つまらない人の特徴6つ
by Incase
あなたの周りに「つまらないな・・・」と感じる人はいるでしょうか?
そして、その人のどのようなところにつまらないと感じるのでしょうか?
その場では「つまらないな」と思っていても、時間が経てばすっかり忘れてしまうこともしばしばあります。
つまり、反面教師として認識するキッカケを失ってしまうので、もしかしたらあなたも同じようなことをやらかしていて「つまらないな・・・」と思われている可能性があるのです。
そこで本日はつまらない人の特徴や共通点をご紹介しますので、あなたに当てはまっていないかどうか、周りの人に当てはまるかどうか確認してみてください。
つまらない人
つまらない人の共通点は次のようなものが挙げられます。
- 趣味がない
- 文句や愚痴が多い
- 言い訳ばかりして行動を起こさない
- しつこい
- 酒の席で自分の自慢話ばかりを言う
- 細かいお金にこだわり過ぎる
それでは詳細を見ていきましょう。
趣味がない
何に対しても興味がなく、何かに夢中になっている事がない人との会話は、話が弾むことがあまり多くありません。
共通の趣味でなくても、自分はこんな事をしている!とか、こんな所に行ってきたよ!という趣味の話は、
聞いていても楽しいですし、
新たな発見や刺激にもなるものでしょう。
無趣味な人の日常は、職場と家との往復のみで、休日も家でゴロゴロして、テレビを見ながらだらだらと過ごす人が多いようです。
そんな無趣味な人に共通して言える事は、考え方が建設的、創造的に行われにくいという事が言えます。
そのため話題のストックが全体的に少なくなる傾向があり、
新しい話題もできにくいので、相手からつまらない人と思われてしまうようです。
文句や愚痴が多い
つまらないと感じさせてしまう人に多いのが、文句や愚痴が多い人です。
例えば、レストランに食事に行っても、味付けや盛り付け、価格や接客などの粗探しばかりをし、文句を言ってしまいます。
相手からしてみれば「わざわざ言わなくてもいいのに・・・」「良い所もたくさんあるのに・・・」と思ってしまうものですし、一緒にいてつまらないどころか、嫌な気持ちになることだってあります。
こんな事があったよ!という話を聞いても、結局はその事に対しても文句だったり、愚痴ばかりで、話をしていてもうんざりしてしまうものでしょう。
人は誰しもが不平や不満を抱えて生活しています。
我慢出来ないから、憂さ晴らしに付き合って!と、たまに話を聞くのはいいことですが、それはお互い様です。
自己中になって自分の思っていることをベラベラと喋ってしまうのは、相手に不快感を与えるキッカケになります。
さらに、いつも会う度に文句や愚痴ばかりでは、いずれ人が離れていってしまうかもしれません。
言い訳ばかりして行動を起こさない
口では、こんな事がしたい!あんな所に行きたい!と、次々と夢や野望を語る一方で、いざ行動するとなると、言い訳ばかりをして、具体的な行動を起こさない人がいます。
夢を叶える1歩を後押ししても、なんだかんだ言い訳をして、保留にしまうこともよくあるケースです。
それでは、本気で夢を叶えたいのかな?と疑問を抱いたり、口先ばかりだと信用を失いかねないでしょう。
夢や目標を持っているけれど、1歩踏み出す勇気がなく、不安や心配ばかりをしているのかもしれません。
もしそうなら、言い訳ではなく、素直に自分の不安な気持ちを打ち明ける方が、相手との距離も縮まるでしょうし、親身になってアドバイスをしてくれるかもしれません。
しつこい
親しき仲にも礼儀あり、という言葉があります。
いくら自分の方に理があるとはいえ、あまりにもしつこく同じことを掘り返して話をするのでは、聞いている方も嫌々してきまし、「またか・・・」とつまらない気持ちにもなってしまいます。
理詰めで今まで過ごしてきた人や、神経質な人ほど陥りやすい落とし穴でしょう。
「自分の方が正しいことを言ってるはずなのに話を聞いてくれない」のではなく、同じことをくどくどと言われる、執拗に一つのことにこだわり続けていることになかなか本人は気づくことができません。
これでは、他の人から「あの人は自分が有利な立場でしか話ができないような姑息でつまらない人」と思われても仕方がありません。
酒の席で自分の自慢話ばかりを言う
酒の席は無礼講となるパターンが多いですが、お酒を飲んで酔いが回ればなかなか普段話しにくいことでもすんなりと話せてしまうものですよね。
酒の勢いでその場にいない上司や部下を肴に、会話の華が咲くことでしょう。
しかし物事には限度というものがあります。
他人のことを悪く言うことでしか話が進まない人は、普段の仕事で常に不満を持ちながら嫌々働いているのかと思われても仕方がありません。
「そんなに嫌なら別の仕事に転職したらいいのに」と思われていても、誰もそれを口にはしないでしょう。
また、自分の過去の功績ばかりをべらべらと並べ立てても良くありません。
話している本人は気持ちよく話せるのでしょうが、聞いている側はうんざりしていることが多いものです。
物事を都合よく捉えている人や視野の狭い人、過去に捕らわれている人と思われてしまいます。
もし、気持ちの良い酒宴を望むなら、あなたはこのような人たちと席を共にしたいと思うでしょうか。
細かいお金にこだわり過ぎる
普段の生活できちんとお金の管理をできている人ほど、不測の事態への対応はキチンとされているものです。
逆に、お金がない人だったり、お金にルーズな人ほど目先の1円、2円にこだわり過ぎてしまいます。
物事の視野が広く見られれば、必要なものや不必要なもの、かかる時間や労力など、単純な安さだけでは見えてこないものが見えるはずです。
まとめ買いやスーパーの特売セールなどを否定するつもりはありませんが、情報に踊らされてお金を使っていては、幾らお金があっても足らないものです。
社会人になってお金の管理ができないようでは、自己管理もできないつまらない人間と思われることだってあるので、気をつけたいところです。
つまらない人との付き合い方や対処法
最低限のマナーを心がける
つまらないと感じてしまう人と、長い時間を過ごすのはストレスがたまるものです。
現代の人はただでさえ忙しい毎日を過ごしていますから、貴重な時間をわざわざ割いているという状況にイライラしてしまうことも少なくありません。
しかし、ストレスが溜まったり、イライラするのは自分にとってマイナスです。
つまらない人と接することで自分の体調を悪化させてしまうかもしれません。
自分の体を守ろうと思ったら、無理して付き合わないことです。
仕事の関係や、親戚付き合いなど、どうしても関わりがたてない場合を除いては、接しないようにするのも賢明です。
どうしても付き合わなければいけない状況であれば、挨拶など、人としての最低限のマナーを心がけるようにするだけで十分だと理解しておきましょう。
仲良くなろうと思う必要はありません。
つまらないという思い込みを捨てる
「あの人はつまらない人だ」と思って接していると、何をしてもマイナスにとらえてしまいがちです。
脳が「つまらない」とインプットしてしまうせいで、会話もつまらないものに感じてしまいます。
しかし、その人がつまらない人なのかどうかは、誰にもわかりません。
あなたがつまらないと感じているだけで、他の人はその人に魅力を感じている可能性も大いにあります。
つまらないかどうかを決めてしまっているのは、相手の行動や言動のせいではありません。
あなた自信の捉え方です。
相手の行動や言動は変えることは出来ませんが、自分の考え方は変えることが出来ます。
「つまらない人だ」と思い込むのをやめ、「どんな人なのだろう」と、相手の新しい面を知るようにしてみましょう。
つまらないという先入観や思い込みをなくすだけでも気持ちが楽になるはずです。
二人きりで会うのを避けること
つまらないという感情は、徐々に態度や表情に出てしまうものです。
当然のことながら、相手は気分を害してしまうことでしょう。
あなたが相手にたいしてそのような感情を抱いていることが分かってしまうと、お互いの関係にもヒビが入ってしまいます。
もう会わない人ならまだしも、これから先も付き合っていく人なら厄介です。
良好な関係を維持するためのおすすめは、二人きりで会わないこと。
第三者を間に挟むことで、一対一の会話や時間を「つまらない」と感じてしまうリスクを下げるためです。
相手との会話につまってしまったり、間が持たないもいうケースも、第三者がいればなんとかなることは多いもの。
最低でも第三者を交え、出来れば複数で会うことを心掛けましょう。
二人きりが避けられない場合は、短時間で切り上げる工夫も必要です。
自分の視野や考え方を広げる
多くの人と接したり、様々な文献を読んだり、自分としての可能性を常に追求している人というのは、相手を自分の物差しで判断しません。
人は皆、違っていて当然であり、それこそが個性だということを体感しているからです。
物事を俯瞰的に見ることが出きるので、「つまらない」という言葉で片付けないのも特徴です。
誰かに対してつまらないという思いが出てしまうのなら、自分の考え方や知識、交流の幅を広げて見ましょう。
自分の視野が広くなれば、相手を自分の物差しで判断するようなことはなくなるはずです。
自分と違う、もしくは性質が会合わないと思うから「つまらない」と感じます。
視野が広がれば、「こんな考え方もあるのか」、「自分と違って面白い」と思えるものです。
相手を変えるのではなく、自分自身を変えていきましょう。
つまらない人間から変わりたい人がやるべきこと
もっと表情を豊かにする
つまらないと思われている人の最も大きな特徴は、とにかく「表情に乏しい」という点です。
どんな話をしていてもポーカーフェイスで自分の感情を表さないようでは、相手からつまらないと思われても仕方がありません。
ですから、つまらない人間から変わりたいのであれば、やはり「もっと表情を豊かにする」必要があるでしょう。
そして表情の中でも、とりわけ重要になるのが「笑顔」です。
人は誰かの笑顔を見ているだけでも楽しい気分になるものですので、自然な笑顔を身に付けることは、つまらない人間から脱するためには絶対に必要なことになります。
さらに、その他の怒りや悲しみといった感情も、無理に抑えすぎないようにしましょう。
もちろん時と場所をわきまえて感情を表に出すか否かを判断する必要もありますが、全くの無表情が一番よくありませんので、十分注意するようにしてください。
相手が何に興味を持っているのかを意識する
つまらない人は、口を開いたかと思えば自分の話ばかりをするといった特徴があります。
もちろん相手がその話の内容に興味を持っていれば問題はないのですが、もしも興味がない場合は、それはつまらない時間以外の何物でもありません。
相手が興味を持っているのかどうかは顔色などを見れば意外と簡単にわかるはずなのですが、つまらない人は残念ながらそこを意識できていないのです。
ですから、つまらない人間から変わりたいと願うのであれば、まずは「相手が何に興味を持っているのかを意識する」ところから始めるべきでしょう。
自分の話をしていて、もしも相手が興味を示していないと感じたら、すぐに話題を変えるなどの工夫が必要です。
コツさえつかんでしまえばそれほど難しいことではありませんので、ぜひともチャレンジしてみてください。
さまざまな情報を集めておく
つまらない人というのは、基本的に話題を持っていませんし、あらゆることに関して無知な部分も多いものです。
ですから、自分から他人に話しかけるのが苦手なのはもちろんのこと、たとえ相手から話しかけてくれたとしても、あまりにもリアクションが薄くてすぐに飽きられてしまいます。
そんなつまらない人間からの脱皮を図るためには、「さまざまな情報を集めておく」ことがたいへん重要です。
身近な話題から社会的な話題まで、ある程度の知識を付けておく必要があるといえるでしょう。
そう言われると難しく感じてしまうかもしれませんが、あくまである程度の知識を付けるだけで構わないのです。
広く浅く情報を集めておけば、それだけで自分の中での話題も増えていきますし、相手から何か話題を振られたときでも、柔軟に対応することが可能になるでしょう。
ネガティブな発言を極力減らす
つまらない人に共通する特徴といえば、やはり「ネガティブな発言が多い」という部分ではないでしょうか。
せっかくみんなで盛り上がっているときでも、そういった発言は雰囲気に水を差すことにつながりますし、つまらない人だと思われるのも当然だといえます。
つまらない人間から変わりたいと強く願うのなら、まずは「ネガティブな発言を極力減らす」といった努力が必要です。
ネガティブな発言をする人はある意味では思慮深いことも多いのですが、それでつまらない人だと思われてしまっては意味がありません。
よい意味で、もっと「適当になる」必要があるのです。
少しずつネガティブな発言を減らしていき、逆にポジティブな発言を増やしていけば、気づいた頃には自然とつまらない人からの脱却が実現します。
物事をあまり難しく考えすぎず、たとえネガティブな感情を抱いたとしても、それをすぐ言葉にするのは控えるようにしましょう。
つまらない人から抜け出す
いかがでしょうか。
もしかしたらいくつかあなたに当てはまる特徴がいくつかあったかもしれませんね。
もちろん人によって考え方や捉え方は違うので、これが必ずそうであるとは言えません。
しかし、毎日1つでも精力的にチャレンジをしたり、生活を充実させている人の話や生き様は決して「つまらない」とは感じないはずです。
今回ご紹介した内容はまさにその真逆と言えるのではないでしょうか。
毎日の生活をちょっと変えるだけで世界が一変することは日常的にあります。
もしあなたが「つまらない人だと思われているかもなぁ・・・」なんて感じるのであれば、日頃の生活を一度見直してみてはいかがでしょうか。
あなたが「この人はつまらないな」と感じる人と同じ共通点が見つかるかもしれませんので、まずはそこから修正していきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。