真面目な人ほど急に辞める理由や前兆を徹底解説！
職場において、真面目に働いている人ほど急に辞めるイメージがありませんか。
辞める予兆を一切感じなかったからこそ、いきなり辞めたという気がしてしまうのかもしれません。
ここでは、真面目な人ほど急に辞める理由についてみていきたいと思います。
また、特徴や性格、予兆やサインなどについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
真面目な人ほど急に辞める理由
なんとなく、真面目な人は急に会社を辞めることはせず、辞める場合は何ヶ月も前から伝えていそうですよね。
しかし実際には、真面目な人ほど急に辞めることも多いもの。
それはなぜなのか、理由を詳しく見ていきましょう。
我慢の限界になった
真面目な人は、ちょっと嫌なことがあったからすぐに仕事を辞める、という考えには至りません。
その都度我慢して、切り替えて仕事に取り組んでいるのです。
そんな真面目な人が急に辞めるのは、我慢の限界に達したからというのが一番の理由でしょう。
自分の中で「これ以上は耐えられない」というところまで来てしまったため、周りからは急に辞めたように思われるのです。
ストレスが溜まっている
我慢の限界に達したことと似ていますが、真面目な人は仕事の不満を言ったり、同僚や上司の悪口を言うことはありません。
本当は不満があっても、言わずに堪えているわけです。
職場でのトラブルは少ないですが、その分本人のストレスが溜まっていくのは言うまでもなく、そのストレスのせいで会社を辞めることになるのでしょう。
将来性がないと感じた
真面目な人は、目の前のことだけでなく数年、数十年先のことまで見据えていることが多いです。
自分が長く働ける会社かどうかを見極めるのはもちろん、会社の将来性まで考えていることも少なくありません。
様々な観点から考えた結果、今の会社に将来性を見出すことができなかった場合、真面目な人は何の躊躇いもなく辞めていくのです。
待遇などに不満がある
仕事が好きという人でも、ボランティアで働いているわけではありません。
自分が働いた分に見合った給料を求めるのは、ごく自然のこと。
給料や休日、福利厚生などにおいて会社に不満があると、タイミングを見て辞めようと考えるのはおかしなことではないでしょう。
真面目な人も、今の待遇に不満がある、納得できない気持ちから辞めるケースもあるようです。
自分のやりたいことができない
そして真面目な人は、ただ目の前の仕事に取り組んでいるわけではありません。
きちんと目標を持って、それを達成するために取り組んでいるのです。
もちろん、叶えたい夢があるというケースもあるでしょう。
しかし、実際には雑用を押し付けられてばかりで自分のやりたい仕事が一切できないこともあり、こうなると真面目な人の頭の中には「辞める」ことが明確に現れてくるのです。
急に辞める真面目な人の特徴
真面目に仕事をしている人が、全員急に辞めるわけではありません。
急に辞める真面目な人には、やはり何か特徴があるはずですよね。
全員に当てはまるとは限りませんが、急に辞める人には以下のような特徴があることが多いです。
断れない
職場で我慢の限界に達してしまうタイプに圧倒的に多いのは、誰かに何かを頼まれたときに何でもかんでも引き受けてしまうこと。
本当は無理だと思っても、断れずに引き受けてしまうため、残業続きになってしまうこともあるでしょう。
断れない人はどうしてもストレスが溜まりやすくなるので、いきなり辞めやすいのです。
自分の意見を言えない
断れないこととも似ていますが、人に流されやすい真面目な人も急に辞めやすいと言えます。
こちらについても、自分の本心に嘘をついて生活しているわけですから、ストレスが溜まるのは言うまでもありません。
自分の意見が言えず、周りに従って行動しているだけなので、仕事へのやりがいも見出すことができないのです。
向上心がある
そして、やる気に満ち溢れている真面目な人も、急に辞めることがあります。
高い向上心を抑えきれず、今の会社では物足りなくなってしまうのでしょうね。
就職先を間違えたと言えばそれまでですが、一定期間真面目に働き、ここからだというタイミングで見切りをつけることもあるので、周りからは「勿体ない」と言われることも多いでしょう。
急に辞める真面目な人の性格
急に辞める真面目な人には、性格的な特徴もあります。
真面目だからこそ言いたいことを言えずに最後まで頑張っているわけですが、頑張りすぎて限界に達してしまうケースが大半。
以下のような性格の人は、無意識にストレスを溜めやすいので気をつけましょう。
優しくて温厚
人に逆らったり意見を言うのが苦手な優しい人は、問答無用にストレスを溜めやすいので気をつけなくてはなりません。
本当はそう思わなくても、つい同意してしまったり肯定してしまうということはありませんか？
優しくて温厚な性格の人は、それゆえ人と人の間に挟まれることも多く、トラブルに巻き込まれやすいと言えるでしょう。
頑張り屋
自分のキャパをオーバーしても頑張りすぎてしまう人も、いつか限界が来て爆発するのは目に見えています。
頑張ることは良いことですし、決して悪いことではありません。
しかし、何でもかんでも頑張りすぎてしまうのは問題ですよね。
頑張り屋な人には周りも仕事を押し付けてしまいがちなので、余計にストレスや負担がかかってしまいます。
平和主義
そして、職場内でのトラブルをできるだけ避けたいと考える人も、急に辞めることが多くなります。
平和主義で争いを好まない性格だからこそ、誰の意見も断れず板挟み状態になることも少なくありません。
それがきっかけでトラブルが起こるようになると、平和主義な性格の人は何のために頑張ってきたのか分からなくなってしまい、その落胆から仕事を辞めてしまうのです。
真面目な人が急に辞める会社の特徴
真面目な人というのは、会社を辞めたくて辞めるわけではありません。
本人もどうすることもできなくて、仕方なく辞める選択をしたという方がしっくりくるもの。
そう思ってしまうのは、多少なりとも会社に原因があると言わざるを得ないでしょう。
年功序列
真面目な人は、自分の仕事をきちんと評価してほしいという気持ちが強いです。
頑張った分だけ評価され、認められればやりがいもありますからね。
しかし、年功序列の会社などはどれだけ頑張っても昇格することはなく、自分よりも明らかに仕事のできない人が上司になるので、嫌になってしまうのです。
人によって仕事量に差がある
仕事の内容によって、向き不向きがあるのは当たり前のこと。
しかし、いつも自分ばかり仕事を振られていて、周りの人と明らかに仕事量が違うということもあるでしょう。
めんどくさい内容の仕事はいつも自分に回され、仕事量に差があるのに誰も気にしてくれないような会社は、真面目な人が辞める典型的な会社といえます。
時代にそぐわない考え方
会社によっては、いつまでも昭和のようなところも少なくありません。
年功序列であることもそうですが、新人は先輩より早く来て遅く帰る、サービス残業当たり前など、俗に言うブラック企業の場合、真面目な人ほど耐えられないと言えるでしょう。
真面目だからこそ、ブラックなことを受け入れることができないのです。
真面目な人が急に辞める前兆やサイン
真面目な人は、急に仕事を辞めるといっても、いきなり明日から来なくなるということはありません。
周りに言わないだけで、自分の中では割と早い段階から辞めることを考えているのです。
辞めることを考えているときの予兆やサインには、以下のようなものがあります。
口数が減る
真面目な人は、自分の限界が来て仕事を辞めることにした場合でも、周りに悪いなという気持ちを持っています。
その後ろめたさから、仕事中はおろか休憩中などでも喋らなくなるでしょう。
こちらから話しかけても苦笑いだったり、適当に相槌を打つ程度で会話を終わりにするようなときは、辞めたいと思っている可能性が高いです。
身の回りの片付けを始める
自分の中で仕事を辞めると決めたあと、真面目な人は「いかに綺麗に辞めるか」を考えるようになります。
立つ鳥跡を濁さずという言葉があるように、辞めるときは後腐れなく、尚且つまっさらな状態で辞めようと考えるのです。
だからこそ、周りには何も言わなくても、身の回りの片付けをし始めたら何かあるのは言うまでもありません。
仕事を引き受けなくなる
真面目な人は、会社が嫌になって辞めるときでも、残る人に迷惑をかけないようにしようと思うもの。
そのため、新しい仕事を頼まれても引き受けないようになるでしょう。
自分が仕事を引き受けてしまったら結局他の人に引き継がなければなりませんし、引き継ぐ人が大変だろうと思うからです。
真面目な人が急に辞めた…。自分はどうするべきか判断する方法
真面目な人は優秀な人であることも多く、そういう人が急に辞めるのは衝撃ですよね。
身近な人が急に辞めると、自分はどうあるべきなのかを考えるようになるのは、決しておかしなことではありません。
その際の判断方法は、以下を参考にしてみてください。
自分自身と向き合う
真面目な人が急に辞めると、良くも悪くも影響を受けるのは当たり前のこと。
その場の感情ではなく、自分の本心としっかり向き合わなくてはなりません。
身近な人が辞めたことで、仕事を辞めるということがより身近なものとなり、考え方が変わっていくことは十分に有り得ることですからね。
客観的に見てみる
あなたの中で、仕事を辞めることが何度か頭をよぎることはあっても、おそらくそれは現実的ではなかったのでしょう。
同じ職場の真面目な人が急に辞めたからこそ、客観的に物事を見れるチャンスができたと考えてみてください。
見方を変えてみると、違う答えが見つかるかもしれません。
仕事へのやりがいを感じているか
真面目な人が急に仕事を辞めたとき、便乗して仕事を辞めるという人もいるかもしれません。
ここで大切なことは、後悔しない選択をするということ。
そのためには、あなた自身が仕事にやりがいを感じているか、周りとの人間関係は上手くいっているかをしっかり考えてみることが必要です。
まとめ：真面目な人ほど急に辞めるのは我慢の限界になったから
普段真面目に働いている人ほど、ストレスを上手に発散することができません。
それゆえ、いきなり爆発して仕事を辞めるに至るのです。
真面目だから仕事を辞めないイメージがありますが、真面目だからこそ文句を言ったり断ることができず、限界まで頑張ってしまうのでしょう。
相手の顔色を伺ってしまう人や、嫌なことを嫌と言えない人に多いので、自分に当てはまる場合は意識してストレスを発散していくことが大切です。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。