社会人で友達がいないのは普通!その理由を徹底解説!
社会人になると友達がいなくなるという話をよく聞きますが、それはなぜなのでしょうか。
学生時代にはたくさん友達がいた人でも、社会人になると一気に友達がいなくなるケースも少なくありません。
ここでは、社会人で友達がいないのは普通なのか?について見ていきたいと思います。
また、友達がいないメリットやデメリット、友達が欲しい社会人がやるべきことについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
社会人で友達がいないのは普通と言われる理由
学生時代は多くの友達に囲まれていた人でも、社会人になった途端に友達と疎遠になるケースは少なくありません。
実際にそういう人は多く、社会人で友達がいないのは普通、珍しくないと言われる始末。
それはなぜなのか、理由をまとめてみました。
生活リズムが変わるから
学生から社会人になると、それまでとは生活リズムが一変するという人も少なくありません。
遅刻なども許されませんし、慣れない仕事をする緊張感もあるでしょう。
新しい生活に慣れることが最優先になるので、友達に連絡をしたり遊びに行ったりする時間がとれなくなるのは、決して珍しいことではないのです。
環境が変わるから
生活リズムが変わることと似ていますが、学生と社会人では自分の周りの環境も大きく変わることになります。
一人暮らしを始めたり、地元を出るという人もいるかもしれませんね。
環境が変わるのは楽しみな反面、不安もあるもの。
それは自分だけではなく友達も同じなので、タイミングがズレていくのでしょう。
余裕が無くなるから
社会人になりたての頃は、覚えることが多くて目の前のことにいっぱいいっぱいになってしまいます。
数年経てば自分が先輩になったり、新しい仕事を任されるようになるなど、やはり覚えることは多いです。
仕事には終わりがなく、次から次へと新しいことを覚える必要があるため、友達付き合いをする余裕がないのでしょう。
単純に忙しいから
学生のうちは好きなことをして過ごしていても、社会人になるとそうもいきません。
仕事は責任が生じるので、引き受けた以上はきちんとやらなくてはいけませんよね。
業種によっては、月末や年末、年度末など繁忙期があることもありますし、忙しすぎて仕事以外のことが手につかず、友達と疎遠になるケースもあるでしょう。
毎日顔を合わさなくなるから
そして、学生の頃はわざわざ連絡を取り会わなくても、学校で毎日顔を合わせていました。
そのため、あえて約束をする必要などなかったわけです。
しかしお互いに社会人になって生活リズムも行動範囲も変わってくると、会おうとしなければ会うことはできません。
この気持ちの変化が、友達がいなくなる理由だと言えるでしょう。
友達ができない社会人の特徴
学生時代の友達とは疎遠になったとしても、昔からの知り合いだけが友達というわけではありません。
社会人になってから、新しく友達を作るのもありですよね。
しかし、新しい友達もできない人もいて、そういう人には以下のような特徴があります。
距離が近すぎる
社会人になったにも関わらず、学生時代のときと同じノリで接してくる人がいますよね。
学生のようなノリやテンションは、社会人からは疎まれることが多いです。
つまり、学生時代に誰とでも仲良くなれるような馴れ馴れしい人、距離感が近い人ほど、社会人になってからは友達ができない傾向にあると言えるでしょう。
自己中心的
社会人云々以前の問題ですが、自分のことしか考えていない人は新しく友達を作るのは難しいと言わざるを得ません。
特に社会人になると、仕事を通じて知り合う人が大半であるため、みな「同僚の延長」という間隔から始まります。
このとき、自己中心的な人は関わったらめんどくさいと思われるため、友人に発展せずに終わることが多いのです。
余裕がない
社会人としての責任を全うする、と意気込むのは良いですが、目の前のことしか見えなくなる人は友達作りに向いていません。
余裕がないと、普段見えるものも見えませんし、仕事以外のことをする時間もありませんよね。
こうなると視野を広げることができないので、新しい人との関わりを持つチャンスを作ることができないのです。
無意識に相手を見下す
本人にそういうつもりはなくても、人を見下したり小馬鹿にした言い方をしてしまう人も少なくありません。
本人はノリや冗談のつもりでも、言われた方はイラッとするもの。
無意識である分厄介なのは言うまでもなく、この先直ることもないんだろうなと見限られてしまうと、友達になりたい人など誰もいないのは火を見るよりも明らかですね。
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やることが多すぎる
そして、今現在やるべきことで溢れている人も友達ができません。
なぜなら、単純に友達付き合いをする時間が取れないからです。
優先順位をつけて行動するのは良いことですが、見栄を張って仕事を請け負いすぎてしまうと、自分ではどうにもならなくなってしまい、毎日仕事に追われるだけの日々になってしまうでしょう。
社会人で友達がいないメリット・デメリット
社会人になってから友達がいないととても悲しい人のように思えますが、本当にそうなのでしょうか。
確かに友達がいないと寂しいですが、それだけではありません。
社会人で友達がいないことには、実はメリットもあるのです。
メリット
人間関係での悩みが減る
友達がいるのは良いことですが、その分悩みが増えることも忘れてはいけません。
人間関係の悩みというのは、友達が多ければ多いほど起こる可能性があるもの。
そして、これ以上にめんどくさくて厄介なことはありません。
社会人になって友達がいなくなると、必然的に人間関係のトラブルに巻き込まれることがなくなりますので、これは大きなメリットと言えるでしょう。
時間を有意義に使える
友達と過ごす時間は楽しいかもしれませんが、楽しいことばかりではありません。
たとえば悩みがあるからと呼び出されたり、疲れていても遊びに行ったり、前もって会う約束をしておいたりしますよね。
嫌なら嫌と断れば済む話ですが、それが難しい場合は時間を無駄に使うことになります。
友達がいなければ、時間を有意義に使うことができるでしょう。
自分らしく過ごせる
そして、友達がいないメリットには「人に合わせなくて済む」ことがあります。
友達がいると、当然ですが自分の好きなことばかりするわけにはいきません。
時には自分の本心とは違うことをしたり、自分を偽ることもあるでしょう。
友達がいなければ、いつでも自分らしくストレスなく過ごせるということも、大きなメリットの一つです。
デメリット
寂しい
社会人で友達がいないと、ふとしたときにものすごく大きな寂しさに襲われることもあります。
たとえば休みの日に何の予定もない、恋人もいない、SNSで充実した人の投稿を見ているときなど、言葉にできない寂しさが募ることもあるでしょう。
自分には誰もいない、1人なんだという気持ちになってしまうのは、友達がいないからだと言えますね。
自己肯定感が下がる
友達の数で自分の価値が決まるというわけではありませんが、そういう風に捉えている人も少なくありません。
誰かと比べて、自分には友達が誰もいない、自分のことを必要としてくれる人が誰もいないと落ち込むこともあるでしょう。
「友達がいない」ことにより、自己肯定感がどんどん下がってしまうこともあるのです。
相談相手がいない
そして、社会人で友達がいないと、いざというときに頼れる人がいなくなってしまいます。
仕事の悩みがあったとき、同じ職場で働く人には相談しにくいこともあるでしょう。
そういうとき、とりあえず話を聞いてくれる人がいれば良いのですが、友達がいないと誰にも相談することすらできません。
これは人によってはデメリットと言えるのではないでしょうか。
友達がいなくても幸せな社会人の特徴
社会人で友達がいないメリットとデメリットについてお話しましたが、それらをどう捉えるかは本人次第。
実際、友達がいなくても幸せに過ごしている社会人もたくさんいますからね。
友達の有無に関わらず、幸せな社会人の特徴はこちらです。
一人が好き
元々誰かと一緒にいることよりも、1人で過ごすことが好きという人にとっては、友達がいないことは何の苦にもなりません。
こういう人は、職場で話せる人はいるものの、プライベートにまで介入してくる人がいないというだけなので、仕事中も特に困ることはないのです。
1人が平気な人は、友達がいなくても幸せに過ごしていることが多いでしょう。
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趣味が多い
何かをするときに「誰かと一緒」じゃないと不安だという人は、友達がいないと怖くてたまらないのでしょう。
しかし、知り合いがいなくても自分の好きなことをしているという趣味の多い人は、友達がいなくても幸せに過ごしています。
趣味が多ければ仕事以外の時間も有意義に使えますし、寂しいと感じることもありませんからね。
推しがいる
趣味が多いこととも似ていますが、自分にとってかけがえのない存在がいる人も、友達がいなくても何とも思いません。
たとえばアイドルや2次元の推しがいるという人は、友達付き合いに使うお金や時間を推しに使える!とポジティブに捉えることができています。
推し活は仲間と一緒でもできますが、一人でとことんやりたいという人も多いですからね。
それでも友達が欲しい社会人がやるべきこと
友達に関する考え方は人それぞれですが、やっぱり社会人になっても友達が欲しい!という人もいるでしょう。
昔からの友達と疎遠にならないようにしたり、社会人になってから新しく友達を作るには、以下のことを試してみてください。
定期的に連絡を取り合う
社会人になっても友達が欲しいのなら、学生時代の友人と疎遠にならないようにしましょう。
この先もずっと関わっていきたいと思える友人がいるのなら、あなたから「関わりを途絶えさせない努力」をしなければなりません。
社会人になってからも定期的に連絡を取り合うなどして、関係を続けていくことが大切です。
フットワークを軽くする
社会人になってからの友達作りは、待っていたのではうまくいきません。
自分から積極的に行動しなければ、新しい友達を作ることなどできないでしょう。
普段行かないところまで足を伸ばして行動範囲を広げたり、会社の飲み会などにも積極的に参加するなどして、自分から人との関わりを増やしていくことが大切ですよ。
視野を広げる
そして、社会人になってからの友達作りに欠かせないのが、視野を広く持つということ。
目の前しか見えていない人には、新しい友達を作ることなどできません。
また、過ぎたことや終わったことに囚われずに前を向いていることも、友達作りには重要なポイントなので覚えておいてください。
視野を広げ、普段は見ないところまで目を配ることが大切なのです。
まとめ:社会人になって友達がいなくなる人は意外と多い
学生から社会人になると、一気に自分も周りも環境が変わります。
その環境の変化に慣れるまでは、どうしても友達のことは後回しになってしまうもの。
そのため、社会人で友達がいないのは割と普通のことであり、あなただけではないのでそこまで気にしなくても良いでしょう。
また、休みの度に集まって騒ぐだけが友達ではありませんし、社会人になったことをきっかけに、友達との距離感や関わり方について見直してみるのも良いかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。