仕事できない人をかばう上司の心理とむかつく時の対処法を徹底解説!

あなたの職場にも、周りと比べてやたら仕事のできない人はいませんか。

仕事のペースや得手不得手は人それぞれであるため、仕事のできない人がいるのはおかしなことではありません。

しかし、上司が仕事のできない人のことばかりかばっていると、途端にイライラしてしまうもの。

ここでは、仕事のできない人をかばう上司について見ていきたいと思います。

また、対処法や考え方などについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。



仕事できない人をかばう上司の心理

仕事ができない人、周りと比べて遅い人というのはどの職場にも一人はいるもの。

そして、そんな仕事のできない人をかばってばかりの上司がいる職場もあります。

なぜ仕事のできない人をかばうのか、上司の心理を見てみましょう。

あなたより先輩だから

仕事のできない人というのが、あなたよりも年上で先輩にあたるという場合、上司はあなたがその仕事ができない人を邪険に扱うのが許せないのかもしれません。

「先輩を敬うべき」という習慣が、上司の中にはあるのでしょう。

それは分からなくはないですが、だからといって仕事のできない人のことをかばってばかりだと、嫌になってしまいますね。

年下に負けるのは可哀想

あなたが仕事のできない人と比べて明らかに「仕事ができる人」であり、周りも同じように感じていると、仕事のできない人の味方につく上司もいます。

上司自身もあまり仕事のできるタイプではなく、年下に先を越されるのが悲しかったので、仕事のできない人を可哀想と感じているのかもしれません。

やめられたら困る

たとえば会社に人が足りなかったり、仕事のできない人が知り合いの子供だったりなど、何らかの理由があって上司がかばうケースもあります。

なぜなら、上司はその人にやめられたら困る理由があるから。

たとえ仕事ができなくて周りが困っていたとしても、やめられるよりはマシだと思っているのでしょう。

コネがあるから

仕事のできない人が重役の知り合いであるなど、いわゆるコネ入社だった場合にも、上司は仕事ができなくてもその人をかばうようになるでしょう。

その人には間違いなく会社とのコネがありますし、その人をかばえば自分も昇格できるかも…という期待を抱いているのかもしれません。

頑張っているから

そして、情に流されやすい性格の人の場合、仕事ができなくて結果を出すことができていなくても、頑張ってるなと思えばかばってしまいます。

確かに頑張ってる人のことは応援したくなりますが、それとこれとは話は別。

頑張りだけでどうにかなるほど、現実の仕事は甘くありません。



仕事できない人をかばう上司の特徴

誰もがみな、仕事のできない人をかばうわけではありません。

中には、仕事ができない人のことを早々に切り捨てる人もいるでしょう。

以下のような特徴のある人は、仕事のできない人のことも見捨てられず、かばってしまうことが多いです。

年功序列を重んじる

仕事のできない人をかばう上司は、会社は実績よりも年齢で待遇が変わるべきだと考えています。

いわゆる年功序列を重んじるタイプであり、たとえ仕事ができなくても、この会社に長く勤めている方、年上の方を敬うべきだと思っているのでしょう。

年功序列という考えが頭の中にある人は、仕事ができない人をかばうことが非常に多くなりますよ。

平和主義者

たとえ小さなことであっても会社の中で揉めると、取り返しのつかないほど大きな問題になるケースも多いです。

仕事のできない人をかばう上司は、とことん平和主義者。

自分の管轄する中でトラブルを起こしてほしくないので、仕事のできない人がいても叱ることなくかばってしまいます。

それによって不満を感じる人が出ることには、気づいていないことが多いでしょう。

視野が狭い

目の前のことしか見えなくなってしまうと、本当に大切なことを見落としてしまうとよく言います。

仕事のできない人をかばう上司がまさにこれで、視野が狭くなっているため、根本をみることができません。

仕事のできない人をこの場でかばうだけでは何の解決にもならないことに、気づいていないのです。

エコヒイキする

たとえば仕事のできない人とは異性の上司がかばってばかりの場合、公私混同しているケースもあります。

本人にはそんなつもりはなくても、仕事ができない人が自分のお気に入りであるため、無意識にかばっているのでしょう。

普段からエコヒイキすることのある上司には、この傾向が強いと言えるかもしれません。

自己愛が強い

そして、仕事のできない人をかばう上司は、自己満足のためにしているというケースもあります。

仕事のできない人というのは、職場では役立たずですから、周りから疎まれたり避けられたりするもの。

そういう人をかばうことで、「仕事のできない人もかばえる自分って良い奴」だと自画自賛しているのでしょう。



仕事できない人をかばう上司がいる会社の特徴

仕事のできない人には、かばうのではなく効率の良い仕事のやり方を教えてあげる方が得策です。

しかし、仕事のできない人をかばう上司がいる会社というのは、「仕事を教える」ことをあまりしません。

仕事のできるできないではなく、年齢を重視する傾向にあるでしょう。

実績より年齢、年数を重視

会社によっては、実力や実績が必ずしも重視されるとは限りません。

年齢や継続年数を重視しているところもありますよね。

仕事のできない人をかばい、仕事のやり方を教えない上司のいる会社は、大抵が年功序列だと言えるでしょう。

仕事のできるできないではなく、年齢が上の人の方が偉いのです。

人の入れ替えが激しい

人の入れ替えがほとんどない、人が辞めない会社も良くないと言われますが、あからさまに人が辞めていく会社も当然ですが問題があるのは明らかです。

人の入れ替えが激しいということは、多くの人が会社の方針ややり方に不満を抱いているということ。

仕事のできない人をかばう上司に、不満がない人などいませんからね。

正当に評価されない

仕事のできない人をかばう上司がいる会社は、実績や仕事量などで社員の評価をしていません。

評価に影響するのは年齢や勤続年数だけであり、仕事の内容は関係ないのです。

そのため、多くの社員からは「正当に評価してもらえない」「仕事のできない人と同じ給料なんてバカげてる」と思われているでしょう。



仕事できない人をかばう上司への対処法

もし、身近に仕事のできない人をかばう上司がいて、そのしわ寄せが自分のところに来ていたらどうすれば良いのでしょうか。

正直うんざりしてしまいますが、仕事のできない人をかばう上司には、以下のような方法で対応していきましょう。

理由を聞く

仕事のできない人のことをかばうのは、一体なぜなのでしょうか。

もし、何らかの理由があるのであれば、説明してほしいと思うのは当たり前のこと。

その理由が正当なものであったり、納得できるものであれば上司への見方も変わりますよね。

ダメ元でもかまわないので、一度上司にはっきりと尋ねてみることをおすすめします。

別の人に相談する

あなたにとって、おそらく直属の上司は「当てにならない」「頼りにならない」存在なのでしょう。

仕事のできない人ばかりかばっているのですから、そう思うのも仕方がありませんよね。

その上司に現状を相談しても無意味ですので、もっと上の人など他の人に相談してみると良いかもしれません。

自分のやるべきこと以外やらない

上司が仕事のできない人をかばうのであれば、あなたも「自分の仕事以外やらない」を徹底するのもあり。

仕事のできない人を上司がかばうことで、周りの仕事が増えるのは納得できませんよね。

だからこそ、自分が本来やるべきことだけ片付けておき、仕事のできない人がやるはずだった仕事を手伝うのはやめましょう。

仕事を振られても断る

自分のやるべきことだけやることと似ていますが、上司が仕事のできない人がやるはずだった仕事を他の人に回してきたら、きっぱりと断りましょう。

「自分の仕事がある」ことを理由に、はっきりとできないと伝えることが大切です。

周りが一丸となって振られた仕事を断るようになれば、上司も対応の仕方を変えるかもしれませんよ。

転職を考える

そして、何をしても無駄だと悟ったのであれば、時期を見て仕事を辞めることも検討しましょう。

仕事のできない人、それをかばうだけの上司に振り回されていたのでは、あなたが本来やりたい仕事もできなくなってしまいます。

それでは本末転倒ですから、区切りのいいタイミングで転職も視野に入れてみてください。



仕事できない人をかばう上司にむかつく時の考え方

仕事のできない人が会社にいること自体は、ある程度仕方がない部分もありますよね。

その人をかばってばかりで仕事ができるように教えるわけでもないとイライラしてしまいますが、そういうときこそポジティブに考えていきましょう。

上司も仕事ができないから仕方ない

仕事のできない人をかばってばかりの時期にむかついたら、上司のことも同類だと思うようにしましょう。

上司も仕事ができないから仕方ない、お互いに傷を舐めあっているだけだ、と心の中でけなすのです。

実際に口に出してしまうと問題ですが、心の中で思っているだけなら何の問題もありませんからね。

上司に押し付ける方法を考える

仕事のできない人をかばう上司は、「本来仕事のできない人がやるはずだった仕事」を誰かが代わりにやっていることに気づいていません。

あなたや周りの人が手分けして仕事をこなしているのでしょうが、何とかしてこれを上司に押し付ける方法を考えてみましょう。

同じようにむかついている仲間と一緒に、増えた仕事を上司に押し付ければスッキリするのではないでしょうか。

いないものと思うようにする

仕事のできない人をかばう上司にむかついたときこそ、あえて気にしないようにすることをおすすめします。

おそらくその上司は仕事ができず、いても役に立つことはありません。

最初からいないものとして捉えておき、仕事のできない人のことを何か言われても「分かりません」「私にはできません」を貫いてしまえば、最終的に困るのはかばった上司になるはずです。



まとめ:仕事のできない人をかばうだけの上司はダメ上司!

職場という小さな社会において、仕事のできない人はどうしても浮いてしまったり、周りから疎まれる存在になってしまいます。

だからこそ、そういう人をかばう上司がいること自体は決して悪いことではありません。

しかし、仕事のできない人をかばうだけで仕事ができるように指導しないのであれば、それは典型的なダメ上司。

残念ですが、このタイプの上司に期待しても無駄なので、早々に見切りをつけて転職なども視野に入れていくと良いでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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