無口な人の心理や特徴9つ

あなたは無口な人でしょうか。

また、周りに無口な人はいるでしょうか。

仕事をしているときなど、どうしてもコミュニケーションをとらなければいけない場面というのは少なからずあるものです。

しかし、相手が無口な人とだと上手なコミュニケーションをとることができずに、困ってしまうこともしばしば。

そこで今回は無口な人の心理や特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。



無口な人の心理や特徴

嫌われたくない思いが強い

無口な人は「人の話をちゃんと聞いてから自分の意見を言う」という特徴があります。

なぜなら、人の話を聞く人は他人に嫌われないと思い込んでいるからです。

逆に言えば、無口な人は、「途中で話を遮る人」「自分の話ばかりする人」を好ましく思いません。

その為に相手の話を聞いてあげれば嫌われずに受け入れてもらえると思っています。

自分の本心を知られたくない

つい自分の本心を話したことで相手を傷つけてしまうことがあります。

過去にこういう経験をして痛い思いをした人はその後無口になってしまう傾向があります。

悪気はないのに本心を話したことで相手との仲が気まずくなったり、人間関係が悪くなったり。

その相手に好意を持っていた場合、相手を傷つけたことをとても後悔しており、より一層自分を出さないよう注意を払うようになります。

頭の中で考えすぎて言葉にできない

会話をしている時に、頭の中でいろいろと考えを巡らせるタイプの人です。

友人の話に対して自分なりの意見を頭の中で考えますが、考えすぎてすぐに言葉に出せず、時間が経つともう話題が変わっている・・・という状況に陥ります。

プライドが高い人に多い特徴です。

色々と考えて気の利いた意見や気に入られる言葉を出そうとするばかりで肝心の言葉にすることができず、結果として無口になっています。



話すことにストレスを感じる

とにかく話すこと自体が苦手な人。

1対1で話すことも好きじゃないので、みんなでわいわい楽しそうに話しているような場がとても苦手です。

話す、ということがとにかく苦痛なので早くその場から立ち去りたいと思っています。

黙っていれば時間が過ぎてなんとかなる、こう考えています。

人と話す時間より、自分の部屋で一人でいることに幸せを感じる。

こんな人は意外と多いものです。

その原因は様々ですが、生まれつきの性格の場合もあればコミュニケーション能力不足が原因となっている場合があります。

会話がなくても苦にならない

無口な人は、会話がなくても特別苦にならないのが大きな特徴です。

仮に会話が途切れて無言になってしまったとしても、無口な人は、一向に気にしていません。

「何か話しかけないと悪いかな」と大抵の人は気を遣ってしまいますが、元から無口な人に対してはそのような気遣いをする必要がないので、ある意味ラクです。

無口な人は、会話がなくてもその場の雰囲気を十分に楽しんでいるということがほとんどなので、「つまらないから黙ってしまった」ということではないのです。

ただ単に、会話のネタがなくなってしまったから黙ってしまうというだけのことで、彼らからしてみたら、深い意味はありません。



静かにしていた方が落ち着く

無口な人は、無理に会話をするということが苦手です。

話を振られればしゃべりますが、自分から無理矢理話題を作ってしゃべるということが好きではないのです。

「話題がないのであれば、黙っていた方が気がラク」という心理なので、基本的に、静かにしていた方が落ち着くというのが本音です。

決して「会話そのものが嫌い」というわけではないのですが、「無理にネタを作って話を繋げる」という行為にストレスを感じやすいのがこのタイプの人たちです。

なので、もし会話が途切れたら、黙って放っておいてあげた方が良いかもしれません。

しつこく話しかけられたり、テンション高くまくしたてられるとイラつく

話を振れば、いくら無口な人でも多少はしゃべります。

しかし、あまりにもしつこく話しかけられたり、テンション高くまくしたてられたりすると、途端に疲れて機嫌が悪くなることもあります。

基本的に、「必要時以外は、なるべく自分からはしゃべりたくない」というのが本音なので、盛り上がることを強引に要求されるのは1番のストレスなのです。

又、テンションの高い大声や大騒ぎも基本的にストレスの元になるので、大人数の飲み会やパーティーなども基本的には苦手です。

人見知りで話しかけるのがこわい

はじめて会う人に話しかけるのが怖いです。

緊張して体がこわばってどう切り出して良いかわからなくなるのです。

結局、黙ってその場が過ぎるのを待っています。

できることなら、この場に居たくないのです。

力を振り絞って話しかけて大失敗したことがあって、トラウマになっているのかもしれません。

他の人のように気楽に談笑できたらどんなに楽しいでしょう。

一杯話したいのに話せないつらさ分かりますか?。友達がなかなかできないのです。



子供の頃から孤独を感じていた

小さいときから、周りの人に話しかけられることが少なかった。

母親も手のかからない子と放任主義だった。

当然、言葉の発達が遅れ、近所の子と遊ぶことも少なかった。

そんな幼少期だったため一人遊びが多くなって、話しかけるのが面倒くさいのです。

話そうとすると緊張し言葉が余計出てこないのです。

人と関わらないで生きていきたいと思いますが、今の世の中そんな風に生きていけません。

必要最小限の会話で毎日生きています。

いつも、話すことを避けているのでいつまで経っても無口が治りません。

もっともっと話さなければと思うのですができません。

誤解されることも多いですが弁解もできません。

周りから理解されず、変なヤツと思われています。

口が達者でない

いつも口達者な人にやられぱなしです。

一生懸命言い返そうとするのですが、余計やりこめられてしまいます。

何を言われてもどうせやり返せないからとあきらめてしまいました。

黙っているので、人はかってに理解して勝手に物事を進めていきます。自分で選択する必要がなくある面楽かもしれません。

自分の存在感がなく、生きている意味もないように思えます。人にあわせることばかりの毎日です。

いつかはやり返してやりたいと思っています。

自分だって意志があることを伝えたいと思っています。



無口な人との接し方

無理にコミュニケーションを取ろうとしない

無口な人というのは、人とコミュニケーションを取ることに気疲れしてしまいやすいタイプが多いので、会話しようとしてあれこれと無理に聞きだそうとしてしまうと逆に敬遠されてしまいます。

お喋りをすることが好きなタイプは、逆に下らない会話であっても人と話すことでストレスを軽減したり緊張を解くことができますが、無口な人はその逆です。

得意でない会話を強要されてしまうことに疲れを感じてしまうので、気を使って話を振ろうとはせずに興味のありそうな話題を無理のないペースで出す程度で充分です。

ただ、あまり喋らない自分といて相手がつまらないのではないかと気を使うかたも多いので、笑顔で接するだけでもリラックスしてもらえます。

時間が経てば心を開いてもらえて会話の回数が増える可能性もありますので、多く会話をするよりもいい雰囲気を作ることを考えて接してください。

YESかNOで応えられる会話を心がける

いろいろと頭の中で考えすぎてしまうがゆえになかなか言葉に出すことができないタイプも多いので、会話をする際にはハイかイイエで答えられるものを振ってあげると相手の負担を減らせます。

考えすぎてしまって口を出すタイミングが判らなくなる、考えているうちに話題が変わってしまって意見を言うことができないということも多く、実は無口になりたくてなっているわけではないというケースが珍しくないのです。

少し人よりもペースがゆっくりの人によく見られますので、物静かでとっさに対応することが苦手そうな無口な人には具体的な例を出すことを求めるようなことはせずに「そう思わない?」と同意か否かを聞いてみたり、完結していることを報告して「そうなんだ」と相槌を打つだけで充分な会話を心がけるとコミュニケーションが取りやすくなります。

無口な人も無理に喋ることをあれこれと考えずに済みますので、気持ち的に楽なのです。



聞き役でもリードするつもりで接する

無口な人に聞きたいことがある場合には、できるだけわかりやすく質問をすることが大切です。

順序立てて話をして尋ねたいことをピンポイントでまとめると、最低限の内容で応えやすくなります。

あまり喋らない人というのは長時間人と会話をすることが苦手なので、話をしているうちに自分の伝えたいことが相手に理解してもらえているのか不安になってしまうものです。

ですから、質問に対する答えをきちんと聞いていることを示すように、なるべく大げさに相槌を打つようにすることで話しやすい雰囲気にすることが可能になります。

聞き役に徹しながらもリードするつもりで会話を進めていくのがポイントです。

その際には会話の進みが遅くても焦らないように気をつけてください。

話しやすい相手と思ってもらうことができれば、徐々に会話もスムーズになっていきます。

文字のコミュニケーションを活用する

無口な人であっても、文字を使ったコミュニケーションだと比較的話をしやすいというタイプが多いものです。

連絡先がわかるのであれば、メールやラインをフル活用するようにしてください。

文字のコミュニケーションの場合には相手に返事をするまでに時間をかけることができますので、無口な人も会話のようにテンポを気にせずに言葉を選ぶことができて気持ちに余裕ができるのです。

緊急の要件でなければ、まず最初にメールなどを送るようにしてください。

高確率できちんとした内容の返信を送ってもらえます。

無口な人と距離を縮めたいというのであれば、こうした文章のやり取りから相手のことを聞きだし、趣味の話などを振ってみるのが効果的です。

会って話をするときにもメールなどの内容から発展させた会話であれば、盛り上がりやすくなります。

無口な人と仲良くなるのは簡単

いかがでしょうか。

無口な人と仲良くなりたいと考えている人もたくさんいることでしょう。

しかし、相手がほとんど話をしてくれないので、関係を深めることができず、どうすればいいのだろうと考えている人は、とにかく質問をたくさんしてみましょう。

そして返ってきた答えから、言葉をつないで、反応を大きく見せることがポイントです。

これを繰り返していくと、相手は自分に対していい印象を持ってくれているという気持ちになり、警戒心をとき始めます。

そうすれば、あとは普通のコミュニケーションと同じです。

無口な人といっても、自ら話すことに慣れていないだけのケースが一般的ですので、話を引き出すことが重要です。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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