職場にいる何も言わない人の心理や特徴と対処法を徹底解説!
あなたの職場にも、自分の意見が言えない人、何も言わない人はいませんか。
職場には大勢の人がいるため、自分の意見を確実に通すことはできません。
それでも、「言わない」のと「言えない」のは大きく異なりますよね。
ここでは、職場にいる何も言わない人の心理について見ていきたいと思います。
また、特徴や対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
職場にいる何も言わない人の心理
職場の中には、周りの意見を聞かずに自分の意見ばかり押し通そうとする人もいれば、その逆の人もいます。
何も言わないのは、なぜなのでしょうか。
職場で自分の意見を何も言わない人の心理には、以下のようなものが挙げられます。
面倒事に巻き込まれたくない
周りが何か言っていてもあえて言わないで黙っているのは、平穏な日々を過ごしたいから。
面倒事に巻き込まれたくないという気持ちは誰にでもあると思いますが、この気持ちが人一倍強いのでしょう。
何も言わなければ、余計なことに巻き込まれずに済むということを、自分の経験から知っているのでしょうね。
目立ちたくない
職場という狭い社会の中で目立つのは、自分の意見を堂々と言える人ですよね。
性格上、あまり目立ちたくない、目立つのは苦手だという人もいるでしょう。
私も人前に出るのは得意ではないので、注目を浴びないようにするためにあえて黙っていることがよくあります。
目立つのが好きな人もいれば、苦手な人もいるのです。
その方が楽
相手の意見と自分の意見が異なっていて、自分の意見を主張したためにトラブルになった…という経験はありませんか。
私は学生の頃、自分の意見を言ったところ相手と衝突し、言い合いになったことがあります。
実はこの出来事がきっかけで、目立ちたくないと思うようになったんですよね。
何も言わなければそのまま時間が過ぎていくので、楽だと思っているのかもしれません。
言っても無駄だから
今意見を言っている人の性格上、「何を言っても自分の意見を曲げる気はないんだろうな」と思うこともあるもの。
たとえば上司などは、周りの意見を求めているかのような口ぶりでも、実際には自分のやり方でやらせることもありますよね。
相手がこのタイプだと分かっていると、何も言わない人は多いでしょう。
どう言えばいいか分からない
そして、何も言わない人の中には「言いたいけど言い方が分からない」という人もいます。
元々誰かに自分の意見を言うのが苦手な人などは、自分の意見をどう伝えたらいいのか分かりません。
もしかしたらトラブルになるかも、嫌われるかもなど色々と考えすぎてしまい、言うことができなくなってしまうのでしょうね。
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職場にいる何も言わない人の特徴
職場には色々な人がいますが、何も言わないのはどういう人なのでしょうか。
ここでは、あえて何も言わない人、何を言ったら良いのか分からない人の特徴を紹介します。
自分に当てはまるものがあるか、確認してみてください。
自信がない
自分の意見を述べるためには、自分の意見に責任を持たなければなりません。
誰かに深く突っ込まれて聞かれたとき、答えられないのでは困りますからね。
つまり職場で何も言わない人は、自信がないのです。
誰かに従っていれば自信がなくても問題ありませんから、何も言わずに過ごしているのでしょう。
自己肯定感が低い
自己肯定感というのは、自分で自分を認める気持ちのことを言います。
自信がないことと被るのですが、自分のいいところを自分で見つけられていない人は、意見を言うことなどできません。
「どうせ私なんて」「自分は何をやってもダメ」と思ってしまうので、人前で意見を言うことなどできないでしょう。
責任を負いたくない
先程も触れたように、自分の発言には当然ですが責任が生じます。
あとから失敗したりトラブルになったとしても、自分がやると言ったのなら責任はあなたにあるわけです。
もしものときに責任を負いたくない、自分のせいにされたくないと思っているからこそ、何も言わずに他人に従うのでしょう。
平和主義者
できるだけトラブルに巻き込まれたくない、平和に過ごしたいという気持ちが強い人も、職場では大人しく過ごすことが多いです。
余計なことを言ってトラブルに巻き込まれるのを防ぎたいのは、平和主義者だからでしょう。
私の周りにも平和主義の人がいるのですが、見方によっては何にも関心のない人だと思われることもあるようです。
周りの目が気になる
そして、職場で何も言わない人というのは、自分が周りからどう思われているのかが気になって仕方がない人でもあります。
私もどちらかというと人の目を気にしてしまう方なので、何となく気持ちはわかる気がしますね。
周りからあれこれ言われたくないため、あえて黙りを貫くというと分かりやすいかもしれません。
職場にいる何も言わない人への対処法
同じ職場に何も言わない人がいると、「この人はどう思っているんだろう?」「ちゃんと分かってるのかな」などと思ってしまいますよね。
何も言わない人への対処法は、こちらを参考にしてみてください。
放っておく
職場で何も言わない人がいても、あなたの仕事に支障がないのであれば、放っておきましょう。
あれこれ文句ばかり言われるよりは、何も言われない方が楽ですよね?
考え方を変えると、何も言わない人というのは放置しておける存在なので、あなたの好きなように仕事を進めていけば良いのです。
気にしない
放っておくことと似ていますが、何も言わない人はそこにいないのと同じです。
自分の仕事を進めるにあたり、支障がないのであれば気にしないのが一番。
自分の仕事に集中していれば、何も言わない人のことなど気にならなくなるでしょう。
そういう人を気にして自分の仕事が滞るのならば、気にするべきではありませんね。
2択や3択で聞いてみる
これは私の意見ですが、自分の意見を言うのが苦手な人に何かを聞くときには、「答えやすい聞き方」をしてもらえるとありがたいです。
「あなたはどうしたいの?」と聞かれるよりも、「あなたはAとB、どちらにしたい?」と聞かれた方が答えやすいからです。
もし、職場にいる何も言わない人に意見を求めるのなら、2択や3択で聞いてみてください。
自分で考える癖をつけさせる
職場で何も言えない人の中には、周りがあれこれと手を焼いているケースも少なくありません。
自分であれこれ考えなくても、周りが先走って答えを出してくれたのでしょう。
こういうタイプには、先走って答えを出すのではなく、本人にきちんと考えさせることが大切。
あらかじめ期限を決めておき、考える癖をつけさせてください。
成功体験を積ませる
なぜ何も言えないのかというと、それはずばり自信がないからです。
自信というのは、口で言って簡単に身につくものではありません。
だからこそ、小さな成功体験を重ねて必然的に自信をつけさせるのがGood。
達成感を覚えることで、徐々に「もっとこうしたい」「こうすれば上手くいくかも」などと思えるようになるはずです。
まとめ:職場で何も言わない人と上手に付き合っていこう
職場には色々な人がいて、色々な意見があるからこそ良い結果が出せることも少なくありません。
しかし、何を聞いても曖昧な返事をするだけなど、何も言わない人もいますよね。
本人が意識して「言わない」のであれば、周りはどうすることもできません。
まずは何も言わない人の本心を探り、その上でどう接していくかを決めていくと良いでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。