歯科助手を辞めたい理由7つ

今、歯科助手として働いているけれども、そろそろ辞めたいと考えている・・・なんてことになっていないでしょうか。

一般的に歯科助手として働く人は仕事が長続きする人と、一週間程度ですぐに仕事を辞めてしまう人がとても顕著な職業です。

周りからみればそこまで忙しくなさそうだし、落ち着いて仕事もできるので不満が少ない仕事だと思われがちです。

しかし、やはり歯科助手を辞めたいと思う理由はいくつか存在します。

そこで今回は歯科助手を辞めたい理由についてご紹介していきますので、ぜひあなたにも当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。



歯科助手を辞めたい理由

歯科助手を辞めたい1 歯科助手は未経験でもOKだから

歯科助手の仕事は、辛いことも多く離職率が高い職業の一つです。

あまり世間では知られてはいませんが、歯科助手の職業は国家資格が必ず必要という訳ではありませんから、アルバイトや未経験でもすぐにスタートできる職業です。

未経験でもOKとは言え、仕事を始める上では専門知識がどうしても必要になってきます。

先生に「あれ、取ってきて」と言われてもどれを求めているのか、未経験ではさっぱり理解できない、治療の補助手順が全くわからないというのが第一の原因でしょう。

どんな仕事も慣れが必要と言うものの、元々、気軽に始められる訳ですから医療に詳しくなくても当然です。

その葛藤があるのが歯科助手なのです。

歯科助手を辞めたい2 個人医院ならではの悩み

個人医院ならではの悩みが多いことも歯科助手の特徴の一つです。

同僚の存在が数名しかいないことも多く、彼女たちもまた、忙しさのあまりバタバタした日常を繰り返し、教えてあげたいけど余裕がないことが原因の一つです。

患者さんに一緒についているわけではない為、サポートできないことも多いなどが考えられます。

また、小さな医院ではあなた1人しか歯科助手がいないケースもあるでしょう。

ちょっとした不満が溜まっても、口にできない、解消できないことも辛いことかもしれません。



歯科助手を辞めたい3 治療することが重い

歯科医院によっては何も知識がない助手がこんな治療をしてもいいの?と思わずびっくりするような治療までさせる歯科医院があります。

責任の重さに気持ちの整理ができずにいることもあるようです。

真剣に医療に取り組みたいと思うなら、努力を続けることで半年が経てば職場にも慣れて先生のサポートもできるようになるでしょう。

けれど、こんなはずではなかったと思うなら、転職する方法も検討する方が良いかもしれません。

辛いと感じているなら一度、先生に相談することが良いでしょう。

診療時間外に専門知識についてもっと教えて頂けるなど改善があるかもしれません。

歯科助手を辞めたい4 人間関係に行き詰る

歯科助手は、女性が多い職場です。

男性といえば医院長や技工士さんで、ほぼ女性だけといっても過言ではありません。

ここで大変なのが人間関係です。

女性同士なので僅かなことで関係にヒビが入ったり、派閥ができたりと傍から見るよりも意外と大変なのです。

派閥に加わらなければいいのですが、チームプレイでする仕事なので、なかなかその環境の中、一人でそつなく仕事をこなすことは難しく、人間関係でうんざりして辞めるという選択肢を選ぶ人が多いです。

誰に対しても同じ態度で真面目に仕事に取り組めば、結婚後も長く続けていける人気の職場です。

慣れれば都ですが、揉め事に巻き込まれると地獄です。



歯科助手を辞めたい5 腰を痛める

歯科助手は、受付や電話応答といった、いっけん華やかな業務ばかりに見られがちですが、

清掃や治療後の後片付け、先生や衛生士さんの治療のアシスタント業務など、腰を酷使する仕事が多く地味に腰痛を引き起こすことの多い職業です。

例えば、治療中に患者様の溜まった唾を吸いこんだり、歯を削る時に飛ぶ粉末を専用の吸引機で吸うなど、腰を屈めることが多く、それが長時間伴うにつれて次第に大きな痛みへと変わっていきます。

腰痛があまりに酷い人はコルセットを巻いて勤めている人もいます。

途中で余程の痛みを生じた場合、仕事にならないので変わってもらうこともできますが、

基本1人の患者様に1人のアシスタントが付くので、辛い状態も我慢して業務を行うことがほとんどで、その結果ヘルニアなどの腰の病気を患い仕事を辞めて行く人がいます。

歯科助手を辞めたい6 歯科医師との相性

歯科助手は歯医者の立場的には、先生、衛生士、技工士の次の一番低い立場にいます。

先生の方針に従うことが当たり前なのですが、なかにはあまりにも身勝手な方針や言動をいう医院長がいて、それに対して不満を抱く歯科助手は少なくありません。

同じ立場の者同士がいれば、歯科助手同士で気持ちを分かち合うことができるのですが、歯科助手が1人だった場合、ずっと言いたいことも言えずに我慢の限度を超えた時に辞めていく人がいます。

チームプレイだからこそお互いを尊重できればいいのですが、そこには立場や権力があるので、どうしても上下関係ができてしまいなかなか難しい問題なのです。



歯科助手を辞めたい7 わからないことは聞いてからメモをとろう!

また、歯科医院は個人病院が多く1人の患者さんに対して助手は通常、1人です。

新人の助手には先輩が付いて指導してくれますが、いつまでもとはいきません。

先生1人に助手1人の場合もあります。

しかし、治療や患者さんは待ってくれません。

先生のテキパキした治療に合わせて歯科助手も動かねばなりません。

患者さんの前で怒られることもあるでしょう。

しかし、わからないのですから何度も素直に聞くことが大切です。

先生や同僚の歯科助手がイライラするかもしれませんが、わからないままでは本当に毎日が辛くなってしまいます。

明るい気持ちで、聞いたらメモを取るを繰り返しましょう。

歯科助手を辞めたいなら正社員でもさっさと辞めよう

いかがでしょうか。

歯科助手には歯科助手なりの悩みがあるものです。

ある程度経験を積んだ人ならまったく問題がないことでも、いきなり仕事をやらされてしまうだけで「私には向いていないかも」と不安になり辞めたくなるケースも少なくありません。

時間がたてば解決することがほとんどですが、それでも心理的ストレスが気になる人や、楽しむことができない人はなるべく早めに仕事を変えたほうが幸せになれるのはいうまでもないでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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