几帳面な性格の長所と短所5つ
あなたの身近に「この人は几帳面な性格だなぁ」と感じるような人はいるでしょうか。
また、几帳面な人というのはどのような特徴や長所、そして短所を持っているのでしょうか。
几帳面な人というのは職場などにも必ず一人はいるものです。
イメージとしてはそこまで悪くないものですが、やはり悪い部分も存在します。
そこで今回はそんな几帳面な性格の長所と短所についてご紹介しますので、ぜひあなたやあなたの周りの人と比較しながら最後までご覧ください。
几帳面
長所:事前の準備を徹底する
几帳面な性格の人の長所というと、物事を始める際には必要なものをきちんと取り揃えたり、情報をしっかりと集めたりという準備を徹底してやるという事があります。
几帳面な人というのは、いざ物事がスタートしてから「あれが足りない」「これが分からない」となるのが苦痛なのです。
実際必要なものがないという事が問題というよりも、その準備ができていない状況にストレスを感じてしまいがちです。
仕事を何人かで行う時、一人几帳面な人がいればその人が中心となって仕事に必要なものを準備してくれるでしょう。
必要なものを調べ上げた上で準備を徹底してくれますので、いざ仕事が始まってもスムーズに進みやすいのです。
旅行に行く時にそういう几帳面な人がいれば、やっぱり準備を徹底してくれるので、同行する他の人は楽かもしれませんね。
几帳面な人が事前の準備を徹底するという長所は、周囲の人にとってもとても役に立つのです。
長所:整理整頓が得意である
几帳面な性格の人の長所に、整理整頓が得意という事が挙げられます。
例えば使用したものは使い終わったらきっちりと戻しておいてくれる、散らかった場所を片づけるのも得意でしょう。
几帳面な人は雑然とした状態が苦痛なので、誰に言われなくてもそういった部分の整理整頓をしてくれるのです。
物質的な事に対してだけではなく、たとえば仕事の納期に対しても几帳面な人はしっかりと把握しています。
いつまでにどの仕事を片づけなければいけないのか、また次の会議ではどういう資料を必要とするのか、そういった部分もしっかりと把握してコントロールする事ができるのです。
そういう人が職場にいたら、職場の環境は良くなりますし、書類などの管理も徹底される事でしょう。
几帳面な性格の人が関わる仕事に関しては、納期遅れという事が起きそうな時には几帳面な人から遅れているという事を知らせる声がかかるかもしれません。
几帳面な人は、物質的にも仕事的にも整理整頓が得意といえるでしょう。
長所:礼儀正しい
几帳面な性格の人は、長所として礼儀正しいという点があげられます。
几帳面な人は物事に対してきっちりとしているので、
待ち合わせをしても遅れるという事がありません。
また、何かをプレゼントされたりした時には、
すぐにお礼状を送ったりするのでとても礼儀正しいといった印象を周囲に与えるでしょう。
季節のご挨拶なども忘れる事もなく、その内容も丁寧に書かれた手紙が添えられていたりするのです。
几帳面な人の礼儀正しいという長所は、
それに接する相手の人も良い気分にさせてくれます。
人に対する態度も丁寧なので、好感度も高いといえるでしょう。
短所:他人に対して圧迫感を与える
几帳面な人はきっちりとしていてだらしないという事がないのですが、時と場合によってはそれが人に対して圧迫感を与える事があります。
仕事も丁寧に行い、しっかりと季節のご挨拶も欠かさない…そんな対応を誰もがとれたらいいのですが、世の中には結構いい加減な人もいるものです。
そういう人は几帳面な人と接すると、自分のいい加減さを浮き彫りにされているようでコンプレックスを感じてしまうという事もあるのです。
几帳面な人のきっちりしたところは、場合によってはそれを息苦しいと感じる人もいるので、問題ないような事で時々はわざといい加減になってみるのもいいかもしれませんね。
「週末は何もしないで昼まで寝ていた」なんて話をするだけで、几帳面な人に対する息苦しさや圧迫感が薄まるかもしれません。
短所:他人に対して見る目が厳しい
几帳面な人は、本人が意識しなくても周囲が勝手に圧迫感を感じるという事がありますが、さらに几帳面な性格の人自身が他人に対して見る目が厳しいという事もあります。
自分が常に物事に対してきっちりとしているので、そうできない人に対して「どうしてできないの?」という風に思ってしまいがちです。
思うだけならともかく、そういった感情は態度に出る事もありますので、それによって周囲の人は几帳面な人を面倒くさいと思う事もあるのです。
几帳面な性格の人は当たり前と思ってやっている事でも、人によってはそれができなかったり苦手だったりする事もあります。
またはきっちりと物事を進める事をそんなに重要視していないという場合もあります。
その几帳面な性格で、周囲の人に負担を与えないようにしましょう。
自分がよかれと思ってきっちりとしている事が、場合によっては相手は負担となっている事もあるのです。
几帳面になる方法
時間に正確になること
几帳面な人の多くは、基本的に時間に性格です。
通常は、待ち合わせに遅れることなど滅多にありません。
常に余裕をもっているため、かなり早く自宅を出てしまいます。
人を待たせることも嫌うので、自分が早く行って待つのが殆どになります。
もしも遅れそうになった場合も、必ずどんな理由でどれくらいの時間遅れるかを、しっかり連絡します。
几帳面になりたいのであれば、このように時間に正確に行動することが大切です。
もしかしたら、これまで待ち合わせは待たせる側ではありませんか。
時間にルーズな人間は、いつまで経っても几帳面にはなれません。
待ち合わせだけではなく、朝起きる時間や出勤時間なども、余裕をもって行動することが必要です。
時間通りにきちんと行動できるようになれば、几帳面になる近道と言えます。
整理整頓が出来るようになる
几帳面の代名詞でもある整理整頓。
整理整頓が出来ていなければ、几帳面とは言えません。
部屋の中がキレイに掃除されていて、使い易く整っていると気持ちが良いものですね。
几帳面な人の部屋は、誰が見ても美しく非の打ちどころがないものです。
それは職場のデスクにも言えることで、キレイに整理されています。
間違っても書類が幾重にも重なって、雪崩状態などにはなっていません。
几帳面を目指すなら、まずは整理整頓を心掛けて下さい。
無駄な物は断捨離することも必要です。
整理整頓を習慣づけてしまうと、ちょっとでも雑な状態になると気になるものです。
整理整頓している内に、少しずつ几帳面な性格が身に付いていくでしょう。
また、整理整頓が出来ていない人に多いのが、鞄の中がぐちゃぐちゃな状態です。
鞄の中も小分けにポーチや袋を使って整理整頓をすると、取り出す時に楽になります。
整理整頓が几帳面になる方法と言えます。
些細なことでも手を抜かない
几帳面な人に見られるのが、拘りを持っていることです。
「まあ、いいか」は絶対に有り得ません。
些細なことでも手を抜かずに、きちんとしています。
部屋の装飾にしても、何でもいいと妥協などはしません。
自分がイメージした物をとことん探します。
そして飾る時もイメージした通りの場所に、丁寧に並べていくのが特徴です。
向きが曲がっていることも嫌います。
このように几帳面になるには、時には拘りが必要になります。
大らか大雑把な性格は、決して悪くはありませんが、几帳面を目指すなら何事にも手を抜かないことです。
仕事でも大枠をまとめて良しとせずに、細かな根拠を資料に起こしたリ、見やすいデータ作成をするなど、面倒に思わないことです。
丁寧な仕事は几帳面な人の表れでしょう。
些細な事にも神経を使うのが、几帳面になる方法です。
計画性を持って行動する
几帳面な人は無駄がありません。
成り行きに任せて、成るようになるさ的な考えは絶対にしません。
必ず計画性を持って行動します。
例えば、職場の飲み会があっても、一次会、二次会としっかり場所を押さえています。
何時頃に一次会を終わらせて二次会に行くとか、予定を立てています。
そんな几帳面な性格から、幹事などを任せられる傾向にもあります。
金銭面でも、きっちりと計算して間違いがないので、頼りにされてしまいます。
几帳面になるには、計画性を持って行動することが大切になります。
綿密な計画を立てられるのも几帳面な人の特徴です。
何事にも、自分で計画を立てる習慣をつけましょう。
仕事で目標を決めて、その目標を達成するにはどうしたらいいか、計画を立ててから行動する癖をつけます。
計画性を持つことは几帳面になる為の方法です。
几帳面には長所と短所が入り混じっている
いかがでしょうか。
今回は几帳面な性格の人の長所と短所についてお伝えいたしました。
どんな性格にも長所と短所はあるものです。
上手に短所の部分を減らすようにして、几帳面な性格の良さを周囲の人との関係に生かしていけたらいいですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。