営業マンの心得6つ
営業マンの心得とはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
営業というのは商品を売るだけが仕事ではありません。あくまでも商品はあなたとお客様をつなげるツールの1つでしかないことを自覚するべきでしょう。
そこで今回は営業マンの心得をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
営業マンの心得とは
仕事に追われるのではなく、追いかけるのが営業マンの心得
仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
数字に翻弄される営業マンと、数字をコントロールする営業マンがいます。もうお解りかと思いますが、前者は売れない営業マン、後者はトップセールスマンです。
営業で実績を残したければ絶対に「先手必勝」ですよ!
出典 電通の鬼十則は「営業マンの心得にもなる」
営業というのは待っていても商品が売れることはまずありません。
常識にとらわれず、自分の頭で考え、どんどん行動していかないと、結果を残すことができないのです。
仕事を追いかけて、追いかけて、追いかけまくるのが営業マンだと言えるでしょう。
営業マンの心得は新人のときに学ぶとより成長できる
①焦(あせ)らず、慌(あわ)てず、一歩一歩着実に前進する。今日一日を大切にして、確実に今日も一歩前進する。
②新人の間は一生懸命、種をまく事に心がける。刈り取るのはずっと先だ。苦労の種をまかねば喜びの収穫は生まれてこない。あたり一面、種を撒き散らすのだ。スマートに二本足で立っていなくて四つん這いになって頑張る。
③売るのは商品ではなくて、自分自身である。自分を売らなければ商品は売れない自分の人間性を高めて、相手に訴えるのだ。お客から見て、魅力があるように常に自分自身を磨きあげる。
④大きな契約ばかりを狙わない。小さな契約を山と積み上げる。
⑤目標を決めたら途中で挫折せず、必ず目標に到達するまでやり遂げる。
⑥最初からあまり大きすぎて遠くて見えない目標をかかげず、努力すれば可能な近い目標を掲げる。それを達成すれば、次々と目標を大きく持って行くのが肝要。
出典 全ての企業に営業の心得が必要です
新人の営業マンというのは、右も左もわからないので、とにかく素直です。
素直であるがゆえに、知識ややり方、そして心得をどんどん吸収していきます。
中途半端な営業マンはたいてい、最初に手を抜いていたりして、営業マンとしての大切な心得を学ばずに年を重ねているものです。
結果的にうだつの上がらない嫌な先輩になるのがオチなので、早い段階で営業マンの心得を理解しておくことが大切になってきます。
営業マンは身だしなみが大切
営業マンの身だしなみの基本として「不快感・不潔感を与えない」ことがあります。これは営業マンが最低限クリアしなくてはいけないマナーですが皆さんの周りの営業マンはどうですか?
スーツやシャツがよれよれになっていたり、袖口や襟が汚れていませんか?髪型はどうですか?男性であれば鼻毛やひげはきちんと処理されていますか?女性であれば濃すぎる化粧や香水、きつい色のマニキュアなどをしていませんか?
意外と見落としがちなのが靴です。きちんと磨かれていますか?あまりくたびれた靴は貧相に見えます。
出典 トップセールスマンの心得 > 身だしなみ
身だしなみを大切にするというのは基本中の基本です。
営業うんぬんというよりも、ビジネスマンとして必ず気をつけないければいけないポイントだと言えるでしょう。
また、営業の身だしなみはTPOにも気を配らなければいけません。商品のターゲットが一般層なのに、高級なスーツや腕時計をつけて営業するのは、営業マンの心得を理解していない典型です。
清潔感とTPOにあわせた身だしなみは絶対に意識しておきましょう。
約束は必ず守るのが営業マンの心得
営業は会社との間で、売上を上げるという最も難易度の高い約束をしています。逆に言えば、売上を上げること以外は営業にとっては容易な約束でなければなりません。
売上以外のお客様との約束などを守れないようでは、最も難しい売上を上げる約束を守れるはずがありません。
お客様が初対面の営業に対して信頼を置 くか否かのポイントとなるのも、間違いなくこの「約束を守れる人か」ということです。
出典 営業マンの心得とは?
仕事であれば、プライベートであれば約束を守れない人間は絶対に信用されません。そして一度信用を失えば、取り戻すのにはとてつもない労力と時間が必要になります。
また、信用していない人間の言うことを聞くわけがありませんし、そんな人にお金を払おうとは思わないのは当然ですよね。
このように約束を破ることで信用を失うというのは営業マンにとって致命的だと言えるでしょう。
どんなことがあっても、一度約束したことは守る、そして守れない約束はしないのが営業マンの心得です。
立ち止まらずに行動し続ける
営業はお客様と接して、動いてナンボの世界です。つまり、動かなければ始まらないのです。
一方で、モノ余り時代の営業は、闇雲に動くのではなく常に考えて改善させて行くことも重要です。この相反する2つの事を同時に行えること、これこそができる営業が確実に身につけている習慣です。
足も頭も止めてはならないということです。
出典 営業マンの心得とは?
世の中は諸行無常です。
つまり、時代は常に滞留することなく、動き続けています。これが世の中の基本なのに、あなたが立ち止まっていては、あっという間に時代に取り残されていってしまうのは目に見えています。
これは営業だとなおさらです。
営業は行動して、はじめて得るものがとても多いですし、そうすることでしか積み重ねることができません。それが経験として後々に活きてくるというわけです。
営業マンの心得はとにかく楽しむこと
まず営業とは何なのかを意識することです。
営業という仕事自体は理解しているという人でも、理解しているつもりになっている可能性があります。そして仕事とは言え、その仕事を楽しめるくらいの気持ちでなければ営業の仕事は長続きしません。
楽しく仕事をして、自分を成長させていく。これが営業マンにとって必要な心構えです。
出典 営業マンとしての心構え
いかがでしょうか。
今回は営業マンの心得をご紹介してきましたが、参考になるものはあったでしょうか。
いくつかの心得がありますが、もっとも大切なのは営業という仕事を楽しむことです。これに勝るものはありません。
楽しみ方はその人の自由です。数字を積み重ねることに楽しみを覚えるのもいいですし、お客様とのやり取りを楽しむのもいいでしょう。
とにかく仕事を楽しいと感じることが、心の底からエネルギーを生み出し、次につながる原動力になることを忘れてはいけません。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。