上品な人の特徴9つ
上品な人には特徴的な共通点があるものです。
世の中には色々な人がいますが、その中でもどことなく上品さを感じさせるという人がいます。
そういった人はどういうしぐさが上品だと感じさせるのでしょうか。
その上品な人の特徴を、知っておいて損という事はありません。
そこで今回は上品な人の特徴をご紹介していきますので。これらをぜひ知る事で、自分の行動にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
上品な人
言葉使いが丁寧
上品な人の特徴として、まず言葉使いがきれいという事が挙げられます。
上品な人だなと周囲の人に感じさせる人というのは、言葉使いが丁寧でちゃんとした敬語を話すという事ができるのです。
最近は男性女性問わずずいぶんと乱暴な言葉使いをする人が増えていますが、その言葉使いの悪さというのは、意外なほど人に対して悪印象を与えるのです。
「~じゃねえ?」「~だしぃ~。」といった荒っぽい言葉や語尾を伸ばすような言葉を話している人は、決して上品とは言えないのです。
これだけ言葉使いが乱れている中で、きれいな日本語を話すような人は、どことなく品の良さを感じさせます。
本当にそうかは別として、育ちの良さも感じさせたりするのです。
言葉使いを丁寧にしてきちんとした敬語を話すようにするだけで、その人の周囲に与える印象は違ってきます。
上品な人というのは言葉使いというものを大切にしていますから、その習慣を是非とも取り入れるようにしてみましょう。
食事の仕方がきれい
上品な人の特徴にはいろいろありますが、食事の仕方がきれいという事もあります。
正しい箸使いができるかという事や、お味噌汁や吸い物をいただく時にも音を立てていないか、そういった点をきちんとクリアできているのが上品な人の特徴です。
また、魚などをいただいた時にもきれいに身を食べつくしているか、お皿の上に残った皮や骨などが散らばっていないか、そういうところにも気を配るようにしているのです。
食事の仕方は良く育ちが出るといいますが、本人が意識する事でずいぶんと改善する事ができます。
肘をついていないか姿勢は曲がっていないか、そういうあたりにも意識を向けるようにして、きれいな食事の仕方をマスターするようにしてみましょう。
食事の仕方をきれいにするだけで、周囲に与える印象をよくする事ができますし、上品にみられる事になるでしょう。
きれいな食事の仕方はマスターしておいて決して損はないので、是非ともきれいな食事の仕方を覚えておきましょう。
立ち居振る舞いががさつでない
上品な人の特徴の一つには、立ち居振る舞いががさつでないという特徴があります。
中には歩く時にはバタバタと音を立ててしまったり、扉を開ける時にも勢いよくバタン!と開け閉めする人もいます。
そういった振る舞いでは、周囲にいる人もその音に驚いてしまいますし、決して上品には見えないのです。
上品な人は歩く時にもきれいな姿勢での歩行を意識していますし、
扉を開け閉めする時にはあまり音を立てないように気を付けています。
また、物を渡す時にも片手で渡すのではなく、
両手を添えて相手に手渡すようにするのです。
上品さを感じさせるのは、立ち居振る舞いが荒っぽくないという事がとても大切です。
人間は急いでいる時やイライラしている時にこそ本当の性格が見え隠れするのですが、そんな時こそ丁寧で落ち着いた物腰でふるまうようにしてみましょう。
それが上品な物腰と呼べるものであるのです。
字がきれい
上品さを感じさせる特徴の中には、字がきれいであるという特徴があります。
字がきれいな人はどことなく上品さを感じさせるのです。
逆に雰囲気が上品に見えても書いている字がミミズがのたくったような字では、上品な印象が失われてしまいかねません。
その上品な印象を保持するためにも、きれいな字を書くように心がけましょう。
字をきれいにしようと思っても、一朝一夕にはきれいにする事ができません。字をきれいにするためには、ある程度の練習が必要となるのです。
自分の字を見てきれいでないと感じたら、寺をきれいにする練習をしてみてもよいでしょう。
今は書店に字をきれいにする練習帳のようなものが販売されていますから、そういったものを活用してもよいでしょう。
また、字を書く時に、一文字一文字丁寧に書くという事を意識してみましょう。
字はすぐにはきれいになりませんが、きれいとまではいかなくても丁寧に書いた字は好感が持てるのです。
そういった形で丁寧に字を書く事で、上品な人に一歩近づく事ができるのです。
服装がきちんとしている
上品な印象を与える人というのは、身なりに気を配っているという人です。
それほど高級でなくても服装がきちんとしている人というのは上品さを与える事ができるでしょう。
その時に気を付けたいのは、品が良くてもあまりにもカジュアルだったり流行を追いすぎたようなファッションは、上品な服装とは言えません。
ある程度スタンダードな服装が、上品と感じさせるには必要なのです。
きちんとしたスタンダードな服装は、相手に上品な印象を与えます。
そういったファッションを意識する事で、上品な人になる事ができるのです。
挨拶がちゃんと身についている
上品な人というのは礼儀正しく、TPOに応じたマナーがしっかりと身についています。
上辺だけの所作ではなく、礼儀作法がきちんと板についているためにどのような状況でも決して慌てることなく、落ち着いて振る舞うことができるのです。
さらに上品な人はいつも穏やかで優しい表情をしており、真心のこもった挨拶がごく自然とできます。
誰に対しても差をつけることなく、穏やかな態度を崩すことがありませんから、周りに好印象を与えられるのです。
このように上品な人というのは社会生活を営んでいくうえで必要となる常識やルール、あるいは教養等をちゃんと持っています。
それはそれまで過ごしてきた過程で身についたものかもしれませんし、自ら学んだものかもしれませんが、どちらにしても周囲に決して不快な印象を与えないのが上品な人だと言えるでしょう。
周囲をさりげなく気遣うことができる
どんな時でも他人を気遣い、その場の空気を読んで行動できるのが上品な人の特徴です。
ですから人が集まる場では自ら率先して周りのために動くことができますし、そのために周囲の状況を的確に判断できる目も持っています。
これは簡単なようでいて誰にでもできることではありませんから、上品な人は頭の良い人だと言うことができるかのしれません。
例えば「お先にどうぞ」「足元お気を付けください」などの他人を気遣う言葉がごく自然に口から出る人がいます。
こうした人はただ単に口調が丁寧なだけではなく、その場その場の状況を見極めたうえで、相手のために最善だと思う配慮ができるのです。
このような配慮をされて悪い気のする人などいませんし、自分を気遣ってくれているのだなとその心遣いに感謝するのではないでしょうか。
所作がゆっくりと落ち着いている
きびきびした動作とせかせかと慌ただしい動作というのは、似ているようで実は周囲が受ける印象は全く違います。
きびきびした動作は見ていて気持ちの良いものですが、せかせかしているとどうにも落ち着きがなく見えてしまいますよね。
そして上品な人というのはゆっくりと落ち着いた動作で、決してせかせかとしていません。
ですがゆっくりとした動作であってもその動きには無駄がないために、鈍かったりどんくさかったりする動きには見えないのです。
おまけに基本的にはゆっくりと落ち着いた振る舞いをしていますが、いざという時には速やかに行動できるのも上品な人の特徴の一つです。
このように上品な人の動作や仕草というのは、傍から見ていて非常に気持ちの良いものです。
優雅で品があるため、周りの誰しもがその動作には目を奪われてしまうことでしょう。
物を両手で丁寧に扱う
上品な人の所作を良く観察してみると、あることに気が付きます。
それは物を扱う時には、両手を使って丁寧に扱うということです。
例えば食事をする時には食器を片手で扱うことはなく必ずもう一方の手を添えますし、誰かに物を渡す時にも両手を添えています。
普通の人がグラスを片手で掴んで飲むところを、上品な人は利き手以外にもう一方の手を添えて飲むといった感じです。
このように上品な人は人に対してだけではなく、物に対しても気遣いがあふれています。
この両手を添える仕草というのは非常に優雅に見える動作ですし、物にここまで気遣いができるのだから人に対してはさらに行き届いた配慮ができることは考えてみれば当たり前のことですよね。
周りに対して優しい気遣いを忘れない人、それこそが上品な人であり、素敵な人だと言えるでしょう。
上品な人になりたい人は行動のすべてを意識する
いかがでしょうか。
以上、上品な人の特徴についてお伝えいたしました。
上品な人というのは、しぐさや立ち居振る舞いをきちんとするという事でそう言う印象を与える事ができるのです。
そんな上品と感じさせるしぐさは取り入れるのは決して難しくありません。
今日から一つずつそういったしぐさを取り入れて、上品な人といわれるようになってみるようにしてみましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。