自尊心が低い人の特徴8つ
あなたの周りに自尊心が低い人はいるでしょうか。
または、あなたの自尊心は高いと言えるでしょうか。
おそらく多くの人は、「そうでもない」と答えるのではないでしょうか。
それほど、自尊心が高い人というのは稀有な存在です。
だからこそ、多くの人はそういった人たちに魅了され、憧れるものです。
そこで今回は、自尊心が低い人の特徴についてご紹介していきますので、あなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
そして、自尊心を高めるきっかけとして、活用してみてください。
自尊心が低い人の特徴
- 「積極的な行動」に出られない
- 自分の考えを持っておらず、他人任せ
- 周りから認められていないと安心できない
- 相手の欲求などを満たそうと一生懸命努力をする
- 人に見捨てられる不安を常に抱えている
- 相手の行動に干渉しやすい
- 現実逃避しやすい
- 自己肯定を繰り返しても意味はない
「積極的な行動」に出られない
自尊心が低い人は、基本的に行動力があまりないのが特徴的です。
こんな行動をして、周りからはどう見えてしまうんだろう・・・。
変な風に思われたりしないかな・・・。
このように思考が廻ってしまうため、そんなリスクを負うのであれば、何もしないでおこう、と考えてしまいます。
しかし、行動しないからこそ、いつまでも成長する機会を得ることができず、
いつまでも自尊心が低いままになってしまっているという悪循環になってしまうパターンが非常に多いのが現実です。
少しでも改善したいのであれば、行動は必要不可欠であるということを覚えておきましょう。
自分の考えを持っておらず、他人任せ
自尊心の低い女性は、自分の考えを持っていないことがほとんどです。
基本的に他人任せの傾向があり、自分は「何でも良い」というスタンスです。
自分の希望を主張するよりも、人に合わせていた方が安心する、というのが彼女たちの特徴です。
心の底に「自分の考えなんてどうせ大したものではないから、もっと立派な考えを持った人に委ねた方が安心」という気持ちがあるのです。
そして「他人に委ねる」ということにあまりにも慣れ過ぎてしまったため、自分の考えを持つことができなくなるのです。
それが自尊心の低さに繋がってしまうのです。
「安心感」も、行き過ぎると、自尊心の欠如に繋がります。
周りから認められていないと安心できない
無意識レベルでは自分に自信がなく、常に周りからの承認を得ていないと安心できないのです。
そして、自分が周囲の人々よりも社会的に上の立場に立った時、これまで満たされてこなかったインナーチャイルド(癒されていない子どもの部分)が、暴走するようになります。
何らかの集団のトップに君臨したり、権力を握った途端、それまでは見せなかった幼稚な振る舞いをするようになる人は、このようなパターンに当てはまるといっていいでしょう。
これまで抑圧されてきた、「認められたい」「愛されたい」「褒められたい」「注目されたい」という欲求が、一気に子どもっぽい形で現れてしまうのですね。
それは、コンプレックスの裏返しともいえます。
出典 自尊心が低い人は
相手の欲求などを満たそうと一生懸命努力をする
自尊心が低い人は、自分のことをあまり優先しない人も少なくありません。
その代わりに、相手を優先的に考え、そして努力をします。
例えば、仕事上で、先輩や上司に喜んでもらいたいから、とんでもない努力をするというのがわかりやすいのではないでしょうか。
もちろん、これは決して悪いことはありません。
問題なのは、相手ありきで努力をしてしまっているということ。
相手の欲求を満たすためだけに動いていると、自分の目的が見えなくなってしまう瞬間は必ず訪れますし、その状態から抜け出すのは難しくなってしまいます。
まずは、自分の本当の気持ちを確認することで、自尊心を高めることができます。
人に見捨てられる不安を常に抱えている
人は誰でも人から嫌われたり、見捨てられたりすることに恐怖を感じています。
それは、自尊心が高い人も、低い人も関係ありません。
しかし、自尊心が低い人は、他人の目や考えを異常に気にしてしまうため、
一般的な人よりも、不安や恐怖を感じやすくなっています。
その不安から、自分に自信がますます持てなくなり、どんどん落ち込んでいきます。
それがエスカレートしていくと、他人とコミュニケーションすること自体が嫌になり、ふさぎ込んでしまいます。
人は、他人と関わらないと充実した生活を送ることができません。
その道を自らの手で閉ざしてしまうのは、とても大きな損害だといえるかもしれませんね。
相手の行動に干渉しやすい
自尊心が低い人は、自信がないのが基本です。
だからといって、他人の言うことを何でも聞くかと言うと、そういうわけではないのが、少し複雑なところです。
嫉妬心が高いのも特徴で、他人の活躍を素直に喜ぶことができないのです。
それだけだったら、特に相手に対して問題はないのですが、厄介なのは干渉したり、邪魔をすること。
この心理としては「自分と同じ立場」であることに安心感を覚えるのが根幹としてあります。
自信がなさすぎるあまりに、他人に対しても同じ状況であってほしいと望んでしまうのです。
現実逃避しやすい
現実の世界から逃げ出したくなる瞬間はよくあります。
多くの人はその感情と闘い、現実の世界に戻ってきます。
しかし、自尊心が低い人は、一度現実逃避をしてしまったら、そこから戻ってくるのに時間がかかります。
コミュニケーションがうまくとれない、何をやってもうまくいかない、他人の目が気になるなどで、現実逃避しやすいタイプなので、成長がないとその癖はいつまでも直らないでしょう。
自己肯定を繰り返しても意味はない
成功している人が「私はすごいんだ。みんな私のことが好きだ」というような自己肯定を呪文のように唱えていることがあります。しかし、そんなやり方は陳腐で全然役に立たないという人もいます。自己肯定は自尊心を高めるためのものですが、行き過ぎた自己肯定は、本心との衝突を引き起こします。
カナダのウォータールー大学の研究で、「私はみんなに愛される人間だ」というような自己肯定を繰り返し唱えることで、自尊心が芽生える被験者もいましたが、自尊心がかなり低い被験者の場合は、自己肯定を繰り返し唱えることで、さらに状況が悪化することが分かりました。これは、自己認識と自己肯定の内容がかけ離れすぎているあまり、ストレスを引き起こし、さらに気分を落ち込ませている、と結論づけられました。
自尊心が低い人の特徴のまとめ
・常に周囲からの称賛や承認を求める
・自分よりも優れている人を素直に認められない
・プライドが高い
・コンプレックスを持っている
・自尊心を傷つけられることを何よりも怖れる
出典 自尊心を高めるには
いかがでしょうか。
自尊心が低い人の特徴についていくつか挙げていきましたが、あなたに当てはまるようなものはあったでしょうか。
自尊心が低いよりも、自尊心が高いほうが生活は豊かになることは間違いありません。
自信を持って行動することで、どんどん人から支援されたりしますし、新しい出会いや、発見が毎日のようにあります。
自尊心が低いとそれが億劫に感じてしまうのですが、人はちょっとしたことがキッカケで考え方や行動がガラリと変わるものです。
自尊心を高めるには、やはり傷つきながらも新しいことに飛び込んでいくことです。
傷つきながらも、立ち上がり、また行動することが成長につながるのです。
これには近道はありません。
小手先のテクニックに頼ったとしても、いずれボロができることをしっかりと覚えておきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。