厳しい人の特徴や心理9つ
あなたの周囲には厳しい人はいますか?
この人は厳しい人だから目を付けられない様に気を付けようと思う人は周りに1人や2人いるでしょう。
では、なぜその人が厳しい人だと感じるのか、厳しい人の特徴を読んで、厳しい人は周りから何故厳しい人と見られてしまうのか見てましょう。
厳しい人の特徴
怒りっぽい
厳しい人の特徴は怒りっぽいです。
この人厳しいなと思わせる一番の原因は怒りっぽい事では無いでしょうか。
どんな些細なことでも、怒りをあらわにし周囲に対手して怒りをまき散らす人は厳しい人だと見られてしまうでしょう。
感情のコントロールが上手く出来ず怒りが抑えられない人の場合、この様に見られてしまうでしょう。
人間関係を円滑にする上で怒りに身を任せる事は得策ではありません。
怒りを感じたら吐き出す前に一度深呼吸をし、気持ちを落ち着けてから言葉を発しましょう。
相手を威圧する
厳しい人の特徴は相手を威圧します。
厳しい人は自分の意見を押し通そうとする我の強さがあり、その時に相手を威圧してでも我を通そうとしまう。
本来ならば、説得し納得させる事で、自分の意見を通すのが筋ですが厳しい人は説得はせず、相手を脅し、威圧する事で自分の意見を通すのです。
畏怖で相手を屈服させる事をするのですが、相手は自分が納得していない状態で従わなければならないので不満が残ります。
その不満が蓄積された時に周囲から猛反発を貰ってしまう可能性がありますから、相手を威圧するのは避けた方がいいでしょう。
ルールを重んじる
厳しい人の特徴はルールを重んじます。
融通が利かない、頭が固いと言われる人も厳しい人と言えるでしょう。
「少しぐらい融通を効かせてよ」と言っても「これはルールですから無理です」と言い切ってしまう人です。
ルールを重んじる人はとても貴重です。
仮に警察官がルールである法律を守らなければ、社会秩序は乱れ平穏な社会生活は送れないでしょう。
スポーツの審判が気分でルール変更をしていたら公平な審判は下せないでしょう。
この様に、ルールを重んじる人はとても大切な存在です、
逆に「融通を効かせてよ」と言う人の方が「ルール違反してよ」と言っている様なものですから、注意されて当然ではないでしょうか。
正義感が強い
厳しい人の特徴は正義感が強いでしょう。
先ほどのルールを重んじる人と似ていますが、正義感が強いのも厳しい人の特徴です。
自分の中にある正義感に反する行動をとても嫌います。
自分自身が正義であると考えがちなのもこのタイプです。
ですから、自分に逆らうもの全てが反乱分子とみなし、排除しようと行動をします。
話し合いをして、和解するのでは無く排除してしまおうと言う極端な思想を持っている事が多いでしょう。
自分にも厳しい
厳しい人の特徴は自分にも厳しいです。
他人に厳しい人というのは、自分に対しても同じような厳しさを持っています。
ストイックな人言われる人が当てはまるでしょう。
他人に厳しくするにはまずは自分にも厳しくしないと周囲に示しがつきません。
逆に他人には厳しいのに自分には甘い性格であれば、周囲に対して示しがつきませんし、誰も納得しないでしょう。
この為、厳しい人はとても真似できない様な事をやっている事が多いでしょう。
そして、周囲から「この人はストイックな人だな」と思われ言葉の一つ一つが厳しく聞こえてしまいます。
自分自身に厳しいのは本人の自由なのですが、それを周囲にまで浸透させようとするのはどれだけ周囲を納得させるかが大切です。
これは周りから見ればそこまでストイックにならなくても、と感じるほど極端なケースもあるので、他人にも自分にも厳しいことは一概に良い事ばかりだとは言えません。
「自分がこうやっているんだから、あなたもこうやって」と言うのはただの押し付けでしかありません。
例えば自分に厳しすぎる人は周りにもそれを押し付けてしまうこともあり、周囲からはやや煙たい存在に映ることがあるでしょう。
また他人に厳しい人というのはどうしても常日頃から人を叱る、あるいは威圧することが多くなってしまいます。
本人は威圧しているつもりはなくても周りにしてみれば上からものを言われるように感じられ、委縮してしまうのです。
厳しい人の心理
自分が正しいと思っている
他人に厳しい人は、自分が正しいという気持ちを強く持っている傾向にあります。
自分は間違っていないと自信があるからこそ、周囲に対して厳しく接することができるのですし、いくら厳しくしても周囲は理解してくれると思っているのです。
この他人にも厳しく自分にも厳しいということ自体は決して悪い事ではないのですが、やや利己的なものの考え方をしてしまうのが厳しい人の特徴であり心理だと言えるでしょう。
ですから自分の考えを周囲の人たちにも押し付けてしまい、その結果、周りの人たちがしんどい思いをすることがよくあります。
さらに自分が正しいと思っているため、他人の言うことに聞く耳を持たず、周りから間違いを指摘されたとしても素直にそれを認めようとしないこともありますし、最後まで間違いを認めないままということもあり得ます。
志しや理想とするものが高い
目標や理想が高いがゆえに、他人にも自分にも厳しく接してしまう人がいます。
厳しすぎるがゆえに今の自分や現状に満足できず、常に高みを目指そうとするのです。
さらに理想とする自分と現在の自分とのギャップがあればあるほど、より厳しく自分を律する傾向にあります。
ただしこのタイプはいくら高みを目指そうとも、さらにその先とどんどん理想を追い求めていきますから、どこまで行っても結局は現状に満足できないまま不満を抱え込んでしまいます。
このように自分で高いハードルを設定し、それを超えればさらに高いハードルをというようなことを繰り返しているのですから、日々ストレスや鬱屈が溜まらないわけはありませんよね。
そしてそんな思い通りに行かない自分や周囲に対しての不満が、さらに厳しさになって現れるのです。
自信のなさや劣等感を抱えている
自分に自信がなく、劣等感を抱えているからこそ、他人に対して強く出てしまうタイプの人がいます。
自分より立場が弱い人、例えば店員さんや部下に対してだけやたらと威張り散らすような厳しい人というのはこの劣等感を抱えたタイプと言えるでしょう。
これは他人に強く出ることで優越感を感じたいからで、劣等感によるストレスをそれで解消しようと試みるのです。
ただもちろんそんなことでストレスが本当に解消するわけはありません。
その時はスッキリしたような気がしても、それで劣等感がなくなるわけでも自信がつくわけでもありませんから、また同じことを繰り返してしまうのです。
それゆえ他人、特に立場の弱いものに対して厳しい人というのは、どこまで行ってもそれを反省することもありませんし、自分から変わろうとすることもありません。
厳しさの中にも優しさを感じさせましょう
いかがでしたか?
厳しい人と言うのは、周囲のイメージですがそのイメージを与えてしまうには何かしらの原因があります。
言い方がキツイ人であれば、同じことを言うにしても、柔らかい言い回しにしてみると周りからのイメージも変わるでしょう。
厳しい人に見られてしまうと人間関係を築く上ではあまりプラスには働かないでしょう。
この人は厳しい人だから下手な事は言えないと思われてしまうと、その人の本心を知る機会が失われてしまい、上辺だけの付き合いになり浅い人間関係しか築けなくなってしまうでしょう。
すると、周りに人が集まらずに次第に孤立してしまうのです。
この様な事態を避けるためにも、厳しさの中にも優しさや、思いやりを持つ事、そしてそれを知ってもらう事が大切なのではないでしょうか。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。