症候群という症例があり原因ははっきりと分かっていません。
意思疎通が出来ない赤子たちは口に何でも入れる、ふいに転ぶ等、一瞬一秒目が離せず油断出来ない職場です。
命を預かる看護師のような仕事ですが、人気職のためでしょうか、希望者が多く給料は高くありません。
給料が安い職業2.幼稚園教諭
保育士と一緒ではないのですか?との声が聞えてきそうですが、意外と違います。
大切な小さい命をお預かりし健全育成することに変わりはありませんが、突然死症候群のリスクはぐっと少なくなります。
大変なのは死亡率ではなく労働時間です。
幼稚園児は午後二時前後に帰宅するので、その後はそんなに仕事がないように思われがちです。
確かに保育園等は午後6時前後まで子どもたちがいます。しかし、お昼寝の時間があるため、先生方はその時間を使いクラスで必要なものを協力して作ったり、連絡帳を書いたりするのです。
その点、幼稚園教諭は保育人数が保育園よりも多く、担任も1人のことが多いので、何もかもこなさなければなりません。
行事がある時は休みを返上して、手首が腱鞘炎になりながら作り物をするのです。時給計算なんて悲しいことを試みないようにしている人も少なくありません。
給料が安い職業3.介護士
立派な専門職だと思うのですが、こちらも、身体を酷使し緊急対応が多いというお医者様に近い仕事だと思いますが、給料は男女としても差がなく、一家を支える大黒柱のお父さんには、安月給な仕事になります。
いずれにしても、社会貢献したいという気持ちが強い人が選ぶ職業であり、人が生きていくことに欠かせない大事な仕事なので、もう少し「社会保障」として、給料の上乗せがあっても良い仕事だと言ってもいいかもしれませんね。
単純作業の仕事は給料が安い
仕事の難易度が高くなく、単純作業の職種は、どうしても給料が安くなってしまいます。
そういう仕事というのは誰でもその職につけるので、正直なところその人でなくてもいくらでもその仕事を希望する人はいるでしょう。
つまり、安い給料でも働き手が集まるため、給料を高くする必要がないのです。
例えばスーパーなどで品出しといった仕事は、毎日同じ仕事の繰り返しになりがちで、どうしても給料面では優遇されにくいというところがあります。
しかし、その中でも責任のあるポジションについて、キャリアや給料面をアップしていくという事もできるのです。給料アップを目指すのなら、まずは自分の仕事を精一杯やりこなしてみせましょう。
専門性の低い仕事
給料が安い仕事の中に、専門性の低い仕事というのがあります。
資格なども特に必要がないという仕事は、誰でも働く事が出来るので、給料面が低くなってしまいがちです。
飲食店のスタッフなどは、資格などがなくても就職できますから、どうしても給料が低くなってしまいます。しかし、例えばソムリエや栄養士の資格を取るといった形で仕事に役立つ資格をとる事ができます。
その資格を活かして給料アップを狙ったり、場合によっては同業他社に転職する事もできるでしょう。
医者や弁護士といった給料の高い仕事は、そのための資格が必要となります。給料の高い仕事を目指すなら、ある程度難しい資格の取得の必要があるかもしれませんね。
基本的に楽な仕事は給料が安い
専門性もなく体力的にも精神的にも楽な仕事というのは、給料面が安い事が多いです。
例えば会社で働く場合でも、電話番のようなポジションの職種は給料面が低いという事があります。
その分、精神的に負担がなかったり責任もなかったりという事で、楽は楽なのです。
仕事で高い給料を狙うなら、その分忙しかったり精神的プレッシャーが強かったりと、何かと大変な面もあるでしょう。
しかし、その分給料が優遇されているのです。
給料面だけにとらわれず、自分はどういう働き方を目指したいかという事を考えて、仕事を選ぶようにしましょう。
会社の事務員は給料が安い
事務員と一口に行ってもいろいろなタイプがありますが、一般的に会社で顧客のデータ入力などをする仕事は給料が安いです。
その理由は、とりあえずパソコンの入力さえできたら、誰でも出来ると思われがちだからです。
そのため高校卒業後、短大卒業後に就職する人も多く、会社によってはその部分は派遣の仕事ととらえていることもあります。
それを正職員としてこなすので、当然給料は安くなるのです。
しかしデータ入力とといってもパソコンを相手に一日中入力をしなくてはいけません。
またミスが起こらないように注意しなくてはいけませんんね。
ずっと座りっぱなし、手は入力で腱鞘炎になる、目は酷使して人よりも早く老眼になるという可能性もあります。
またパソコンの長時間使用で、目の疲れから睡眠不足などを引き起こすこともあり、健康的にも決して楽とはいえない職業なのですね。
その割に給料が安いので、まったく報われません。
営業の仕事は歩合制のため能力がない人は給料が安い
営業は自社製品を売り込む仕事です。
自社製品を他の企業に売り込む営業、自社製品を市場で一般市民に売り込む営業などがありますが、やはり一般市民を相手に売り込む仕事は給料が安いです。
それは経済も大きく関係してきます。
顧客の財布のひもも固く、何かを購入するときには、まず複数の会社のものを比較して一番良い物を購入しようと思いますよね。
そのため、営業の人にいい物があると言われても、すぐに購入には結びつかないのです。
しかしそこで営業のうまい人は、売り込むことが出来るので、自分の給料アップにつながるかもしれませんが、もしも売り込むことが出来なかったら?その時には給料には反映されません。
営業の場合は、基本給が安く、歩合制で、営業成績の良い人が高い給料を、能力がない人は給料がとても安いのです。
売り込んでも売り込んでも断られ、成績に続かない場合には、自分の自信も削がれてしまう職業でもあります。
レストランの店員は、きついけれど給料は安い
レストランの店員は、一日中立ちっぱなしで体力的にもきつい仕事ですが、最低賃金価格ほどの給料で安い方になります。
レストランで働く人は、裏の調理場で働く人、表に立ち、ウェイトレスでお客様にサービスをする場合もあります。
調理長を除き、調理補助をする仕事は全て下っ端となり、修行中の身。
そのために給料は全く見込めないのです。
またお客様のサービスに直接携わるウェイトレスは、バイト生も多いですが、必ず責任者の正職員はいるはずです。
正職員は、バイト生をまとめなくてはいけませんし、お客様に失礼のないようにバイト生のフォローをしなくてはいけません。
またクレームも多いところなので、身体的にも精神的にもつらい仕事です。
またレストランは労働時間がシフト制で夜中の勤務がある場合も。
その割に、特に免許などを必要としない職業なので、給料が低いのです。
ショップ店員は、給料が期待できない
ブランドのショップ店員は、あまり給料が期待できません。
なぜなら正職員であっても、最低賃金ほどの給料しかもらえないからです。
ショップ店員の場合も、お客様に販売した商品数で、給料が上がって行く場合もあります。
しかしなかなか自分が売り込んでも売れないというのが現実。
また仕事は立ちっぱなしですし、お店が終わった後にも、残って店舗の整頓や、新しい商品の陳列、またマネキンのコーディネートなどやるべきことはたくさんあります。
仕事は決して楽ではありません。
またショップ店員は、制服というのがありません。多くの場合は、そのブランドの服を購入して自分で着るのが制服のような形になるのですね。
そのために自己出費も多いのです。
また自分がその店の広告塔のような役割を果たすことになるので、洋服だけでなく、メイクやヘアスタイルもお金がかかることが難点です。
給料が安いなら転職も検討しよう
いかがでしょうか。
今回は、給料が安い仕事とはいったいどういうのかという事をお伝えしました。
給料ももちろん参考にしますが、まずはどういう仕事がしたいかという事を考えて、仕事を選ぶという事を心がけましょう。
結果として給料が上がればそれはそれで言うことはありません。しかし、生活も苦しむような給料の低さだったり、それが不満やストレスの原因になるようであれば、違う仕事を探すことを強くおすすめします。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。