生活力をつけるには一体どうすれば良いのでしょうか。
そもそも生活力とは何なのか?
一般的には社会的に生活していくための姿勢であったり、エネルギーだったりすることをさし、時には経済力の大きな枠組としても使われたりもします。
そう考えるとなんとなく生活力がある人とそうでない人とではイメージが変わってくるものです。
そこで今回は生活力をつける方法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
生活力をつける方法
安定した経済力が得られるようにする
生活力とは社会生活を営む上で必要になる能力のことです。
経済力はもちろんのこと、私たちが実社会で生活していく中で生きていく力のことを差します。
生活力が高ければ高いほど色々な問題が生じた時に自分の力、能力で切り抜けていくことが可能です。
安定した生活を送っていても何が起こるか分からない昨今、男女問わず生活力を鍛えて先の未来に備えておきましょう。
まず生きていくためにはお金が必要です。
生活の基盤を整えるためにも経済的に安定した収入を得られるようにしなければなりません。
女性は結婚すれば家庭に入る人も多いのですが、もし夫に何かあった場合妻である女性が家族を養っていくことになります。
何があってもいいよう資格取得に励むなどして手に職を付けるようにしておくことをお勧めします。
1人暮らしは生活力を得るには絶好のチャンス
生きていく上で衣食住も大切な要素です。
衣食住を充実させるためにも一通りの家事能力も生活力の1つでしょう。
結婚しても共働きの家庭が増えている現代、男性にも一定の家事能力があることが求められます。
この家事能力を付けるためには一人暮らしをすることが一番手っ取り早い方法と言えます。
特に一人暮らしをすれば物件選びや生活に必要な公共料金の契約など、実家にいれば体験できないようなことが多く待ち構えています。
掃除や買い物、料理などの家事も自分が行わなければいけないので嫌でもある程度の家事能力を身に着けることが可能です。
規則正しい生活こそが鍵
生活力とは何も難しいことではありません。
日々の生活を規則正しくするだけでも自然と生活力は身に付いていきます。
睡眠時間は毎日バラバラ、食生活が不規則、家事はおざなりで仕事も与えられたことだけを惰性でやるだけ、それでは何も成長せずに日々を送っているだけではないでしょうか。
生きていくためには知識も必要です。
今何が起こっているかニュースを確認するだけでも違ってきます。
またライフスタイルの変化に応じてアナタの交流もより幅広いものになっていきます。
それに対応出来るコミュニケーション能力を身に付けるためにも周りの人との交流を大切にしていきましょう。
生活力を身に付けるためにはまず日々の生活を見直してみて下さい。
ただ惰性で生活するのではなく意識して一つ一つの行動を行い、決断することが重要です。
お金の使い方を考える
経済力をつけることはもちろん生活力を上げるうえで大切なことですが、ただ単に収入を増やすことだけを考えてはいけません。
得たお金をどう回していくのかが重要なのです。
まずは家計簿をつけ始めましょう。
毎月一定金額を貯蓄に回せるようにしたあと、残ったお金をどのように使っていくのかを考えていきます。
それほど頭を固くする必要はありませんが、お金を使うときに本当に必要な出費かどうか考えていく癖をつけていけばお財布に余裕が出てきますし、その分旅行をしたり美味しいものを食べに行ったりと自分に投資することができるようになりますよ。
お金の使いかたを覚えていきましょう。
臨機応変な対応ができる柔軟性を身に付ける
こうと決めたらその通りしか動くことのできない人は、何かと損をしてしまいます。
人間関係に対してもそうですが、悩みごとを抱えたときにもどんどん深刻になっていき、アドバイスを聞き入れられずに深みに嵌っていってしまうタイプが多いんです。
思考がネガティブに陥りやすかったり、コミュニケーションがうまく取れないでいると生活力が落ちていってしまいます。
もっと肩の力を抜いて、思考が凝り固まらないように柔軟な考えかたを身につけていきましょう。
とくに結婚をしたあと、夫婦に必要になるのは忍耐です。
些細なことですれ違ったり喧嘩をすることもあるでしょうが、自分の考えばかりを主張するのではなく相手の意志を尊重することも大切になります。
あんまり頭でっかちにならないように気をつけてください。
見た目だけに捉われないようにする
人も物も、見た目よりも中身を重要視して本質を見る力をつけていくことが大切です。
一見派手に見えて手元に置いておけば自分が輝いて見えるようなものであっても、本当にそれは必要なものでしょうか。
重要なのは、自分を高めてくれる人や物を大事にすることです。
人を見る時は外見にばかりに気を取られないようにすること、物は流行っているとかカッコいいからとすぐに飛びつかずに、もっとしっくりと来る別のものがあるのではないかと冷静に判断できるようになってください。
買い物でも生活でも恋愛でも同じことが言えますよ。
何かひとつだけ作れるようにする
生活力はつけようと思って直ぐにつくものではありません。
やはり地道に少しずつでも努力を重ねていくことで自然についてくるのです。
そうなるとまずは生きるために必要な「食」を考えてみましょう。
生活力が無い人はまず料理はできません。
そこを頑張ってひとつ作れるようにすると生活力は上がります。
目玉焼きでも、玉子焼きでもゆで卵でも良いです。
ただしネット等で調べて完璧に作れるようにするしましょう。
そうすることで物事をなんでも諦めてしまう感覚を少しずつでも良い方向へもっていき生活力をアップさせるのです。
自分でお金を稼いでみる
生活力イコールお金といっても過言ではありません。
人は生きるためにお金を稼いでいるのです。
しかし生活力の無い人は直ぐに他人に頼ってしまうのです。
誰かしらが助けてくれるから良い、と心の奥底で考えているので自分でお金を稼がないのです。
しかしお金は労働の対価として手に入れるモノです。
働くことは大変でも、お給料を貰えれば嬉しいです。
その喜びを知るためには、まずアルバイトからでも良いので始めてみると良いでしょう。
働いてお給料をもらうことがどれ程大変かわかれば周りに頼るのが恥ずかしくなるはずです。
何か植物を育ててみる
生活力が無いのであれば一人ではとても生きていけません。
誰かしら世話をしてくれる人がいるのなら良いのですが、親はどうやっても先にいなくなってしまいます。
そうなる前に少しでも生活力をつけていきましょう。
自分の事ができないのであれば、まず何か育ててみましょう。
花でも野菜でもハーブでも良いです。
種や苗から育てて花が咲いたときの喜びや、実がなったときの喜びを一度でも体感してみると、命の尊さや一生懸命生きることの美しさに気がつくはずです。
本当に少ずつ、まずは自分以外に目を向けてみましょう。
生活力をつける方法のまとめ
- 安定した経済力が得られるようにする
- 1人暮らしは生活力を得るには絶好のチャンス
- 規則正しい生活こそが鍵
- お金の使い方を考える
- 臨機応変な対応ができる柔軟性を身に付ける
- 見た目だけに捉われないようにする
- 何かひとつだけ作れるようにする
- 自分でお金を稼いでみる
- 何か植物を育ててみる
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。