白黒はっきりさせたい人の6つの心理とは?

あなたは些細な事でも白黒はっきりさせたいと感じるタイプでしょうか。

それとも別に有耶無耶になってもいいやと思うタイプでしょうか。

多くの人はだいたい後者に当てはまります。

それはやはり周りに気を使う人が多いからでしょう。

しかし、その真逆の性格でどんなことでも白黒はっきりさせなければ落ち着かない人も存在します。

では、なぜそのような人たちは、白黒つけたいのか。

そこで今回は白黒はっきりさせたい人の心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

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白黒はっきりさせたい人の心理

 

 

中途半端だとモヤモヤしてしまう

 

白黒はっきりさせたい人の中には、一見サバサバした性格に見えても、実は気にしやすい性格だったり、すぐに悩んでしまうというタイプの人が存在します。

こうした人にとって白黒はっきりしない中途半端な状況は、モヤモヤとして気分が晴れない状態で、考え込んでしまったり悩みに変わってしまうため、「早く白黒させたい」と思ってしまうのです。

モヤモヤした状態では他のことが手につかない、そのことばかりが頭を占領してしまい他のことが考えられないといった状態になり、生活や行動に影響が出てしまうこともあるでしょう。

すっきりしない日々が何日も続くことが嫌で、その場で白黒はっきりさせたいと、サバサバしたような姿を目にすることもあるでしょうが、実際は「持ち帰って考えたくない」「モヤモヤしたくない」という心理状態であることが多いのです。

意外と気にしやすい性格で、後々考えてしまうタイプの人は、時間をかけずにその場で解決させたいという思いが強くなるのです。

中途半端になってしまうと、「どうなった?」「いつ答えが出るの?」と相手に催促したりと急かす行動が見られるでしょう。

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計画通りに進めたい

 

自分のスケジュールをきちんと管理している人や計画を立てる人にも、白黒はっきりさせたい人が多く見られます。

例えば、「明日予定が入るかもしれないから」と言われたとしたら、その人の中ではモヤモヤとした気分になります。

「かもしれない」「可能性がある」といった曖昧な表現や状況は、どちらに転ぶか分からないため、正確な計画を立てることができなくなり、予定がずれてしまうことになるからです。

この場合、予定が入る前提でスケジュールを立て、それに合わせて前後の予定も変えるでしょうが、当日になって「やっぱりなくなった」となれば、その時間がもったいなく感じたり、「だったら他のことができた」と苛立つこともあります。

そのため、皆が集まる場所などでは、「行けたら行く」「行けなかったらごめん」と曖昧に回答する人に対して苛立ち、「ちゃんとした計画が立てられない」と不満に思うことも多いでしょう。

常に計画通りに進めたいと思っているため、白黒はっきりとしてもらわないと、自身の都合や予定が崩れてしまうと思い、相手にはっきりとした回答を求めます。

このような人が幹事や友達の場合は、気を遣って曖昧な回答にするよりも、行けないなら行けないとはっきりと伝えた方が、相手のためにもなるでしょう。

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無駄を省きたい

 

いずれはっきりさせないといけないことであれば、早い段階ではっきりさせ、余計な時間を使ったり無駄なことをしたくないという考えの人もいるでしょう。

可能な限り無駄を排除し生活したいと思う人は、曖昧にすること、時間をかけることに意味を感じません。

「どっちかを選ばなければならない」「来週までに決めなければならない」という状況の時、時間をかければ良い結果が得られるとは限らないと思っていることもあります。

そして例え後々迷いが生じたとしても、「でもあの時そう思ったんだから」「どうせ決めなきゃなかったんだから」と割り切ることができるため、後悔するということも少ないでしょう。

その道を通らなければならない状況、選択しなければいけない状況では、自身の時間や行動の無駄を省くために、素早く白黒はっきりさせる人もいます。

その時の感情や立場、状況によって瞬時に選択出来たり行動できるのは、その後割り切ることができるさっぱりした性格の持ち主だからなのかもしれません。

このような人は、スパスパと物事を決めていくため、周りからかっこよく思われたり、潔いと感じられることも多く、「男らしい」「男っぽい」と好感を持たれることも多いでしょう。

 

せっかちで早く結論を出したい

 

何ごとも白黒はっきりさせないと気がすまない人の心理的特徴の一つは、「せっかち」ということです。

白黒つけたがる人は、とにかく少しでも早く結論を出そうとします。

白黒をはっきりさせるために、じゅうぶんな時間をとって、できるだけ慎重に、じっくり考えるということはしません。

どんな複雑なテーマでも、込み入った事情のある問題であっても、長い時間吟味して精査することができないのです。

とにかく一刻も早く結論を出そうとするため、その結果、判断を間違うことも少なくないでしょう。

白黒つけたのはいいけれど、拙速に過ぎて、その判断や結論が間違ってしまうということも起こります。

また、ものごとには白黒つける必要のないことや、白黒はっきりさせない方がいいテーマもあるにちがいありません。

しかし、白黒はっきりさせたがる人は、どんなテーマでも、問題でも、「早く結論を出したい」と思い焦ります。

何かのテーマについて、じっくり時間をかけて考察すれば、「このテーマははっきりした結論を出す必要はない」と最終的に判断することもあるでしょう。

白黒はっきりさせないと気がすまない人は、そのように時間をかけて考察することをしないために、結論を急ぎ、何ごとも決着させてしまうのです。

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神経質で気に病んでしまう

 

意外に感じられるかもしれませんが、白黒はっきりさせたい人には、神経質という心理的特徴があると言っていいでしょう。

何か一つの問題を抱えていたとします。

その問題が白黒つかない状態で、あいまいになったままであると、それが気になって仕方ありません。

他のことを考えていても、何か別の作業や仕事をしていても、あいまいになっているテーマや問題のことを、どうしても考えてしまうのです。

そして「あいまいなままになっている」ということが気になり、「はやく何とかケリを付けなければ」と気に病んでしまうのです。

そうしたことを気に病むようなことがない大らかな人であれば、あわてて結論を出す必要は感じないでしょう。

問題を放っておいても気にならないのですから、あえて白黒はっきりさせなくてもいいわけです。

白黒つけたがる人は、そうした大らかな心理を持つことができません。

そのことが気になってしかたない、神経質な性格なために、なんとか決着をつけようとするのです。

一つのことにこだわり、それがあいまいな状態になっているのが耐えられない過敏な神経を持っているというのが、白黒はっきりさせたい人の心理ということになるでしょう。

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はっきりした性格の自分が好き

 

自分が好き、というのも、白黒はっきりさせたい人の心理です。

「あの人ははっきりした人だ」というのは、多くの場合、ほめ言葉と考えていいでしょう。

優柔不断な性格で、はっきりしない人よりも、白黒はっきりさせる人の方が、人から高い評価を得やすいにちがいありません。

白黒つけたがる人は、そのことを知っています。

そして、「なにごともあいまいなままにしておくことなく、白黒はっきりさせる自分は、人間的に魅力がある」という自負心を持っているのです。

実は、神経質で気に病む性格だったり、必要のないこともまで白黒させて失敗するというような、マイナスの一面も持ち合わせているのですが、そこはほとんど自覚していません。

自己愛が強いために、そうしたネガティブな要素には目を向けようとせず、「はっきりしている自分」を高く評価するのです。

先ほども説明したとおり、実際に人からも同じような評価を得ることが少なくないため、人からほめられることによって、その自尊心はますます満たされるということができるでしょう。

はっきりしている自分のことが好きで、その自己愛を人からの評価によって満足させられているのが、白黒はっきりさせたがる人の心理なのです。

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白黒はっきりつけたがる人は周りから敬遠されがち

 

いかがでしょうか。

白黒はっきりさせたい人の心理はある程度理解できる人は多くいますが、それを受け入れられる人はそこまで多くはないでしょう。

むしろ何かある度に白黒つけたいといった感じになるのは億劫です。

もしあなたがそういったタイプであればそのあたりを気をつけないと周りと疎遠になってしまうかもしれません。

それでも自分を貫き通せば最終的にはあなたの理解者だけが残ることになりますが、それまでの過程が大変です。

ときには人間関係を考えて妥協するというのも1つの方法であるということを学びましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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