モラルがない・モラルが低い人の6つの特徴とは?

モラルがない人とは、倫理観が欠如しており、社会的な常識などがない人のことを言います。

あなたも普段接している人に対して、この人はモラルがないなぁと感じた経験は一回ぐらいはあることでしょう。

しかし、あなたがそう感じているということは、相手もあなたに対して感じているかもしれません。

そこで今回はモラルがない・モラルが低い人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



モラルがない・モラルが低い人の特徴

 

 

「バレなければいい」と考えている

 

モラルがない人には、「人にバレなければそれでいい」と考えるという特徴があります。

人に見られていなければ、平気でルール違反や倫理的に悪いこと、時には犯罪行為に当たることさえできてしまうのです。

たとえば、道にお金が落ちていたとしましょう。

誰かといっしょに歩いている時であれば、そのお金を拾って、交番へ届けます。

しかし、自分一人で歩いていて、周囲に人の目がなければ、平然とふところにしまい、自分のものにしてしまうのです。

拾ったお金を自分のものにするのは、社会的に悪いことであり、犯罪に当たるということはわかっています。

しかし、「バレなければいい」という意識があるため、人が見ていなければ、平気で罪を犯すことができるのです。

他にも、こういうケースがあります。

たとえば、会社や学校の備品などを自分の不注意で壊してしまったとしましょう。

壊したところを誰かに見られていれば別ですが、誰も見ていなければ、モラルがない人は自分が壊したということを人には言いません。

「誰が壊したんだ」という話になっても、知らないふりをするのが、モラルがない人と言うことになるでしょう。



保身のためのウソをつく

 

ウソをつくというのも、モラルがない人の大きな特徴といっていいでしょう。

話を盛ったり、人を笑わせようとしてつくような他愛ないウソであれば、別にモラルがないということにはなりません。

一種のサービス精神から出たウソだからです。

モラルがない人のつくウソには、「自己保身のためのウソ」という特徴があります。

たとえば、自分が原因で仕事上のトラブルが起こったとしましょう。

周囲や上司からそのことをとがめられた時、モラルがない人は、正直に「自分の責任です」と、非を認めることをしません。

何らかの理由をつけて、責任逃れをしようとするのですが、その際、ウソをつくことが少なくないのです。

他の人に責任転嫁することもめずらしくありません。

責任を押しつけられた人には大きな迷惑がかかるでしょう。

そのことによって、トラブルとはまったく関係ないその人の評価を貶めることになってしまうかもしれません。

しかし、モラルがない人は、そんなことにはおかまいなしです。

自分の身を守ることができさえすれば、人に迷惑をかけたり、人を傷つけたりしてもいっこうにかまわないと考えるのが、モラルがない人の心理的特徴ということになるでしょう。



約束を守らず、ドタキャンが多い

 

罪悪感が希薄で、人に迷惑をかけても平気なのがモラルがない人ですが、そのため、「約束を守らない」という特徴も持っています。

たとえば、お金に困って人から借りたとしましょう。

その相手から「いついつまでに返して」と言われ、「わかった」と約束したなら、その約束を守ろうとするのがふつうです。

しかし、モラルがない人は、そんな約束をしていても、それを守ろうとはしません。

相手からしつこく催促されるまで、返さないのです。

待ち合わせの約束などは、もっとかんたんに破ります。

時間を守らず、人を長く待たせることになっても、良心が痛むということはありません。

約束の時間に遅れ、相手が怒っている時には、「ごめん」と謝りますが、心の中ではまったく反省をしていないので、何度でも同じように約束時間に遅れてしまうのです。

モラルがない人の「約束を守らない」という特徴がもっともはっきり表れるケースが、「ドタキャン」でしょう。

誰かと会う約束をしていても、「なんだか、気分が乗らないな」というような、きわめて自分勝手な理由で、直前にその約束をキャンセルするのです。

相手にとって、こんなに迷惑なことはありません。

しかし、相手の迷惑は考えず、ただ自分のつごうで平気でドタキャンするのが、モラルがない人の困った特徴なのです。



極端な面倒くさがり屋

 

モラルが低い人の特徴として、まず、面倒くさがり屋であることが挙げられます。

つまり、社会人として当然守るべきモラルよりも、自分の都合を優先させてしまう結果、モラルのない人になってしまいます。

例えば、自動販売機で缶ジュースを買った経験は、誰しもあるでしょう。

通常は、飲み終わったら専用のゴミ箱に捨てるのがふつうです。

ところが、モラルの低い人は、これを面倒に感じてしまいます。

道端に捨てたところで、邪魔にならない場所に捨てれば、どうせ迷惑する人はいないだろうからと、平気で道端に捨てます。

缶ジュースに限らず、映画館やテーマパークなどでも、同様の行動をとります。

頭ではよくないことだと分かっていても、面倒くささが勝ってしまいます。

要するに、面倒くさいから、モラルを守らないということになります。

もちろん、これらの行動は、その場の状況やシチュエーションによります。

ふだんはモラルを守って行動できている人でも、時間に余裕がないときでは、一般的にモラルは低下するものです。

誰でもモラルを守って振舞うべきと、思ってはいます。

ところが、極端に面倒なことを避けたがる人は、色々な状況でモラルに反した行動をとります。



コミュニケーションが苦手

 

モラルの低い人には、コミュニケーション力に問題のあることが散見されます。

単なる話下手というわけではなく、相手の立場に立って会話する能力が低いという意味です。

モラルの低い人と話しをしていると、前振りなく、本題に入る。

あれやそれといった、指示語を多用する。

相手が自分の発言内容を理解しているか否かにお構いなく会話を続ける。

こうした特徴があります。

モラルの低さは、必ずしも性格だけの問題ではありません。

他人の考えや気持ちを考え、察する能力に問題があるケースがあります。

そのため、こうした人たちは、他人が困っていても、それに気がつくことができません。

他人に迷惑をかけていても、それに気がつけないので、友人や周囲の人に注意をしても、何が悪かったのかを理解できません。

その結果、モラルに反した行動をとり続けてしまう人がいます。

しかも、周囲からの警告や注意があっても、その意図を汲み取れないばかりに、改善しようがありません。

また、このタイプは、自分の発言を指摘されると、理不尽に批判されているように感じることが多いです。

場合によっては、逆上しさえします。

自分はこんなに丁寧に説明しているのに、どうして分かってくれないのだと考えます。

こうした心理も、相手の立場に立って考えられないことに起因します。



責任感がない

 

責任感のない人も、モラルが低い傾向にあります。

そもそもモラルとは、人として守るべきルールのことです。

大人として、社会人として、お互いのことを尊重する気持ちがあってこそ、守られるものです。

ところが、責任感のない人は、自分さえよければよいと考える傾向が強いです。

責任感のない人は、自己中心的な人ともいえます。

モラルの意味は分かっていても、なぜそんなことを守る必要があるのか。

少しくらいは適当に済ませてしまっても、それで目くじらを立ててまで怒るのはおかしい。

自分が間違ったことをしていても、ほかの誰かが何とかしてくれるだろう。

こういう風に考えて、モラルを軽視する人がいます。

つまり、自分の問題は、ほかの誰かが何とかしてくれるはずだ。

ほかの誰かが何とかするべきものだと考えています。

責任感のなさは、甘えにも通じますが、幼少時代に親に甘やかされて育った人に多く見受けられる特徴です。

子どものころは、自分がいい加減に振舞っても、親が尻拭いをしてくれていた人たちです。

しかし、大人になっても、このクセや価値観が抜けないままでいると、モラルの低い人になってしまいます。



モラルに欠ける人には注意しよう

 

いかがでしょうか。

モラルがない人というのは、どんな環境にでもいるものです。

そんな人に対していちいちイライラしててもはっきり言って時間の無駄です。

相手に直接言ってやるのも効果的な方法の一つですが、やはり勇気がなかなか出ませんよね。

最も手軽なのは相手にしないこと。

モラルに欠けた発言や態度をしてきても冷たくあしらうこと。

これが重要です。

これすらもできないのであれば、今の環境から逃げてもいいでしょう。

あなたが我慢することは何一つないのですから、どんな手段であれモラルが低い人には近づかないのが賢明です。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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