前向きになれる言葉9つ
人は誰しも悲しいことや辛いことで落ち込むときがあります。
そんな時、周りの人が元気づけてくれたり、励ましてくれたり、もしくは自分の好きなことをして気分をリフレッシュしたりと、人それぞれ気分を入れ替える方法は異なると思いますが、「言葉」と言うものはすごく力を持っていて、なぜかその何文字かの言葉を読むだけで泣けてきたり元気になれたり考え方が180度変わってしまうことさえあります。
そこで今回はいつの間にか気持ちが上向くような、前向きな言葉をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
前向きになれる言葉
過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる
この言葉の通り、確かに他人は自分の力で無理やり変えるには限界があるし、ましてや過去なんていくら後悔したところで変えることは不可能なのです。
しかし、だからと言って何か周りの人のことで悩んだり、過去の自分の失敗につまずいて、そのままあきらめる必要なんてないのです。
過去や他人は変えられないとしても、未来や自分はどうとでも変えられるのです。
自分や未来は自分次第で変えていくことができるのです。
だったら他人や過去のことで悩むもったいない時間を過ごすよりも、これからの事、自分のことについて考え直してみる時間を過ごす方がよっぽど価値があります。
だからこの言葉は、周りの人や、過去にとらわれて前に進めないでいる人に教えてあげたい言葉です。
天才は有限、努力は無限
この世にはどうしても才能が元からある人もいれば、全くない人もいます。
しかしそれを「不公平だ」と嘆いているだけの人には決してなってはいけません。
ただ嘆くことは簡単です。
しかしそこから才能が無い自分がどうしていけばいいかを考えさせてくれる言葉がまさにこの言葉だと思います。
スポーツでも勉強でも何にしても、才能のある人と無い人ではどうしても差が生じてしまします。
その差を埋めることができるものは「努力」しか無いのです。
天才は確かに努力をしないでも天才であることができるかもしれません。
しかしそこには必ず限界というものがあるのです。
一方努力には限界は存在しません。
だったら才能の無い人は「努力」で才能のある人に勝てばいいのです。
勝負の世界で諦めてしまっている人にこの言葉を送りたいです。
できるかできないかではなく、できるまでできるかできないかだ
困難なことに挑戦すれば、そこには必ず壁が存在して、のこで挫折してしまう人と踏ん張れる人とで失敗と成功の分かれ道になっています。
では挫折してしまう人はどうして挫折してしまうのでしょうか。
それはそこが自分の限界だと感じてしまっているからです。
では踏ん張れる人はどうして踏ん張れるのでしょうか。
それは、できるまでやり通せば自分は必ずできる、と知っている、または信じているからです。
その分岐点で、「できるかできないか」ではなく「できるまでできるかできないか」で勝敗が決まることを是非皆さんに思い出してほしいです。
確かにこの言葉を口に出すことは簡単ですが実践するとなるとかなり厳しいです。
しかし、だからこそこの言葉を思い出して踏ん張れる人になってほしいです。
成功は約束されていなくても成長は約束されている
努力しても努力してもここぞと言うときに失敗してしまうことは人生でほぼ必ずと言っていいほどあるでしょう。
努力しても必ず成功するとは限りません。
しかし、失敗してしまったら、そのあとには何も残らないのでしょうか。
いいえ、そのあとには必ず「成長」が残ります。
確かに努力しても「成功」が約束されているわけではありません。
しかし努力すれば「成長」は必ず約束されています。
その「成長」が目に見えるものか目に見えないものかは人それぞれですが努力した先には「前より確実に成長した自分」がいるはずです。
結果だけにとらわれて自分に絶望してしまっている人に是非この言葉を送りたいです。
この世で最も不幸なのは自分が幸せだと気づけないことである
例えば人生ですごく楽しいことがあったり、嬉しいことがあれば「自分は今幸せだな~」と実感できます。
でも、特に何事もなく無難に過ごしていたら「自分は幸せではない」と感じてしまうでしょう。
しかし「何事もなく平和に過ごせる日々や人生」というものがどれだけ幸せなことか、気づけないことが一番の不幸なのです。
実に深い、妙に納得できる言葉です。
もし戦争がある国に生まれてしまったとしても親にたくさんの愛情を注いで育ててもらったり、大切な人ができたり、自分の不幸を自分のことのように悲しんでくれる人が周りにいたり、どんな人の周りにも「幸せ」はいろいろな形で転がっているのです。
その小さな幸せに気づくことはなかなか難しいことです。
なぜならそれは「あたりまえの日常」に隠れてしまっているからです。
しかしその隠れた「日々の幸せ」に気づけた人はきっと幸せをちゃんと実感できるようになります。
この世で一番不幸なのはその幸せに気が付けないことなのです。
「今、自分は不幸だ。誰よりも不幸だ。生きている意味等ない。」と考えてしまっている人にこの言葉を投げかけたいです。
この世界の人はみんな幸せなのです。
ただその当たり前の幸せに気づいていないだけなのです。
知識への投資は、常に最高の利息がついてくる
勉強を頑張りたいとか、仕事のスキルアップのために何か資格を取得したいと思う時があるかもしれません。
でも、毎日やらなければいけないことだらけで、とてもそんな時間がない・・・と思ったときに思い出してほしい前向きな言葉です。
「知識への投資は、常に最高の利息がついてくる」
これは、政治家のベンジャミン・フランクリンの言葉です。
新しい知識を得るためには、時間の投資が必要です。
1日の中でとても勉強する時間がないように思えるかもしれませんが、勉強のための時間を捻出することをしなければ、一生知識は身につきません。
毎日少しずつでもいいから、時間を通しすることが自分のためになります。
知識のために投資した貴重な時間は、絶対にムダになりません。
「そんな時間ないよ」と思ったら、この言葉を思い出してみてください。
子供のすることは行動としてではなく、症状として理解しなければならない
子育てをしていると、子供の行動や言動にイライラしたりガッカリしたりしてしまうものです。
中には、そういった子供の行動や言動を見て「育て方が悪いせいなのでは」と悩んでしまう人もいると思います。
そんな時に思い出してほしいのが、作家エッシェンバッハの言葉です。
「子供のすることは行動としてではなく、症状として理解しなければならない」
子供が何か問題を起こしたときに、とりあえずその問題を抑え込もうとしないことです。
子供が問題を起こしたのは、一種の症状だと思えば、自分を過度に攻める必要はなくなります。
症状だと思えば、原因を探したり、再発しないようにしようと思えますよね。
行動を抑制することに執着するのではなく、一種の症状なのだと理解して、子供の問題を前向きに捉えてあげるようにしましょう。
いくら技術に優れスーパースターでも・・・。その上には勝者が、チャンピオンがいる
周囲の人と自分を比べて、自分は何もできないとか、あの人の方が自分より優れている・・・なんて思っていませんか?
SNSをチェックして、充実した毎日を送っている人と比べてしまう人もいるかもしれません。
他の人が自分より優秀に思えてしまう時には、元サッカー選手で監督のヨハン・クライフの言葉を思い出してください。
「いくら技術に優れスーパースターでも・・・。その上には勝者が、チャンピオンがいる」
この世の中には、優れた人は数えきれないくらいに大勢います。
どんなに才能がある人でも、上には上がいるものなのです。
自分は何もできないなんて卑屈になること自体がもったいのないことだと理解しましょう。
誰がどれだけ優秀かなんて言うことを考えないようになれば、自分にもっと自信が持てて前向きに生活できるようになるはずです。
時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ
政治や経済に対して、完全に満足しているという人はほとんどいないと思います。
自分の将来に対して様々な不安を抱えている人もいるかもしれません。
でも、「どうしてこんな世の中なんだ」と不平不満を叫んでいても何にもなりません。
世の中に不満が募ってしまうときは、落語家立川談志の前向きな言葉を思い出してみてください。
「時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ」
現実は、現実です。
世の中がおかしいといったところで、世の中が変わるわけではありません。
それよりも、どの現状の中で自分がどう生きるかを前向きに考えることの方が大切です。
世の中について何かがおかしいと思うなら、どうやったらいいかについて考えられる視点をもちたいものです。
前向きな言葉は仕事でも恋愛でも活かせる
いかがでしょうか。
以上、5つの「前向きになれる言葉」を紹介させていただきました。
これらの言葉が少しでも多くの人の心に響き、共鳴してもらえるとありがたいです。
是非、自分が前向きになれる言葉を見つけて、一緒に人生を戦っていってほしいです。
皆さんが自分の生きる意味を教えてくれるような、前向きになれる言葉と出会えることを祈っています。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。