あがり症を克服する方法7つ
あがり症を克服するにはどういう方法があるのでしょうか。
自分に対する他人の評価を意識しすぎて、心に不安や緊張を感じると、それがあがり症を引き起こします。
心臓がドキドキして冷汗をかいた事、顔が赤くなり恥ずかしかった事、うまく話が出来なかった事、などの不快な経験を思い出し、あがり症が起こります。
あがり症を克服するには、人目を気にしすぎない事、自分に自信を持つ事が大切です。
そこで今回はあがり症を克服する方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
あがり症を克服するには
鏡に向かって練習する
あがり症を克服するには鏡の中の自分に向かって、声に出して話をする練習をします。
そうすると、自分が普段どんな表情で、どんな雰囲気で話をしているのか確認できます。
自分がどんな風に、相手に見えているのかを確認する事で、本来の自分の姿が見えてきます。
話をする時は、自分を飾らず、自分を良く見せようと意識する事を止めると、あがり症の克服に近づきます。
鏡の中の自分の目を見ながら話す事は、照れくさいですが、それを乗り越える事により、目を見て話す事に慣れてきます。
鏡の中でしっかり話をする自分を見る事で、自信もつきます。
人と話をする時は、相手の額辺りを見ながら話をすると、目を見て話をしているように見え、相手側に不自然な印象を与えません。
人の目が怖いという恐怖心を取り除きましょう。
副交感神経が働くようにするのが大切
あがっている時は、交感神経の働きが活発になっているため、心臓の鼓動が早くなり、血圧が上昇し、体が興奮状態となっています。
そのため、副交感神経の働きを強めて、体の興奮状態を解く事が重要です。
そのために、自分の気持ちの切り替えを行います。
まずは、緊張で引きつった顔の表情から改善しましょう。
笑うだけでも、副交感神経の働きが活発になります。
楽しい事を思い出しましょう。
ペットの事、家族の事、趣味の事など、笑顔になれる楽しい思い出があるはずです。
楽しい事を思い出しているうちに、緊張感もやわらぎ、あがり症改善にも役立ちます。
その他、深呼吸も効果があります。鼻からゆっくり空気を吸って、口からゆっくり息を吐く事を繰り返し行い、心拍数を落ち着かせます。
深く呼吸する事を意識して行う事が大切です。
発生練習をする
顔を下に向けて話をすると、声は小さくなり、こもります。
陰気な雰囲気を自ら作り、その低いテンションが、あがり症をますます悪化させます。
陽気で、はつらつとした自分を演出し、自分の中のあがり症を吹き飛ばすためには、顔を上げて前を見て、大きな声で話す事が大切です。
あがっている時の話し声は、うわずった声になりがちです。
いつもの自分と違う口調が、自分の耳に入る事で、ますますあがってしまいます。
いつもよりやや低めの声で、落ち着いて話す事を意識して、言葉をはっきりと一言ずつ発音します。
しっかり話す自分の声が、自分の耳から聞こえるだけでも、気分が落ち着きます。
いつもの自分の口調を変えない事で精神が安定し、あがり症克服に繋がります。
結果を想像しない
あがり症は「自分を良く思ってほしい」「自分の評価を高めたい」など、第3者を意識する事で起こります。
失敗した時の事など、マイナスの事を考えていると、緊張感が高まるばかりです。
「なるようになるさ」の精神で開き直る事が大切です。
人は今までの経験から結果を予想する傾向にあります。
過去の失敗や、終わった事を連想せず、新たな事に向かって気持ちを切り替えましょう。
イメージトレーニングをする
繰り返し練習をする事で自信がつきます。
鏡に向かって練習する時に、「自分はできる」「自分は成功する」と鏡の自分に暗示をかけます。
自己暗示は、自己の心理状態に変化をもたらし、良いイメージ作りに役立ちます。
「自分は必ず成功する」と、自分の脳を騙しながら練習を重ねる事で、思い込みが自信に変わります。
自信がない時ほど、人は不安感を持ちます。不安感を減らす事が、あがり症の克服に効果があります。
人のは見ない・比べない
順番が選べる時は、早めに終わらせてしまいましょう。
順番を待っている間に、どんどん不安感が増します。
自分の前の人の発言が良かったりすると、それと比べて自分の評価が気になり緊張感を高めていきます。
自分と比べる情報が無い段階で、場の雰囲気に自分がのまれてしまう前に、事を済ませてしまうほうが良い結果を得られます。
成功した良い記憶を重ねていき、自信をつけていく事が、あがり症の克服には大切な事です。
自分は上がらないと思いこむ事も重要
「また、あがってしまうかも」と考える事が、あがり症を起こします。
十分な練習を重ねた事、その時の鏡の中の自分を思い出して自信を取り戻してください。自分の実力を信じましょう。
あがり症を治すのは日々の積み重ねを意識する
いかがでしょうか。
人はみな、個々それぞれに違います。人によって好みや、価値観も違います。
「全員に好評価を貰う事は不可能」と割り切る精神が、あがり症の改善には大切です。
うまくしゃべる事は必要ありません。
心を込めて行動し、それが相手に伝わる事が重要なのです。
本来の自分を信じてあげる事が、あがり症を克服する鍵になります。
そして、それを日々継続させることがとても大切になってきます。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。