会社をずる休みするときの言い訳6つ

会社をずる休みする言い訳にはどのようなものがあるのでしょうか。

会社の休み方には3つの種類があります。

事前に有給休暇を取るケース、病気や身内の不幸などでやむを得ず休むケース、そして、いわゆる「ずる休み」です。

前の2つはいずれも正当な理由による休みですが、「ずる休み」はいわば不当な休み方です。

ですから、だれでもなんとか「それらしい理由」を考えることになるでしょう。

ここでは、会社をずる休みをする時の言い訳を「前日編」と「当日編」に分けて、それぞれ3つずつご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。



会社をずる休み

 

前日編1. 親類の不幸

 
まずは「前日編」、つまり「明日、ずる休みしよう」と考えたとき、上司に「明日、会社を休ませてください」と申し出る時の理由です。

もっとも一般的なのが「親類、身内の不幸」でしょう。

「叔父が亡くなりまして、今日が仮通夜、明日が本通夜なのです」とか「祖母が先ほど亡くなったと、親から連絡がありました。葬儀のスケジュールはまだ決まっていませんが、どちらにしても、明日はお休みさせていただいきたいのですが」というように上司に説明します。

親類の不幸というのは、会社をずる休みする時の理由としては、あまりに定番すぎて信憑性に欠けるということはあります。

しかし、仮にも人の生き死ににかかわることですから、上司は心の中で「へたな言い訳」と思いながらも、口に出してそれを指摘することはしないでしょう。

ですから、やはり使いやすい言い訳ではあるのです。ただし、あまり頻繁に使うことはできません。

また、「祖母が亡くなった」という理由は、最大でも2回までしか使えませんし、「君にはおじさんが何人いるの?」と皮肉を言われたりすることのないよう、メモしておくなどして、つじつまが合うように計らう必要があるでしょう。
 

前日編2. 親の入院

 
親の場合は「不幸」を理由にすることはできません。

ですから、親を使ってずる休みする場合は「入院した」ということにするよりほかありません。

ただ、これはかなり深刻な理由になりますから、「切り札」として使うといいでしょう。

いずれにしても、複数回は使えませんから「ここぞ」という時、あるいは他に適当な理由が思いつかないという時にのみ使うようにするといいでしょう。

特に両親と遠く離れて暮らしている場合に、信憑性の増す言い訳です。



前日編3. 体調が悪いので病院で検査

 
もう1つは、自分の体調を使う言い訳です。

前日の退社時に、上司にこんなふうに説明し、翌日の休みを申し出るのです。

「どうも今朝から、体調が悪いのです。朝、起きた時、めまいがして、その時はすぐに治まったのでいつもどおり出勤しました。午前中はふつうに仕事ができたのですが、午後になってまた、めまいが起きたのです。なんとかがまんしなら仕事をつづけましたが、今も立っているのがつらいような状態なのです。めまいが起きたのは初めてで、大変心配です。明日、朝イチで病院へ行きたいのですが、お休みをいただけないでしょうか」。

こう言われれば、上司はまず100%「それは心配だな。無理しないで、ゆっくり休んだよほうがいいかもしれない。病院の診断結果だけ、明日連絡してくれ」と答えるでしょう。

さらにリアリティを持たせるには、最初から「明日お休みをいただけないでしょうか」と申し出るのではなく、「病院へ寄りたいので、明日、出勤が遅れます」とだけ告げ、翌日の遅い午前に「病院が混んでいるので、まだ、診察してもらえないでいる。これではとても今日は出勤できない」と、そこで初めて「休みます」と伝えるやり方があります。
 

当日編1. 親が倒れた

 
次に、当日の朝、上司に連絡を入れてずる休みするときの言い訳を3つ紹介します。

まずは、親を利用する方法。「前日編」と同様、親の病気を理由にすることになりますが、前日編では「入院」としたのを、「親が倒れた」と変えると、信憑性が増します。

親と同居している人は「先ほど親が倒れて、救急車で搬送。今、病院にいます」と説明するといいでしょう。

別居している場合は、「先ほど親が救急車で運ばれたという連絡がありました。私もこれから病院へ行きたいのですが、お許しいただけますか」と申し出ましょう。



当日編2. 隣家or隣室がボヤを出した

 
これはかなり特殊な変化球ですが、隣家のトラブルを利用するという裏ワザもあります。

それは、「隣家が未明にボヤを出した。自宅にもその影響が及んで、いまちょっと大変なことになっている」という言い訳です。

集合住宅に住んでいる人は「隣家」を「隣室」や「上(下)の階」に変えましょう。

ただ、この言い訳を使う場合、自宅を知っている親しい人には事前に「こういう言い訳でずる休みするから」と説明し、のちのち口裏を合わせてもらう必要があります。
 

当日編3. 仮病~めまい、頭痛、吐き気~

 
当日の朝「休ませてください」という場合の、もっとも多い言い訳が「仮病」でず。誰もが1度や2度は使ったことのある手ではないでしょうか。

おすすめの症状は「めまい、頭痛、吐き気」です。

いずれも、あいまいな症状で、あとから「病院で診察してもらったところ、疲労が原因とのことでした」という説明をしておけば、その翌日にはふつうに出勤できるというメリットがあります。

「1日お休みをいただいて、自宅でゆっくり寝ましたら、おかげさまで元気になりました」と、上司に報告すればそれですむのです。
 

会社をずる休みする言い訳を複数用意しておこう

 
いかがでしょうか。

会社をずる休みする時の、「パーフェクトな言い訳」というものは存在しません。

どんな理由を説明しても、上司は「怪しい」と感じるものなのです。

大切なのは、上司が「怪しい」と感じても、口に出して「嘘だろう」と突っ込まれない理由を用意すること。

そのために、上記の言い訳パターンを参考になさってください。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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