価値観が合わない人との付き合い方6つ
あなたには価値観が合わない人というのは存在するでしょうか。
価値観が合わないと、相手の一挙手一投足が気になったり、イライラしたりしてストレスになったり、嫌悪感を感じたりすることも多々あります。
できればそのような人とは付き合いたくないと思うのが一般的かもしれませんが、職場や仕事などで、そうも言ってられないケースも決して少なくないでしょう。
そこで本日は価値観が合わない人との付き合い方をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
価値観が合わない人との付き合い方
自分の価値観を理解してもらおうとしない
価値観というのは、人それぞれですので、自分と他人の価値観が全く合わないという事はごく普通のことだと言うことができます。
価値観が合わない人と付き合う場合、それを念頭に入れておく事が何よりも大切です。
そして、自分の価値観を理解してもらおうとしないことも重要です。
伝えるという作業が必要になるケースは多々ありますが、理解を求めるという行為とは少し違うというわけです。
価値観が合わない人と付き合う場合、理解を求めてしまうと永遠に答えは出ませんし、時間の無駄になりかねません。
無理強いをせずに、自分の意見を持つ事、そして理解してもらえないからと悲観しない事が必要でしょう。
自分は自分、人は人という考えを持ってお付き合いしていくと良いでしょう。
相手の価値観を否定しない
自分の価値観の理解を求めないのと同様に、相手の価値観も否定しないという事が、価値観の合わない人とお付き合いする場合、とても重要です。
それは、はじめから諦めるという事ではありません。それぞれの個性を尊重するという事なのです。
たとえ相手の価値観を理解出来なくても、そんな考えもあると受け流す、もしくは受け入れる事です。
言いなりになる事ではありません。ましてや相手の価値観を変えようとするなどといった行為は、無駄骨で終わってしまうことにつながりやすくなります。
理解する事と、受け入れる事は全く違うと言えます。理解する代わりに、そのままの相手を受け入れる事が大切なのです。
色んな価値観に触れて、自分の世界観を広げる
様々な価値観があるという事、そして付き合う相手と全く価値観が合わないという事は、とてもラッキーなことだと考えられます。
なぜなら、世の中にはこんなにも色んな考えや世界が広がっていて、その一端に触れる機会が訪れたとポジティブになれるからです。
自分の価値観の中だけで生きていると、とても頑固になってしまうものです。
様々な価値観や世界観に触れる事で、自分の可能性をもっと大きく広げる事が出来るきっかけになります。
価値観が合う人とだけ付き合うという事も同じ事です。
話が合うので楽しいものですが、いつもその輪の中にいては、自分の成長にはつながらないでしょう。
思い切って色んな価値観の人とお付き合いする事も、人生を楽しむひとつの方法です。
価値観が合わない人と付き合う事になったら、自分はラッキーだと喜びましょう。
基本、価値観が同じ人などいないことを理解する
冒頭でもお伝えしましたが、基本的に価値観が全く同じ人などいないということを理解しましょう。
確かに、世の中を探せば価値観が似ている人はいるでしょう。
しかし、育ってきた環境が一人一人違うのですから、全く同じ人などいないのです。
理解することによって生まれるのは、ありのままの相手を受け入れられる余裕です。
心を広くもつということです。
ここで理解していただきたいのは、まず男性と女性の脳は違うということです。
ですから、簡単に言ってしまえば男性と女性が心から分かり合うなどということは不可能なことかもしれません。
これを理解したら、相手に自分の価値観を押し付けることがいかに無意味なことか気づくかもしれません。
人間の本能について考える
ここでは、人間の本能について考えてみます。
人間は繁殖するために、相手を探します。
この時、より良い子孫を残すためには、人間の本能的な観点からみてどのようなパートナーを探すでしょうか。
答えは簡単です。第一に健康そうな人、そして、自分のDNAとは異なったDNAの人を探すと言われています。
このようなことから、自分にないものを持っている人に惹かれるように作られているのというのだとか。
だから、自然と自分の価値観とは程遠い価値観を持っている方を選んでしまう訳でしょう。
ですから、価値観は合わないものなんだ、という事を前提に付き合っていく必要があるのです。
価値観を合わせるのではなく、受け入れる
これまでお伝えしたことを踏まえると、価値観を押し付けあったり、無理やり合わせたりすることがあまり意味をなさないということがわかってくるかもしれません。
それは、本当の意味で分かり合うことにはならないからです。
では、どうするべきかということですが、価値観を受け入れるのです。
合わないことが前提ですから、私はこうしたい、でも相手はその真逆だとしたら、どちらかが合わせるのではなく、どちらも尊重するという事です。
この前は君のやり方だったから、今度は僕のやり方にしようというように平等を保つのも1つの方法です。
そうやって過ごしていくうちに、どちらのがより良いのか、それともそこから新しいものを見つけたり、だんだん価値観が似てきたりするものです。
よく、カップルの顔や行動が似ているなんてことがありますよね。
大切なのは、お互いを尊重し高めあえる心のゆとりかもしれません。
彼氏と価値観が合わないと感じる瞬間
和食を頼んでサッサと食べるとき
渋い年上の彼氏とふと価値観が合わないなと感じるのは、ファミリーレストランに行って食事をするためにオーダーをすると、年上の彼氏はメニューを見ながら「やっぱり和食だね」と言います。
ファミリーレストランに来てまで多くのメニューからわざわざ和食を頼むと、やっぱり年上の人だからだなと残念な気分になります。
できれば年下の彼女の方としては、同じ洋食を食べながら話がしたいと考えています。
でも、そんなところに気付かずに、自分の好きなものをオーダーしては黙々と食べる。
食事をしていると、残ったご飯にお茶をかけて綺麗に食べるところもなんだか若者と違う。
サッサと食べてしまい、会話もない。
「食べる時には黙って食べるのが当たり前でしょ?」と言われた時には、「ああ、価値観が合わないな」と年下の若い女性は思うのです。
食べ終えてもサッサと席を立ち、「行くぞ」と無表情で言われた瞬間はイラッとすると共に、合わないと思ってしまうわけです。
恋愛はみんながしているからすると言うとき
年下の彼氏と価値観が合わずに「あれ?」と思う瞬間は、「恋愛をするのはみんながしてるから」と言ったときです。
どうも年下の彼氏は周りの人に流され易いところがあり、恋愛もしないと格好悪いと思うからする。
だから、恋愛も自分が楽しくなる、気持ち良くなることを第一と考えてするわけです。
将来のことよりも今が大事。
「今を楽しめればいいでしょ」と言う言葉を言ったとき、年上の彼女は価値観が合わないなと思うわけです。
彼氏としては恋愛はファッションの一部だし、結婚なんて考えるのはダルい。
それよりも、エッチの方を優先的に考える年下彼氏の価値観も年上彼女はどうかな?と不安になります。
本気の恋愛をして疲れるより、軽く付き合った方がいいでしょ?なんていう彼氏の軽い気持ちを知ったときには、別れたくなるほど価値観が合わないなと思うのです。
色々な異性と付き合うことが大事と知ったとき
イケメンの彼氏と価値観が合わないと思うのは、「色々な異性と付き合うことが大事」という気持ちを知ったときです。
どうもイケメンの彼氏は、恋愛も色々な人と付き合うことが当たり前なところがあります。
でも、彼女としては、いくらイケメンであっても、やはり真剣に1人の女性と付き合って欲しいわけです。
イケメンはモテますから、恋愛においても努力というものをあまりしないところがあります。
だから、女性が「おやすみ」という言葉だけでもいいから、メールが欲しいなと思っているときも送ってこない。
ふと寂しい気持ちで彼氏の声が聞きたくなっているというのに、そんな彼女の気持ちにも気が付かないとき、価値観が合わないなと思うのです。
じゃあ、逆に彼女から電話を掛けたら彼氏がとったはいいが、「眠いから後で」とサッサと電話を切ってしまうときは、もうこの人は合わないなと思うわけです。
仕事が忙しいから無理と言ったとき
忙しい彼氏が「仕事が忙しいから無理」と言ったときには、価値観が合わないと思います。
この忙しい彼氏は、とにかく仕事を優先します。
彼女との時間よりも、仕事の時間を優先的に設ける。
前からデートの約束をしていても、「仕事だから仕方ないでしょ」と冷たく言ったときには、価値観が合わないなと感じるわけです。
それでも仕事だから我慢しようと努力していた彼女は、なんとか彼氏が自分との楽しい時間を作ってくれるように待っています。
ところが、そんな彼女の気持ちに気が付いてあげようともせず、大事な彼女の誕生日にまで仕事を入れてしまった。
電話も掛けてこないから掛けてみれば、「そうだったんだ」とそっけなく言われたときには、この人とは価値観が合わないと強く感じます。
会っても謝ることもなく、さっさとエッチをしたら「疲れたから帰って」と深夜だというのに帰らせる瞬間は、泊まってもっと愛を深めたい彼女の価値観と違いすぎて合わないと感じるのです。
彼女と価値観が合わないと感じる瞬間
金銭面で違和感を感じた瞬間
金銭面で似たような感覚を持っていないと違和感を感じます。
ショッピングで自分の収入に見合わないような高いものを平気で買ったり、高級なレストランを選んでおごってもらおうとするなど、金銭面の感覚がおかしいと、価値観が合わないと感じるでしょう。
それは最初はわからない場合もあるので、付き合ってはじめて知ることもあるでしょう。
しかし、持ち物から金銭感覚もわかるので、高そうな服やブランドもののバッグなどを持っているかなど、事前にチェックできる場合もあります。
金銭面での価値観の違いは結婚後にも大きな意味を持ってくるのでもっとも重要なことです。
結婚後は夫の収入だけで生活していくことになることもあるので、彼女の金銭感覚のせいで生活が苦しくなることもあるでしょう。
金銭感覚はなかなかなおらないものだと思うので、自分と合わないと思ったら付き合いを考えなおしたほうがいいかもしれません。
連絡の頻度でもめた瞬間
付き合っていてよくもめることが、連絡の頻度についてではないでしょうか。
普通に毎日、数回のやりとりをするならいいかもしれませんが、その頻度が異常に多い場合や、返信を早くしろと催促されるようだと息苦しさを覚えるようになるでしょう。
重要なやりとりや連絡しなければいけない用件があるときだけでも大丈夫だと考えるひとも多いはずです。
付き合っているのですから、長い話は会ったときにすればいいという考え方もあります。
付き合っているからこそ、お互いに信頼し、安心感もあるので、連絡の頻度が多くなくても大丈夫なはずです。
ですが、連絡の多さや返信の速さにこだわり、それでケンカになるようなら価値観が違うと考えたほうがいいでしょう。
特にいまは気軽に連絡できるツールがあるだけに、よくある価値観の違いでしょう。
何事にも否定的でネガティブな言動をされた瞬間
一緒にいて楽しいのが一番です。
ですから、何事にも否定的な意見しか言わない彼女だとだんだん疲れてきます。
最初は自分だけに愚痴を言ってくれていると思って受け入れるかもしれません。
ですが、ただ、否定的な考えしかできず、ネガティブな思考しかできないひとであったりもします。
物事は良いことも悪いことも起きるものですが、自分の考え方で乗り越えていくしかありません。
恋人同士の間もそうで、ネガティブなことがあってもポジティブに考えて乗り越えていくことが長く付き合っていくためにはとても重要なことです。
また、相手のことで気に入らないことがあっても、感情的に否定するだけではケンカになるだけです。
話し合いを冷静にして、否定ばかりせず、相手のことを受け入れられるようではないと人間関係はうまくいきません。
それができないと感じた瞬間、価値観が合わないと思うでしょう。
話が合わないと感じた瞬間
一番大事なことが、話していて共感できるかどうかです。
同じように感じたり、共感しあったりできることでお互いを必要と感じたり、安心感を持ってお付き合いをすることができます。
ですが、相手と話していても共感できなかったり、相手と意見が合わないことが多いことに気づくと、このひととは価値観が合わないと感じるでしょう。
話が合わなければ居心地は悪いですし、一緒にいたり、話していても楽しくありません。
お付き合いしている相手とは話をすることがとても重要な意味をもってきます。
話していても彼女の言っていることが理解できなかったり共感できない、また、彼女のほうもあなたのことを理解できず共感もできないと感じているならば、なんのために一緒にいるのかわからなくなってくるでしょう。
見た目だけで好きになってしまった場合などに多い誤算かもしれません。
付き合う前には話が合うかどうかはきちんと確認しておくことが大事でしょう。
価値観の合わない人と理解したうえで付き合う
いかがでしょうか。
基本的に価値観の似ている人はいるけれども、価値観が同じという人はほとんどいないということになりそうです。
しかし、それでも人とはコミュニケーションを取っていかなければいけませんよね。
そのためには相手を理解したり、あなたを理解してもらったりすることが全ての始まりになります。
多少の価値観が合わなくても、お互いを理解していれば、そんなことはどうでもよくなるものです。
価値観が合わないという理由だけでシャットアウトしてしまうのは少しもったいないことかもしれません。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。