信頼関係の10の築き方
信頼関係の築き方にはどのようなものがあるのでしょうか。
人と人とのコミュニケーションを円滑にするにはやはり信頼関係が必要不可欠です。
そんなことはわかっているけれど、どうしていいかわからない。
やればやるほど信頼関係が失われていく。
そんな状態になっている人は数え切れないほどいます。
では具体的にはどうすればいいのか。
そこで今回は信頼関係の築き方についてご紹介していきますので、今後の参考にしてみてください。
信頼関係
信頼関係の築き方1.自分から自己開示をする
「自己開示」です。
こんな経験はないでしょうか?
初対面の相手と何を話していいか分からない。
でも相手の方が飾らずにざっくばらんに、いろんな話をしてくれたから、こちらも構えずに話すことができた。そのように「自分をさらけ出すこと」で相手への警戒心を解くことができますし、構えずにコミュニケーションを取ることで互いの垣根も取れていきます。信頼関係というのはある意味、その緩いリラックスした感覚も必要なんです。リラックスしているからこそ、冗談を交わせたりもします。
あなたから心を開くことで相手の心も開きやすくなります。するとコミュニケーションを取る上で良い連鎖反応が起こり始めます。
リーダーシップはあなたから取るのです。
あなたから挨拶をしてみましょう。
恥ずかしがらずに声をかけてみましょう。
勇気を出してあなたから「仲良くなりたいという気持ち」を表現してみましょう。
信頼関係の築き方2.無理やり信頼を得ようとしない
信頼関係を築くために無理をするのはやめましょう。
あなたが無理をしないと信頼関係が築けないと思うなら、その人と関わるのをやめるというのが一番いい選択肢かもしれないからです。
なぜなら、信頼関係は双方が相手のことを信頼していることで成り立つ関係です。相手を思う気持ちに差がありすぎると、信頼関係(のようなもの)を作り上げても、常にあなたに負担がかかり続けるからです。
今はそれでもいいと思うかもしれませんが、いつか無理をしているあなたが関係を終わらせたいと思う日が来る可能性が高いです。
あなたにとってメリットにならないので、最初の段階で見極めた方が賢明です。
信頼関係の築き方3.相手を強制しない
仕事をしていく上では、時には部下や取引先に対してノルマなどを強制することもあります。
しかし信頼関係を築くという観点から見れば、相手に何かを強制をするという行為は決してすすめられるものではありません。
契約や規則に縛られている関係からは、決して良好な信頼関係を築くことはできないので、相手を信じて強制しないことも大切になります。
信頼関係の築き方4.嘘をつかない
正直であることが大事なのは当然のように思うかもしれませんが、原文筆者が最近読んだ話で、正直さがいかに重要で、正直でいることがいかに難しいものか思い知らされました。
話をする時に少し大げさに言ってみたり、今後のことを考えずに罪のない嘘をつくことは誰にでもあります。これは、罪のない嘘をつくことでどんな対価を払うことになるのか、自分でも気付いていないうちに、どれだけ大げさに話をしているかという話です。
信頼関係の築き方5.距離が近い人を大切にする
信用を勝ち得る順序は、自分との距離感がより近い人からです。ここをはき違えると致命傷となります。社外の人であるお客さまの前に、まず社内の職場仲間です。
仕事はひとりではできません。お客さま、上司、同僚、部下、後輩などさまざまな多くの人に支えられています。同じ職場で働く仲間からの信用が得られずに、お客さまに対して質の高い仕事などできるはずがないのです。
さらにいえば、職場仲間よりも、家族です。親兄弟や配偶者などもっとも身近な人からの信頼を得られずして、一足飛びにお客さまからの信頼を得ようとしても、それは偽善行為であり、ムリがあるというものです。
その人が信用に足るべき人物かどうか、身近な人ほどよく知っています。より身近な人から大切にし、その人に対して不義理をしないことです。
信頼関係の築き方6.相手の話をよく聴く
自分の話したい事をある程度話したら、『俺は最近、映画館に頻繁に行ってるんだけど、○○は映画の話とかには興味ある?・僕はこう考えたんだけど、○○はどう考える?』というような質問をしたり、『最近、サッカーを始めたというけど調子はどう?・彼氏と喧嘩していたと言ってたけど仲直りできたの?』というように相手に会話の主導権を回して上げるといいかもしれません。相手の話をしっかり聴いてから、自分の話をゆっくりと話すというように、『話す時間』と『聴く時間』の配分を考えてお互いが満足できるコミュニケーションをしてみましょう。
出典 『出会い・注目・好意・信頼感』の対人関係のプロセス
信頼関係の築き方7.相手のペースに合わせる
その時々の気持ちや感情、話すスピード、声の大きさなど
相手にペースを合わせて行く手法のことをペーシングと言います。これも上記のミラーリングと同じく意図的に相手に
「自分はあなたと似たタイプの人間です」ということを
無意識に働きかける作用が期待できる手法です。あなたも人間関係で「この人とは、気が合うなあ」と感じたり
「馬が合う」「息が合う」このように感じたことが過去にあるはずです。それらを解明すると自然にミラーリング、ペーシングがなされていた時で
あると言えます。これを意図的に行なって初対面の相手と短期間に
信頼関係を築くために行ないます。
出典 信頼関係を築くには
信頼関係の築き方8.相手の意見を受け入れる
相手を正当だと認めるには3つの方法があり、1つはただ相手の話を聞くこと。相手の話を聞いて自分の話などは放棄してしまいます。2つ目は相手を思いやること。思いやりを言葉や行動で示すことは、相手を正当だと認めるのにシンプルで効果的な方法です。3つ目は相手の考えと見解を認めること。相手の意見やアイデアを理解して、その上に自分のアイデアを構築すると、相手はあなたのアイデアに賛同するのでさらに効果的。
出典 知り合ったばかりの相手とすぐに信頼関係を築く10の会話テクニック
相手の感情に焦点を合わせた傾聴術です。
「それは楽しそうだね」「とても悲しかったことが伝わってくるよ」
「それは怒りが込み上げてくるよね」などです。相手は自分の話の核となる感情に焦点を合わせてもらったことで、
とても共感を感じます。人はなかなか自分の感情に共感してもらう機会がないのです。
だからこそ、この聴き方は相手の心をつかむ聴き方と言えるでしょう。
出典 コミュニケーション能力を向上させ信頼関係を築く21の方法
信頼関係の築き方9.積極的にコミュニケーションをとる
コントローラーと信頼関係を築く過程で大切なのは、率直なコミュニケーションを交わすことです。ときに彼らは戦いを通して関係を深めるとも言われます。もちろんケンカということではなく、目標達成に向けての議論や率直な対話ができる相手を信頼します。目標に向けての厳しいフィードバックや高いリクエストも意気に感じます。また、「任せる」ことによっても自分は信頼されていると感じるタイプです。
信頼関係の築き方10.相手の得を考える
相互得を考えられること(win-winを考える人)
他人のことばかり、自分のことばかりではなく、双方が最大の利益を得られる方法を考え、行動できる人でないと、信頼関係は長期的にみて成り立たなくなります。
目先の利益に囚われずに長期的に最善の選択ができるからこそ、真の信頼性は高まるのだと思います。
また、豊かさマインドという言葉が7つの習慣にはあります。
win-win実現のために、限られた資源を分配するのではなく、新たな可能性を追求して、使える資源自体を増やしたり、全く新しい第三案を創造するマインドのことです。
真に信頼できる人はそのようなマインドを持っている人であることは間違いありません。
出典 信頼関係の築き方② どんな人が信頼される?
信頼関係の築き方は相手を思うところから
いかがでしょうか。
信頼関係を築きたいけれどなかなかうまくいかないという人は、自分のことを先に考えていないでしょうか。
それではうまくいかないのも当然です。
まずは相手中心に考え、行動することが信頼関係を築くには必要不可欠です。
それができれば、自然と関係は良くなっていくはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。