自己評価が低い人の特徴6つ
あなたやあなたの周りに著しく自己評価が低い人はいないでしょうか。
自己評価が低い人というのは、社会において謙虚であるという見方をされることも少なくありません。
しかし、その謙虚というレベルを遥かに超えているような、自己評価が低い人も中には存在います。
では、自己評価の低い人というのは、いったいどういった特徴をもっているのでしょうか。
そこで本日は自己評価の低い人の特徴をご紹介していきます。
自己評価が低い人の特徴
自分に対して厳しい
自己評価が低い人というのは、どうしても自分に対して厳しい目で見てしまいます。
客観的に見て十分に仕事をこなしているように見えても、事故に対する評価が低いので、自分の能力や仕事の成果を過少評価しやすいのが特徴です。
仕事に対して真摯に取り組んで成果をあげていても「まだまだ不十分」と考えてしまい、更に仕事に力を注ぎます。
一見さらに仕事を頑張るように見えますが、それは冷静に仕事に対しての判断がつかないという事でもあり、客観的な対応をしているとは言い難いものです。
しして、結果的には仕事に対しての良い影響とは決して言うことができません。
また、いつも自分はまだまだダメだと考えているという事は、自分自身も仕事をしていて楽しいとはいえません。
仕事に対する満足度も低くなり、そういう状態で仕事をするという事は、やはり健全な状況とは言えないですし、結果を出しにくいでしょう。
自己評価が客観的にきちんとできるという事は、仕事に対しても客観的に対応できるという事につながるのです。
否定的な言葉が多い
自己評価が低い人というのは、自分に対してまだまだと思っていたり、どうせ自分は仕事が出来ないなどといったネガティブな事を考えているケースが多いので、どうしても否定的な言葉が出てきてしまいます。
「どうせ」「無理だ・できない」「自分なんか」といった否定的な言葉が多い人は、自己評価も低い場合が多いでしょう。
自分に対して正当な自己評価ができているという人は、自分の仕事ぶりの中にも良い面をしっかりと見つけ出す事ができます。
そうする事でいざ何かあった時、冷静に判断し、自分の判断を信じて対応するという事ができるのです。
しかし、自己評価が低い人は、いざという時にどうせ自分はだめだから、と否定的にとらえてしまいます。
そういう考えでは出来る事も出来なくなってしまいます。
自己評価を正当におこなうという事は、いざという時に自分を後押ししてくれる大事な力となるのです。
褒められる事に対して過剰反応をしてしまう
自己評価が低い人は、他人から褒められる事に対して居心地の悪さを感じてしまいます。
そのため褒められたりすると、つい過剰反応してしまいがちです。
自分自身は自分に対しての評価が低いのに、その評価と異なる評価を人から受けてしまうと、その評価が一致しないので、落ち着かない気分になってしまうのです。
人から「よくやっているね」「素晴らしい仕事をしたね」といった事を言われた場合、普通の人なら素直に「ありがとうございます」と一言返すだけがほとんどです。
しかし、それに対して「いやいや自分なんか本当に出来が悪くて」というような、必要以上に反応して否定してくる人は、自己評価が低いと言えるでしょう。
こういう人は、正当に評価をし続けてあげる事により、だんだんと正当な自己評価ができるようになるという事もあります。
その人が成果を上げたりした場合、折に触れて褒めたり肯定してあげるようにしてください。
自分の意見を言わない
自己評価が低い人は、自信を持って自分の意見を言うことがなかなかできません。
こんな事を言って笑われないだろうか?正しい事を言っているだろうか?と他人の評価をとても気にします。
自分に自信を持っている人は、堂々と自分の意見を言えますし、むしろ言う事を楽しみます。
自己評価が低い人は常に他人の意見や顔色、評価の中で自分の価値を判断しているので、自分の言動を表現する事が怖いのです。
意見を聞かれても、何でもいいと他人に合わせる人も、自己評価が低い人と言えるでしょう。
他人を批判ばかりする
自己評価が低い人の特徴として、他人をすぐに批判する事が挙げられます。他人を批判して、自分の評価や価値を高めようとしているのです。
これは無意識で行なっている場合がほとんどではないでしょうか。
自分に自信がないからこそ、他人を落として自分の価値を強引に引き上げようとする深層心理なのです。
何かにつけてやたらと批判したり文句を言ったりする人の特徴です。つまり自分の価値や評価を、正論化する必死の行為だということもできます。
幼い頃に両親や目上の人から、ダメだしをされ続け、自分に自信をもてなかったという、奥深い体験を持っている人が多いのも特徴と言えます。
やたら自慢する
自己評価が低い人、コンプレックスを持っている人は、何かにつけて自慢をする傾向もあります。
わざわざ言う事でもない事をあえて自慢気に話したりするのです。
自分のステータスをひけらかすものであったり、コネクションの自慢など、自分自身の価値観や考えではなく、自分の置かれている状況についての自慢が多いのが特徴でしょう。
これは、回りをリッチで優秀な人材で固める事で、自分を守っている行為ともいえます。
つまりブランドのものを持つのも同じ心理です。
ブランドのバッグを持つ事で、自分の評価を高めようとしているケースに当てはめると、上記は、自己評価が低いゆえの行為に近いものだと感じることでしょう。
自分はこんなにもすごいんだと他人に見せびらかす事で、自分の価値を上げようとしています。そして他人からの評価も上げようとしているのです。
自己評価が低い人の恋愛
いつも何かに依存している
自己評価が低い人は恋愛依存症みたいな人が多いです。
好きな人が出来て付き合いはじめると相手の存在が全世界になってしまって、相手の一挙一動に完全に振り回されるような人が目立ちます。
いつも何かに頼っていないと不安で仕方がありませんから、「占い」にはまって、電話占いに月10万円費やしてしまったり…そういうことが頻繁にあります。
ネットで申し込める恋愛の有料相談などにも依存していて、好きな先生がつかまらなくなると、その先生から見捨てられた!と思い込んで、周囲に当たり散らしたりします。
自己評価が低い人は、自分自身を信じてじっと孤独に耐える…ということがまったくできないし、そもそも誰にとっても本気の恋愛は消耗させられるものなのです。
心の弱い人にはいい恋愛はできないと言ってもいいでしょう。
相手に必要以上に「尽くしたがる」
自己評価が低い人は、付き合い始めると、尽くしたがるので相手にうっとうしく思われるようになります。
自己評価が高い人は、人間関係をつくるのも上手なので、相手に嫌がられるようなことはしません。
頼まれていないのに恋人のアパートに掃除をしに行ったり、映画のチケットをペアで買っておごったり、うるさく1日中、ラインを送ってきたりします。
こうした行動の下には“不安である、いつかは見捨てられる”という危機意識があるのですが、相手にしてみますと、うっとうしいのでいつしか避けるようになります。
そうされると自己評価が低い人はますます不安からパニック状態に陥り、「ストーカー」になりやすいとも指摘されています。
相手に振られると逆上してどこへでもつけ回す、怖いストーカーは自己評価が低い人が大半です。
「付き合おう」と言われていないのに肉体関係を持ってしまう
自己評価が低い人に限って、自分の肉体やセックスを取引の道具に使う傾向が強いです。
最初のデートで肉体関係を持ってしまったとか、相手から「付き合おう」と言われていないのになんとなくその場の雰囲気で肉体関係を持ってしまったりすることが多いです。
自分の取り分とか駆け引きというものが分かっておらず、自己評価が低いから相手から求められるままに何でも差し出しておかないとすぐに飽きられる…と思い込んでいるようです。
男性心理として簡単に手に入ってしまったものは尊重する気になれない…という本音がありますから、すぐに体を許すことで自分に安値をつけてしまうのと同じなのですが、自己評価が低い人は同じ失敗を何度も繰り返すようです。
自己評価を高める努力をしない限りは性の道具にされ続ける危険性もあります。
浮気されても怒れない
付き合っている最中に相手の浮気がばれた…こういう場合、普通に自己評価が高い人であれば、自分という恋人の存在が軽んじられたわけですから激怒して、別れる・別れないの大ゲンカになりますが、自己評価が低い人の場合、浮気されても怒れないとか、最初からセフレとして付き合っているけど平気とかうそぶいていたりします。
本命として大事にされたくないと思っているわけではないのでしょうが、かといって異性から本命にしてもらえるほどの自分ではない…と思い込んでいるあたりで自己評価が低いことが決定的になってしまいます。
最初からセフレでOKという態度なので、異性も安心して浮気するし、その浮気相手が「浮気しないで」と言ってくれば、簡単に捨てられてしまうでしょう。
恋愛以前の部分で自己分析が必要かもしれません。
自己評価の低い人の特徴はプライドが高い!?
いかがでしょうか。
自己評価の低い人の特徴についてお伝えしましたが、正当に自己評価を行うという事は、自分を客観的に見る事ができるという事で、それはとても大切な事です。
自己を過少評価せず、常に冷静に客観的に評価するようにすると、今までとは違った世界が待っているはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。