プリセプターの役割5つ
プリセプターの役割にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
プリセプターとして任されたけれど、まだまだ自分自身も未熟だし、きちんと指導できるかどうか不安だ・・・という人も決して少なくありません。
しかしプリセプターとなったあなたは新人看護師からみれば立派な指導者です。
それを忘れてはいけません。
では、具体的にはどんな役割があるのか。
そこで今回はプリセプターの役割についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
プリセプターの役割
- プリセプターとは
- プリセプターになるための条件
- プリセプターは看護師との信頼関係を構築する
- プリセプターは目標を設定してあげる
- プリセプティを客観的に評価する
プリセプターとは
新人看護師(プリセプティ)が早く職場と看護業務に適応できるようにするために、一定期間、
先輩看護師(プリセプター)がモデルをしながらマンツーマン方式で看護実践能力を教育する方
法を、看護部として保障する仕組みです。
出典 プリセプターシップとは
プリセプター制度とは、一人の先輩看護師(プリセプター)が一定の期間、
一人の新人看護師(プリセプティ)に対して、マンツーマンで臨床実践を指導する方法です。一定期間とは病院の制度や教育体制によっても異なりますが、
大体半年から一年を目安としている病院が多いようです。臨床実践とは、現場での指導や相談役となることで、
新人看護師のリアリティショックを緩和することが目的とされています。プリセプターはプリセプティに精神的サポートを行いながら、経験から得た技術や知識を与え、
プリセプティが看護実践能力の獲得を支援する教育体制のことをプリセプター制度といいます。
出典 プリセプターの仕事って?
プリセプターになるための条件
①日常業務遂行能力がある。
②新人とのコミュニケーションギャップがない。
③臨床指導など指導者の役割に対する姿勢が前向きである。
④上司の補佐役が務めれる(上司との意思の共有能力)。
⑤健全な組織人意識が育っている。
出典 プリセプターシップとは
プリセプターは看護師との信頼関係を構築する
プリセプターの役割を果たす為には、まず、指導される新人看護師である”プリセプティ”との関係性が重要になってきます。教える側と教わる側に信頼関係がなければ、良い指導もできません。
プリセプターの役割の第一歩として、プリセプティとの円滑なコミュニケーションを目指しましょう。プリセプターとして活躍し始める時期は、おおむね臨床経験3年目の看護師です。自分のことに精一杯の人も少なくありません。
しかしプリセプターになったからには、ここが踏ん張りどころです。右も左もわからない新人看護師に、ただ単に威圧をあたえるのではなく、少しの威厳とプライドを持って接しましょう。
出典 いよいよ、デビュー!あなたもプリセプター!プリセプターの役割とは?
プリセプターの役割は、仕事を教えるというよりも、新人さんと悩みを共有し、共に目標に向かって頑張ることだと思います。
だから、まだ新人時代を忘れていない、年齢の近い看護師をペアにつけるのだと思います。そこで、プリセプターをしている私の本音ですが。
私は実は、新人さんと関わるのが苦手です。
でもこれも仕事だし、新人と良好な関係を築くのも、自分の看護師としてのスキルアップのひとつだと思い、頑張っています。特にプリセプティとは、良好な関係を築かなくてはなりません。
職場だと堅い話ばかりになってしまうし、周りを気にして話せないこともあると思うので、本音は面倒くさいと思いつつも、新人さんが悩んでそうだったり、様子がおかしいな…と思ったら食事に誘ったりもします。
向こうも、仕事だと思って誘ってると思いますよ。
出典 実はプリセプターから…
プリセプターは目標を設定してあげる
一つ目に、プリセプターはプリセプティとともに到達可能な目標を立て、
計画的に看護実践能力を身につけられるようにすることが求められます。
出典 プリセプターの仕事って?
プリセプティが、知識や技術の取得を目指すということです。とてもわかりやすい目標ですよね。プリセプティが基本的な知識・技術を習得するためには、プリセプターがしっかりと知識を共有し、技術を伝承しなければなりません。お互いにがんばらなくては、達成できない目標であり、プリセプター制度の中でも中心的な目標だといえるでしょう。
出典 志は高く!「プリセプター」と「プリセプティ」の目標について
新人看護師の悩みを聞いて共有してあげる
プリセプターは、プリセプティが自立した看護師に成長するよう、優しく、時には厳しく指導を行います。悩んでいることや困ったことがないか常に気を配り、プリセプティの気持ちに寄り添う相談役としてフォローします。
出典 プリセプターシップ
プリセプティを客観的に評価する
「他のプリセプティは出来るのに私のプリセプティはどうして…」「他のプリセプターはプリセプティといい関係を築いているのに…」 複数のプリセプティが入職した場合、どうしても他のプリセプティと比べたくなってしまうでしょう。 また自分の業務も多忙で精神的余裕がなくなると、前に説明したことが出来なかったり、 言い訳したりするプリセプティに苛立つこともあるでしょう。プリセプターにもプリセプティにもそれぞれ個性があるからこそ、 1対1のプリセプターシップ制度が生きるのです。自分自身とプリセプティを客観的に見つめ、 冷静に評価する目を少しずつ養っていきましょう。
プリセプターの役割は看護師との関係を良好にすること
いかがでしょうか。
一言でプリセプターの役割といっても様々ですが、まず大切にしなければいけないことは、指導する看護師と良好な関係を築くことです。
特に新人看護師というのは職場の環境や人間関係でその時のモチベーションが左右されます。
そんな些細なことでミスしてしまうのは大変危険ですよね。
だからこそ悩みや話を聞いてあげて、プリセプティが楽しくやりがいをもって働けるようにプリセプターが配慮するべきなのです。
とはいっても、情が湧きすぎてしまうと客観的に評価できなくなってしまうのも事実なので、そこはしっかりと一線を引いておくことも忘れずにしておきましょう。
しかし、新人看護師とのコミュニケーションはそんなに簡単なものではありません。
時にはつらく当たってしまうこともあるでしょうし、すべてが嫌になってしまうこともあるでしょう。
そんな状態にいる人は今すぐに仕事場を変える必要があります。
やはりコミュニケーションというのはすべての源です。
人間関係が良ければ仕事は嘘のように楽しくなります。
もし、コミュニケーションや人間関係に不安や不満があるのであれば、今すぐにナースフルを見ておくようにしましょう。
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給料がアップしてプライベートが充実したり、人間関係が改善し楽しく仕事ができるようになるきっかけになるはずです。