大物になる人の特徴や性格と大物のオーラを身につける方法とは?
あなたは大物になりたいと望んだことはあるでしょうか。
大物になることは一度は誰もが夢見ることでしょう。
しかし、実際にそうなる人はほんの一握りです。
では、大物になる人とそうでない人とではいったい何が違うのでしょうか。
そこで今回は大物になる人の特徴や性格についてご紹介していきます。
大物になる人の特徴や性格
負けず嫌い
大物になる人の性格として、負けず嫌いなことがあげられます。
大物になるというのは、言い換えれば人と大きな差をつけて高い支持を得たり影響力を持つ存在になるということです。
大物と呼ばれる人は実力や実績が伴っている人が殆どです。
しかし、必ずしも抜きん出た実力がある人が出世したり人の上に立つわけではありません。
大物と呼ばれるポジションに付くには、実力や実績だけでなく、本人が人の上に立ちたいと明確な思いを持っていなければ難しいのです。
才能や実力があっても出る杭は打たれますし、妬みや嫉みも向けられ邪魔をされるものです。
そのため、純粋に仕事など何かに打ち込みたいタイプは出世争いやポジション争いに嫌気がさして降りてしまう人も多いのです。
そこでも粘り強く踏ん張れる人は、実力や実績があるだけでなく、負けず嫌いだからです。
また、負けず嫌いだと努力を重ねて天性の才能以上の実力を得ることが出来ます。
ライバルや妬みに負けずに何事もやり通した先に、大物と呼ばれるまでの絶対的なポジションにつくことが出来るのです。
そこまで行き着くにはちょっとやそっとではへこたれない強さが必要ですから、負けず嫌いというのは重要な要素です。
抜きん出た才能がある
大物になる人の特徴として、抜きん出た才能がある点があげられます。
大物は、自他共によく努力の天才であるといいます。
成功の要因として才能は1%で努力が99%であるなどとも言われ、努力の大切さを物語っています。
それは事実であり、間違っていません。
しかし、蓋を開けてみると、偉業を成し遂げる人はそもそも天賦の才能を持っていることが殆どなのです。
それでは、才能より努力というのはやはり間違いなのでしょうか。
答えはイエスでもあり、ノーでもあります。
なぜならこれは、大物と呼ばれる人が、自分で才能と努力を比較したときに感じることだからです。
明らかに周囲よりも抜きん出ていた人間が努力することで、大物と言われるほどの高い実力と影響力を持つに至るものです。
しかし、才能だけがあっても、努力がなければ大物と言われるほどの実力や実績を得られるとは限りません。
ですから、それは正解でもあり間違いでもあるのです。
ただし、いくら努力しても才能のない人が大物になるかというと、やはりかなり難しいと言えます。
しかし、現実には才能や実力がある訳でもないのに成功をおさめて大物と言われる人もいますよね。
この場合、評価されるものに才能がなくても、別に天賦の才能があると考えられます。
たとえば、詐欺的であっても成功する方法を分析する思考力、行動に写す実行力などです。
これらも誰でも備えているものではありません。
もちろんこれは極端な例ですが、分析力や推理力、人間的魅力などの才能が間接的に作用して成功し、大物となる例も多いのです。
そのため、大物となるには、やはり何らかの抜きん出た才能があると考えられるのです。
努力を厭わない
大物になる人の特徴として、努力を厭わない点があげられます。
大物と呼ばれる人は天賦の才能を有するだけでなく、努力も伴ってこそ高い実力と実績を得られるものです。
例えば、何かに対して天才と呼ばれるほどの才能があっても、イレギュラーな事態や強力なライバルの出現などに対応する応用力までは身に付かないものです。
また、いくら才能があっても努力なしではその実力の大幅な向上は望むべくもありません。
天才的な才能があっても、努力が足りなければ本来大きい筈ののびしろを生かすことが出来ません。
そのため、必死に努力を重ねた人に負けてしまうことも多々あります。
また、才能に甘えて努力をしないと油断にも繋がり、足元をすくわれることもあります。
このように、才能だけでは到底大物と呼ばれるまでに至るのは難しいと言えます。
人より認められ、人より影響力を持つまでの道のりは、そんなに易しいものではありません。
いくら才能があっても、辛いことや苦しいことがあって当然です。
天賦の才能がある人が努力を厭わないで実力を磨き続けることで、実力を存分に引き出して他の人がなし得ない結果を残すことが出来るのです。
思い立ったら即行動する
大物になる人は「行動力」や「決断力」が優れています。
つまり、「思い立ったら即行動」です。
我々は何かのアイデアや、やりたいことを思いついても、何かと言い訳をつけて実行を諦めてしまいがちです。
時間がなかったり、実行するのに準備や知識が必要であったり、言い訳の内容はさまざまです。
確かに新しいことを始めるためには準備が必要なので、その準備が億劫でつい妄想で終わらせてしまいます。
しかし、大物になる人はこれらの言い訳を取っ払って「まずはやってみよう」とすぐに行動に移します。
そして、実行にあたって準備が必要なときはどんどん人を頼ります。
一見すると誰にも頼らずに自分の力で努力して何かを成し遂げるほうが凄いことのように思えます。
しかし、大物になる人はむしろその逆です。
自分がやりたいことに対して他人の援助が必要な場合は、他人に助けを求める行動力を持っています。
1人でやろうとせず皆を巻き込んで実行しようとするので、そこから新しいアイデアが生まれてより良い結果になることもあります。
さらに大物になる人は「決断力」にも優れています。
何かの決断を迫られたときに、素早く決断してしまいます。
このように周囲の人を巻き込んで新しいことにチャレンジしていくところが大物になる人の特徴です。
視野が広く気配り上手
大物になる人は、「気配り上手」です。
常に周囲の人をよく見ていているので、周りの人のちょっとした変化によく気づきます。
気づく内容は、外見の変化だったり、元気がないといった感情の変化だったり、さまざまです。
つまり大物になる人は「視野が広い」のです。
自分や自分の周りの人だけではなく、部署全体や取引先の人をしっかり見渡しているので、気配り上手になれるのです。
「視野が広くて気配り上手」な人はいろいろなメリットがあります。
まずは、他人から信頼されます。
人は自分のことを他人に気づいて貰えるとその人に好意を抱きます。
仕事上で取引がある人に好かれると、ビジネスチャンスが訪れたときなどに声をかけて貰えることもあります。
日ごろのちょっとした気配りから何かと得をすることが多いのが、大物になる人の特徴です。
そして、自分自身新しいアイデアが浮かびやすくなります。
常にアンテナを高く張っていろいろな人の様子を観察していると、新しいアイデアが浮かびます。
例えば「A部署が取り組もうとしている案件はB部署の強みを活かせば良いものになるのでは」といったものです。
そうして新しい提案をあげられるようになるのが、大物になる人の特徴です。
他人に尽くす
大物になる人は「他人に尽くす」ことが多いです。
尽くす内容はさまざまです。
まずよく挙げられるのが、後輩や部下を食事に誘っておごったり、職場の人にプレゼントしたりといった、物に関するものです。
一見するとゴマをすっているように見える行為ですが、こういった行為が人脈につながります。
例えば、後輩や部下の話を聞いて仕事の状況を把握したり、職場の人にちょっとしたプレゼントをすることでその人から信頼されたりといったことがあります。
職場の中では多くの人が「その他大勢」になりがちです。
その中でいかに「あの人はいい人、信頼できる人」といった地位を獲得するかが大事になってきます。
大物になる人は、さまざまな人から自然と「あの人はいい人、信頼できる人」といった地位を獲得するための行動を行っています。
しかし、ただ物を与えるだけが尽くす行為にあたるわけではありません。
大物になる人は、仕事を最後までやりとげる、他人の仕事をフォローするといった、行動に関するところでも他人に尽くします。
「責任感が強く、周りから頼られる存在」だと思われる人が、大物になる人の特徴です。
大物のオーラを身に付けるには
いかがでしょうか。
大物になりたいと考えている人はたくさんいます。
その中には、態度が大きければいい、そのコミュニティの中心になればいいと安易に考えている人も少なくありません。
もちろんその要素も必要かもしれませんが、それだけでは大物になるどころか、大物になりたがっている小物として認識されてしまいます。
大物になりたい人の優先するべきことは結果を出すことです。
リスクをとって新しいことにチャレンジし、周りの人を巻き込んで成果を上げる。
この積み重ねが最も重要なことです。
こうした成功体験の積み重ねによって、次第に自信がつき、臨機応変に対応することができる余裕が生まれます。
本物の大物になる人はそれが態度になって表れているのであって、無理やり作り出そうとしているわけではありません。
大物のオーラもその人の振る舞いや態度から生み出されるものであり、その源泉は自信です。
自信がないのにもかかわらず、形だけ大物になろうと真似してもすぐに見透かされてしまうので注意しましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。