腹黒い人の特徴や見分け方9つ

あなたは自分で腹黒い人だと感じているでしょうか。

腹黒い性格の人が「あなたは腹黒い性格ですか?」と質問されたとします。

そのとき彼ら、彼女らはこんな返事をするでしょう。

「腹黒かったらもっと人生うまくやってこれたかもしれませんね」

あるいは

「そんな器用なことできません」

中には

「はらぐろいって何ですか?」

という人もいるかもしれません。

返答が既に腹黒いのです。

でも腹黒い性格の本人たちは、腹黒い性格であることが悪いことだとはみじんも思っていません。

他人に迷惑をかけていませんし、それで丸くおさまることも多々あるからです。

自分の腹黒い対応を顧みて、争いを回避させ、自分の印象をアップさせるなんて、そんな得なことはないと考えることがあります。

腹黒い性格を周囲に秘めながら、腹黒い性格を誇りとするのです。

そこで今回は腹黒い人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

【目次】



腹黒い人の特徴とは

 

トイレで休憩する

 

完璧な笑顔、完璧な言葉遣い、完璧な立ち振る舞い、嫌いな相手にも嫌いという態度を見せません。

しかしそんな腹黒い人もひとりの人間です。

疲れはやってきます。

何の用もないのに「お手洗いに行ってきます」と立ち上がり、トイレのカギを締めて完璧スイッチを切ります。

たまりにたまっていた不満を心の中でさけびます。

あげっぱなしだった口角をおろして疲れをとります。

つかの間のリラックスの時間を大切にします。

そしてまた何事もなかったかのように皆の輪の中に戻っていきます。

 

とにかく同意、共感する

 

腹黒い性格の人は反論をしません。

自分と意見が食い違っていても、さも自分も同意見であるかのようにうなずき、共感し、話を進めていきます。

それで自分の思い通りに事がはこばなかったとしても、自分の評価が下がる方がよっぽど恐ろしいのです。



まわりくどく否定する

 
腹黒い性格の人は基本的に反論をしないと前述しましたが、どうしても相手に反対意見を言いたくなったとします。

そんなときでもすぐに言葉を発することはありません。

一呼吸おいて、まわりくどい否定を考えるのです。

まず相手の意見に共感し、視点をほめ、それからやっと「でもね・・・」と始まります。

そしてついつい「・・・って思ったけど、やっぱり撤回するね!」

とか

「・・・って、他の人が言ってたよ」

というようなことを最後に口走ってしまいます。

やっぱり自分の評価を下げたくないのです。
 

ほめ上手

 
腹黒い性格の人は、ほめることをとてもいいことだと考えています。

相手の気分がよくなりますし、無意識に自分に対する信頼関係も向上するからです。

腹黒い性格の人は不自然にほめたりしません。

少しでも肯定的な事実を拾って、そっとほめるのです。

相手からすると「この人はお世辞ではなく本当に自分のことをいいと思ってくれている」という気持ちになり、これがなかなか嬉しいのです。

やっかいなのは、悪気なく事実でないことも自然にほめてしまうので、相手に勘違いをされる場合があることです。

人を勘違いさせておとしめてやろうと考えているのではなく、純粋に相手を喜ばせたいだけなのですが。



表情が豊か

 
腹黒い性格の人が大事にしていることは同意と共感、と前にも述べました。

これが自分の意と反することであっても相手に伝えなくてはならないので、体全体で精いっぱい表現しようとします。

相手の意見にはめいっぱいの笑顔でうなずきます。

納得していなくても納得したかのようにうなずき、とりたくないメモをとるなんてこともあるかもしれません。

相手が怒っている時には一緒になって怒り、悲しんでいる時には一緒になって悲しみます。

その結果、腹黒い性格の人は表情が豊かであることが多いのです。
 

周囲の人に悪い噂を流す

 
人間関係は男性より女性の方が複雑な部分があって腹黒い人も女性の方が多いものです。

腹黒い女性は気に入らない女性がいると敏感に反応して突き落とそうとします。

しかし直接自分の手を汚すわけではなく周囲の人を上手に利用しながら巧妙に気に入らない女性を突き落としていきます。

腹黒い女性が気に入らないを突き落とそうとする時の方法は周囲に人に悪い噂を流す事で気に入らない女性の印象を悪くするように操作していきます。

それにより周囲の人に気に入らない女性は嫌な人だという事を印象付けようとして突き落としていきます。

それに腹黒い女性は気に入らない女性に対しても普通に接してくる事があるので気づかない事もあります。

しかし腹黒い女性は気に入らない女性に対していい気味だと思って腹の中で笑っているので注意しましょう。



同性と異性で接し方が変わる

 
腹黒い女性は男性の前ではいい格好を見せたいと思っています。

同性の女性の前では汚い言葉遣いをしたりしていますが、異性の男性の前では急に言葉遣いが丁寧になります。

また女性の前では自己中心的で自分さえ良ければいいと考えていますが、男性の前では気遣いが出来る女性に変貌したりします。

腹黒い女性は特に男性にどう見られているのかをすごく気にしている部分があるので男性の前だと露骨に態度を変えて印象の良い女性を演じるのです。

しかし他の女性は自己中心的で自分さえ良ければいいという態度も見てきているのでその変貌ぶりにはあきれてしまっていまい次第に距離を置く人も出てきます。

このように同性と異性で接し方が大きく変わる女性は腹黒い女性の可能性が高いので該当していたら注意した方がいいでしょう。
 

人の幸せを妬んで素直に喜べない

 
ある女性に結婚が決まったりすると他の女性は祝福するものですが、腹黒い女性は祝福する事は一切ありません。

まず結婚が決まった事に対して腹黒い女性は一人の方が気を遣わなくていいしお金を自由に使えるなど結婚を決まった事に対して間接的に否定します。

それで幸せになっている女性の機嫌を損ねる事に対しても快感を覚えています。

女性で結婚が決まるという事は他の女性にとっても影響力がある事なので腹黒い女性は嫉妬してしまうのです。

また腹黒い女性は心の中では自分が一番目立っていたいという願望もあるので目立っている女性を否定するのです。

結婚が決まったなど幸せの報告をした時に祝福してくれない女性は腹黒い可能性があるので注意が必要です。

また腹黒い女性の前では幸せオーラを出すのは控えておいた方がいいでしょう。



相手を支配しようとする

 
腹黒い女性は対人関係の中で自分が優位にしたいという傾向があります。

しかし腹黒い女性が能力が上回っているとは限らないので場合によっては優位に立てない事も出てきてしまいます。

普通の人なら深く考える事はありませんが、腹黒い女性は自分が優位に立てない事が我慢出来ません。

それで対人関係を築く時に自分の話だけ一方的にして相手の話は一切聞き入れないようにして相手を支配したがります。

腹黒い女性が相手を支配する時も巧妙で相手にメリットになる点を少しだけ与えるようにします。

それで支配する相手とWin-Winの関係を保とうとしますが、その中で腹黒い女性の方が優位になっているのもポイントです。

このように巧妙に相手を支配したがるのも腹黒い女性の特徴なので該当する女性がいた時は距離を置いた方がいいでしょう。
 

腹黒い人かどうかの見分け方

 

自分を肯定するために他人を利用していないかどうか

 

腹黒い人は、自分を凄い人間であると見せようとするために、他人を卑下したり、馬鹿にしたりする傾向があります。

自分自身の価値というものはそう簡単には変わらないため、周囲の他人のレベルを落とす事で、自分を相対的に良く見せたいと思うわけですね。

本来であれば、自分の価値は自分が一番よく知っているはずなので、自分で自分を凄い人間だと思っているのであれば一々アピールする必要もありませんし、逆に大した事のない人間だと思っているのであればそれ相応の努力を惜しまない事でしょう。

ですが、腹黒い人の基本的な思考として、なるべく楽をして自分の望むものを得たいという部分がありますので、自分が努力をしてレベルを上げるより、他人を貶めて相対的に自分を良く見せるという方向にいきがちです。

勿論、そのような事をしても自分の絶対的なレベルが上がるわけではありませんので、そのような手法で騙す事のできる人は限られますが、一定層には確実に効果があるという事を腹黒い人はよく知っています。

なお、楽して成果を得るという事は必ずしも悪いことではなく、あくまで手法の問題という事です。

 

腹を割って話せるかどうか

 

腹黒い人は、自分の本心を曝け出してもメリットは特にない事を知っているため、そう簡単には本音をさらけ出しません。

そのため、使う言葉が少々薄っぺらく、あまり他人の心に届かない傾向があります。

人間誰しもTPOはわきまえなければいけませんし、不意の失言で身を崩してしまう事もあるため、言葉には気をつける必要があります。

ですが、本音を曝け出す事で深まる仲というものも確かに存在しますし、そういった時には腹を割って語り合うのがTPOに相応しいとも言えるでしょう。

そういった場合においても普段と変わらず表向きの言葉しか発さない場合は、その人は腹黒い人である可能性が高いかもしれません。

ただ、例えば飲み会で他人の悪口大会になった場合等はその限りではありません。

世の中には、他人の悪口を言うという事に抵抗を持っている方もいらっしゃいますので、そういった方が悪口大会に参加しないのは、その信条からかもしれませんし、もしかしたら本当に嫌いな人がいないのかもしれません。

そういった場合は、その人は腹黒いどころか、普通に良い人であると言えるでしょう。

 

誰にでも同じ態度で接しているかどうか

 

腹黒い人の特徴として、接する相手によって態度が変わるといったものが挙げられます。

例えば、自分にとってメリットのある人間関係には下手に出て気に入られようとしますが、そうではない人間関係は少々雑に扱う等でしょう。

腹黒い人というのは、人間関係においても自分にとって得があるかどうかを考えて行動しているため、結果として人によって態度が変わるといった傾向があります。

そのため、腹黒い人を見分けたいと思うのであれば、その当人がどんな人にも変わらない態度であるかどうかを見る事が重要です。

ただ、親密な相手には砕けた口調で話し、上司や取引先には敬語で話す、といったくらいでは態度が変化しているとは言い難く、これだけでは腹黒いかどうかは判断がつきません。

大事なのは、普段はいい人そうに見えるのに、自分と利害関係のない人間、若しくは自分よりも立場が下の人間に対し、変に上から目線になっていないかどうか等といった点です。

勿論人間ですので、体調が悪かったりたまたま気分が悪かったりという事も有りえますので、できれば長期的に判断した方が正確性が増すでしょう。

 

腹黒い人の心理を知ろう

 
いかがでしょうか。

若干極端な例も挙げましたが、腹黒い性格の人に見られる特徴をいくつか述べました。

そんなばかな!と思った方も、腹黒い性格の人の術中にはまっているかもしれません。

(本人たちは術をかけている意識はないのですが。)

実はあの人が腹黒かった!という事実が潜んでいる可能性があります。

ただ、腹黒い性格の人がいるから争いが起きずに済んでものごとが平和に解決したり、意見がまとまったりすることがあるということを忘れないで下さい。

京都人に腹黒い性格の人が多い理由は、夏は暑く冬は寒い気候の中でも、近所づきあいを大切にして助け合おうとする昔の人の知恵が存続してきたためだといわれています。

そして腹黒い性格の人たちは計算して腹黒いのではなく、その場を気遣ってついつい腹黒い対応をしてしまうのです。

偉い人の前だと緊張して最上級の気配りをしようとしますよね。

好きな人の前だと声がワントーン高くなり自分をよく見せようと頑張りますよね。

腹黒い性格の人も同じで、場を和ませるために、ついつい意に反する行動をとってしまうのです。

(たまに自分の評価をあげるために頑張ることもありますが。)

そんな様子を見かけたら、無理はしていないか聞いてあげたり、本音を引き出してあげたりしてください。

腹黒い性格の人が、腹のうちを明かしてくれるかもしれません。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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