芯が強い人の特徴6つ
あなたは芯が強い人でしょうか、そして周りに芯が強い人はどれぐらいいるでしょうか。
芯が強い人が身近にいると、周りに良い影響を与えることもありますし、本人もパワフルに活動できるものです。
では、いったい芯が強い人とはどのような人を指すのでしょうか。
そこで今回は芯が強い人の特徴をご紹介しますので、ぜひあなたに当てはまるものがあるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
芯が強い人の特徴
自分の生き方にポリシーを持っている
生きていく上で、自分はこんな人間でありたい・こういう生き方をしたいというポリシーを持っている人は芯が強く、そして前向きです。
常に自分を客観的に見つめ、「理想の自分であるためには、今どうすべきなのか」を考える習慣があります。そして、理想の実現のためには、どんな努力も厭わないガッツがあるのです。
言ってみれば、「芯が強い人」というのは、誰に対してよりもまず、自分に対して1番厳しい人であると言えるでしょう。
自分のポリシー通りの生き方を貫くために、絶えず自分を律する精神的強さがあります。
この強さは、ただ単に「性格がきつい」だけでは持ち得ません。何年も何年も、様々な経験を通しての精神修行が不可欠です。
芯が強い人はどこか余裕がある
芯が強い人は皆、どこか余裕があります。それは、自分に自信があるからこその余裕です。
そして、自信があるから、人に対して自慢をするという行為も絶対にしません。
「自分を必要以上にひけらかすことは恥ずかしい行為だ」ということをわかっているので、そんなみっともないことを自分で自分に許さないのです。
芯が強い人は、自分の精神面を徹底して鍛えているので、「自分に自信を持つことの大切さ」「自信があっても上から目線になってはいえけないということ」を常に意識しています。
だからこそ、どこか「みんなを大きく包んでくれそうな、あたたかい余裕」を感じさせるのです。
言葉に一貫性がある
たまに、自分で言ったことや出した結論をコロコロ変えてしまう人がいます。
これは残念ながら、芯の強さを持っていない人であると言えます。
周りに流されて、自分の意見に自信が持てないからです。
しかし、芯の強い人は、自分の発する言葉に責任を持ちます。
特に、自分が出した結論に関しては、誰が何を言っても変えないという意志の強さがあります。
そのため、芯の強い人が発した言葉には、常に一貫性があるというのが大きな特徴です。
発する言葉の中身や結論にブレが全くありません。
だからこそ、多くの人から信用され、慕われるのです。
1匹狼になることを恐れない
自分だけ、なぜか周りと意見が違う。このようなことは誰しも1度は経験することではないかと思います。
しかしほとんどの人が、多数派の意見に傾いていってしまうということもまた、多いものです。
しかし、芯が強い人は、本当に大事なことであれば、自分が1人になっても自分の意見を貫く覚悟を持っています。
多数派の意見が常に正しいというわけではない、ということもわかっているので、安易に多数派の側に流れていくことはまずありません。
当然、敵も多くなり、風当たりも強くなりますが、それでも1匹狼でやっていくという覚悟を持ち、それを最後まで貫ける人が「芯の強い人」なのです。
芯が強い人は潔さがある
「芯が強い人」とはいえ、やはり我々と同じ人間です。時は間違った選択をしてしまうこともあるでしょう。
しかし、間違いを犯した時にこそ、芯の強い人と弱い人の違いがはっきりわかれてくるのです。
芯の強い人は、間違いを犯した時、潔く謝罪し、全責任を負います。自分の行動には最初から、それだけの覚悟を持って臨んでいるのですから、間違いがあった時は、それらを行うことは当然と考えています。
一方、芯の弱い人は、いつまでたっても謝罪をせず、言い訳と責任逃れで、時間ばかりが過ぎていきます。自分に自信がないので、人のせいにすることばかりを考えてしまうからです。
芯の強い人が1番嫌うのが「見苦しい行為」です。自分のしたことが間違いであった時でも、自分に対して恥ずべき行為は絶対にしないのです。
愚痴や泣き言を言わない
芯の強い人にも、つらいと思う時はあります。しかし、それを人にこぼしたりするということはほとんどありません。
愚痴や泣き言をこぼしたところで、何も解決しないということをわかっているのです。そんな時間があったら、少しでも状況を改善させる方法を死ぬ気で考える、というのが、芯の強い人です。
落ち込んだり泣いたりするのは、1人でいる時だけです。
1人で思いっきり感情を解放してすっきりしたら、後はひたすら前に進むことだけを考えます。従って芯の強い人は、物事がうまくいかない時、他人に八つ当たりすることはありません。つらい時でも、自分を律しているのです。
芯が強い人の恋愛
決して流されないオリジナリティ
よく「付き合う相手が変わった事」が他人から見てても丸分かりな人がいます。
何で周囲の人に知られてしまうかというと、ファッションや持ち物、趣味、言葉遣いなどが相手の影響を受けて変わってしまうから。
例えば、この間までスノボやサーフィンに夢中で道具も買い揃えていたのに突然乗用車を改造し始めたり、またアニメやマンガを見たり買ったりするようになったり。
芯の強い人は決して相手に流されたりしません。
相手の趣味に合わせて付き合い程度で出かけたりはするでしょう。
しかし自分の趣味や嗜好が相手によってブレる事はなく、相手に付き合いながらも自分の趣味もやっている。
ファッションも自分の気に入ったものしか着ないし言葉遣いもいつもどうり。
自分のスタイルが決して揺るがない人は芯が強い人と言えるでしょう。
芯の強さと頑固は紙一重?
芯が強いという言葉は褒め言葉として使われる事が多いですが、見る人から見ればただの頑固者として捉えられてしまう事もあります。
例えば、相手から〇〇のバイトは辞めてほしい、と言われたとします。
相手にはそれなりの理由があり、だから辞めてほしいと言われてるわけですが芯の強い人はそういった外部の意見には動じません。
自らの信念を持って行動しているわけですから、いくら恋人と言えど他人に行動を制限される事を激しく嫌がる傾向があります。
柔軟な対応や臨機応変な対応も出来る事ど出来ない事があり、妥協しない所は是が非でも妥協しません。
そういうところで相手と喧嘩になってしまったり、それが悪化すると別れ話に発展してしまう事も!
お互いに芯の強い人同士だとよほど気が合わない限り、長く付き合って行くのは難しいかもしれません。
結婚相手には芯の強い相手を選ぶべし
付き合っている間は、相手の芯の強さに疲れてしまう事もあるかもしれません。
しかし結婚を考えているなら芯の強い相手の方がベストです。
結婚をすると様々なところに責任が生じ、自らが考えて行動しなければならない事が増えてきます。
中には悪い勧誘や、近所付き合いの中でトラブルに巻き込まれる事もあるでしょう。
そんな時、自分の意見や考えが定まらず人の言動に流されているようでは困ります。
勧誘を断り切れずに契約させられてしまったり、トラブル対応時もどっちつかずな曖昧な態度を取ってしまい、悪気はないのだけど嫌われてしまう…
そんな事では困ってしまいます。
自分をしっかり持ち、きっぱりと自分の意見を言える強さを持っている人の方が安心して家庭を任せられますね。
将来を考えている相手なら、その辺りもよく見極めながら付き合って行く事は大切です。
芯の強い人とうまく恋愛するコツ
これは芯の強い人と付き合う際の鉄板ルールです。
まずは相手の話から先に聞くこと。
相手がどのような考えを持っているのか、また今後どうしていきたいのかを先に聞きます。
例えば相手の考えをAとします。
それに対して自分は正反対のBの意見を持っていたとしても、それをそのまま相手に伝えるのは厳禁です。
喧嘩になってしまいます。
必ずA+Bの意見をアドバイスしてあげましょう。
相手の意見を一部でもいいので取り入れ、まるっと相手の意見を打ち消さないように配慮します。
これは話し合いだけではなく、ファッションや生活スタイルに関しても同様です。
相手から「相手らしさ」を奪う事はせず、多少こちらが妥協してでも相手の意見を尊重します。
それによって相手は「自分の思い」を大切にしつつ、自分の意見や思いを聞いてくれるようになりますよ。
芯が強い人になりたい人がやるべきこと
信念を1つ決めてみる
芯が強い人とは、自分の考えや気持ちを曲げない人だと言い換えることができます。
自分の考えや気持ちを曲げないその根本には信念があるものです。
そこで、信念を1つ決めてみることで、芯が強い人に一歩近づくことができるのです。
しかしそもそも、信念とは「決める」ものではありません。
自分の中に既にあるはずのものです。
ただ自分で気がついていないだけなので、まずは思い出してみましょう。
今までにこれだけは許せない、と思った経験があれば、それが信念だと言うことができます。
例えば、誰かに楽しみにしていた約束をドタキャンされて嫌な気持ちになったとします。
この場合、約束を破ることはいけないこと、という信念があるということができます。
これが自分の信念なのだと自分にしっかり言い聞かせましょう。
そして、どんな些細な約束でも、破っている人を見かけたら注意するのです。
そしてもちろん、自分自身も決して約束を破りません。
何か守るべきものをつくる
芯が強い人の多くは、何かしら守るべきものがあります。
一番わかりやすい例は、子どもです。
自分に子どもがいた場合、「この子のためならなんでもできる。」という気持ちが芽生えます。
自分のためにはできなくても、自分の子どものためならできることは山ほどあるのです。
それが自然と芯の強さにつながります。
そこで、何か守るべきものをつくってみましょう。
例えば恋人がいれば恋人、家族や友人が大好きであれば家族や友人などが良いです。
今までは当たり前のように存在していた大切な人を、はっきりと「大切な人」だと意識してみるのです。
そうなれば、大切な人を守りたい、という気持ちになります。
いつどんな事故が起きて誰が亡くなるかもわからないのが人生です。
そのことを自分に言い聞かせて、大切な人、守るべき人と過ごす時間を考えて生活すれば、芯が強くなっていきますよ。
毎日日記をつけてみる
毎日日記をつけてみてください。
起きた出来事だけではなく、その時の自分の感情や自分の細かな行動お書くことを意識しましょう。
その日記の内容の中には、マイナスな内容とプラスな内容があるはずです。
例えば、「○○が楽しかったな。」というのはプラス、「○○で失敗しちゃった。」がマイナスです。
これらにチェックをつけ、マイナスな面を改善するように、繰り返さないように意識していくのです。
自分の嫌なところ、いけないところを直していくことで、自分に自信を持てるようになり、自分の考えや気持ちを信じることができます。
そうなれば、周りを気にせず自分らしくいられます。
それがつまりは芯が強いということなのです。
つまり、芯が強くなるためには自分を信じることができるようになることが必要で、そのために日記をつけて自分自身の行動を振り返ることが大切なのです。
芯が強い人の行動パターンを真似してみる
自分がなりたいものになるには、既にそれになっている人の真似をすることが間違いのない方法です。
つまり、芯が強い人になりたければ、芯が強い人の行動パターンを真似してみれば良いのです。
気が合う人であれば仲良くなって、間近で真似をしてみましょう。
気が合わない人であれば遠くからでも眺めて、真似してみましょう。
特にその人を見ていて、「芯が強いな。」と感じた瞬間の行動パターンをメモしておきましょう。
例えば何かの発言に対してそう感じたのであれば、「○○な会話の時には○○と返す。」などと具体的にその会話をメモしておきましょう。
そうしてその日の夜にでも、同じ状況になった時に同じ言葉を言う自分のイメージトレーニングをしてみるのです。
そうすることで、次に同じような状況になった時に、その時のメモを思い出して同じような発言をすることができるようになります。
芯が強い人になりたい人がやるべきこと
自分を知ること
芯が強い人になりたいなら、まずやるべきことは自分を知ることです。
あなたは自分自身がどのような人間であるか、しっかり把握していますか?
何が好きで、何が嫌いか。
心から望んでいることは何か。
人生における優先順位はどうか。
社会の中で建前ばかり並べて生きていると、自分を構成する重要な意思や自己像を見失ってしまうことが意外とあります。
自分の自己像が出来上がっていないということは、自分の芯がぶれていることに直結してしまうのです。
自己像が揺らいでいる状態では、心は脆く崩れやすくなります。
「芯が強い人」からは最も遠い状態といえるでしょう。
では、自分を知るためには具体的に何をすればよいでしょうか。
まずはゆっくり自分自信と向き合い見つめ直すこと。
自分の年表をつくり、生まれてから今まで、そしてこれからの自分の人生を整理してみるのがオススメです。
過去にどのようなことに心を動かされたか振り返り、またこれからどのような人生を送りたいか見通すことで、自分の芯となる考えが見えてきます。
次に、気心を知れた人に自分はどのような人間か、改めて尋ねてみるのも効果的です。
「他者は自分を映す鏡」とも言います。
自分の身近な人と話したり、観察したりすることで、見落としていた自分の一面に気づくことができます。
自分を表現すること
芯が強い人になりたいなら、しかるべきときに自分の意見をしっかり通せるようになることが必須です。
他人に流されてしまっていては、自分の芯を貫き通すことが不可能になってしまうからです。
なんでもかんでも自己アピールをしていれば、芯の強い人になれるわけではありません。
その主張がコロコロ変わるものであったり、本心からのものでなかったりした場合、逆に芯がブレブレの人という印象を与えてしまうことになりかねません。
一方で、全く譲らず妥協しないでばかりいても、それはそれで問題が生じます。
融通がきかない、単なるワガママな人だと見なされては、芯の強さもただの短所に成り下がってしまいます。
日頃から、「これだけは譲れない」ということをきちんと胸に刻み、必要なときにしっかりとアピールできるようにしておきましょう。
アピールが必要なときとは、いつでしょうか。
そのうちのひとつは「自分の歩む道を選択するとき」であることは間違いないでしょう。
進学や就職、結婚や出産など、人生は重要な選択の連続です。
選択をする際こそ、妥協はせずに「これだけは譲れないもの」をしっかり表現できる人間でありたいものです。
根気強くなること
芯の強い人になるためには、根気が欠かせません。
自分を知り、しかるべきときにきちんと表現ができるようになったら、後はその心がけを維持していけるかが重要です。
人は楽な方へ、楽な方へと流されがちな生き物です。
自分の譲れないものを掲げ、道を選択したにもかかわらず、時の流れとともにその思いを忘れてしまうことが多々あります。
多少の困難にぶつかったからといって逃げ出してしまうこともあります。
そのようなことをしているうちは、芯の強い人にはなれません。
芯の強さを裏付けるのは、思い続け、成し遂げる「根気強さ」です。
これさえあれば、たとえ失敗して落ち込んだり、遠回りすることがあっても、根っこはぶれない「芯の強い人」になれるのです。
気持ちを根気強く維持していくためには、自分のモチベーションを上げ続けられるかが鍵になります。
小さなことでもいいので、芯の強い人間であるということを認識できる成功体験を積み重ねていくこと。
また、自分を認め、ほめるだけでも効果があります。
自分の選択に誇りと責任を持ち続けられれば、自分の人生に充実感を感じることができます。
そしてその充実感が、根気強さを実現させるエネルギーを生むのです。
芯が強い人の特徴を覚えておく
いかがでしょうか。
芯が強い人というのは、壁にぶち当たろうが、周りから批判されようが、ブレない意志を持ち突き進んでいくものです。
これは言葉にするのは簡単ですが、実際にやるとなると、これほど難しいものはありません。人はやはり人に流されるものです。
しかし、自分の理想の状態に持っていく人は少なからず芯が強い人だと言えるでしょう。
芯の強さは行動に表れるものなので、何かを達成したい!と強く感じたときは意識してみるといいかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。