褒めることで相手に必ず好かれる褒め方や言葉
by jubileelewis
あなたは人を褒めることが上手にできていますか?
あなたが心地良いと感じる人間関係を築くために「褒める」ことは必要不可欠です。
もしあなたが相手から叱られてばかり、嫌味を言われてばかりいたらその人に対して「この人は接しやすくていい人だ!」なんて間違いなく思わないはずです。
それは相手も一緒。
しかし中には褒めることに対して照れがあったり、抵抗があったり、どこを褒めていいかわからないという人が結構な割合でいます。
そこで本日はそんな褒めることが下手な人が参考にしたい、
5つの褒め方をご紹介します。
【目次】
・褒める方法
・褒める言葉
・褒めることによる効果
・褒める男女の心理とは
出典
褒める方法
- 外見
- 行動
- 能力
- 信念
- 相手自身
褒めるポイントはこの5つです。
それでは1つずつ見ていきましょう。
褒める1 外見
色々な褒める方法がありますが、
一番相手の変化がわかりやすく、言葉にしやすいのが外見です。
髪型やメイクなどからバッグや靴、時計などちょっと目を配れば褒めどころはいくらでもあります。
もしあなたがいつもとは違った髪型をしていく、または普段身につけないモノを身につけていった時に誰からもそれについて触れられなかったら寂しいと感じませんか?
もちろん「自己満足」で済ませてしまうこともできますが、
やっぱり心のどこかで「それいいじゃん」「それ可愛いね」と言われるのを期待してしまうのが人間というもの。
そんな相手の気持ちを察して、きちんと言葉にすることでその人からの印象はグッと上がります。
褒める2 行動
相手の行動を褒めるとやる気が出てくるという実験結果があります。
これは子供を対象に行なったそうですが、
「君は頭がイイね」と褒めるよりも
「こんなに努力したんだね」と褒めたほうがその後も自ら進んで勉強するようになったというものです。
これに当てはまるのは何も子供だけではありません。
仕事でもなかなか結果が出ない人がいたりする場合は、
行動を褒めましょう。
女子マラソン選手の有森裕子さんやQちゃんこと高橋尚子さんをオリンピックメダリストに育て上げた小出義雄監督は褒めることでその才能を開花させてきたと著書で伝えています。
またどこにも褒めるところが無くても無理やり探して褒めることが人を伸ばすにはとても重要な事だとも併せて覚えておきましょう。
褒める3 能力
行動を褒めることが大切だと先ほど述べましたが、
スキルがある人にはストレートにその能力を褒めることが効果的です。
仕事なら、営業力や企画力、説得力などですね。
もちろん仕事以外のことで褒めることも大切です。
普段何気なく接している相手でも、少し目を凝らして観察してみるだけでも他の人より秀でている能力をいくらでも見つけることができるでしょう。
それを「〇〇がいいね!」「〇〇力があるね!」とストレートに伝えてあげましょう。
これがキッカケで上司と部下の関係が良くなったりしますし、
相手はもっともっとその能力に磨きがかかるはずです。
褒める4 信念・志
人が動くときの根幹部分。
その人自身のあり方に等しいので、そこをほめると相手は「私のことをわかってくれている」
と感じるようになります。
人にはそれぞれの考え方や価値観が存在し、それが行動に表れます。
「結果的には失敗したけどその信念は間違ってないと思うよ」
「あなたの影響で、最近〇〇を始めてみたの」
なんて言われたら嬉しくないですか?
これは行動やスキルよりももっと深い部分に共感して、理解してくれていると感じるからこそ湧き出る喜びです。
人は理解者がたった1人いるだけで心強いと感じ、行動する勇気が出てきます。
もしあなたが相手の信念や価値観がわかる瞬間を見た時は必ず褒めましょう。
心の距離がグググッと縮まります。
褒める5 相手そのもの
「あなたはあなたのままで素晴らしい」
誰もが褒められて一番嬉しいと感じるのが、
まさにこれです。「あなたのこの部分がいいよね」
ではありません。
あなたのすべてがOKだと言っているのです。
この褒め方はいきなり初対面の人に言ってもまったく真実味がありません。
ある程度の親密な関係が構築できている間柄で伝えるからこそとても心に刺さる言葉になります。
あなたの好きな人、大切な人にぜひ伝えてあげましょう。
きっと愛情が深まるはずです。
褒める言葉
「よく頑張っているね」という褒め言葉
褒め言葉は色々ありますが、その中で言われて嬉しいのが「よく頑張っているね」という言葉です。
自分が頑張っていることを、ちゃんと見ていてくれた人がいたと思えて、心が満たされるような気がするでしょう。
普段の生活の中で、自分の努力が認められないということも、たくさんあります。
そういうものだと思いながら、誰からも分かってもらえないと、やっぱり心のどこかで悲しくなってしまうのです。
そういうときに「よく頑張っているね」と言われたら、すごく嬉しいはずです。
周りの人にだけでなく、自分自身に言ってみるのも、とても効果がある褒め言葉なのです。
「すごくかわいいね」という褒め言葉
褒め言葉の一つに「すごくかわいいね」という褒め言葉があります。
外見を褒められることって、普段はなかなかありません。
しかし、新しい服を着たり、ちょっとおしゃれをしてみたとき、そうやって褒められたら、きっと心がウキウキしてしまうでしょう。
「かわいい」と言う褒め言葉は「きれい」という言葉よりもハードルが低くて便利な言葉です。
言う方も言いやすいし、言われる方も素直に受け止めることが出来る、そんな言葉なのです。
ちょっとしたときに、さりげなく「かわいい」と言ってみましょう。
相手を喜ばせることができる、すてきな褒め言葉なのです。
「本当によくやっているね」という褒め言葉
誰かが辛い思いをしているとき、沈んだ心をすくい上げる褒め言葉が「本当によくやっているね」という言葉です。
その人の辛い気持ちに寄り添いながら、相手の努力を認めてあげることができるでしょう。
何か大変なことを抱え込んでしまった人は、心の中が暗く落ち込んでしまっていたりします。
周りは助けてあげたいと思っても、それがなかなかできないとき「よくやっている」と伝えてみましょう。
その大変なことを一緒に背負うことは出来なくても、心の負担を取り除くことができます。
「良くやっているね」と言う褒め言葉は、そんな誰かを助けてあげることができる、魔法の褒め言葉と言えるでしょう。
初対面の人の良いところを伝えたいとき
初対面の方と話す時は、緊張するものですね。
知らない人ばかりの席なんかだとほとんどが大体みんなが会話のきっかけを探っているものです。
そういう時に使えるのが褒め言葉です。
褒められて嫌な思いをする人はいませんし、会話に糸口としてはアリです。
ただ、あまりにもとってつけたような事を言うと逆に反感を買う可能性もありますので、本当に思った事を言うようにしたいものです。
他人のいいところを見つけやすいのは、外見です。
その場に合うように準備してきた服装や外見、コンパクトにまとめられた手荷物などはその人の工夫が反映されるものです。
素敵ですね、と感じたままを素直に伝えてみるとスマートです。
褒め言葉と上司と部下の関係
職場で、上司と部下の関係を円滑にするために褒め言葉をうまく使うと効果的です。
部下は、仕事を円滑に進めたり、色々な事を教えてもらう立場にあります。
できることなら、気に入ってもらいたいですよね。
上司の仕事のやり方で素晴らしいと感じているところはどこでしょうか。
経験に裏打ちされた仕事の成果を目の当たりにした際には、
「そういうところ、尊敬しています。」
と正直に伝えられる部下でいたいですよね。
また、上司にとっても部下を褒めて伸ばすことは教育の課題の一つです。
部下のタイプにもよりますが、褒められると励みになるのでもっと頑張りたいと思うものです。
親が子供を褒める言葉
近頃巷では、子供を褒めて伸ばす、類の本をよく見かけます。
以前は、親のしつけというの子供をきちんと叱ることが主流でした。
叱られてばかりいた子供は、自己肯定感が持てなくなる弊害がでてきたからです。
子供ができたことに対しては、
「すごい、よく頑張ったね!」
としっかり褒めて、子供の能力を伸ばします。
子供を叱る場合でも、悪いところだけではなく、良いところを褒めてフォローします。
「自分が遊びたくて他のお友達に十番を譲らないのはいけないこと。順番は絶対に守らないとダメ!」
「でも、あなたが本当はすごく優しい事をママは知っているよ。」
こんな風に言葉をかけられたら子供は、親が自分の事しっかり見てくれていると安心できますね。
褒めることによる効果
褒めることで人は動く
褒められると誰でも嬉しくなってしまうものです。
良い経験だと脳に記憶して、その後も再び褒められるために頑張ることができるのです。
中には怒られてこそ伸びるという逞しい方もいるのですが、稀でしょう。
人は皆褒められるのが大好きなのです。
やりなさいと怒られるより、よくできたねと言われる方が嬉しいので怒られるとやらない人間でも褒めてあげれば動く人が大勢います。
これは仕事においても、恋人同士や夫婦の関係でも同じですね。
部下を上手に褒めてあげることで仕事は捗りますし、恋人や夫婦においては望む行動をとってくれるようになるでしょう。
褒めてくれる相手を好きになる
自分を褒めてくれる相手のことを好きになる人間は多いので、気になる異性は積極的に褒めるべきでしょう。
たとえ好きでもなんでもない相手であろうと、事あるごとに自分の事を褒めてくれていたら気になってしまいます。
いいところばかり伝えられて嬉しくなりますし、この人は自分の事をよく理解してくれていると感じるのです。
自分の良き理解者だと認識されたら、そのうち交際に発展する可能性が高いですね。
大好きな人と良好な関係を継続していくためにも、褒めることは重要となります。
好きな相手と長く付き合っているとお互いに褒めることも少なくなってしまいがちですが、相手の素晴らしいところはきちんと褒め続けてあげましょう。
そうすればいつまでも褒められる素敵な自分であろうと努力するようになってくれますよ。
人を幸せにすることができる
人は褒められるとドーパミンが分泌されて幸福感を得ることができますし、ストレスを解消してくれます。
落ち込んでいる人を褒めてあげる、たったそれだけでも相手のためになるのです。
そして褒めることは褒められる側だけが得をするわけではありません。
褒める事が上手な人とはつまり、人に幸福感を与えるのが上手な人ということです。
そのような人は言うまでもなく人に好かれますから、学校や職場でも人気者となれるでしょう。
人間関係で苦労せずに生活することができるのです。
褒めるというのは相手にも自分にメリットがある、素晴らしい行為です。
日頃から人のいいところを見つけて褒められるように意識してみると、今までよりずっと楽しい日々を送れるようになるかもしれませんよ。
お互いにいい雰囲気になれる
人を褒めることによる効果は、お互いにいい雰囲気になれます。
褒めて相手がいい気分になれば、自分も嬉しくなります。
それがお互いに良い関係を築く効果があり、仲良くなれるのです。
トラブルもなく、喧嘩にもならないほどの関係にもなれます。
気分が良くなると、相手に何か良いことをしてあげようとも思うようになります。
それがますます仲良くなるきっかけとなるのです。
あまり仲良くなかった間柄でも、友達になれたりもします。
もう友達という人は、親友になれることもあるのです。
それだけ褒めるということは気分が良くなり、その人を明るくするのです。
喧嘩している人と仲直りができる
人を褒める効果は、喧嘩をしていたら仲直りできるきっかけになります。
仲がどうも悪く、いまいちその人が好きではないという場わいでも、褒められるとなんだか仲良くしたいなと思うのです。
喧嘩をしていても「ごめんね」と素直に言えるようにもなります。
わだかまりもなくなり、壁も無くなる。
人を褒める効果は、恋人との仲も改善します。
ちょっと付き合いもマンネリ化していてどうも面白みがないなと思っているとき、恋人を「可愛いね」と褒めるだけで、また愛情を取り戻すことができるのです。
喧嘩ばかりなカップルでも、喧嘩をしなくなります。
前よりもラブラブな関係になれる効果があるのです。
恋愛にも仕事にも積極的になる
褒める効果は人を笑顔にします。
仕事で疲れている人を褒めるだけで疲れも吹き飛び、仕事への意欲を改善できます。
失恋して落ち込んでいる人なら、前向きに失恋を克服しようと思わせます。
また新しい恋にチャレンジする気持ちにしてあげることができるのです。
褒めると暗い表情も明るくなります。
顔が明るくなると活発的になり、楽しい生活を送ることができるのです。
ますます恋愛にも仕事にも積極的になれる人になります。
ニコニコと笑顔を見せる人になれば、周りの人も明るい気分にします。
みんなが朗らかで楽しい雰囲気になり、活気も出てる効果もあります。
褒める男女の心理とは
何でもいいから褒めておこう
男性が女性を褒めるのは、何を話せばいいか分からないという心理ゆえのことです。
話題がないときに間を持たせるために褒めておこうといった意味合いでしかなく、褒めておけば女性は怒らないだろうという打算もあります。
要は男性が女性を褒めるのは、それしか話すことがないからに他ならないのです。
つまるところ本当にそう思っているかどうかは分からないということでもあります。
また男性から褒められれば好意があるのではと思う女性もいることでしょう。
しかし男性というものは好意のあるなしに関係なく、女性を褒めることができる生き物なのです。
相手に自分を意識してほしい
男性は片思いの女性を積極的に褒める傾向があります。
というのも女性に自分のことを意識してほしいからです。
自分のことを褒める男性をイヤに感じる女性というのはあまりいません。
少しでも意識させることができれば、恋愛に発展するかもしれない、そんな考えのもと、男性は好きな女性を褒めまくるのです。
好きだからこそ良いところをたくさん見つけられるので、こういったタイプの男性の言葉はすべて本心で語られていると見て間違いないでしょう。
お世辞か本心かどうかは内面について言及するかで分かります。
お世辞の場合は見た目を褒めることがほとんどで、好きな場合は中身にも惹かれているため、内面について言及することが多くなるというわけなのです。
心からすごいと思ったから
男性が女性を褒める時は、相手のことを心からすごいと思っている可能性が高いです。
例えば絵がうまい、歌がうまいなどと思ったときに、尊敬の念を抱いたからこそ、素直にその思いを伝えているというわけです。
それゆえ女性相手に好意を抱いているかどうかはあまり関係ありません。
というよりも相手が女性であることはあまり意識しておらず、何の他意もなく褒めていることのほうが多いです。
そのためこのようなタイプの男性は相手をすごいと思えば、女性男性問わずに褒める傾向にあります。
ですが女性を褒めた場合、それがきっかけで恋愛に発展するケースも存在します。
自分がいい人だと思われたい
褒める女性は純粋にその人の事を尊敬し、立派だと思っている場合もありますが、裏があることも大いにあるでしょう。
さほど親しくないのに褒める事をする場合、その人との良好な人間関係を求めている事があります。
褒められて嬉しくない人はいません。
誉め称えておけば喜んで自分の事を信用してもらえる、自分が好かれたい、いい人だと思われたいという心理があるのでしょう。
よくボス的存在の人にやたらへつらって褒める人がいますよね。
自分をいい人だと思われて好かれたいと思っているから褒めているということが女性にはよくあることなのです。
自分も褒められたいと思っている
褒めておけば見返りがあるだろうというしたたかな女性の考えがあります。
自分も褒められたいから先に褒めておくといった方法があります。
すごいね、と皆の前で言われたいがために先に褒めておくのです。
すると、あなたもすごいよ、と褒め返しが期待できるのです。
そんなに褒め合い合戦してもなんの意味もありませんがそれが女性社会。
褒め合ったことで信頼感が生まれ、たちまち馬が合って仲良くなる事も。
こちらがさんざん褒めているのにちっとも自分の事を褒めてくれない相手に対しては不信感を抱き、もう褒めるのをやめよう、となるわけです。
社交辞令で褒めている
女性社会は複雑なもの。
とりあえず印象をよくするために初対面でも相手を褒める傾向があります。
いわば社交辞令。
相手の気分を良くする事が目的なので、相手のなんでもよいので褒める所をさがして褒めるのです。
男性の取引先の上司をほめまくったり、ビジネスにも欠かせない褒めるという事。
人間関係において相手を褒めるというのは重要なことなのかもしれません。
ただ片方ばかり褒めていると対等な友人関係の場合亀裂も生じますが、ビジネスなどの場合、適度な褒めは有効です。
目上の人の事をおだてながら自分に有効に働く褒めるということ。
女性は特に褒めるのが上手です。
普段から褒め上手な人はきっと人間関係も良好なことでしょう。
褒めるときはさりげなく
褒めることほど簡単に相手を喜ばせたり、良いコミュニケーションがとれることはありません。
それだけ重要な手段なのにどうも照れ屋さんが最近多いようです。
恐らくそれは「褒めよう、褒めよう」と意識し過ぎてしまっているからでしょう。
さりげなく「それいいですね」ぐらいの褒め方でも相手には十分伝わりますし、変化に気づいてくれたことが何よりも嬉しかったりします。
普段、褒めるのが下手な人はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
それがキッカケでお互いが心地良いと感じる関係が築けるかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。