頼りになる人の特徴9つ
あなたの周りに「この人は頼りになるなぁ」と感じるような人はいるでしょうか。
頼りになる人がいるだけで安心感が生まれ、物事がスムーズに運んだりするものですよね。
ではいったい彼らはどのような特徴を持っているのでしょうか。
そこで今回は頼りになる人の特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
頼りになる人とは
些細なことで感情的にならず、ゆったりと構えている
頼りになる人というのは、どんなに不利な状況に立たされたとしても、決して動じることはありません。
目の前のことにいちいち一喜一憂せず、感情的にならないのです。
もちろん、1人でいる時には、悩んだり涙を流したり、ふさぎ込んだりすることはあるでしょう。しかし、それはあくまで1人でいる時だけです。
一旦人前に出たら、感情に振り回されないように自分を律し、ゆったりと構えているのです。その姿に周りの人たちは安心感を感じ、その人を頼りたくなってしまうのです。
感情をコントロールできるということは、自分に1番厳しいとも言えます。
決断力があり、周りが何を言っても揺るがない
頼りになる人は、決断力があります。
もちろん、自分なりに悩み抜いて結論を出していることは言うまでもないのですが、そのようにして出した結論を、些細なことで変えることはありません。
たとえ周りからどんな批判を受けたとしても、それに伴う責任までも甘んじて受け入れる覚悟があるのです。
「こんなことをしたら失敗する」と言われたとしても、頼りになるタイプの人にとっては、「失敗するかもしれない」ことよりも、「一旦下した決断を、今後どうやって確実に成功させるか」ということの方がはるかに大事なのです。
責任と覚悟ある姿勢は人々のからの信頼を集め、結果として、たくさんの人から頼られるようになるのです。
頼りになる人は職場などでの精神的な懐が大きい
頼りがいのある人というのは、父親・母親のように、周りを包み込むあたたかさを持っています。
みんなをいつも陰で見守っているような存在で、精神的な懐が大きいのです。細かいことにいちいち口を出さず、仲間を信用して任せるということも、大きな特徴です。
仲間の失敗に関しては、いつでも自分が代わって責任を取る覚悟も持っています。
そして、人の過ちを必要以上に責めることなく、叱る時はさっぱりとしています。そして、相手が反省したら、すぐに許すことができる心の広さを持ち合わせています。
正義感が強い
正義感が強い人は、自然と周囲の人達から信頼をされるものです。
例えば職場であれば、相手が上司や先輩であっても、間違っていることは指摘ができる人は後輩や部下から絶大な信頼を得ることができます。
これは、やろうと思ってもなかなかできないことで、もともとの性格や考え方の問題であったりします。
子供の頃から正しいこと、モラルある行動を取ってきた人は、大人になっても変わらず正義感が強く、周りから頼りにされる人物になる傾向が強いのです。
逆に、上司の言いなり、先輩の指示ならモラルに反することでも平気でしてしまうようないわゆる「長いものに巻かれるタイプ」の人は、その時は自分の地位や立場を守ることができたとしても、長期的に見ると周囲の人から見放されていくでしょう。
おもいやりがある
常に正しいことを貫き通し、相手の感情や気持ちを汲み取れない人は時に非情な人間という印象を受けます。
弱者に対して優しくできる人や、困っている人や悩んでいる人に気づいて、配慮ができると、相手だけでなく、それを見ている周囲の人間からも信頼を得ることができます。
他人を思いやることができるということは、精神的に余裕があるということです。
余裕がない人は自分のことで精一杯になるため、いざというとき便りになりません。
一緒にいて、余裕を感じられる人こそ、頼りになる人といえるのです。
ユーモアがある
頼りにしたい、なんでも相談できる相手になりうるひとは、ユーモアがあるという特徴があります。
ユーモアと頼りになる人と言うのは一見関連性が低そうですが、実は非情に通じるものがあるのです。
なぜなら、ユーモアがあるというのは、相手を和ませて、気持ちをリラックスさせる能力があるということです。
一緒にいて、気が張ってしまうような相手には、いざというとき頼ることができません。
自分が困ったとき、不安なときになんでも話せて相談できるのは、ユーモアがあって話しやすい人である必要があるのです。
頼りになる人が好きな理由
放っておいても勝手にやってくれる
頼りになる人が好きな理由として、こちらが支持しなくても勝手に何事も勧めてくれるというのが1つの理由に挙げられるでしょう。
例えば、学生でなくても、子供ができてから親同士の共同制作などが求められる場面は必ずありますが、そういうのは誰もやりたがらないですよね。
ですが、頼りになる人というのは、そういうのも勝手にやってくれます。
そういう人が勝手に率先して「〇〇をしよう、そして〇日までに完成させましょう」と動いてくれるので、こちらとしては、多少手を加えることはあっても、何か困ったことがあればすぐにその人に伝えれば助け舟を出してくれます。
そんな頼りになる人がそばにいると、面倒なことも勝手にササッと済ませてくれるので、こちらとしてはやっぱり頼りがいになる、そばにいてくれると頼もしいと思います。
余裕があるから一緒にいてストレスを感じない
一緒にいてストレスを感じる人というのは一緒にいたくないと誰しも思うでしょう。
ですが、頼りになる人というのは、概して気持ち的に余裕がある人で、尚且つ、一緒にいてストレスを感じることのない人を指します。
そんな理由から、頼りになる人は好かれると言えるのです。
頼りになる人というのは、日々の生活に対して余裕がある人です。
例えば、毎日仕事へ行くにしても、子供の面倒を見るにしても、ほとんどの人がカツカツの時間の中でそれをやりくりしていることが多いですが、頼りになる人というのは気持ちにも時間にも余裕を持って行動をしている人を指します。
ですから、本人自身もストレスを感じることがありませんし、そんなストレスを感じない人と一緒にいる人というのも、ストレスフリー感じることの慣れる人として、頼れる人は好かれます。
対応にも余裕があって優しい
頼りになる人がみんな好きな理由というのは、その人のあなたに対する対応の良さというのもその理由に含まれます。
まず、上記でも述べたように、 頼りになる人というのは余裕がある人でもあります。
ですから、そういった人が他人に対応をする際にももちろん余裕のある対応を取り、尚且つ、優しいそぶりを示しますから、そんな態度を取られて嫌だと思う人はいません。
むしろ、「ああ、この人の対応は気持ちよいな」と、ポジティブな意見を取る人が多いです。
そんなこともあり、対応の良さや、 頼りになる人は対応が優しいということから人から好かれるという特徴があります。
こういった人は自然としゃべり方や身振り手振りなども優しいという方が圧倒的に多いです。
その結果、さらに人から好かれるという傾向にあります。
自分を守ってくれるという気持ちになれる
頼りになる人が好かれる最も大きな理由としてあげられるのが、自分を守ってくれるという気持ちになれるということでしょう。
よく言いますが、人間というのは人と人が支え合って成り立っている生き物であって、一人生きていくことは難しい生き物です。
ですから、頼りになる人が自分のそばにいることによって安心した気持ちや信頼感というのが常に心の中に存在し、精神的に安定します。
そんな自分の安定をもたらせてくれるような頼りになる人というのは、自分にとってマイナスになることはありません。
むしろ、プラスになることの方が多いので、そんな人を人々は好く傾向にあります。
特に、自分に対してあまり自信のない人であってり、様々な面で不安定な状態に陥っている人であれば、 頼りになる人を益々に好きになります。
頼りになる人になるには
相談には自分なりの答えを提供する
人から相談されたり、不安や不満をこぼされる機会があった時、そこで自身の思う答えを相手に提供すると、頼りのある人だと相手に認識されます。
相手が仮に答えを求めていなくても、相談してくるということは、どう自分が対処すべきか分からないでいる状態にいます。
「自分だったら」という方法で相手に解決のアドバイスを一つ与えることで、「そんな考えもあるのか」「自分もそうしてみようかな」とあなたの意見から学ぶことがあるでしょう。
頼りになる人になりたい時は、相手のことを受け入れた上で、自分なりの道しるべを相手に与えること。
それによって、「あの人に話せば何か変わるかもしれない」「きっと何かアドバイスしてくれるはず」という気持ちを持たせることができ、信頼関係も築くことが出来るでしょう。
ただ相手の話を聞くだけではなく、それに対する自分なりの答えを相手に与えるようにしてみましょう。
目の前のことだけではなく、先のことも予測する
頼りにされる人の多くは、先のこと、将来のことをも既に考えていて、それを見越した行動が出来る人であること。
つまり、目先のことだけに集中している人よりも、今後自分に起こり得る問題を予め予測し、回避したり対処できる人が頼りに思えるのです。
もし自分が目の前のことだけに集中してしまうタイプであれば、その先のことまで考える意識を持つように心掛けること。
「これをしたら○○になるかもしれない」「○○したら今が良くても後々問題になるかもしれない」という感覚を持つと、あらゆる場面で対応出来るようになります。
事前に先のことを考えておくと、いざという時に対処に困らずスムーズに解決することが出来ます。
その姿を見た周りの人は、「用意周到だな」「何かあったら○○さんに頼もう」という思いを持つようになり、頼りになる存在に変われるのです。
常に人の立場になってみる意識を持つ
人は皆自分のことが大好き。
自分のことしか考えていない、自分のことしかやらないという人は多く、こうしたタイプの人には信頼を置くどころか頼りにすることも出来ません。
頼りになりたいと思う人は、常に自分のことを考えるのではなく、人の立場になって物事を考えると良いです。
今相手がどんな気持ちでいるのか、自分だったらどう思うのかを考えることで、その人にとってより良い対処をすることが出来ます。
人の立場になって考えることで、人の痛みに気付けたり、不快な思いをさせる前に気付けたりと、周りの人にとっては良いことだらけ。
自分中心に物事を捉えるのではなく、周りの人に合わせた対処を心掛けると、「自分のことをよく理解してくれる人」という印象を与え、次第に頼もしく頼りがいのある人になっていくことでしょう。
焦らず冷静になり、気持ちに余裕を持たせる
失敗したり間違ったことをしてしまうと、人は冷静でいられなくなることが多いです。
パニックになって間違った対応をしてしまったり、その事しか考えられないという状況になり、気持ちに余裕がなくなってしまいます。
ただ、頼りになりたいと思っているのであれば、気持ちに余裕を持たせるということが重要となり、決して周りの人に「あの人パニックになってる」「感情的になってる」と思わせないことが大切です。
パニックになったり感情的になっている人に、周りは何かを頼んだりお願いしたりすることはありません。
話しかけづらいオーラ、自分のことで精いっぱいなオーラが出ており、頼りたくても頼ることが出来なくなってしまうのです。
頼られたいと思うなら、仮に内心パニックになっていても隠し、あくまで焦っていないということ、冷静であるということをアピールするようにしましょう。
頼りになる人がいない時こそ、自分がその人物になろう
いかがでしょうか。
頼りになる人が身近にいると、どうしてもその人に依存してしまいがちになります。
もちろんそれはそれでいいことなのかもしれませんが、その人がいない時には、どうしていいかわからずパニックになってしまうこともあるでしょう。
そのようなときに備えて、頼りになる人の特徴や行動をしっかりと学び、いざというときにはあなたが頼りになる存在として、活躍するできるように備えておくと、一回りも二回りも成長できますし、周りからの評価も大きく変わります。
ぜひ参考にしてみてください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。