イライラする原因と解消法9つ

他人に対してイライラしてしまうこと、だれにでもありますよね。

イライラしたくないと思っていても、気づくとなんだかイライラしている・・・、なんてことも多々あるのではないでしょうか。

では一体、イライラしてしまう原因はとは何なのでしょうか?

そこで今回はイライラする原因をご紹介していきますので、ぜひあなたのケースに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。

原因がわかれば、対処法や解決法も自然とみえてくるかもしれません。



イライラする原因

 

自分が自分に対してちゃんと厳しい

 
自分の行動に対してしっかりと強い責任感を抱いている人は、責任感の感じられない他人の行動にイライラしてしまいます。

自分だったら絶対こうするのに、と思いながら他人の行動をみていると、自分に厳しいがゆえ他人に対しても厳しくなってしまいます。

ひとりひとりに価値観や考え方があるということ、さらにその価値観や考え方はひとによって予想以上に違うということを頭のなかにしっかり入れておくといいかもしれません。

自分だったら絶対しないようなことを他人がしていたとき、あるいは自分だったら絶対にすることを他人がしていないとき、自分と比較する前に、まずは相手の価値観や考え方を尊重してみましょう。

どうしても気になるようであれば、まわりの人に客観的な意見を言ってもらうのもいいかもしれません。
 

相手に対する理想が高い

 
相手に期待するものが大きすぎる場合、期待と違う場面に遭遇するとイライラしてしまうというパターンのひともいると思います。

きっとこうしてくれるだろう、きっとこう思っているだろう、きっとこちらの気持ちを理解してくれているだろう・・・と思っていると、自分の理想や希望と現実が違った場合にフラストレーションを感じてしまいます。

このパターンの場合、解決方法はシンプルです。

相手に期待したり、高い理想をもつことをいったんやめてみましょう。

相手に対して過度な期待や勝手な理想を抱くのをやめるだけで、自分自身の気持ちがだいぶ楽になるはずです。

また「こうしてくれて当たり前」「こうなって当たり前」という気持ちがなくなり、小さなことにも感謝の気持ちを持てるようになるかもしれません。



さらっと流すことができない

 
3つ目のパターンは、気になることがあるとそのままさらっと流すことができない、すなわちスルーすることができないパターンです。

イライラの大きな原因のひとつは、見て見ぬふりができないこと。

もちろん重要なことに関しては見て見ぬふりではだめですが、細かいこと、小さなことに関しては、場合によってはみて見ぬふりをしてしまったほうがいいこともあります。

小さなことまで気にしていたら、きりがない!いらいらしている時間がもったいないと思って、流せることはさらっと流してしまいましょう。

はじめのうちはなかなか難しいかもしれませんが、毎日「さらっと流すこと」を心がけていれば、だんだんと他人にイライラしてしまうことが減っていきます。
 

まわりをよく見ている

 
いろんなことが気になってしまう、細かいことにイライラしてしまうことが多いひとに多く共通することとして、まわりをとてもよく見ているということがあります。

イライラしたりストレスを感じてしまうのは、人一倍まわりの環境やその場の雰囲気などに気を使っているからでもあります。

全体のことをしっかりと考えている人からすると、何も考えていないように見える人には大きなストレスを感じるでしょう。

この場合にはまわりの状況や場面に気を配ることができていない人に問題がある場合もありますが、相手の行動や考え方を正そうとするのは逆効果です。

それほど簡単には正すことができないので、さらにストレスを感じてしまうことになりかねません。

まずは、自分がまわりをよく見ているがゆえにイライラしてしまっているのだということをしっかりと認識しましょう。

イライラの原因がわかるだけでも、気持ちのうえで非常に大きな影響があります。

また、いくらその場の空気やまわりの雰囲気を思ってのことであっても、イライラすることはよいことではありません。

気持ち的に必ず負担になってしまうので、一度冷静になって、なるべくイライラしないような工夫をすることが大切です。



完璧主義だから

 
自分自身のなかに確固たる理想がある場合、その理想の実現を邪魔されたらイライラするのは当然のことです。

しかし、理想が100%かなうのはむしろ稀なこと。

なにもかもとにかく自分の思い描いている通りにしたいと思っていると、常に他人にイライラしていなくてはいけないことになってしまうでしょう。

高い理想をもつことは素晴らしいですが、すべて完璧にこなしたいと思っていると、知らず知らずのうちに自分自身を苦しめてしまっているかもしれません。

理想は理想、現実は現実、すべてが完璧になるわけではない、とある程度は余裕をもった考え方でいる方が、自分自身もだいぶ楽になるはずです。
 

体のコンディションが悪い状態である

 
とても単純な作業であっても自分の体のコンディションが悪い時には思うように行きませんよね。

いつもと同じ事をやっているはずなのに、思うようにそれを上手く処理できないと「どうしてこんな事ができないのだ」と思ってしまうでしょう。

例えば風邪をひいている時、昨日までおいしく感じられていた食べ物が急に何の味も感じなくなったりしますよね。

そこへ家族の誰かが気を使って普通の食事を運んできたり、食べれそうだからと、甘いフルーツなどを用意してくれたとしても、本人にとっては「何でそんな事をするんだよ」とイライラしてしまいます。

更に夜食など用意しようものなら本人のイライラはよりいっそう高まってしまいます。

体が元気な状態であれば、そういった行為はむしろ嬉しく感じるはずのものなのに自分の体のコンディションが悪いというだけで気持ちまで苛立って平常ではなくなってしまうのです。



締切までの時間的な余裕がない

 
仕事で締切までの時間が迫っているという場合、どうしても焦ってイライラしてしまいます。

仕事だけではありません。

専業主婦の方であれば、朝起きる時間、家族を起こす時間、朝食を作ったり家族を送り出したりする時間等々、1日の中でも事細かに締切の時間というものが決まっています。

少しでも時間通りに行かない事があれば、その後のスケジュールが全て遅れてしまいます。

締切までの時間を考えても、まだ予定通りに物事が進んでいればそうイライラする事はありませんが予定通りに進んでいないという場合には少しずつ、締め切り時間が迫るにつれてイライラの度合いは高まります。

1つの物事が上手くいかなければ、どこかで無理をして調整をしなければその後も時間に追われながらイライラとした状態で物事をこなしていかなければなりません。

時間的な余裕がないという事は心の余裕もないということと同じなのです。
 

物事に対して準備不足な状態である

 
日常的にゆったりとした気持ちで過ごす事が多く、おおらかな性格だと言われる方の中には「ルーズな人だ」と周りの人から思われている方も多いです。

反対にイライラしがちな人というのはルーズとは正反対の性格です。

どちらかというと几帳面な性格で、イベントだったり仕事だったり何かしら準備が必要となる場合には、しっかりと事前に準備を滞りなく行っている事が多いです。

そうすることで少しでも不安な要素を排除しておこうというわけです。

ところが、そういった場面の直前で準備不足だという認識が自分の中にある場合、そのことが気になってついイライラしてしまいます。

準備不足に気付いた段階で早めに準備し直したり、別の対処法を打つことが出来れば良いのですが、無理な場合は物事終了のその時まで、ずっとイライラ状態が続いてしまうでしょう。



ホルモンバランスが乱れている

 
イライラしているという自覚はあるけれど、自分ではどうすることもできない状況というのがありますね。

女性の場合は生理前や生理中、ホルモンバランスの大きな乱れによってイライラしてしまうことがよくあります。

特に生理前の状態は、周りの人から見ても常にイラついているのがわかるくらいに神経質な状態に見えるでしょう。

「エストロゲン」というホルモンと「プロゲステロン」という女性ホルモンのバランスが乱れることによって引き起こされるイライラ。

生理が始まるとイライラ状態は落ち着く人がほとんどですが、疲れが溜まっていたり睡眠不足の状態が続いていると生理が始まってもイライラ状態が治まらないという人も。

閉経後の女性では、ホルモンバランスが乱れることによって引き起こされる更年期の症状に悩まされている方も多いです。

更年期症状の1つとして、イライラしてしまうという症状もありますので女性が訳もなくイライラしている時には「ホルモンバランスが乱れているのだな」と思えば少しはイライラに対しても寛容になれるでしょう。
 

イライラする原因がわからないなら書き出してみよう

 
いかがでしょうか。

今回はイライラする原因についてご紹介しましたが、あなたも思い当たるものがあったのではないでしょうか。

イライラしてしまうことは誰にでもありますが、あまり多いと心の負担になってしまいます。

自分の気持ちと向き合いながら、冷静に「イライラ」を受け止めていけるといいですね。

また、どうしても原因がわからない場合は、一つずつ書き出していきましょう。

目に見える状態で確認すると、頭の中がスッキリして、原因究明にもつながりますし、その行為自体がイライラ解消につながりますので、ぜひ実践してみてください。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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