記憶力がアップする方法9つ
by lehman_11
記憶力をアップさせたいと感じている人はたくさんいます。
勉強でも、仕事でも記憶力があると何かと便利なものです。
今はスマホやPCを補助脳にして、自分の頭は考える用にするなんて人も増えていますが、何か確認する度にスマホやPCをいじるのも面倒ですよね。
やはりパッと記憶が蘇るスキルを身につけるのが時間も手間もかかりません。
そこで本日は記憶力をアップさせる方法をご紹介しますので、うまく覚えることができない、思い出すことができない、という人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
記憶力アップ方法
記憶力をアップさせる方法は以下のようなやり方があります。
- 軽い運動しながら記憶する
- 五感を使って覚える
- 関連付ける
- 香りで脳を刺激する
- 読書する
などなど。
記憶力をアップさせる方法は他にもあるので、詳細をチェックしながら読んでみてください。
軽い運動をしながら記憶をする
記憶力をアップさせたいときは、軽い運動をしながら暗記などをすると効果的です。
軽い運動とは、ウォーキングなどを想像する人もいますが、部屋の中を歩き回るといった程度の事で十分です。
運動をすると血の循環が良くなり、脳の血の巡りもよくなります。
脳の中にある記憶をつかさどる海馬も、血の巡りが良くなると、細胞も活発になり記憶力アップにつながります。
記憶をしなくてはいけないけれど、少し眠気があるといった時にも、体を動かすことで目が覚めるので、記憶の作業の効率も上がります。
読む、聞く、見るを同時にする
記憶力をアップさせたいときは、出来るだけ多くの五感を使って覚えたほうが、たくさん覚えられます。
おすすめの方法は、声を出して読む事です。
読むという事は、資料などをまず視覚的に見て理解して、読むという行為を行っています。
さらに、声を出して読むと、自然と耳で聞いています。
この方法は、iPodなどを使って、ただ聞き流すという方法よりは、多くの五感を使っていることになるのです。
連想・関連付けると記憶力がアップする
記憶する時に、その記憶する物から連想される物と結び付ける方法があります。
なかなか人の名前が覚えられないという人がいますよね。
そういう人は例えば、「足立さんは○○な人」、「足立さんの髪型は○○だった」とか何でも良いので、その人の見た目や感じた印象と関連付けて覚えるようにしてみましょう。
そうすると顔と名前が一致しやすくなります。
試験問題を暗記するときでも、「紫式部ー平安美人ー恋物語ー源氏物語」という風に自分で連想しやすいワードをつなげて覚えると、ただ「紫式部ー源氏物語」と記憶するよりは、記憶が残りやすくなります。
アロマを焚く
香りを嗅ぐことによって、大脳を刺激します。
アロマテラピーで使われる香りは、大脳の大脳辺縁系という場所をダイレクトに刺激する事ができます。
大脳辺縁系には記憶を司る海馬も含まれています。
集中力をアップさせる香りとしてレモンがあげられますし、またローズマリーの香りも記憶力を高める作用があるので積極的に取り入れてみるのもいいでしょう。
脳トレ本を読む
「脳トレ」という言葉が生まれてしばらく経ちますが、いまだにその人気は衰え知らずです。
本屋へ行けば脳トレ関連の本がたくさん並んでいますし、スマホアプリで検索すればたくさん脳トレゲームがでてきます。
「記憶力」をアップさせるためには脳みそをトレーニングするのが大変効果的です。
なので、まずは本屋へ行ったり、アプリを検索してみましょう。
そして、並んだ脳トレ本やゲームなどから、興味をもってトレーニングできそうなものをチョイスします。
本一冊読めば、ゲームをクリアすればたちまち記憶力アップするというわけにはもちろんいきません。
トレーニングは継続して初めて効果が出てくるものであり、一日やそこらでは何も変わらないのは当然でしょう。
そして楽しみながらできなければ、トレーニングは長続きしません。
ですから、自分の目で確かめて、チョイスして、継続できるように工夫をしてみましょう。
新書版の学術書を読む
脳トレ本以外の一般図書を読むのも、記憶力アップには有効です。
本を読むとなるとどうしても小説やエッセイ、またはマンガなどになってしまいがちですが、そういった本よりも、少し固い学術書の方が効果を上げやすいでしょう。
おすすめなのが、新書です。
専門書ではありますが、誰でもとっつきやすいですし、比較的廉価で手に入れることができます。
自然科学系の分野や論理学、哲学関連の本を選んでチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
これも時間はかかりますが、自然に脳みそが鍛えられ、記憶力がアップします。
さすがに難しすぎるという人は興味がある本を選んで読む習慣をつけましょう。
読書には記憶力だけでなく、多くのスキルを身につけることができますので、詳しくは「読書をする7つのメリット」を読んでみましょう。
手帳やメモは手書きにする
人間は、手書きにすると記憶しやすいものです。
今はスマホなどを使ってスケジュール管理したり、メモしたりする人が多いでしょう。
しかし、こればかりに頼っていたのでは記憶力はアップはなかなかしません。
手帳やメモ帳を携帯し、常に手書きで記録するようにしましょう。
同じメモでも手書きしたほうが頭に残りやすいことに気づくはずです。
顎を動かす生活習慣を身につける
これはかなり良く知られたことだとは思いますが、顎を動かすと脳は活性化します。
ですから食事はできるだけ顎を動かす食品を選び、また、ガムを噛むなどして、日常的に顎を動かす習慣を身につけましょう。
「記憶する」という意識を常に強く持つ
「記憶する」という意識を常に強く持つことも、記憶力アップにつながる基本的な方法です。
日常生活の中で、たとえば通勤電車の中で得た情報について「この情報を記憶する」と意識してみましょう。
最初はすぐに忘れてしまうかもしれません。
しかし、それを習慣づけることによって、記憶力は確実に高まるはずです。
記憶力アップする音楽
大量の単語暗記にはアップテンポの曲
記憶力アップに効果的だと言われている音楽のほとんどは、ゆったりしたテンポと音色が魅力のクラシック。
しかし、大量の英単語などの記憶には、クラシック音楽よりもアップテンポの音楽の方が効果的です。
テンポの速い曲は、精神を積極的に働かせる効果がります。
どんどんと新しい単語を覚えていく単純作業にはピッタリなのです。
この時に使用する音楽は、自分の好きなもので構いません。
クラシックの中にも比較的明るいメロディーでアップテンポのものがありますから、そういったものを使用するのもいいでしょう。
もしくは、お気に入りの歌手がいるのならその音楽を使うのも効果的です。
ただし、耳から入る音楽は記憶力にも影響します。
英単語を覚えているときにはなるべく歌詞のついていない音楽を流しておくようにしましょう。
文章題の暗記ならゆったりした音楽
長い文章を暗記するときには、集中力が求められます。
おすすめなのが、定番のモーツァルトの曲。
モーツァルトの作曲した曲は、記憶をつかさどる部分にいい影響を与えることが分かっています。
脳がリラックスした状態を保つことが出来るので、なかなか覚えられないようなものを暗記するときにはピッタリです。
実際に海外の学校ではモーツァルトの音楽を授業中に流しているところもあり、この効果によって生徒の素行が落ち着いたり、記憶力アップ効果が期待できることもわかっています。
モーツァルトのゆったりした音楽が苦手という場合には、音量をしぼって気にならない程度に流しておくといいでしょう。
音量は、好みのレベルで構いません。
モーツァルトが好きなら大きめの音量で流せばはかどるかもしれませんし、クラシックが苦手というなら小さめでもOKです。
苦手な教科を覚えるならこの音楽
暗記が得意な人、不得意な人がいます。
また、暗記が得意であっても、教科によって得意不得意があるのは当然のことです。
不得意な教科というのは、潜在意識が働いてどうしても記憶力が低下しがち。
そんな時におすすめしたいのが、ハイドンの楽曲です。
特にハイドンのセレナーデは明るい曲調で、苦手教科によってマイナス思考に偏りがちな脳波を整えてくれます。
音楽によって苦手意識が薄れることで、記憶力がアップするというわけです。
勉強中に流れていると集中できないという人は、勉強に取り掛かる前に1曲聞いてから取り掛かってみるといいでしょう。
こうするだけでも、精神的にリラックスする効果が期待できるので、記憶力の向上が望めます。
苦手教科は「苦手だ」と思えば思うほど記憶しにくくなります。
明るい色調の曲で苦手意識を取っ払うようにしてみましょう。
短期間に多くの暗記をしたいならこの音楽
クラシック音楽の中でも、短期間の暗記で集中したいという人におすすめなのがチャイコフスキーの音楽です。
チャイコフスキーの音楽はロマン派と呼ばれており、精神的にリラックスできる効果が証明されています。
普段クラシックとは無縁という人でも、ロマン派の音楽は脳が「気持ちいい」と感じることができるのでおすすめです。
チャイコフスキーのどんな音楽を聞いたらいいのかわからないという人は、まずピアノ協奏曲第1番を選曲しましょう。
記憶力アップのために効果的な波長が出ることが分かっています。
短期間での暗記は、いかに精神を集中できるかが勝負です。
脳が焦ってピリピリしている状態では記憶力も低下してしまいますから、ぜひピアノ協奏曲第1番で脳をリラックスさせて暗鬼に臨むようにしてみてください。
記憶力アップする食べ物
ビタミンEが豊富なピーナッツ
ナッツ類は、記憶力を低下させるのを防ぐ作用があります。
ビタミンEが豊富に含まれているため、記憶力の減退や劣化を防ぐことが出来るので、ぜひ、積極的に摂りたい食品類です。
まず、おつまみでも定番のピーナッツは、ビタミンEの他にもレシチンが多く含まれていますが、このレシチンも脳の老化防止を目指せる作用があります。
そのまま食べることも出来ますが、ピーナッツ豆腐なら手間なく効率よく食べられるようになるでしょう。
高齢になるとナッツ類を噛むのが、良く噛めないという方も少なくありませんが、ピーナッツ豆腐なら軟らかいので気軽に食べられるという魅力もあります。
料理が好きな方は、ポイントさえ押さえれば自分でも作れるので、楽しみも増えるのではないでしょうか。
ミキサーで粉末状にしておけば、サラダにかけたりミルクに混ぜたりなど色々とアレンジが利きやすくなるでしょう。
αリノレン酸などが豊富なくるみ
次に、くるみですが記憶力や集中力を高めることができるので、おすすめの食品です。
くるみは、αリノレン酸が豊富に含まれているために脳の血流を良くすることもできますし、酸素を送ることも効率よく行えるようになる作用があります。
他には、トリプトファンが豊富に含まれているのですが、これは体内で神経作用のコントロールに役立つセロトニンという物質に変わります。
セロトニンは、ストレスやうつ状態を軽減するという作用があり、実際に薬にも使用されているものです。
くるみは、くるみパンやケーキなどにも用いられていることが多いので、美味しく食べながら記憶力のアップが目指せるようになるでしょう。
パウダーの商品も販売されているので、活用すれば手間いらずで調理に使えるようになるメリットもあります。
もちろん、生のまま入手をしたい時には、時期を見逃さないようにすれば可能です。
ルテインが豊富なほうれん草
野菜ならほうれん草がおすすめです。
ほうれん草には、ルテインが含まれています。
このルテインは、目のサプリメントとしての方がお馴染みかもしれませんが、アルツハイマー病にも効果があると言われています。
脳の認知機能が低下することを予防してくれるので、ルテインは記憶力のアップに欠かせません。
普段から、ほうれん草を積極的に摂取している人は、あまり食べていない人に比べると、認知機能が低下してしまう確率を低くしていると言われています。
ただし、ほうれん草は加熱して調理することによって栄養素が逃げ出してしまうので注意が必要です。
できるだけ生の状態で食べるのが理想的です。
現在では、生で食べられるほうれん草も販売されているので活用してみてはいかがでしょうか。
くせもなく食べやすいのも魅力ですので、サラダなどに添えていただくことが気軽にできるようになります。
有名な青魚は積極的な摂取を
「魚を食べると頭が良くなる」というのは、とても有名な話で歌にもなっているので耳馴染みがあるでしょう。
さんまやさばを始めとする青魚には、オメガ3脂肪酸の成分が含まれているため、アルツハイマー病の対策にとても役立ちます。
オメガ3脂肪酸は、不飽和脂肪酸の一つで細胞が体内で正しく機能するための作用を持っているものですので、欠かせない成分です。
実際に、加齢に伴って記憶力の低下はどうしても進んでしまうものですが、青魚を食べることによって防ぐことが出来るようになります。
また、DHA、EPAも豊富に含まれているので、記憶力だけではなく、思考力も高めてくれることができるようになるため、認知症に対する改善や予防にも効果的だといわれています。
普段から、青魚を積極的にメニューに加える意識を持つことで、記憶力のアップを目指せるようになりますし、白身魚に比べるとはるかに安価な値段で入手できるのも嬉しい魅力ではないでしょうか。
煮魚、焼き魚、煮魚など調理方法もいろいろあり、旬の食材を活用してみることも簡単に出来ます。
記憶力アップ方法は継続させる
いかがでしょうか。
記憶力というのはすぐに伸びるわけではありません。
繰り返すことで、少しずつ結果がでてきて、ある段階で飛躍的に伸びます。
あなたはそのときに初めて記憶力がアップしたことを実感するでしょう。
なので継続させやすい方法を見つけるために、まずはいろんなことにトライしてみることが大切です。
その中から「これはできそうだな」と思うものを続けてみましょう。
きっと効果が出てくるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。