お茶目な人の6つの特徴とは?
お茶目な人とは、どこか子供っぽさが残っており、いたずらなどをしてもその愛嬌から許されてしまうような人のことです。
お茶目は、「茶目」という言葉に親しみやすさを表す「お」を頭に付け加えたものになります。
そんな得をすることが多いお茶目な人になりたいと思う人はいることでしょう。
そう思えば思うほど、真逆の行動を取ってしまうことも少なくありません。
やはり実際のお茶目な人の言動を理解し、自分の中で消化しないと変わることはできないでしょう。
そこで今回はお茶目な人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
お茶目な人の特徴
無邪気にはしゃいで見せるムードメーカー
お茶目な人は感情表現がストレートですから、うれしい時、楽しい時は無邪気にはしゃいでみせます。
喜怒哀楽の感情をそのまま表すわけですが、特に「喜」と「楽」の感情をダイレクトに表現するのが、お茶目な人の特徴と言っていいでしょう。
「はしゃぐ」という表現は、子どもに使われることが多いものです。
子どもは自分の「喜」「楽」の感情を、押さえることができません。
それが「はしゃぐ」という感情表現を生むと考えていいでしょう。
大人になると、多くの人は、気持ちをセーブするようになりますから、たとえ心の中ではこれ以上ない「喜」や「楽」を感じていたとしても、人の目を気にしたり、自分を取りつくろったりして、表現を押さえるようになるものです。
その点で、お茶目な人は童心を失わない人と言うことができるでしょう。
お茶目な人はムードメーカーになることが多いのですが、それはポジティブな感情をすなおに表現できるからに他なりません。
子どものようなストレートな感情表現で、周囲のムードを明るく変えることができるのがお茶目な人なのです。
はしゃぐことによって雰囲気を良くすることができるというのは、お茶目な人の一つの才能と言っていいでしょう。
人を笑わせることが好き
お茶目な人はちょっとしたシャレや冗談を言ったり、たわいもないいたずらをして、人を笑わせることが大好きです。
ユーモアのセンスがあるわけですが、そこには「人を笑わせて、楽しい気分にしてあげたい」というサービス精神があると考えていいでしょう。
お茶目な人は、常に、「人を楽しませたい」と思っています。
いたずらをするのもそのためですから、決して人を不快にするようないたずらはしません。
いたずらされた相手も笑えるような、かわいいいたずらをするのです。
また、自分のミスや弱点を笑いに変えることもよくあります。
たとえば、仕事で何かちょっとしたミスをしたとしましょう。
そんな時でも、周囲の人が「しょうがないなあ」と笑って許せてしまうのが、お茶目な人です。
自分で自分のミスを認め、「すいません」と愛嬌のある顔で舌をぺろっと出して見せるなど、ミスをしてさえ人を和ませることができるというのが、お茶目な人の特徴と言っていいでしょう。
常に周囲を和ませようとし、そのことによって自分もうれしい気持ちになります。
持ち前のサービス精神から、周囲に笑いをふりまくこと、そして、そうすることが大好きなことが、お茶目な人の大きな特徴なのです。
人なつっこく、誰にでも心を開く
お茶目な人は人間が好きであり、人とコミュニケーションを取ることが好きです。
人なつっこく、誰にでも自分から積極的にコミュニケーションを図り、親しくなろうとします。
「誰にでも」というところがポイント。
ある人に対してはお茶目なふるまいをするけれど、別の人にはお茶目なところを見せないというようなことはありません。
だからこそ、周囲の雰囲気を良くしたり、和ませたりできると考えていいでしょう。
また、人に対して自分を隠すということはしません。
ありのままの自分を、人に見せることができるのです。
そんなところにも、お茶目な人の子どもっぽさがあるということもできるでしょう。
ある意味、それは不用意なことでもあります。
ありのままの自分をさらけ出すことが、自分にとってマイナスになることもありえます。
しかし、お茶目な人は、そんな損得は考えません。
人と親しくなりたいという欲求が強いため、誰にでも心を開き、ありのままの自分を見せて、人との距離を縮めようとするのが、お茶目な人の特徴なのです。
そんなところが、多くの人から愛される、お茶目な人の魅力と言うこともできるでしょう。
表情が豊かで感情が分かりやすい
お茶目な人は、心に秘めている思いや感情を表に出てしまうことが多く、見たままの表情で気持ちを読み取ることができることが多いです。
面白いと思った時には大きく笑い声をあげて笑顔になり、悲しい時には人目を気にせず涙してしまうことも多々あるのが特徴です。
一緒にいる人や親しい人は、その人の気持ちを表情で読み取ることができるため、「扱いやすい人」という認識を示すこともあります。
大人になるにつれて、感情とは裏腹に、その他の考えや計算が邪魔をして表情に感情が出てこない人が多くなる中、お茶目な人は子供のように気持ちを素直に顔に出します。
付き合いやすい、理解しやすい、裏表がないというお茶目な人を好む人も多いでしょう。
ただし、表情に感情が出てしまうことで、隠しておきたい気持ちすらも読まれてしまい、本人にとっては悩みの一つになることもあります。
その瞬間瞬間で表情が変わり、その時の感情が読み取りやすいという特徴を持っているお茶目な人は、純粋であり単純でもあると言えるかもしれません。
自分自身に嘘をつけないその様子に、「可愛い」「憎めない」と感じる人も多いでしょう。
失敗やミスに囚われずポジティブ思考
お茶目な人は、些細な失敗やミスに気が動転したり落ち込んだりということが少ない傾向にあります。
仮にミスをしてしまったとしても、「次頑張ればいいや」と楽観的な見方をしたり、「こんなことがあるから楽しいんじゃない」とポジティブな発想をします。
これを「責任感がない」と捉えてしまう人もいますが、本人にとっては「悩んでも仕方ない」「過去を気にしても仕方ない」という割り切りであり、責任感がない訳ではありません。
次をどうすればいいのか、先を考えて前向きに捉えることで、自分の明るさや人生の楽しさを保っているのかもしれません。
もちろん、お茶目な人は人の失敗やミスにも寛大です。
誰かを責めたり責任を押し付けるという行動はせず、「次頑張ろうよ」「悩んだって仕方ないよ」と前向きな言葉をかけるのも特徴で、お茶目な人がいるからこそ、その場が和むというケースも多いです。
お茶目な人は、そこに立ち止まってくよくよするよりも、それを活かして次に進むことを常に考えています。
そのため、お茶目な人と一緒にいるだけで、迷いや悩みを抱えている人すらも、「こんなことくらい」と楽観的に考えることができるようになり、明るい時間を楽しむことができるようになるのです。
異性からモテる
お茶目な人は、異性から人気が高いという特徴もあります。
特にお茶目な女性の場合は男性から人気で、無邪気に楽しんでくれる姿に、男性は「これでいいんだ」という自信を持てることから、一緒に過ごすパートナーとして人気があるのです。
失敗やミスをしても笑って流してくれる、それでいて何をしても一緒に楽しんでくれる姿に、友達感覚のような楽しさも感じられます。
その感覚から、異性という距離を感じることがなく近寄りやすく、また感情表現が豊かな面がさらに男性を惹きつけるのです。
自立した人がモテる一方で、このような場を楽しませ自信を持たせてくれるお茶目な人もモテる傾向にあり、身近に感じる親近感ある異性に魅力を感じるのでしょう。
人との間に距離を置かない、それでいて笑顔が多く感情が分かりやすいという子供っぽい姿に、「可愛い」と魅力的に感じる人は意外と多いのです。
大人になったから大人っぽくしないととあえて隠している人は、意外とお茶目な面をそのまま出した方がモテることもあります。
ストレス社会で生きている大人だからこそ、子供っぽいお茶目な雰囲気に誘われ、その魅力にどんどんと惹かれていくことが多いのです。
お茶目な人になるには
いかがでしょうか。
お茶目な人は色々と得していることも多いです。
やはりその人柄に惹かれているのでしょう。
しかし、いきなりお茶目な人になれ!と言われても、そう簡単になれるものではありませんよね。
なので、少しずつ変化していくことが重要です。
笑顔を増やす、プラス思考で考えてみるなどできることはいくらでもあります。
お茶目な人になることで今よりも人生が豊かになる可能性はとても高くなりますので、最初から諦めずに目指してみてください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。