憎めない人の6つの特徴とは?
憎めない人の意味とは、人から嫌われることがなく、恨まれることもない人のことです。
正直そんな人はいるのか、と疑問に思う人も少なくないでしょう。
しかしやはり憎まれやすい人と憎まれにくい人が存在するのは残念ながら事実です。
どうせなら前者よりも後者の方が断然いいですよね。
では他人から見てどのような人が「憎めない人」と見られるのでしょうか。
そこで今回は憎めない人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながらご覧ください。
【目次】
憎めない人の特徴とは
いつどんなときも素直
どう考えても自分が間違っているのに、いろいろ言い訳したり他人のせいにしたりして、一向に謝罪の言葉を口にしない。
そんな人に対応するハメになって、たいへん不愉快な思いをした経験はありませんか?
憎めない人の特徴は、そういった人の真逆だと考えてもらえるとわかりやすいでしょう。
つまりひと言で表すと、「どんなときも素直」なのです。
たとえば何か大きな失敗をしてしまったとき、憎めない人の落ち込みようは半端なものではありません。
まるでこの世の終わりが来てしまったかのように、顔色も真っ青にしてうつむいています。
周りの人からすると、もちろん失敗を責めたい気持ちもあるでしょう。
ですが、そこまで激しく肩を落としている姿を見ると、何となくかわいそうに思えてくるものです。
すると多くのケースでは、「これだけ素直に自分の間違いを認めてるんだから許してやるか」といった雰囲気になってきます。
失敗をしたとき以外にも、たとえば嬉しいことや悲しいことがあったとき、憎めない人はその気持ちを真っ直ぐ表します。
そういった特徴は、周囲の人を和ませることにもつながっているのです。
空気を読んで会話できる
誰かと会話を交わすとき、最も大切になるのは何でしょうか?
それは、「空気が読めるかどうか」です。
特に目上の人と話をするケースでは、この空気が読める力がないと、さまざまなトラブルに発展してしまいかねません。
そして憎めない人の最も大きな特徴が、この「空気を読んで会話できる」という点になるのです。
たとえば日常のふとした会話の中で、相手を軽くけなすような冗談を飛ばすこともありますよね。
ですが、相手が目上の人の場合、どこまで踏み込んでよいのかをしっかり把握しておかないと、後で大変な事態になります。
あいつは生意気だ…といった評価にもつながりかねないからです。
憎めない人は、そんな間合いをはかった会話が絶妙で非常に上手だといえます。
軽くけなされたはずの人も笑って言葉を返すことができますし、そこにいるその他の人たちも、みんなが笑顔になれる空気を作れるのです。
よく仕事場で能力はそこそこなのにやたらと上司からかわいがられる人がいますが、それがいわゆる憎めない人になります。
あなたもそういった憎めない人の特徴を見習って、目上の人にもっと気に入られてみましょう。
天然キャラ
憎めない人の特徴が何なのかを探りたいなら、自分の近くにいるそういった人を思い浮かべるのが一番です。
そして多くの場合、その人はいわゆる「明らかな天然」ではないでしょうか?
たとえば、普段から何でも器用にこなしてミスが少ない人が、珍しく小さなミスをしたとしましょう。
すると周囲の人たちは、どこか手を抜いていたのではないかと考えがちです。
ですが、誰もが絶対に犯さないようなミスをしておいて、本人が全くそのことに気づいていないとしたらどうでしょうか?
もちろん「この人は本当に大丈夫なのか」と心配されることもありますが、全く失敗を認識していないその姿に、思わず笑みがこぼれてしまいますよね。
少し言い方は悪くなりますが、憎めない人というのは、どこか「小動物のような愛らしさ」を持っているものです。
そしてそう感じる理由は、明らかな天然だからに他なりません。
周囲の人もそういった人にはツッコミやすいですし、それが場の緊張を解いてしまうケースも多々あります。
憎めない人は、そんな生まれ持った天然という特徴で、自分の身を守っているといえるでしょう。
誰にでも優しくできる
人から「憎めない人だな」と思われる人は、人のことを差別せずに、誰に対しても同じように優しくできるという特徴を持っています。
例えば、職場ですぐに気に入らないことがあると怒鳴るので嫌われている上司、人のことをすぐマウンティングするので避けられている同僚、みんなが「関わらない方が良いよ」と言っていても、全く気にせずに他の人と同じように飲み会に誘ったり、お土産を配ったりします。
自分だったら関りたくないような人に、分け隔てなく優しくできる姿を見ると、相手に対して「とても偉い人だな」「立派だな」「優しいな」と周囲の人間は感じてしまいます。
一度そのように相手に対して尊敬の気持ちを持つと、ちょっとやそっとでは相手の良いイメージは揺るぎません。
好きな人、嫌いな人、という枠組みから外れた、「尊敬する人」「素晴らしい人」というジャンルに入ってしまうことで、人から憎まれることが無くなるのです。
いつも笑顔でいる
いつも笑顔でいる人は、人から「憎めない人だな」と思われる特徴を持っています。
話している時にイラっとしたり、嫌なことを言う人だなと思っても、相手がニコニコと屈託のない笑顔でいると自然と悪意は喪失してしまいます。
笑顔は言葉が通じなくても、相手に悪意がないことが伝わりやすい、最高のツールとも言えます。
そのため、いつも笑顔でいると、うっかり悪口を言ってしまっても「きっと本心じゃないはず」「こちらの勘違いかも」と、悪いように取られることが少ないのです。
また、いつも笑顔でいる人は人から好かれやすいので、自然と友達の数も多くなります。
本人の性格がどうかなどはあまり関係なく、友達が多くいつも笑顔でいるという特徴を持っていると、それだけで人格者や、良い人に違いないと思われるのです。
いつも笑顔でいることは、簡単なことにも思えますが、このように効果は絶大です。
中には思ったことをポンポン言う毒舌キャラでも、いつも笑顔でいるからという理由だけで「あの人憎めないよね」と言われて、誰からも愛されている人さえいるぐらいなのです。
苦労している
男運がとてつもなく悪くて苦労していたり、若くに親の介護をしていたりと、誰もが「大変だね」「自分だったらムリ」と思うような暮らしをしている人は、他人から憎まれることがありません。
特に誰もが大変そうと思うような環境でも、文句を言わず黙々と仕事をしていたり、家族の面倒をみていることを知ってしまうと、嫌な人だなと思うようなことがあっても憎むことができません。
多くの人は思いがけず他人が苦労していることを知ると、その人に嫌な面があっても「生活が大変なのだろうし、仕方ないかも」と考えてしまうのです。
もちろん、苦労と言っても自分でギャンブルにハマって借金しているとか、自分が飲酒運転をして事故を起こしてしまったなどは、誰も同情してくれません。
あくまでも本人にあまり原因がないことで不運に合ってしまった、そして自分が置かれた状況に文句をあまり言わずにひたむきに生きている姿に、同情したり、感動したりするのです。
その結果、相手のことを「憎めない人だな」と感じてしまうのです。
このように憎めない人と思われている人は、周囲から同情されていたり、かわいそうと思われるという特徴があるのです。
憎めないキャラは男性も女性も得することばかり
いかがでしょうか。
やはり憎めない人柄の人はその言葉の通り、人から恨まれたりすることはほとんどないので、どんな環境でも得することでしょう。
よく「男性だから」「女性だから」と言う人もいますが、性別はあまり関係ありません。
女性だろうが男性だろうが、人を思いやる行動を取り続けていたり、笑顔を絶やさずその場を明るくしている人は誰から見ても憎めない人ですよね。
基本的に批判する人は自分がそうなりたいのになれなかったというケースがほとんどです。
もし、あなたも憎めないキャラになりたいのであれば、まずは身近な人を参考にするのが得策です。
憎めない人の具体的な行動や仕草などを観察できるので、盗める所は盗んだ方があなたにとってもプラスになりますよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。