友人代表スピーチで相手に喜ばれる4つの方法
結婚式・披露宴で友人を代表してスピーチをするときは
せっかくの機会なので相手の心に残るようなスピーチをしたいものですよね。
そのためにはダラダラ話してもいけないですし、
短すぎても記憶に残りません。
しっかりと印象を残すには
話す際の順序と相手がどんな話を望んでいるかを理解することがとても重要です。
そこで本日は、
そんな相手の心を響かせる友人代表スピーチの方法や基本、例文をご紹介しますので、
スピーチをする機会がある方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
友人代表スピーチ
出典
友人代表スピーチは4つの要素で成り立つ
話の組み立て方がバラバラだと、
話に集中できない人が出てきたり、「今、何の話?」と混乱してしまう人が出てきます。
まずはどんなエピソードを話すか決める前に、
次の4つの要素と順番を頭に入れておきましょう。
- お祝いの言葉
- 自己紹介
(自分の名前と新郎新婦との関係を簡単に伝える) - エピソード
(新郎新婦の人柄や性格を含めた話を展開) - 結び
(幸せを願う言葉で締める)
基本中の基本ですが、
大枠を掴んでおくことで、頭が真っ白になってしまったとしても、
その流れから記憶が蘇ることがよくありますので、軽視しないようにしましょう。
次はエピソードの組み立て方についてです。
友人代表スピーチのエピソードは3つのパートに分ける
友人代表スピーチの核となるエピソードは次の3つを意識して
組み立てましょう。
- 新郎新婦の人柄や性格
(〇〇くんは昔から〇〇なところがありました) - 具体的な経験
(例えば、今でも忘れることができないのが〇〇事件です) - 結婚生活へのはなむけ
(これからもその良さを活かして、幸せな家庭を築いていってください)
新郎新婦の人柄や性格を具体的な経験をもとに話を展開する際ですが、
2人だけでしかわからないように話すのはやめましょう。
あなたは新郎新婦を喜ばせようとそのエピソードを話すかもしれませんが、
新郎新婦側は他の参加者のことにもかなり気を使います。
そういった配慮を察して、
わかりやすい話をするように心がけたいところです。
本書では各パートについて以下のようなアレンジ例が紹介されています。
[新郎新婦の人柄や性格]
- 新郎(新婦)は、皆様ご存じの通り〇〇な男性(女性)です。
- 新郎(新婦)は、ひとことでいえば〇〇な人です。
- 新郎(新婦)は、〇〇な人だと思われていることでしょう。
- 新郎(新婦)は、会社では〇〇な男性(女性)だとされています。
[具体的な経験]
- たとえば、私と一緒に旅行したときのことです。
- たとえば、新郎(新婦)が、こんなことを私に言ったことがあります。
- しかし、そのように見える反面、〇〇の部分もあります。
- しかし、そんな新郎(新婦)にも、意外な一面があります。
[結婚生活へのはなむけ]
- これから家庭でも、そのすばらしさを発揮するに違いありません。
- そんな新郎(新婦)ですから、これから絶対幸せになることでしょう。
- これからは、新郎(新婦)といっしょに、より〇〇になってください。
- これからは、二人で力を合わせて、大きな幸せをつかんでください。
友人代表スピーチのエピソードが思い浮かばない時の対処法
友人代表スピーチをまかされるぐらいなので、
なかなかエピソードが思い浮かばない!ということはあまりないかもしれませんが、
もしそのような事態になってしまった時は次の方法を試してみましょう。
1.新郎(新婦)の長所や短所を書き出してキーワードを決める
とりあえず思いつくままに書きだしたら、
これは彼(彼女)の人柄を表している!というキーワードがみつかります。
見つかったキーワードをもとにどうしてそう感じたか、
その理由や出来事を思い出して広げていきましょう。
2.新郎(新婦)とのエピソードから広げる
エピソードが何もないということはほとんどありません。
例えば初めて出会ったときのことだって立派なエピソードになりますし、
第一印象と今の印象との違いを上手に展開させることも可能です。
本書ではエピソードを決める際に次のようなヒントを与えてくれています。
- 初対面のときの印象
- 初対面ではわからなかった新郎(新婦)の人柄
- 親しくなったきっかけ
- けんか、対立した事件
- 〇〇と思われがちな新郎(新婦)だが、実は〇〇
- 新郎(新婦)の特技
- 印象に残っている新郎(新婦)の発言
- 新郎(新婦)といえば、この事件
- 新郎(新婦)と出かけた旅
- 新郎(新婦)、危機一髪
これらをヒントにエピソードを組み立てていきましょう。
友人代表スピーチのエピソードのまとめ方
具体的なエピソードの話は「現在」と「過去」の話です。
そのエピソードをまとめるときは「未来」へ向けてスピーチをすることが大切です。
「その〇〇さを、今後の結婚生活へじゅうぶん生かして、幸せな家庭を築き上げて下さい」
「新郎は根っからの〇〇ですので、新婦の~さんはこれからそんな彼をどうぞよろしくお願いします」
といったオーソドックスなものから、
「新婦にお願いがあります。飲み会は私たちにとってとても大切な情報交換の場です。どうか月に一度はその場に送り出してやって下さい」
という新郎新婦にお願いするものまで、
今後の未来の生活に目を向けてまとめましょう。
友人代表スピーチチェックリスト
スピーチがあらかた出来あがったら、
さらに良いスピーチにするために以下のチェックポイントを参考にしてみましょう。
- 長すぎないか(2~3分程度が目安)
- 人の名前や役職が間違っていないか
- 専門用語を使っていないか
- 一つのセンテンスが長すぎないか
- 会話の引用を入れているか
- 敬語を使いすぎていないか
- 今風の言葉を使っていないか
- 忌み言葉を使用していないか
忌み言葉とは、
「別れる」や「切れる」など今後の生活において避けるべき不吉な表現のことをいいます。
意外と気づきにくいので注意したいところです。
友人代表スピーチに求められるのは感動と笑い
本書には「自分が新郎新婦だったら友人にどんなスピーチを望むか」というアンケート結果が掲載されています。
その内容をみると、
どうやら男女で求めるものが違うようだということがわかりました。
新郎は、
「笑わせてほしい」
「会場を盛り上げてほしい」
という答えが全体の67%を占めています。
一方で新婦は、
「感動させてほしい」が38%を占めていて、
最も多い回答のようです。
ちなみに新郎側の「感動させてほしい」は12%でした。
このことから、
友人代表スピーチをする際に相手が新郎か新婦かによって
エピソードの内容を決めたほうが無難かもしれませんね。
あなたに依頼がきたときは
ぜひこれらのことを思い出してみてはいかがでしょうか。
心に残るスピーチをすることができるかもしれません。
また、もしあなたになかなか彼氏ができないのであれば「彼氏ができない女性の特徴とすぐに彼氏ができる方法」もあわせて読んでみましょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。