プレゼン資料の作り方手順
あなたはプレゼン資料を作るときに、
どこから手をつけようかいつも迷っていませんか?
前に使用したプレゼン資料の内容を変えたり、
テンプレートを使用したりしている方も多くいます。
しかし、もし全くのゼロ状態で資料を作らなければいけなくなったとしたら
「どこからやれば・・・」
なんてことになります。
そこで本日はプレゼン資料を作成する基本的な手順をご紹介しますので
そのような悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。
プレゼン資料作成手順
出典
プレゼン資料はテーマを設定することからはじめる
話がジャンプしたりして聴き手の理解を妨げてしまうようなプレゼンテーションは
テーマが定まっていません。
まずは全体像、枠組みを固める「テーマ設定」を行います。
以下の6つを明確にしながら設定します。
- 説得する相手
- 目的
- 対象範囲
- 提案者の立場
- 何を伝えるのか
- テーマ名
最初にきちんとこれらを明確にしておくことによって
論点や主張がブレずに、資料を作りこむことができます。
プレゼン資料の構成をするために目次を作成する
テーマが固まったら目次を作ります。
この時点は作りこむ必要はありません。
ラススケッチのような感覚で目次を分けます。
例えばテーマが「ペットは犬がおすすめ」だとします。
すると目次としては、
- ペットの効用
- ペットの飼い方
- ペットの判断基準
- 犬が最適な理由
などといった章立てになります。
ちなみに心に突き刺さるようなプレゼンをする人たちは
サビ、クライマックスを最初に持ってきてそこからデータや分析結果などで根拠をしめす傾向があります。
プレゼン資料はページごとの見出しが最大のコツ
テーマも決まった、大まかな目次もできたのであれば枠はだいぶ固まりました。
後はその枠の中に情報を注ぎこむだけです。
そこで最初に手をつけるのが見出し。
見出しとはスライド1枚のタイトルにあたるものです。
ポイントはその見出しを見ただけで
「何を伝えたいページなのか一目瞭然」であること。
ヤフートピックスのタイトルは、
それを読んだだけで中身の記事が大体把握できますよね。
そのようなタイトル付けが重要です。
プレゼン資料ページに内容を入れる際の注意点
見出しが決まったら、内容を入れ込みます。
しかし情報を詰め込みすぎてはいけません。
自分が作りやすいから、
ではなく相手が理解しやすい表現は?
と考えながら作成します。
- テキストを画像にできないか?
- このデータをグラフにできないか?
- 他社との比較が多すぎるので、主要な会社のみに絞れないか?
- データからわかった解釈を盛り込んでいるか?
- 文字の大きさは小さ過ぎないか?
などわかりやすく、シンプルに表現できるように自問してみましょう。
資料作成の仕上げはプレゼンの明暗を分ける
ここまできたら少しいびつな形をした粘土を叩いて修正するように
目次と見出しが合っていないかどうか、
目次は的確かどうか、
話がつながっていないかどうか、
などをチェックして完成させます。
こころ疎かにすると
何が言いたいのかわからない曖昧なものが
出来上がってしまうので注意が必要です。
プレゼン資料作成は森から木
以上が基本的なプレゼン資料の作成手順となります。
考え方としては、
森→林→木と見ていくように
テーマ→目次→ページと周りから攻めていく、シンプルを心がける、
とルールを決めることが論点がブレにくいプレゼンになります。
とにかく相手を気遣い、
理解しやすい、印象に残りやすいプレゼンを心がけたいところです。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。