仕事に疲れた時に観たい映画9つ

仕事に疲れた時に観たい映画というのはどのようなものでしょうか。

もちろん映画の好みというのは人それぞれなので、一概にはいうことができません。しかし、食わず嫌いで避けてきた映画が案外あなたにピッタリだというケースも決して少なくないでしょう。

そこで今回は仕事に疲れた時に観たい映画をご紹介しますので、ぜひ気になるものがあれば観てみてください。



仕事に疲れた時に観たい映画

アメリ

2001年に公開され、日本でも大ブームになった作品です。観た事がある人も多いかもしれません。

この映画の主人公「アメリ」はちょっぴりコミュニケーションが苦手で恋愛にも臆病な女の子。そんな彼女が勇気を出して、気になる男性にアタックすると言う場面はついつい応援したくなっちゃいます。

監督のジャン・ピエール=ジュネの作品ならではのブラックユーモアも随所に配置され、笑えて、ついついホロリの素敵な映画です。特にアメリが、最後に仕掛ける可愛くて壮大な「いたずら」は必見です。

二人の恋がどうなってしまうのか、ハラハラして、いつの間にかアメリの世界に引き込まれてしまいます。観た後に「私も明日から頑張ってみよっ」て思えちゃいますよ。

マグノリア

1999年のアメリカ映画「マグノリア」は、鬼才ポール・トーマス・アンダーソンの代表作でもあります。

宗教団体の教祖や、その父親、元クイズ王や天才少年と言った、一見無関係に見える10人の人間のある一日を追う群像劇です。

トム・クルーズやジュリア・ロバーツ、先日亡くなってしまったフィリップ・シーモア・ホフマンなど豪華な出演者が、その持てる限りの演技力をたっぷりと披露してくれます。

意味深なセリフや、印象的なカメラワーク、そして衝撃的なラストシーン…、ドキドキするような世界観に引き込まれて、仕事の事なんか綺麗に忘れてしまいます。

ラストシーンのカタルシスでストレスもサッパリ発散できますよ。

どんな人にも人生があり、その人生の中には辛い事も、苦しい事も驚くような事もあるけれど、すべての瞬間に奇跡が宿っているのだなあ、と感じさせてくれる映画です。



砂漠でサーモンフィッシング

おかしなタイトルに一瞬「面白くないかも?」って思うかもしれませんが、実はこれ、かなり素敵な映画です。

大の大人が「砂漠に鮭を呼べるダムを建設しよう」って奮闘するハートフルラブストーリーで、観た後ほっこりとした優しい気分になれますよ。

主演は安定の演技力で人気のイギリスの俳優、ユアン・マクレガー。

そんなにイケメンではないのに、彼が出演している作品はどれもヒットしてしまうと言う魅力溢れる俳優さんですよね。この映画でもその魅力は存分に発揮され、仕事のストレスなんかすっかり忘れて、うっとりできます。

お酒を片手に鑑賞するのにもピッタリな癒し系の映画です。

「天使にラブソングを」シリーズ

ウーピー・ゴールドバーグ主演のドタバタミュージカル映画ですが、この映画はいつ見てもスカッとします。

まず、主演のウーピー・ゴールドバーグのダイナミックで表情豊かな演技は、見ているだけで気分が明るくなります。もしかしたらストーリーそのものよりも、彼女の面白演技を見ていた方が良いのかもしれない、というほどです。

そして、映画全編に流れるゴスペルやソウルミュージックの数々が、疲れた心をぱーっと解き放ってくれます。どの曲も大らかで力強く、あたたかみがあり、魂に響くものばかりです。

見終わった後に、「あー、すっきりした!」と心の底から思える映画の1つです。

「ベイブ」シリーズ

動物が主役になっている映画は、どれも心癒されるものばかりです。中でも、ブタが主役の「ベイブ」シリーズは特に癒されるのでオススメです。

主役のベイブはなぜか牧羊犬ならぬ「牧羊ブタ」の才能に溢れていますが、とにかく要領の悪いキャラクターです。

しかし、その要領の悪さゆえなのか、小さな体で必死に頑張っている姿がいじらしくなってしまい、大人であっても、ついつい映画の世界に引き込まれてしまうのです。

そして、ベイブをはじめ、人間の言葉をしゃべる動物たちのユニークさに癒されてしまい、いつの間にか、仕事の疲れを忘れてしまいます。

お子様向けの作品ですが、大人にもオススメの映画です。



マウス・ハント

これぞ「正統派ドタバタ」というべきドタバタコメディー映画です。

父親が遺した由緒あるお屋敷を、何とか自分のものにしようと企む兄弟が、屋敷に住みついている1匹のネズミに振り回される、という何とも愉快な設定です。

このネズミ、かわいい顔をして、なかなかの切れ者です。

自分の生活を妨害しようとするものに対しては、「これでもか!」という知恵で応戦し、大の大人の人間が翻弄されてしまうのです。

現実にはあり得ない話ですが、あまりにも突拍子のない展開に、最初から最後まで笑いが止まらない映画です。

仕事の嫌なことを、きれいさっぱり忘れられます。

ニューシネマパラダイス

かれこれ25年以上前のイタリア映画の名作ですが、いつ見ても、気持ちの良い感動を味わえる素晴らしい作品です。

戦後のシチリア島の片田舎にある小さな映画館が舞台で、そこに通い詰める少年と、学識はないけれど職人魂に満ち溢れた老映写技師との交流を中心に、話が進んでいきます。

ストーリーとしては、よくある「人情物語」なのですが、主人公の2人をはじめ、脇役で登場する近所のおじさん・おばさんたちのあたたかい雰囲気に、心の底から癒される作品です。

「人と触れ合うことっていいな」と、素直に思えるような傑作です。特に、仕事での人間関係に疲れた時にオススメしたい作品です。

雨に唄えば

ミュージカル映画の歴史に残るであろう傑作の1つ「雨に唄えば」。タップダンスの巨匠・ジーン・ケリー主演のドタバタミュージカルです。

ストーリーは、よくあるラブコメディなのですが、映画全編の空気がとにかく明るい雰囲気で、見ているこちらまで幸せな気分になってしまいます。

そして、ダイナミックなダンスで、映画全体が常に盛り上がるので、わくわくした気持ちで見ることができます。

特に、コミカルなシーンをダンスで表現しているのは必見です。お腹を抱えて笑ってしまうほどです。

映画でありながら、アミューズメントパークに行ったような楽しさを味わうことができるので、仕事での疲れも一気に吹き飛んでしまうのではないでしょうか。



「ダイ・ハード」シリーズ

言わずと知れた、刑事もののアクション大作シリーズです。

銃撃シーン・格闘シーン・爆破シーンと、どれを取っても現実離れしたスケールの大きさで、このダイナミックさが見ている者のストレスをさっぱりと吹き飛ばしてくれるのです。

しかもこの主人公、パーフェクトなヒーローではなく、常にぶつぶつ愚痴ばかり言っているような人物。そんな人間臭さが、映画にコミカルな魅力を添えています。

「どこにでもいる、その辺のおじさん」がダイナミックなアクションを繰り広げる、そんなストーリーが、見ている者をわくわくさせ、仕事の嫌なことを忘れさせてくれます。

又、アクションの効果で、「明日も仕事、頑張ろう!」という気持ちにもなれます。

仕事に疲れた時に観たい映画を決めておく

いかがでしょうか。

おススメの仕事に疲れたときに見たい映画をご紹介しました。

映画というのはテレビなどと違い1時間半から2時間程度でストーリーが終わりますので、気分転換にはちょうどいい長さだと言えるでしょう。

これが何時間も続いてしまうと、一日があっという間に終わってしまうので、損した気分になり、逆に次の人の仕事に行きたくないと感じてしまう可能性が高くなります。

また、あなたに元気を与えてくれる、癒しを与えてくれるお気に入りの映画を用意しておくことも効果的です。

それを観るたびにスイッチが入る映画に出会えれば、きっと仕事にも元気いっぱいでのぞめるはずですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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