ナルシストの特徴11選
ナルシストの特徴にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
ナルシストは、ひたすら自分が認められたいだけの存在です。
そのため、いくつもの問題を起こし、周囲を巻き込んでも何とも感じていません。
トラブルメーカーといわれる人のほとんどが、ナルシストの要素があります。
そこで今回はナルシストの特徴をご紹介しますので、ぜひあなたや周りの人と照らし合わせて見ながら最後までご覧ください。
ナルシストとは
自分の美化フィルターを持っている
ナルシストの特徴として真っ先に挙げられるのは、周囲の人間が眉をひそめてしまうほど自分を美化しすぎているということです。
しかし、残念なことに大方は本人の大きな勘違いであり、かなり分厚い美化フィルターがかかっているだけです。
現実から目をそむけるというより、自分がこうありたいと願う姿を現実の自分にかぶせてしまっているだけですから、周囲の人間から見ると非常に滑稽です。
すべてにおいて自分の方が上
往々にして、ナルシストは態度が大きいといわれています。
これは、周囲の人間を見下しているというよりも「すべてにおいて自分の方が上だ」という歪んだ認識があるためです。
実際に、ナルシストの実績は言動とかけはなれていることが多く、それが目標や理想であるならまだしも、あたかも自分が漫画の主人公にように特別な存在レベルに扱います。
仮に職場にナルシストがいたとしても、出世をしていく同僚を横目に、それでも自分の方が上だと虚勢を張り続けます。
自己主張が激しい
ナルシストはどれほど自分が完璧な存在であるかを主張するため、周囲への自己主張が激しいことも特徴の一つです。
現実からかけ離れていることに加え、自分アピールが激しいですから、どんな内容の会話をしていても最後には「自分が一番」というオチにつながります。
あまりにも周囲との協調がないため、口をつぐんでやりすごしてみても、ナルシストはそれを「聞き入っている」と勘違いするほどです。
場合によっては、誇大妄想ともとれる自己顕示欲を発揮します。
他人のことには無関心
他人に対しての同情はいっさいなく、あったとしても嘲笑に変わります。
ナルシストにとって自分は何でもできる完璧な人間ですから、失敗した他人のことなどどうでもよいのです。
むしろ、「それが自分でなくてよかった」「自分ならそのような失敗はありえないが」と口元を歪めるだけです。
しかし、ナルシストに限って自分の失敗には目を瞑ってしまっていますから、これ以上にないほど周囲に迷惑をかけていることが多いのです。
金銭感覚が大きくズレている
特にバブル時代に青春を謳歌してきた世代のナルシストによくあることです。
「一晩で○○万円使った」「ラーメンを食べに行くだけで北海道へ行った」「急に海が見たくなって海外へ飛んだ」などの、豪快にお金を使うアクティブな自分の話を好みます。
バブルは20年以上前の話ですし、すでに話が通じない世代が社会人になっていることに気づかず、まだ気持ちが現代に追いついていません。
そのため、自分にかけるお金も周囲との感覚が大きくズレています。
ひとつのアクセサリーに執着して高額な買い物を好むのも特徴的です。
高額商品を身につけることで、自分の存在が大きくなった気分になるのですから、ナルシストにはたまらなく快感なのです。
ナルシストにはその感覚がなくても、周囲からは虚勢を張るためとしか思われていません。
世の中の異性はすべて自分に夢中
次から次へと異性との交際をしている、という話をすることがあります。
にわかに信じがたいと感じるのは、ナルシストに限って異性にモテるような要素がないからです。
本当にそれほどモテるのか、と疑問に感じていると話のアラが簡単に探せてしまいます。
ナルシスト本人によれば、「目が合った」「指先が触れた」「隣の席に座った」だけで自分へ好意を持っていると感じ、数時間同席しただけでデートだと変換されることがあります。
それでもナルシストは本気で思い込んでおり、現実には異性との交際経験は乏しいことも特徴です。
人生が武勇伝だらけ
吹き出してしまうほどの武勇伝だらけの人生を送っているのも特徴的です。
それほどの武勇伝がありながら、ごく普通の社会人生活を送っていることの方が驚くばかりですが、あたかも世の中が平和であるのは自分のおかげとも言わんばかりです。
居酒屋で中年男性が「俺も昔はワルだった」と自慢するような、聞いていて微笑ましいレベルの武勇伝はあります。
しかし、ナルシストのそれとはまったく違います。
ナルシストの場合は、聞いていて不愉快になるほどトゲがあるものであり、長い時間を共に過ごしたくないほどです。
事実に基づいた単なる自慢ならまだしも、小さな事実に大きな脚色を加えたものであるなら、なおさら耐え難いものにいなります。
暇さえあれば鏡で自分をチェックしている
ナルシストな男性のもっとも目立つ特徴と言えば、暇さえあれば鏡を見ているという行動になるでしょう。
服装から髪型、表情にいたるまで、自分の姿が映るものが近くにあれば、すぐに全身をくまなくチェックしています。
ビルの窓ガラスやショーウィンドウ、はたまた車のミラーまで外出時だろうとどこに誰と居ようとおかまいなく、自分の姿が映るものが目に入ればそれに反応します。
これはナルシストの典型的な行動で、自分が他人からどう見られているのか、あるいは今の自分はカッコ良く決まっているのかを常に気にしているのです。
このようにとにかく自分のことが大好きで、鏡に映る自分の姿を眺めてはうっとりしたり服や髪を直したりして、少しでも自分を魅力的に見せるよう、ある意味では涙ぐましい努力をしているのがナルシストです。
理想ばかり語って行動が伴っていない
ナルシストと呼ばれる男性の中には、意識だけは高い人がいます。
こうしたタイプは「いつか有名になってやる」「会社を立ち上げてやる」など具体性に欠ける夢を語りたがるのが特徴です。
どのように会社を立ち上げ、どんな風に有名になるのかなどの具体的なビジョンはないにもかかわらず、夢だけは大きいのです。
ですから夢は大きい割に、その夢に向かって行動をすることもありませんし、努力をすることもありません。
結局のところ、そんな理想や夢を語る自分に酔っており、それだけで満足しているのでしょう。
またこのタイプのナルシストは周囲に影響を受けやすい人も多く、夢がしょっちゅう変わることがあります。
昨日まではモデルになるなんて言っていたのに今日は社長になりたいと言っているなど、テレビや雑誌、あるいは周囲に影響されてコロコロ夢が変わるのです。
注目されるのが大好き
ナルシストな男性にとっては誰よりも自分が最優先で、それを周囲にも求めます。
ですから周囲に注目されたり賞賛されたりするのが大好きで、そうやってちやほやされている間は機嫌良くしています。
またそもそもナルシストな男性というのは、自分のことを人気者だと思っているフシがあるので、注目されることも当たり前だと思っています。
ある意味自意識過剰とも言えますが、常に自分は注目されているのだからと思い込み、その結果、行動やファッションが奇抜になったり、やや一般的な感覚とは違う物事を好むなどの特徴があります。
分かりやすい例でいうと常にサングラスをかけていたり、皆がカジュアルな服装をしている中、一人だけ全身ブランドもののスーツで決めているといったことが挙げられます。
このように常に注目されていなくては気が済まないのが、ナルシストな男性なのです。
失敗は周りのせいにする
ナルシストな男性は、自分のことが大好きです。
誰よりも自分はイケてる、カッコいいと思っているのがナルシストですから、カッコ悪い自分を受け入れることはことのほか苦手です。
ですからうまくいかない時や失敗をした時にも自分が悪いとは認めたくありませんし、そんな失敗した自分を周りにもできることなら悟られたくないと思っているのです。
そのため失敗したことを人のせいにして、自分はカッコ悪くないんだと主張するというような行動に出ることがよくあります。
普通の人ならまずは自分の失敗を認め、そこから反省したり解決策を考えたりとするのですが、ナルシストな男性はそれをしないため、いつまで経っても自分を成長させることができません。
とにかく保身にばかり一生懸命で、自分の内面を磨こうなんてことにまで気が回っていないのです。
ナルシストには男も女も関係ない
いかがでしょうか。
人間は、できないことがほとんどであり、ほんの少しできることがあるのが自然です。
ナルシストは、それが許せない部類のタイプといえます。
完璧主義で理想が高いといえば聞こえは良いですが、それが努力や実績となって伴わなければ、ただのおとぎ話でしかないのです。
それすらも理解できていないのもナルシストならでは、です。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。