自分の性格を変える7つの方法
by SuperFantastic
あなたは自分の性格をよく知っているでしょうか。
よくある話しですが、自分が感じている印象と相手からの印象には大きな差があります。
その差が大きい人ほど自分の性格を把握できていないことになります。
もちろん自分の性格を理解することも大切なのですが、それよりも重要なことがあります。
それは自分の性格を変える術を知っている、ということです。
多くの人は性格を変えようとしないか、変える前に努力をやめてしまいます。
それではいつまでも相手からの印象が悪いまま変わることはありませんし、あなたも自己嫌悪になってしまうでしょう。
そこで本日は自分の性格を変える方法をご紹介します。
自分の性格
自分の性格を変えるにはいくつかのポイントがあります。
- 自己分析をする
- 無趣味はNG
- 新しいことにチャレンジ
- 「形」から入る
- ロールモデルをつくる
- 交流機会を増やす
- 自信をもつ
それではそれぞれのポイントについて細かくみていきます。
自己分析をしてみる
就職活動の経験がある人は「自己分析」をしたことがあるでしょう。
自己分析とは自分のアピールポイントを探るための方法です。
自分の性格を変えたいと思っている人は、率先して同じような自己分析をしてみるといいでしょう。
頭の中で考えるだけでなく、紙に書いたり、パソコンを使ったほうが思考の整理がしやすくなるので、必ず可視化できるようにしておくのがコツです。
まず、自分の長所と短所について、思いつく性格をどんどん書き出していきます。
なぜ短所だけでなく長所も書き出すかというと、そこに性格を変えるヒントが隠されていることが少なくないからです。
あらかた書き出したら、特に変えたいと思っている短所について、具体的にそれがどういう行動につながっているのか考えます。
これが自己分析です。
そして、どうすればそれを変えられるか、気の持ちようについて検討します。
ただ漠然と「性格を変えたい」と考えているよりも、ずっと効果的な方法だといえるでしょう。
無趣味から抜け出す
特別な趣味を持っていない人が増えていますが、あえて人と交流できる趣味を持つとそれが強味になります。
趣味は変な駆け引きをせずに思いっきり自分を表現する手段なので、心を開きやすいものです。
自分の意見を言うばかりでなく、相手のいうことも聞いて、同調できるならそれはチャンスです。
好きなことをする中であれば、心も柔軟になるので、性格を変えるにはもってこいの方法でしょう。
気の合う仲間であれば、色々話をすることができるので、気分転換もできて、今のままの自分でいいんだとか、ここは考えすぎていたからこうしようと思えるものです。
新しい物事を始める
人は付き合う人の影響を受けやすいものです。
特に家族や友人などから受ける影響力は絶大です。
すべてを変える必要はありませんが、初対面の方に会う機会を設けると飛躍的に性格が変わります。
今までと変わらない人間関係だと、行動も思考も心も凝り固まってしまいます。
心機一転、新しいことを始めると新しい交流も必然的に生まれます。
初対面は苦手という方も少なくありませんが、これはチャンスだと思って思い切って話しかけてみましょう。
意外なほどあっさり人は会話に参加してくれます。
実はほとんどの人があなたと同じように、相手からのアクションを待っているのです。
天気の話でも昨日食べたもの、興味があるものに同調していくと、簡単に会話が弾みます。
話すのが苦手であれば、相手の話を聞くだけでも、コミュニケーションができます。
面白おかしく話そうとしたり、あれこれ難しいことを考える人ほど、第一歩が重くなり、結局何も変わりません。
あなたが思っている以上に人は自分の話を聞いてくれる人には心を開いてくれるものです。
つまりそれだけ相手の持っている考え方に触れやすくなります。
性格を変えたほうがいいところ、変えないほうがいいところを見極める良い判断材料になるでしょう。
生活習慣や服装を変える
人間は「形」から心理的影響を受けるものです。
たとえば、地味で引っ込み思案な性格を変えたいと思うなら、服装を派手にしてみてはいかがでしょうか。
あるいは、時間にルーズな性格に悩んでいる人は、目覚まし時計や携帯のアラーム機能を利用して、常に5分早く行動を起こすトレーニングをするのもいいでしょう。
それが習慣になると、いつの間にか気持ちや行動が変化している自分に気づくはずです。
このように身についた「形」から、性格を変えることができます。
「こういう性格になりたい」と思う身近な人の真似をする
もっとも効果的なのは、身近な人をお手本にして、その人のふだんの言動を真似してみるという方法です。
真似る人は理想的な性格の人でなくてもかまいません。
少しでも「こういう性格になりたい」と感じる人を身近で探し、その人の言動をまずは観察してみましょう。
たとえばせっかちでケアレスミスをしやすい性格を変えたいなら、慎重で思慮深い人をお手本にします。
その人がどういう場面でどういう行動をし、どういう話し方をするか。
それを細かく観察し、自分でも真似をしてみましょう。
「人間の心は形から影響を受ける」と前述しましたが、目標とする人の言動を身につけることによって、心が変り、その結果性格も変えられるはずです。
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異業種の方と交流する
毎日過ごしている生活の中ではなかなか性格を変えることは難しいことです。
手っ取り早い方法は全く別の職業の方と話すことでしょう。
そうすると必然的に違った目線で世の中を見られるようになります。
同じ職業の人たちでは考え方も日々の過ごし方も似てしまうので、ガラっと変えたい場合は、異業種交流会に参加するのがいいでしょう。
友達の友達や会社の取引先でも異業種であれば十分新鮮な思考を取り入れることができます。
置かれている環境が違う方ならいろんな考え方も学べますし、他の職種の裏事情も知ることができます。
何かひとつ自信をもつ
自信がない人は何かひとつでいいから自分に自信をもてるところを見つけることが大切です。
いままで自分が好きだったことでもいいですし、ずっとやってみたかった興味のあることでもいいでしょう。
まずは、いままでの自分を振り返ってみることがとても重要になってきます。
たとえば「いつも笑顔で滅多に怒らない」という性格のあなたは、それはもうかなりの自信をもっても良いぐらいの素晴らしい財産です。
そのほかには、好きなこと興味があることを習ったり学んだりして、周囲の人たちよりも少しでいいので、上手になることも必要です。
いつもその姿を見せる必要はまったくありません。
ふとしたときにその姿が周囲の人たちに知られたら、あなたを見る目は言葉の通り一変するでしょう。
人は意外な一面を目の当たりにさせられたときほど、印象は劇的に変化するものなのです。
だからこそ、小さなことから自分の長所を見つけて、その長所を伸ばしていくことは、性格を変えるためにとても大切なことだと言えるでしょう。
自分の性格を知る方法
自分の思考や行動パターンを記録してみる
自分の性格を知る方法の一つに、自身の思考や行動パターンを記録することが挙げられます。
そもそも性格とは何かと言いますと、ある出来事が起こったとき、あるいは何かをしようとしたとき、どう考え、どう行動するかの習性と言えます。
例えば仕事が行き詰まったときに「いやいやまだ頑張れる」と考え、引き続き立ち向かっていける人をポジティブな性格と言います。
逆にそこで「もう無理だ」と考えて「投げ出してしまう」人は諦めの早い性格と言えるでしょう。
また「行動しない」というのも行動パターンの一種です。
何かをやろうとしたとき「面倒だ」と考え、「行動しない」という選択を取る人のことを、怠惰とか、怠け者と言いますよね。
このように、性格とは思考や行動パターンのことを指します。
したがって、それらを一日の終わりや、何かの節目に振り返り、記録することが、性格を知る有効な手立てだと言えるのです。
今までの自分史を作ってみる
自分史を作ることが、自分の性格を知る手助けをしてくれるでしょう。
自分史というのは、いわば自分の過去を綴ることです。
小学校のときには何をしたか、とか、高校の修学旅行はどうだったか、とか、そういったことを時系列順に記録していきます。
これは、就活の自己分析のときによく使われる手法ですね。
就職の面接では自分のことを根掘り葉掘り聞かれるものですから、それになるべくきちんと答えるために、あらかじめ自分のこれまでの来歴を振り返り、分析しておくのです。
自分の過去には、自分自身の性格を知るヒントがたくさん隠れています。
また「性格を知る」という方向性を持って振り返るので、ただ自分史を作るだけに比べて、より深く性格を分析できるでしょう。
自分の性格を知りたい方にとって、自分史は大きなサポート役になってくれるのです。
他人の評価を聞いてみる
自分の性格を知る手っ取り早い方法の一つは、やはり他人に聞いてみることでしょう。
自分の性格を自力で把握することは意外にも難しいものです。
「自分のことは自分が一番良く分かっている」という言葉がありますが、本当にそうとは言い切れません。
例えば、自分が世界で一番まともな性格だと思っている人がいるとしたら、ほとんどの人が、その人を変人か、自信過剰な性格だと言うでしょう。
そこまで極端でなくても、自分はマジメだと思っていても周りから見たら意外とヤンチャに見えていたり、自分は変わっていると思っていても周囲からすれば別に普通だったりします。
自分が思うほど自分自身とは単純なものではないですし、「本当の自分探し」を行うわけではないのなら、重要なのは真の性格ではなく、他人から見た性格でしょう。
したがって、他人の評価を聞いてみて、自分の性格を知るというのは極めて有効で、大切な方法と言えるのです。
自分に近い性質の人を観察する
自分の性格を知るなら、自分に近いタイプの人を観察してみるのも有効です。
人間観察とは、自分自身を知る上で非常に効果的な手段の一つです。
「他人は自分を映す鏡」「人こそ人の鏡」という言葉がありますよね。
他人をよく観察することで自分の長所・短所を知ることができるという意味です。
また「他人のふり見て我がふり直せ」という言葉も、やはり他人こそ自分の状態をよく知るための鏡であることを示唆しています。
しかし、闇雲に観察していても自分を知ることにはつながりにくいです。
大切なのは、自分に近いと思われるタイプの人を観察すること。
自分の性格がハッキリとはわからない段階でも、「あ、このひと私に似てるな」と感じることはあるでしょう。
そういった人を積極的に観察することで、その人物を鏡に、自分自身を知ることができます。
自分の性格を知りたければ、自分に近い人を鏡にする。
ぜひ、試してみてくださいね。
自分の性格が悪いときの対処法
自分の性格が悪いって気付くとき
誰だって自分が一番かわいいから、自分の心は綺麗だ、自分は性格美人だって思っていたい気持ちは強いです。
でも他の人たちとのやり取りの中で、ふっともしかして自分って結構「腹黒い」「自己中心的」なんじゃないか?…って気付くことはありませんか?
また他の女性のほうがか弱くて、繊細で、優しい感情を持っていることに気付いた時…自分が「強い」のはいいけど、「性格が悪い」なんてショックですよね。
でも大丈夫。
「自分の性格が悪いんじゃないか?」…って内心思える男女は、実はそんなに性格が悪くありません。
本当に性格が悪い人は半端なく自己中心的な上に、他人を傷つけても何とも感じず、えんえんと周囲を裏切り続けますから。
自分の性格が悪いことに気付くだけでも聡明で、ネが善良でなくてはできないこと、なのですね。
自分の性格の何が問題か?把握しよう
自分の性格が悪いと気づいたら…?!誰だって「やばい!直さなきゃ」と思いますよね。でもその前に自分の性格の何がそんなに問題なのか?きちんと把握していないと対処法が立てられません。
女性の場合、「性格が悪い」というと、協調性が無いとか、自己中心的だとか、周囲の人たちへの配慮や思いやりが無いとか、そういう悩みを持つ人が多いようです。
もちろんそれ以外の「性格の悪さ」もあります。
女性の場合は、性格の悪さとはあくまで周囲の人たちとのコミュニケーションのさまたげになるような問題点のことが多いようです。
ひとりの人間として、人間性の深い部分を指して「性格が悪いんじゃないか」という悩みを持つ人は稀です。
ですから直したいけど、どこをどう直したらいいのかよく分からないようなら、周囲に相談を。
他人から見て困る個所を優先的に直す
たとえば「口が軽い」「自己中心的」「嘘つき」「噂話や陰口が多い」…こういう男女っていますよね。
こういう男女と職場で一緒に働かなければいけなくなったら、誰でも暗い気持ちになってしまいます。
特に「口が軽い」のは要注意です。
そういう人間と上司の噂話などできませんし、プライベートで会いたいと思う人も稀でしょう。
ですから誰かの秘密や“他人に話したらびっくりされる話”はなるべく自分の胸にとどめておくルールを厳守する。
いったん「あの人は口が軽い」とレッテルを貼られたら、信用ゼロになってしまいますから、何がなんでもそういう性格の悪さ(というより欠点)は改善しましょう。
「噂話や陰口が多い」についてはTPOによるでしょうね。
そういう職場に入ってしまうと、朝から終業まで他人の噂話で盛り上がっている中で自分だけ何も言わないと周囲から浮いてしまう危険も。
他人に好かれる性格とは?
「自分の性格が悪いから直したい」と素直に思える男女は実は全然問題ありません。
性悪でも何でもありませんので大丈夫です。
本当にアレな性格の人は、自分の性格を改善しようなんてさらさら思わないのです。
でも今より他人にもっと好かれたいと思うのは自然なことです。
「愛される性格」をイメージするのは実はとっても難しい。
結構、「はっきり言う」タイプの人や、「面白おかしく他人の噂をする」男女が、周囲で人気者になっているという現実があります。
そういう話術のある人の真似をうっかりやってしまうと、墓穴を掘る危険もあるので注意が必要でしょう。
他人の感情に配慮する、他人の気持ちを面と向かって傷つけないようにする…これができるだけでもマナーのある男女と言えます。
ほんの通りすがりでも心無い一言を平気で投げつける男女は世の中に多いですから。
自分の性格を変えるには外部の力に頼ること
性格を変えよう!と、ただ意識するだけで性格が変わるならここまで苦労しませんよね。
仕事や勉強で集中する方法でも効果的な外部の活用することがベストです。
上記にあるように誰かをモデルにしたり、話を聞いたり、交流会に参加したりすることも外部の力です。
新しい触れ合いや考え方が定期的にあなたに入ってくれば、徐々に変わってくるものです。
必要なのは新しいことを始めるための一歩踏み出す勇気です。
その勇気さえあれば、後は流れる川のように自然と変化していくでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。