人付き合いが苦手な人の特徴9つ
人付き合いが苦手だ・・・と感じている人は想像以上に多いものです。
むしろ人付き合いが大の得意だ!と思っている人はあまりいませんよね。とはいっても苦手な人はとことん苦手なので、どうしてもそれが表面上に表れてしまうことがしばしばあります。
そこで今回は人付き合いが苦手な人の特徴をご紹介しますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
人付き合いが苦手
人付き合いが苦手な人は自分に自信がない
人付き合いが苦手な人は、自分に自信がない傾向があります。
周囲からどう思われているのかがとても気になるので、人前で堂々と振る舞うことができません。
他人の評価が自分の価値だと思ってしまうので、周囲から期待されるような人物でいたいと思うのです。
しかし自信がないから、周囲の期待には応えられないだろうという判断します。期待されないためには、周囲の視線を集めないことが一番です。
その考えが、人間関係を希薄にしていき、自分にとって気負う必要がない相手だけが人間関係として残ります。
人付き合いが苦手な人はいろいろ考えすぎてしまう
人付き合いが苦手な人は、いろいろ考えすぎるという特徴があります。
「いい人だと思われたい」「高く評価されたい」などといった気持ちが非常に強いため、自分本来のスペックを表に出すことができません。
有能な人間として見られたいけど周囲から「そんなものか」と思われるのが嫌なので、周囲に自分を見せることを避けようとするのです。
常に相手にどう思われるかを頭に置いて行動しているため、なかなか本心や素顔を表に出すことができないのです。
自分にとって安心できる相手はそう簡単に見つかるものではありませんから、楽な人間関係ではない大多数との付き合いを苦手と感じてしまうのです。
過去にいやな目にあったことがある
世間にはいろんな人がいます。自分の常識からはみ出した行動や考えをする人も中にはいますが、そういった人たちとも折り合いをつけてうまく付き合える人もいます。
しかし、折り合いがつけられずに人間関係でいやな思いをしたことがある人は、人付き合いに対して恐怖心を持ってしまっており、人付き合いが苦手な人の特徴である「他人の視線が気になる」「自己肯定感が低い」という気持ちを心に植えつけられてしまっています。
他人が怖くなり、いやな思いをするくらいなら一人でいたほうがマシだと思ってしまっているのです。
本当ならもう少し柔軟に対応できる心を持っているはずなのに、過去の体験がトラウマとなって心が萎縮してしまっているのです。
人付き合いが苦手な人は返事が単調である
人と会話が出来ない人の一番の特徴は返事が相槌でしかないことです。
質問をしても、うん、や、はい等といった言葉しか返してこない為会話が成立しません。
初対面同士だと尚更会話のやりとりに悩むというのに会話のキャッチボールが出来ない状態になり、この人とは話し難いと感じ距離を置かれてしまいます。
自分は、何を話して良いか解らずこのように返答してしまうのでしょうが、貴方と話そうとした相手は、自分に興味が無いのだと勘違いをされてしまいがちです。
何を話して良いか解らないが、貴方とは話したい、そのようにアピールする努力をする前に諦めてしまいがちにならないでください。
遊びの約束をしても断る
人付き合いに興味が無い、苦手意識がある人はまず誘ってもなかなか出てきません。無理にだすことも無いと思いますが、大体の場合は人付き合いに疲れているという人ばかりです。
その為なるべく人が少ない場所に行く、または相手が好んで行きたそうな場所を選んで誘うと良いでしょう。
あと大人数で誘うのは避けてください。
最高でも三人、一番良いのは貴方と誘う相手二人という状況です。
対面だと逆に緊張してしまいがちに思われているのですが、三人以上の見知った相手と楽しくするより、相手は貴方と二人っきりで遊ぶ方が気を使う人が減ると感じ遊びに付き合ってくれるでしょう。
興味が無い事には参加しない
どんな事があっても自分の興味に触れないと動きません。
人が居るから仲良しの知人がいるから参加する、という事は殆どありえません。自分が生きたい場所だから、自分が食べたい物だからと行ってイベントごとにも参加する事があります。
また、参加したとしても場の雰囲気も読まなで悪気なくイエスノーをはっきりと言ってしまいがちです。
貴方にもそのような態度をとってしまうかもしれませんがそれはその人なりの意見であって押し付けるつもりはありません。
上手くフォローしてあげるか聞き流すなどをすると良いでしょう。
相手の気持ちを深読みして空回りする
人付き合いが苦手な人の中には、深く付き合うとなにげにイイ人で優しい人も多いです。
第一印象が悪いし、話してもそっけないくせに、ふいに気が利くような事をして気配りが利くような方もたくさんいます。
なぜ、人付き合いが苦手なのかと言うと、相手の事を思うばかりに、こんなことを言ったら嫌われる、こんな態度をしたら変な人に思われるなど、深読みをしてしまい殻に閉じ籠もってしまうのです。
しかし、相手の事を嫌いなわけではないので、気が利くようなフォローなど、気付くところでは気付くので周りには、あの人は全然話さないし感じが悪いのに、たまに気の利く事をしてくれるから、不思議な人、よくわからない人と思われがちです。
誰でも、人付き合い悪いのにたまに気の利く事をしてくれても、どうゆう風の吹きまわし?って思いますよね。
相手に嫌われたく無いからと、壁を人付き合い悪い態度を取ってしまうのは本当にもったいないことです。
どんな人でも、所詮は自分ではないのだから言葉に出さなければ気づかれないのです。
態度に出して分かるのは相手が自分に興味がある場合のみです。
最低の身だしなみ
見た目からして、人が寄ってこない人っていますよね。
髪の毛もボサボサ、服もよれよれ、靴もボロボロ、それに、人を寄せ付けないオーラが出ていたら、誰も寄ってきません。
どんなに自分が人付き合いをしたいと思っても、友達になろうなんて思いませんよね。
別に高いブランドやおしゃれな服を身に付けなくても良いのです。誰でもすぐ出来るような、表に出ても失礼ではない格好をしていればそれなりに話しかけて来るでしょう。
そこで、大切なのは、思っていることを顔に出さないことです。
困っている顔もイライラしている顔も相手から見れば、しかめっ面に見られてしまいます。この人はいつも何か考えてる気難しい人、感じの悪い人と思われます。
家族だって何を考えてるなんて意志疎通することは難しいのだから他人なんてなおさらです。
人付き合いが苦手な人は自分のことばかりで余裕がない
これは、自分がどうとか消極的とかではなくても、積極的な人でも人付き合いが悪いと思われてしまう事です。
なんでもかんでも「私は、私は」と自己主張して、相手の事をなにも考えずにズバズバと意見を言っていると、人が離れていきます。
どんなに人を寄せ付けるのが上手くても深く付き合うと人が離れていって、あの人は人付き合いが悪いと言うくくりで見られてしまいます。
自分は人付き合いが、良いと思っていても、裏では、誘いたくない人が、あの子は誘っても来ないからいーよと誘ってもくれてないのに、人付き合い悪いレッテルをはられて、結局のところは人付き合い悪い括りになってしまうのです。
自己主張が強い人ほどその傾向が強いので気を付けなければなりません。
自分は人付き合いが得意だと思っていても、周りから見ればあの人は人付き合いが苦手なのね・・・なんて思われることもあるでしょう。
人付き合いが苦手な人の克服・改善方法
どんな人にも挨拶してみる
人付き合いが苦手な人は、人と話すのが苦手だったり、どんな会話をしていいのかが分からないというケースが多いです。
他人と接することに苦手意識がある人は、まずは、色々な人にあいさつすることから始めましょう。
「人付き合い」というと難しく感じますが、「挨拶する」というと自分にもできそうだと思えてきませんか?
人付き合いが苦手だからと人と会うことを避けたり、挨拶するのも避けていたりすると、いつまでも人付き合いの苦手意識は克服できません。
まずは「おはようございます」や「こんにちは」といった挨拶を自分から発信しましょう。
相手も挨拶を返してくれるはずです。
また、慣れてきたら挨拶にワンフレーズプラスする方法もおすすめ。
「おはようございます」+「いい天気ですね」といった具合です。
少しずつ苦手意識を減らしていきましょう。
人付き合いが上手な人を観察する
人付き合いが苦手な人は、どんな風に人と接したらいいのかわからないことがほとんど。
周りを見渡してみて、「あの人は人付き合いがうまいなぁ」と感じる人を探してみましょう。
HOW TO本などでも人付き合い改善法などが紹介されていますが、一番手っ取り早いのはお手本を真似することです。
本に書いてある方法は文章なのでイメージしにくいかもしれませんが、実際に身近にいるお手本ならイメージしやすいもの。
「こんなときには、どう切り返せばいいのか」とか、「どんなふうに会話しているか」といったことを目で見て、真似するのです。
ただ観察するだけだと忘れてしまうので、忘れないように簡単にメモしておいたり、その日のうちに自分なりに試してみるのがおすすめです。
目で見て、真似するというサイクルを繰り返しているうちに苦手意識が克服できます。
まずは聞き役に徹してみる
人付き合いが苦手だという人には、人と話すのが苦手という人と、人とうまく付き合えないという2パターンに分けられます。
話すことは苦手じゃないんだけど、なぜかうまく付き合えない・・・そんな人は、まずは会話で聞き役に徹してみてください。
人付き合いが苦手だと感じる原因は、自分の話ばかりしてしまったり、感情的に反応してしまうせいかもしれません。
まずは相手の話をじっくり聞いてみましょう。
聞き役に回ることで、相手のことを知ることができるので、より良い付き合い方法が模索できます。
相手の好きな話題や会話のリズムが分かれば、付き合いやすくなります。
聞き役に徹して相手のことを知るという習慣を続けていくことで、人付き合いが苦手だという意識もどんどん改善できるので、まずは人の話をくみ取るようにしてみましょう。
人が集まるイベントに積極的に参加する
少々荒治療にはなってしまいますが、一刻も早く人付き合いの苦手意識を克服したいと思ったら「人が集まるイベント」に積極的に参加することです。
人付き合いが苦手な人の多くは、人が集まる場所が苦手です。
しかし、苦手だといって一人で過ごしていては人と話すことに慣れることができません。
まずは、人が大勢いる環境に身を置いてみましょう。
人と接するしかない状況で、人付き合いの方法を学ぶのです。
実際に周りの人がどう接しているのか、どんな風に話しかければいいのかということを見て、自分も同じように真似してみてください。
人との付き合い方が分からないという人は、色々な人と付き合って慣れる必要があります。
慣れてきたら人と話す時に緊張しなくなるので、人付き合いが苦手だという意識も徐々に少なくなっていくはずです。
人付き合いが苦手な原因を探ろう
いかがでしょうか。
人付き合いというのは、どんな場面でも、どんな環境でも必要になってくるものです。その人付き合いがいつまでも苦手なままだと、正直なところ毎日生きにくいですよね。
それを打破するために手っ取り早いのが、なぜ苦手なのかをしっかりと向き合って原因を見つけることです。
原因さえ見つけることができれば、改善策や対処法がおのずと見つかります。それがあなたを次のステップへ進めるのです。
いい歳になっても人付き合いが苦手なままだというのはやはり、避けたいものですので、早めに対処するようにしましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。