職場の意地悪な人の特徴や心理と付き合い方10選
あなたの職場には意地悪な人はいるでしょうか。
意地悪な人が職場に一人でもいると、敵対したりして、一体感がなくなってしまいます。
これではチームワークどころでなく、仕事も楽しいと感じることはありません。
では、意地悪な人はどのような特徴を持っているのでしょうか。
そこで今回は職場にいる意地悪な人の特徴や心理をご紹介しますので、ぜひあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
職場の意地悪な人
意地悪な人は仕事の足を引っ張る
職場にいる意地悪な人というのは、大体において仕事ができない人が多いでしょう。
仕事ができる人というのは、人に意地悪をしている暇などはありません。
それに対して意地悪をするような人というのは仕事ができず、そのため職場で他の人が仕事ができる場合や頑張っているような時、わざわざ邪魔をするような仕事を振ってきたりします。
こちらが納期に合わせて仕事を必死にこなしているのに、今やらなくてもいいような在庫の整理をしようと言ってきたり、コピー取りや買い出しといった雑用を頼んできたりします。
その仕事を本当に手伝ってもらいたくて言ってくるのではなく、単に仕事を頑張っている人が妬ましいだけなのです。
仕事がうまくいきそうな時や忙しい時、意地悪な人にはその様子を気づかれないようにした方が、仕事をスムーズに進める事ができるでしょう。
意地悪な人は職場で悪口を言う
職場で意地悪な人というのは性格がよいとは言えず、そのため仕事の場である職場でも、暇があれば仕事や職場の人間の悪口を言うという事があります。
本来は勤務中は仕事に集中すべきですが、心根が曲がっているので、自分が目につく相手や不満などを、ところ構わず悪口という形で他の人に伝えて憂さを晴らしたりするのです。
そういう時、うかつにあなたも悪口を言わないようにしましょう。
意地悪な人は、自分から話した悪口を、別の人には「○○さんが話していた」と、あたかもあなたが悪口を言いだしたような口ぶりで伝えるという事があるのです。
職場で意地悪な人が悪口を言ってきたな…と思ったら、さりげなく話題を変えるか席を立つようにしましょう。
無理難題を言ってくるのも意地悪な人の特徴
職場において意地悪をするような場合、仕事に絡む意地悪というのが多いでしょう。
職場に意地悪な人がいる場合、本来はあなたが手伝う必要がない仕事のヘルプを求められたり、立場が上だと「この仕事はあなたには無理」といった感じで仕事から外されるという事もあるでしょう。
相手の言ってくる内容があまりにも不適切な場合は、上司に相談したり少し距離をとったりしましょう。
意地悪な人は暇人で鈍感
意地悪な人は、することがなく、暇な人なので他の人がすることを異常に気にします。
よって、過剰に干渉してくるので意地悪な人、というレッテルを貼られます。
能力が低いため、人を見ることができる上司の場合、そうした人には仕事の責任を与えません。
ですから、意地悪な人は手持ち無沙汰です。
自分はたいしたことをしていない、棚に上げて他人のことは色々注意してきます。
でも、自分は能力がある、できる、と勘違いをしているので、決して暇人だなんて本人は微塵にも思ってはいません。
それどころか、自分はよく気がつく、あなたはなぜ気づかないの、鈍感ね、仕事できないのね、と余計なことまで言ってきます。
そして一層、嫌われます。
悪循環ですね。
ある意味、鈍感で空気が読めなく、マイペースなのが意地悪な人の特徴です。
意地悪な人は寂しん坊
意地悪な人は実は寂しん坊です。
誰も相手にしてくれないので、余計意地悪なことをして人の関心を引きたがります。
注意を集めたいのです。
逆効果であることに気づきません。
気にかけて欲しく、認めて欲しいので意地悪し続けます。
痛いですよね。
でも、誰も相手にしません。
さらに意地悪はヒートアップしてとどまるところを知りません。
もう、誰も周りにいなくて嫌煙されてるのに、気づかないのです。
よって、友達も少なく、独り者です。
そして、それをさらに売りにしてくるツワモノもいます。
自分で自分の首を絞めています。
意地悪な人は井の中の蛙
意地悪な人は他の世界を知りません。
自分のいる場所しか知らないのです。
意地悪な人にとって、存在している世界は、今自分がいるところだけです。
何も他のことを知りません。
自分が世界の基準なのです。
自分の物差しからはみ出る人は、受け付けません。
そんな人は存在してはならない、おかしい、変、と決めつけます。
すべて、自分が中心で、自分の脳みその中に入っていないことはあり得ないこと。
決して容認しません。
フレキシブルという言葉は存在しません。
嫌味、やっかみ、嫉妬をあらわにするのも特徴です。
勤続年数が長くお局になっている
職場で意地悪する人の特徴としてあげられるのは、勤続年数が長いという点です。
その職場に長く貢献しており、居なくてはならない人と自身で思い込んでいる人に限って、周りの人や新人に対して意地悪なことをします。
特に多い意地悪は、嫌味を言うなどの発言による意地悪。
「何年経ってもできないの?」「いつになったら覚えられるの?」「この仕事あっていないんじゃない?」といったように、言葉で意地悪なことをしてくるでしょう。
こうした人は、自分は「会社で必要とされている人間」という過信をしています。
意地悪なことをしたり言ったりしても、自分が居なくなってしまったら会社が困るはずだと思い込んでいるのでしょう。
また、自分以上になられることが嫌で、辞めさせるためにわざと意地悪なことをしていることもあります。
こうしたお局は、多くの職場に存在し、多くの人を悩ませている人の特徴でもあります。
一番でありたいと思っている
職場で一番でありたいと願う気持ちが大きすぎて、意地悪をしてしまうという人もいるでしょう。
同僚が良い結果を出せば、それだけ上司に褒められ評価される。
しかしそのことを良く思えず、その人の悪口を言いふらしたり変な噂を立てて意地悪をする。
その人に対して嫉妬しており、憧れに近い気持ちを持っているとも言えるかもしれません。
こうした人の多くは、「自分が一番でありたい」「トップになりたい」という気持ちが強く、周りに越されそうになると焦りの感覚を持ちます。
その焦りが意地悪に代わり、精神的に追い込んだり、自分が優位になるように仕向けて、一番になろうとするのです。
そこまでしても「一番になりたい」という気持ちが強い人は、負けず嫌いでありながら、実力を兼ね備えていない人。
仕事で一番になるというよりも、計算して行動しズルをして勝ち取る人が多いと言えます。
自分も意地悪をされてきた
後輩や部下に意地悪をする人で、「自分もされてきた」「自分も同じように育った」と思っている人もいるでしょう。
その人の中では、意地悪されることは一種の通過点であり、伝統のように感じているのかもしれません。
自分が意地悪されて成長してきたために、自分も後輩や部下に対して意地悪することが正しいことだと認識しているのです。
このようなタイプの人の場合は、すでに思い込んでいる理想の形があるために、なかなか改善されず、意地悪をしているが悪い事だという捉え方にはなりません。
むしろ意地悪をしていることで、世話をしている、よく見てあげていると思っていることもあるかもしれません。
その人自身も同じような経験をしてきて、それが正しいやり方、仕事の教え方だと思っている場合は、どこかでこの伝統的な意地悪を改めていかなければならないでしょう。
プライベートに不満を抱えている
プライベートの時間よりも、職場での方が自分を出せるという人がいます。
例えば家に帰ると家族からいつもバカにされている人や、こき使われて疲れ果てている人は、そのストレスを職場に持っていってしまいます。
そのストレスを発散させるために、職場で意地悪をしてしまう場合は、職場の方がリラックスしている状態と言えます。
プライベートの空間に自分の居場所がなく感じて寂しく感じていたり、いつも指示されてばかりの家族に嫌気がさしていたりと、不満を抱えていることが多いのでしょう。
たまに違うリフレッシュ方法として、飲みに誘ってみたり、一緒に食事してみるなどすると、その意地悪は改善されるかもしれません。
ストレスの発散先が職場の人たちに向けているため、意地悪することで自分を保っているのでしょう。
職場の意地悪な人との付き合い方
仕事上の付き合いと割り切る
仕事をする上では無視する訳にもいかないので、距離を置き割り切って付き合いましょう。
決して深入りはせずに、当たり障りのない態度で接する事が大切です。
意地悪だからと萎縮したり、変に意識してしまうと態度に出てしまう可能性があります。
堂々と振舞い、仕事上必要な事は会話をして、ごく普通にしている事が必要です。
意地悪であっても、社会人としては当たり前の仕事はするでしょうから、干渉せずになるべく接点を持たないのも利口な方法です。
仕事として、やるべき事はやって普通に行動していれば、それ程被害を被る事もないでしょう。
それでも意地悪な事をされたら、この人はこういう人なんだと割り切るしかありません。
いちいち気にしていたら、身体が持ちません。
苛つく時もあるでしょうが、諦めて割り切るしかありません。
同類と見られないようにする
意地悪な人と仲良くしていると、同類と見られてしまう事があります。
同じ様な意地悪な性格と思われては、職場の人達にも嫌煙されてしまいます。
そうなっては、迷惑を被るだけではなく、イメージが悪くなってしまいます。
例えば職場に好意を持っている人がいたとしても、意地悪な性格と思われてしまい、恋も上手くいかなくなります。
悪いイメージのレッテルを貼られてしまって、恋愛にも支障が出てきてしまいます。
実際に意地悪な人は、様々な場面で意地悪な事を言ったり、意地悪な行動をする事でしょう。
そんな時に、自分は意地悪な言動をしていなくても、一緒にいるだけで共犯のようになってしまいます。
意地悪な人とは程ほどに付き合う事をお勧めします。
できれば仕事以外のプライベートでは、付き合わない事が自分を守る方法でしょう。
ターゲットにされないように注意する
余りに意地悪な人を避け過ぎて、逆に目に付いてしまい反感をかわない様に注意しましょう。
目立つことが、意地悪のターゲットにされる可能性があるからです。
また、大人しすぎても意地悪な人にとっては、格好の獲物になってしまいます。
嫌な事は嫌と、きちんと意思表示をしないと、酷い意地悪をされ兼ねません。
特に口数が少ない内気な人は、狙われてしまう傾向にあります。
そうならないようにも、仕事でも隙を作らないように気をつけなければなりません。
意地悪な人は、都合のいい大人しい人を見付けては意地悪をします。
何も言わないからと、エスカレートしていき、とことん悪事を繰り返します。
その様に、一度ターゲットになってしまうと、そこから抜け出すのが大変になります。
遂には退職にまで追い込まれる可能性もありますから注意しましょう。
引きずられないように気を付ける
意地悪な人に多いのが、ゴーインな性格です。
相手の都合などはお構いなしに、自分の用事に付き合わせる事がしばしばあります。
意地悪な人に目を付けられたくないからと、無理をして合わせていると、常に引きずられる事になってしまいます。
何でも思い通りにしないと気が済まないので、まるで使用人の様に顎で使われてしまいます。
仕事を押し付けられたり、ミスの濡れ衣をきせられたりと、酷い扱いを受ける事もあるでしょう。
お蔭で社内での信用もガタ落ちです。
行きたくもない合コンに付き合わせれて、引き立て役をさせられるなど、都合よく使われてしまいます。
一度引きずられると、蟻地獄のように逃げられなくなってしまいます。
今更距離を置いたところで、意地悪のターゲットになる事は言うまでもありません。
引きずられないように、意思を強く持つ事も大切です。
意地悪な人が職場にいても相手にしないようにしよう
いかがでしょうか。
今回は、職場にいる意地悪な人の特徴についてお伝えしました。
意地悪な人というのは、仕事に集中していない、ある意味仕事ができない人とも言えます。
そういう相手にはできるだけかかわらないようにして、仕事のペースを乱さないようにする事が大切です。
どうしてもコミュニケーションを取らなければいけないという状況であれば、程よくスルーするが大切です。
また、あなたに対して意地悪をしてくるようであれば、周りの人間を味方につけて、意地悪しにくい環境を作ってしまうのも効果的でしょう。
わざわざ意地悪する人の心理や理由などを理解する必要は一切ありません。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。