笑顔の効果【コミュニケーション・健康・接客・恋愛】
人間は感情の生き物です。
どんな人も喜怒哀楽を持ち合わせていますが、その中でも保ち続けたいのはなんといっても「笑顔」ではないでしょうか。
笑顔にはどんなパワーがあるのか、気になる人もたくさんいます。
その笑顔の効果はたくさんあります。
というよりも、笑顔でいることはいいことずくめと言っていいでしょう。
そこで今回は笑顔の効果をご紹介しますので、ぜひ参考にして笑顔になってみてください。
笑顔の効果とは
笑顔の効果でコミュニケーション力がアップ
仕事でもプライベートでも、誰もしかめっ面や苦虫をかみつぶした人の近くにいたいとは思いませんよね。
なぜなら、人には無意識に困難を避けようとする本能が備わっているからです。
同じように深刻な問題を抱えていたとしても笑顔で過ごせる人の周りには人が集まってきます。
笑顔がもたらす明るい雰囲気は困難があっても解決できるという希望のオーラを感じさせ、自然に理解者や協力者に恵まれるようになるのです。
ちょっと沈んだときそ笑顔で・・・あなたの笑顔がコミュニケーションを円滑にし、新しいパワーを生み出すのです。
笑顔で血流がアップする効果が期待できる
笑顔を作る表情筋は、顔のすべての部分に張り巡らされています。
つまり、笑顔を作るだけで顔や首、頭皮までエクササイズ出来るというわけです。
筋肉は使えば使うほど血流が滑らかになり、表情筋を通って脳の血流も良くなるため、脳細胞が活性化します。
笑顔によって心のバランスを整える「セロトニン」という物質が増えるため、脳はストレスに強くなりリラックスしやすい状態を保つことができる上、プラス思考に変わることで安眠効果もアップすると言われています。
エネルギッシュでストレスフリーに過ごすためにも、いつも笑顔がいちばんですね。
笑顔の効果で免疫力がアップ
「NK(ナチュラルキラー細胞)が癌細胞を攻撃する!」という話を聞いたことのある人も多いでしょう。
NK細胞はリンパ球の一種で、身体に入ってきた異物を攻撃して悪影響から身体を守る重要な役割を担っています。
笑顔を作る、そして声を上げて笑うことで活性化した血流は、細胞を活性化する神経伝達物質「神経ペプチド」を身体の隅々まで運んでくれます。
この神経ペプチドのおかげでパワーアップしたNK細胞が、免疫力を高めてくれるというわけです。
がんなどの深刻な病気はもちろん花粉症などの辛い症状にも、笑顔が強い武器となるのです。
体の抵抗力を高め、アンチエイジングにもなる
先述でも少し触れましたが、笑顔は健康に良いという効果があります。
笑顔でいればいるほど、人間は健康になれます。
体の抵抗力が増しますから、病気になりにくく、また、病気になったとしても回復力が増すのです。
ある病院で、患者に「笑い」を多く経験させるという取り組みをしたところ、病気が改善されたという例も実際にあります。
入院中の患者でさえそうなのですから、健康な人が笑顔を意識的に作るようにすれば、その効果は大きいといっていいでしょう。
抵抗力がアップすれば、当然、老化を遅らせることもできます。
つまり、アンチエイジング効果もあるのが「笑顔」なのです。
人から好感を持たれ、人間関係が円滑になる
いつも笑顔の人と、いつもしかめっ面や暗い表情をしている人のどちらが好かれるか、考えるまでもないでしょう。
人間、明るい表情をしている人に、自然に好感を持つものです。
ですから、人と接するときに笑顔を意識して気に作るようにすれば、相手から好感を持たれ、そこから人間関係が築かれることが少なくありません。
その結果、交友関係がどんどん広がっていきます。
あなたの周りにいる、交友関係の広い人、友人の多い人の顔を思い出してみましょう。
おそらく、そうした人は皆、明るい表情をし、常に笑顔を見せているにちがいありません。
前向きな気持ちになれ、仕事や勉強に対するモチベーションがアップする
また、笑顔は自分自身の気持ちを明るく、前向きにしてくれます。
気持ちが前向きになると、当然「やる気」が出ます。
つまり、仕事や勉強に対するモチベーションもアップするのです。
ですから、たとえば重要な仕事が予定されている日の朝や、これから受験勉強に集中しようと思っているときには、鏡の前で笑顔を作ってみましょう。
自分の笑顔を見つめるだけで、「よし、やろう」という気持ちになれます。
一種の自己暗示のようなものですが、笑顔にはそれだけの心理的な効果があるのです。
ぜひ、お試しください。
ポジティブに物事を考えることができるようになる
暗い顔でいるよりいつもニコニコしている人のほうが、周囲を明るくすることができますよね。
ですがこれは周りを明るくするだけでなく、自身の気持ちをも前向きになれる効果があるのです。
例えば暗い顔でいるとそれに引きずられて、より気持ちがネガティブになってしまうということが人間にはあります。
逆に辛いことがあったときでも笑顔を心がけることで、段々気持ちが明るくポジティブになってくるものなのです。
このようにたとえそれが作り笑い、または作為的な笑顔であろうともそのような表情をすることは非常に大切だと言えます。
そんな笑顔を作ることによって、気持ちが前向きにもなりますし、また楽しくなってくるのが人間心理というものなのです。
だからこそ辛いとき悲しいときには笑顔でいることを心がけるようにすると良いと言えるでしょう。
その場の雰囲気が一気に明るくなる
よく世間ではムードメーカーと呼ばれる人がいますよね。
例えばそれはスポーツチームだったり、職場だったり、はたまた家族だったりとその単位はいろいろですが、その人がいるだけで場が明るくなるということはよくあることです。
ではムードメーカーと呼ばれる人はなぜそう呼ばれるのかというと、それは笑顔が魅力的だからです。
そして笑顔というのは不思議と周囲に伝染するものなのです。
一人笑顔が魅力的な人がいると、その笑顔はたちまち周囲に広がっていきますし、それによってさらにいい雰囲気が大きく広がっていくため、笑顔というのは周囲の雰囲気を明るくする効果があると言えるのです。
ただし場所柄も弁えず、常に笑えばいいというものではありません。
もちろんしっかりとTPOを弁え、それにあった表情を作ることが大切ですが、できることなら日々にこやかに過ごしたいものですよね。
ストレス解消効果がある
笑顔にはストレスを軽減させる効果があると言われています。
その詳しい仕組みとしましては、まず笑顔には自律神経を整える作用があります。
さらに笑顔はリラックス効果もありますので、その結果がストレスの軽減に繋がるというわけなのです。
人はただ笑うだけでも免疫機能が向上すると言われており、たとえ作り笑いだとしてもまったく笑わないより、ストレスが溜まりにくくなるのです。
ですから笑顔が苦手な人は多少表情がぎこちなくても良いので、無理やりにでも笑ってみると良いでしょう。
最初はうまく笑顔を作ることができないかもしれませんが、笑うことを常に意識しておくと段々上手に笑えるようになるはずです。
また笑顔が苦手ではないという人も、イライラしたときやストレスが溜まったなと思うときにこそ、笑顔を心がけるようにするとストレスを解消できますよ。
カロリーを消費するためダイエット効果になる
笑うということは、ただそれだけでカロリーを消費します。
ですからダイエットにも繋がりますし、ある種の美容法、健康法ともなるというわけなのです。
例えば一日に約十分程度お腹の底から笑うだけで、一時間ウォーキングしたのと同様のカロリーを消費すると言われています。
もちろんこれはお腹の底から大笑いしたときのことなので、ただ表情で笑顔を作るだけではウォーキング一時間と同様とは言えませんが、どちらにせよ多かれ少なかれカロリーを消費することになるのですから、笑わないと損だとも言えますよね。
とはいえ毎日大笑いするだけで百パーセント確実に痩せられるというものではありません。
ですがダイエット中にコメディ映画やお笑い番組などを見て大笑いすることで、よりダイエットを促進できることは確かだと言えるでしょう。
笑顔の効果を接客や恋愛でも実感しよう
いかがでしょうか。
笑顔はコミュニケーション・メンタル・健康に絶大な効果を持ち、しかも誰もがお金をかけず実行できる優れものです。
笑顔のパワーを味方に、今以上に毎日をエンジョイしたいですね。
もちろん恋愛面でも笑顔の効果はかなり期待できると言ってもいいでしょう。
恋人と上手に関係を育みたいのであれば、笑顔は絶対に必要です。
嬉しいときは素直に感情を表に出して「ありがとう」と笑顔で言うだけで、相手は癒されたり、喜んでくれるものですので、積極的に笑顔でいるようにしてください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。