物撮りでキレイにみせる7つのテクニック
物撮りとは広告に使用する商品やオークション、ウェブサイトに載せる品物を撮影することをいいます。
あなたが商品を選ぶ際に写真がキレイなものと、ピンぼけして汚く見える写真、どちらを選ぶでしょうか。
もちろん前者ですよね。
この物撮りがちゃんとできているかどうかで商品の売れ行きが大きく変わったりするで軽視してはいけません。
しかしどうすればキレイに撮れるのかわからない・・・とあなたは悩んでいませんか?
そこで本日は物撮りをキレイにみせるテクニックをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
このテクニックをおさえればあなたの扱っている品物が売れやすくなったり広告効果が高まるメリットがあります。
物撮りテクニック
- 明かりの確保
- 商品を目立たせる背景
- 撮影角度
- ホワイトバランスの調整
- 小物演出で商品の魅力を3倍アップ
- 床の上に置いての撮影はNG
- フラッシュはOFF
物撮りはライティングが基本
物撮りの基本中の基本といえば「適度な明かりの確保」です。
うす暗い写真というだけで購買意欲が削がれてしまいますので要注意です。
まずは品物を固定します。
固定する際はスタンドなどがあれば便利ですが、
無ければしっかりと動かない場所で撮影します。
続いて光の当て方ですが、
なるべく側面から光を当てるようにすると立体的に見えるようになるので効果的です。
ちなみにわざわざ照明を使わなくても、窓からの自然光だけで十分な明かりを確保できます。
そしてその反対側にはレフ板代わりにアルミホイルを使用し、まんべんなく品物に対して光を当てるようにします。
まんべんなく光を当てるのと当てないのでは商品の輝きが違うので、よりキレイにみせるための手間を惜しまないようにしましょう。
物撮りの商品を目立たせる背景を工夫する
物撮りする際の背景はとても重要です。
なるべく背景をスッキリさせて商品だけに目が入るようにしましょう。
背景がゴチャゴチャしていたり、商品以外の物が写っているとメイン商品が目立たなくなります。
そして背景の色味にも注意を払います。
メインの品物が濃い色であれば背景は薄い色で、
逆に品物が薄い色であれば背景は濃くするとコントラスト効果でより目立つようになります。
こうした背景の色は色画用紙などを活用すると便利です。
もちろん折り目には気をつけてくださいね。
物撮りの角度にこだわって魅力的に見せる
商品の撮影角度で与える印象や見え方がまるっきり違います。
人の顔も正面の顔と横顔では異なって見えますよね。
あなたの顔をより魅力的に見せるためにベストな撮影角度で撮るのと同じように、
商品のベストな角度を探してあげましょう。
参考になるのはやはり大手メーカーの商品写真です。
それぞれプロのカメラマンが撮影していることが多いので、
彼らがどんな角度で商品を撮影しているのか観察しながら観てみるととても参考になり、見えてくる共通点もあるはずです。
ホワイトバランスの調整が物撮りをキレイにする
人は視覚から入る情報で70%の印象を決めてます。
その印象が悪いと、どんなに素晴らしい商品説明文でも、キャッチコピーでも覆すことは難しくなります。
つまり視覚の情報で好印象を与えれば、相手はスムーズにあなたの商品を購入するということです。
そして視覚の中でも最も重要なのが「色」です。
ホワイトバランスの調整とは「色味の調整」です。
商品本来の色で撮影するためにはホワイトバランスの調整が必要です。
ホワイトバランスは暖色⇔寒色で色味を変えるので色を再現するために調整しましょう。
またホワイトバランスの調整方法は「自分だけの色を作る、見つけるためのホワイトバランス設定法![WB補正]-stugio9」のサイトで実際の写真を使って比較しながら説明してくれているのでわかりやすいと思います。
物撮りは小物演出を忘れない
先ほどの「背景」ではゴチャゴチャさせず、余計なものをおかないようにと説明しました。
が、一部の小物は上手に使うと魅力が2倍、3倍とアップします。
魅力がアップする小物とは、
- 花
- フルーツ
- 観葉植物
です。
なんとなく小物演出をした写真がどんな物かイメージが湧いたはずです。
花びらを散らしたり、フルーツを置いたり、観葉植物のグリーン系などは清潔でキレイなイメージを与える効果があります。
また衣服の商品はやはりなるべく着ている状態での撮影が、イメージを膨らませるのでベストです。
着用状態の撮影が難しければ、なるべくハンガーに掛けたりなど相手が着ているイメージを想像しやすいような撮影を心がけたいところです。
床上の物撮りは避けるべき
オークションサイトなどを見ていると、よくカーペットやフローリングの上に品物を置いた写真が多数出てきます。
もしあなたも床で撮影していたらすぐにやめましょう。
あなたは気にならないかもしれませんが、他人の足が踏みつけられている場所に置かれた商品なんか買う気も起きない、という人が大勢います。
「オークションなんだからそんなの気にしたって・・・」
と感じるかもしれませんが、たったそれだけで販売好機を逃しています。
床に置いて撮影している人で商品が売れている人はやめればもっと売れるようになりますし、売れていない人は売れるようになるでしょう。
フラッシュはOFFが物撮りの基本
こちらもオークションサイトで明らかにフラッシュを使用しているなとわかる写真をよく見つけます。
フラッシュを使用すると商品に影ができたり、反射してしまうのですぐにわかります。
またどれも似たようなものになってしまうので、悪く言えば素人くさい写真になってしまいます。
物撮りテクニックで商売繁盛
写真は商品をアピールするのに超重要な役割を持っています。
人は視覚でその商品が良いものか悪いものかを判断してしまう傾向がとても強いです。
あなたもそうじゃないですか?
買い手の立場だとすぐに気づくのですが、売り手になるとそんなことは一切忘れてしまいます。
物撮りは特にそれが強く表れるので、
売れる写真を撮りたいひとはこれらのテクニックを参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、これらの物撮りテクニックに加えて撮影キットを用意すれば今までとは全く違うキレイな写真を取ることができますよ。
ぜひ試してみてください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。